偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJIN( @ScratchhEnglish)です。
カッコいい表現、オシャレな表現、イディオムを独断と偏見でまとめます
イギリスの大学を卒業した筆者がカッコいい英語表現を100個まとめてご紹介します!
意外と英会話でもよく使われているカッコいい表現から成り立ちがカッコいい表現、単語の並びがカッコいい表現などジャンル別にまとめます。
カッコいい英語表現を知りたい方に、とくに読んでほしい内容です。
この記事では、偏差値40台の公立高校からイギリスの大学を卒業した筆者が、個人的にオシャレで超かっこいいと思う英語フレーズ・英熟語・英語表現を100個詳しく紹介します!
ぜひ自分のお気に入りを見つけてさまざまな場面でご活用ください!
- 今すぐ100個カッコいい英語フレーズを知れる
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- しっかりカッコいいフレーズの意味も理解できる
カッコいい英語表現って使えるやつ?
気軽に使えるやつとそうでないやつもすべて紹介するよ!
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英単語の並びがかっこいい英語フレーズ・熟語・表現
まずはなんとなく英語の並びやイメージがカッコいい英語フレーズをニュアンス解説付きで見ていきましょう。
The kiss of death
カッコイイかはわかりませんが、スタイリッシュ。
意味は「災いの元」
失敗や災いの原因となるものを表す英語表現
たとえば、バーベキューの日に凄い雨男が呼ばれた!その人はThe kiss of deathになり得ます!
You’re too talkative, your mouth is basically the kiss of death(あなたっておしゃべりがすぎるわよね、あなたの口は災いの元よ)
How dare you!(よくもそんなこと言えるわね!)
A storm in a teacup
個人的に由来が結構好きな表現です。
直訳すると「ティーカップの中の嵐」となり、意味は「大したことない小さいことを大げさに騒ぎ立てること」
センスがあり凄い英語っぽい表現です。
Why are you so upset? It’s just a storm in a teacup(なんでそんなに取り乱してるの?大したことないじゃない)
Don’t talk like you know the whole story!(知ったような口きかないでよ!)
Eager beaver
韻踏んでるので響きがカッコイイ表現です。
直訳すると「熱心なビーバー」
- 「頑張り屋」
- 「仕事の虫」
- 「張り切り屋」
仕事に凄い熱心な人を表す英語の表現です。
I was such an eager beaver when I started this job(私はこの仕事をはじめた当初は仕事の虫でした)
Variety is the spice of life
「人生いろいろなことが起こった方が楽しいし刺激的だよね」という英語表現です。
Spice of life(人生のスパイス)っていう表現方法なんだかカッコいいですよね!
一度くらい自分の口で言ってみたい表現です!
I like trying different things because I know that variety is spice of life(多様性は人生のスパイスだって知ってるから私はいろいろなことに挑戦するのが好きなの)
It takes two to tango
直訳すると「タンゴを踊るには2人必要」
問題などが発生した時の責任は、両方にあるということを表すおもしろい英語表現です。
意味的には「喧嘩両成敗」と似たところがあります。
Stop blaming each other! It takes two to tango(責任を押し付け合うのはやめて!喧嘩両成敗よ!)
Two’s company, three’s a crowd
ここでのカンパニーは「仲間」を表しています。
直訳すると「2は仲間、3は群衆」2人なら仲間だけど3人になれば仲間割れになるかもという英語表現です。
これを英会話で使うのは非常にトリッキーな気がします。
Step up your game
凄く英語的な表現です。
これはパフォーマンスが悪い人に対して
- 「もっと頑張れ」
- 「もっと腕を上げろ」
このような意味で使われる口語表現で、スポーツのコーチなどから発せられることが多いです。
ステップアップという熟語はいろいろな場面で使われますね!
Step up your game!(もっと頑張りなさい!)
Crunch time
Crunch(噛み砕く)Time(時間)この並びを見てしまうと「まさかあのもぐもぐタイムは英語にも存在したのか?」と思ってしまいますが違います。
クランチには「危機」という意味もあるので、クランチタイムの意味は「試練の時」です。
It’s your crunch time!(これはあなたにとって試練の時よ!)
Go down in flames
直訳すると「炎に包まれて落ちる」
これは見事に失敗する、破滅するといった意味をもつイディオムです。
「見事に」という部分が重要で、普通に失敗しただけでなく盛大に失敗したというニュアンスがあります。
My plan went down in flames(私の計画は盛大に失敗した)
Cry wolf
オオカミというのはどこでも印象が良くないようです。
日本でもオオカミ少年なんて言いますよね(そもそも由来は西洋かも)
Cry wolf(鳴く オオカミ)は「必要もないのに助けを呼ぶ」という意味のイディオムで、結局このイディオムでもオオカミは嘘つきということなのです。
Is James really in need of help or he’s just crying wolf as usual?(ジェームズって本当に助けを必要としてるの?それともいつもみたいに大げさなだけ?)
Skeleton crew
スケルトンクルー…骸骨の集団?
これは「最小限の人材」という意味があるイディオムで、たとえば 「最小限の人数で運営している」などの形で使われています。
またスティーブンキング著の同名の本も有名です。
Sukiya operates night time service with skeleton crew(すき家は夜のサービスを最少人数で運営している)
A smart cookie
スマートクッキー…賢いクッキー…?
まったく想像もつきませんがスマートクッキーは「賢い人」「頭脳明晰な人」のことを表す、アメリカでよく使われるイディオムです。
アメリカ英語って食べ物を使ったイディオム多い気がするのは私だけ…?
He’s such a smart cookie(彼ってホント賢い人よね)
Rain or shine
直訳すると「雨または照っても」
この表現は非常に直訳からもニュアンスを受け取ることができて「晴れ雨問わず」「どんな場合でも」といったどんな状況でもという意味のイディオムです。
わかりやすく使いやすいですね!
I will come rain or shine(どんなことがあっても行くわ)
Lost at sea
「海で迷う」というのが直訳ですが、このイディオムも直訳から非常にわかりやすい意味を持っています。
Lost at seaの意味は「どうすればいいのかわからない」「非常に混乱している」といったような感じで、ちょっとおしゃれですよね!
I’m lost at sea(もうどうすればいいのかわからないわ)
Up in the air
結構よく使われるイディオムです、直訳は「空の上に」イディオムの意味としては「未定である」「まだ決まっていない」「不透明である」といった意味があります。
計画が宙に浮いた状態と考えると意味も理解しやすいですよね!
Everything is up in the air right now(今は何もかもが不透明だわ)
On the ball
直訳すると「ボールの上に」、バランスボールの上かなんかに乗っているイメージが湧くのではないでしょうか?
しかしそんなイメージとは裏腹にイディオムの意味は「覚えが速い」「有能である」「抜け目がない」といった感じの意味を持ちます。
He’s on the ball!(彼って本当に要領いいわね!)
由来がかっこいい英語フレーズ・熟語・表現
次は元々も由来がカッコいい英語表現をニュアンス解説付きで見ていきましょう。
Burning the midnight oil
意外と意味を予想できる人もいるかもしれません。
「夜中遅くまで必死に働く(勉強する)」ということを表す英語表現です。
昔は油をランプに入れて灯りをともしていたことに由来します、カッコいいですよね!
What’s up? You look tired.(どうしたの?顔疲れてるわよ)
I was burning the midnight oil to finish checking my students’ homework.(夜遅くまで生徒の宿題チェックを頑張っていたんだよ)
More holes than Swiss cheese
直訳すると「スイスチーズよりもたくさんの穴がある」
意味は「たくさんの問題を抱えているもの」
日本語でも問題のことを「穴」として表現しますが、英語でも同じニュアンスで使われているということです。
This washing machine has more holes than Swiss cheese(この洗濯機問題だらけね)
Blue in the face
「顔が青い」という表現は日本語では「体調が悪い」という意味ですよね。
英語でも似たような意味があります。
- 「疲れ果てる」
- 「クタクタになる」
I was trying to train my dog until we both were blue in the faces today(今日はクタクタになるまで犬のしつけをしていたの)
Cold turkey
こちらは由来がカッコイイという訳ではありません。
冷たい七面鳥…一体どんな意味?
「(依存しているものなどを)急に断ち切ること」
ハードなモノを使うと体が急に寒くなり鳥肌ができることから…というダークな起源があります。今では悪習慣などに使われます。
He went cold turkey on his smoking three years ago(彼は3年前急に禁煙した)
Burn your bridges
「橋を燃やすとはどういうこと?」
由来は結構カッコよくて「渡ってきた橋を燃やす」
- 退路を断つ
- 背水の陣を敷く
- 元に戻れないようにする
もう後戻りできない状況を自分で作るという意味の英語表現です。
また、BridgesをBoatsに変えて同じ意味で表現されることもあります。
That’s it, I’m going to burn my bridges for big success(もうしょうがない、成功の為に退路を断つわ)
Wear your heart on your sleeve
直訳すると「心を袖に身に着ける」
これだけではまったく理解できませんが、この表現の意味は「心の内を率直に表す」
要は心が外にむき出しになっている状態であることを表している英語表現なのです。
Lindsay always has her heart on her sleeve so everyone knows how she feels(リンジーはいつも思ったことを素直に話すからみんな彼女が何を考えているかわかるの)
Water under the bridge
直訳すると「橋の下の水」
- 「もう過ぎ去ってしまったこと」
- 「もう水に流したこと」
- 「取り返すことができない過去」
なんとなく意味が覚えやすそうな英語表現ですよね!
You know the argument we had last year? That’s water under the bridge now(去年私たち言い合いになったでしょ?あれはもう水に流したことよ)
Every cloud has a silver lining
直訳すると「どんな雲にも銀の裏地が付いている」
意味は予想しやすいかもしません。
答えは「どんな困難なことにも何かしらいいことがある」という意味の英語表現です。
ちなみにシルバーライニングは画像のように、雲の周りに見える太陽の光のことを指します。
Cheer up! Every cloud has silver lining(元気出して!どんなに困難でも絶対に何かいいことがあるわ!)
Shape up or ship out
私も学生時代はよく言われたことです。
意味的には「やる気がないなら帰れ」「ちゃんとやらないなら帰れ」が一番近いかなと感じます。
「頑張らないなら帰ってください」という意味をもつ英語表現です。
Shape up or ship out(やる気ないなら帰っていいわよ)
Costs an arm and a leg
直訳すると「腕1本と脚1本のコストがかかる」非常に強調的な表現で、「とてつもなく値段が高い」ということを表すイディオムです。
こういう誇張型の比喩表現ってなんだかとても英語的な感じがしますよね!
That costs an arm and a leg!(そんなの高すぎるわ!)
Hit the book
今すぐにでも使える人が多い英語表現かもしれません!
直訳すると「本を叩く」!?
このイディオムは「熱心に勉強する」という「Study hard」と同じ意味で使うことができる
この表現を使って「勉強する」と言ってみたらちょっとカッコいいかも?
I have to hit the book!(しっかり勉強しなきゃ!)
Sit on the fence
フェンスの上に座る…意味を知れば必ず納得するイディオムです。
この表現の意味は「中立を保ち一方の肩をもつことはない」という風になります。
フェンスの上に座れば脚が1本ずつ両側にぶら下がる形になりますよね!
You can’t sit on the fence anymore! You have to decide!(もうどっちつかずはやめて!決断して!)
A bad apple
成り立ちはわかりやすいイディオムです。
日本語の「腐ったミカン」と一緒です。
金八先生ファンの私は加藤優を思い浮かべますが、全体の足を引っ張って周りの人たちにも悪影響を与える存在を表します。
Chasing the rainbow
直訳すると「虹を追いかける」
これは非現実的な目標を追いかけるという形で比喩的に使われます。
たとえば Stop chasing rainbowsであれば「夢を追いかけるのは止めて現実を見なさい」といった感じのニュアンスになります。
I think it’s time for you to stop chasing the rainbow(そろそろ現実を見る時じゃないかしら)
Find your feet
直訳すると「あなたの足を見つける」、もちろん足が無くなって見つけたよということではありません。
このイディオムは「新しい環境に慣れる」という意味でよく使われます。
I’m still finding my feet(まだ慣れている途中)
Have a sweet tooth
直訳すると「甘い歯を持っている」ですが、イディオム的には「私は甘党」「甘いものには目が無い」といったような意味になります。
非常に意味も覚えやすく使いやすいイディオムですよね!
I have a sweet tooth(私って甘いものには目が無いのよね!)
Make waves
かなり日本語の感覚に近いイディオムで、直訳は「波を起こす」となります。
このイディオムは「劇的な変化を起こす」「問題を起こす」といった意味があります。
日本語でも「波風立てる」「~の波」なんて言ったりしますよね、こういう共通点はおもしろいですよね!
Eat like a bird
「鳥のように食べる」皆さんはどんな食べ方だと予想しますか?
そう、鳥はくちばしを使ってちょっとずつ食べますよね!このイディオムには「小食である」という意味があります。
小食の人は使ってみましょう!
She eats like a bird(彼女は小食です)
Eat like a horse
先ほどのEat like a bird(小食である)というイディオムと反対の意味をもつのがこちらです。
大食漢であることを意味し、その様を馬のように食べると表現
たしかに馬ってガツガツ食べている印象がありますよね!
He eats like a horse(彼は大食漢です)
Million-dollar question
直訳すると「100万ドルの質問」
意味は非常にわかりやすく、単純に「正解すれば100万ドルの賞金がもらえるほど難しい質問」です。
とても難しい質問や、もはや答えが存在しないような質問に使えます。
Break the bank
直訳すると「銀行を壊す」という意味になりますが、イディオムとしては比喩的に「破産させる」として使われます。
たとえば 「こんな高いものを買ったら破産しちゃう!」と言った形で、逆に否定形でもかなり使われています。
These shoes won’t break the bank(この靴はそれほど高くないわよ)
Bread and butter
直訳すると「パンとバター」なのですが、これには「生活のための仕事」「生計の手段」という意味があります。
というのも西洋諸国はパンとバターが主食である為で、日本の「ご飯を食べるための…」と若干似た感じという訳です。
This is my bread and butter(私はこれで生活しているの)
Sell ice to Eskimos
結構おもしろいながら直訳でも予想ができそうなイディオムです。
直訳すると「エスキモーに氷を売る」
これは相手がまったく必要のないものでも、巧みな話術を駆使して説得して売る能力があるという意味です!
Cool as a cucumber
「きゅうりのように冷たい」
きゅうりって野菜の中でも非常に爽やかな野菜ですよね。
そんなきゅうりと同じくらい冷たいということで、このイディオムには「非常に心地よく涼しい」「冷静沈着な」といった意味があります。
Barking up the wrong tree
直訳すると「間違った木に向かって吠える」
これは「お門違いの非難をする」「見当違いの行動をする」といったイディオムになります。
19世紀のアメリカが起源になっているイディオムだそうです。
割と実際の英会話でも使われるかっこいい英語フレーズ・熟語・表現
次は実際の英会話でもたまに耳にするような、よく使われるカッコいい英語表現をニュアンス解説付きで見ていきましょう。
Over the moon
月を越える??
文字の並びだけを見るだけでは絶対に理解できないこの熟語は「大喜びしている、とても幸せ」といった状態を表します。
英語のVery happy, Extremely happyと同じような意味になり、形容詞的に使うことができます。
When he asked me out, I was over the moon.(彼がデートに誘ってくれた時、とっても嬉しかったわ)
Monkey business
Monkey(猿の)Business(ビジネス)?
一体猿はどんなビジネスをするというのか…答えは「インチキ」
- 「インチキ」
- 「悪ふざけ」
- 「イタズラ」
これらがモンキービジネス。
That’s such a monkey business!(とんだおふざけね!)
Get out of hand
直訳すると「手から出て行く」ですが、ニュアンス的には「手に負えなくなる」という意味をもつ英会話で非常に良く使われる英語表現です。
ちなみにGet out of~で~から出て行くという重要熟語でもあります。
Things got out of hand last night(昨夜はすべてが手に負えない状況になった)
No-Brainer
Brainが付いているので「脳」と関連するイディオムだということは予想できますよね。
そこに否定が入っているということはどういう意味になるでしょうか?
このイディオムの意味は「考えるまでもないこと」を表す英語表現です!
That’s a no-brainer(そんなの考える必要もないわよ!)
Be chuffed to bits
「凄く嬉しい、幸せ」というイディオムです。
Be chuffedはBe very happyを表しますTo bitsは「どこからどこまでも」というようなニュアンスでI love her to bitsで「彼女のすべてを愛してる」といった感じでも使われます。
I’m chuffed to bits!(本当に嬉しいわ!)
Piece of cake
直訳すると「ケーキ一切れ」もちろんケーキ一切れとしても使える英語表現です。
しかし口語的な意味で「非常に簡単なもの」という意味もあるのです。
イメージ的には日本語の「朝飯前」に似ている気が個人的にはします!
That’s a piece of cake!(そんなの朝飯前よ!)
Comfort food
Comfort(快適/安心)Food(食べ物)この単語を見てどんな食べ物を想像しますか?
コンフォートフードはシンプルだけど幸せに満たしてくれる食べ物、豪華じゃなくても特別な感情が湧く食べ物のことを指す英語表現です!
When you are feeling unwell, you should eat some comfort food(体調が悪い時はコンフォートフードを食べるべきよ!)
Get your head around it
結構よく耳にするイディオムで「理解する」という意味があります。
「I can’t get my head around the fact that I got fired(クビになったのが理解できない)」というような形で否定形で使われることが多いイメージです。
Stab someone in the back
Someoneのところは名前や代名詞が入ります。
直訳すると「~を背後から刺す」つまりこれは背後から刺したと表現される人を「裏切り者」として扱うイディオムです。
または「不意打ち」としても使われることも。
I can’t believe she stabbed in my back!(彼女が裏切ったなんて信じられないわ!)
There are plenty of fish in the sea
直訳すると「海にはたくさんの魚がいる」です。
こちらは映画やドラマでもよく使われる英語表現で「他にもっといい人がいるよ」「選択肢は他にもあるよ」という振られてしまった人などを慰める時によく使われます。
It was the right decision, there are plenty of fish in the sea(正しい選択だったと思うわ、あなたには他にもっといい人がいるはず)
Break the ice
直訳すると「氷を壊す」というこのイディオムは英会話でもよく聞くものです。
意味は「口火を切る」「緊張をほぐす」と言ったところで、はじめて同士で緊張している中会話の口火を切るといった状況でよく使われています。
また、場の緊張をほぐすもの、座を和やかにするものという意味で「Icebreaker」を使うことも。
I tried to break the ice and started conversation with James, but he didn’t really say anything(緊張をほぐそうとジェームスに声をかけたけど全然会話してくれなかったわ)
The tip of the iceberg
直訳は「氷山の先端」日本語でいう「氷山の一角」とまったく同じ意味のあるイディオムです。
こういう日本語とまったく同じ表現があるのはおもしろいなあと思う一方で、恐らく偶然の一致ではなく翻訳版だなと思ったりもします。
That’s just the tip of the iceberg!(そんなの氷山の一角にしか過ぎないわ!)
Ring a bell
「鐘を鳴らす」というのが直訳です。
口語的意味は「ピンとくる」「感覚的に思い出す」という意味なのですが、なんとなく凄く覚えやすい気がしませんか?
鐘を鳴らすのイメージと非常に合致するいいイディオムだなと思います。
Does that ring any bell?(これでピンとこない?)
Touch wood
直訳は「木を触る」ですが、ここからイディオムの意味を導き出すのはほぼ不可能です。
木の中には精霊が居て木を触ると幸運が訪れるという迷信から来ており、イディオムとしては「幸運を祈る」のような意味があります。
Down to earth
これは日本語の「地に足のついた」と考えてみるとよくわかりやすいイディオムです。
基本的にはまったく同じ意味で「現実的な」「堅実な」「常識のある」などのニュアンスがあります。
表現の仕方がまったく一緒なのはおもしろいですね!
Couldn’t care less
非常に英会話でよく使われるイディオムです。
直訳すると「これ以下で気にすることはできない」=「これ以上興味をもつことなんてできない」=「一切興味がなくどうでもいい」となります。
どうでもよすぎてどうしようもない!という意味です。
I couldn’t care less!(ホント1ミリも興味ないわ!)
To be loaded
「荷物が積み込まれた」「物を詰め込んだ」というのがLoadedという形容詞の意味ですが、口語的に「非常に裕福である」という意味にもなります。
たとえば He’s loadedと言えば「彼はリッチだ」といった感じのニュアンスです。
かっこいい英語のことわざ
次は英語のカッコいいことわざや慣用句をニュアンス解説付きで見ていきましょう。
Ignorance is bliss
「無知は至福である」
「知らぬが仏」
このような意味をもつ英語のことわざです。
What goes around comes around
何気ない会話の中でサラっと言えたらとてもカッコいいこの英語表現!
- 「因果応報」
- 「自業自得」
意訳すと「自分がしたことは最終的に自分に帰ってくる」という意味になります。
I told you! What goes around comes around!(言ったでしょ!自分のしたことは自分に返ってくるのよ!)
Better safe than sorry
「備えあれば患いなし」ということです。
こういう英語のことわざの作りっておもしろいですね!
- Better safe(安全な方がいい)
- Than sorry(最終的に謝ることになるくらいなら)
「謝ることになるくらいなら一応やっておいた方がいいよ!」ということでです。
Should I let boss know just in case?(一応ボスに知らせた方がいいかな?)
I think so. Better safe than sorry you know!(と思うよ、備えあれば患いなしだろ?)
People who live in glass houses shouldn’t throw stones
直訳すると「ガラスの家に住む人は石を投げない方がいい」
これだけでは何のことかわからないですよね…
日本語のことわざで一番近いのが「人を呪わば穴ふたつ」、おもしろいですよね!
Don’t judge a book by its cover
直訳すると「ほんの表紙だけで本の価値を判断するな」
つまり「外見だけで中身を判断するな」となります、英会話の中ですらっと使えたらかっこいいことわざですね!
Such is life
「人生そんなもんだ」「世の中そんなもんだ」といったシンプルですが、おもしろいことわざです。
短いことわざ(格言)なので会話の中でも使えたりもします、これを会話の中でサラっと言えたらカッコいいですよね!
No sweet without sweat
Sweetは甘い物ですよね、Sweatは汗、もしくは汗を書くという単語、つまり汗をかかずして甘い物(美味しい物)にはありつけないということわざです。
個人的に汗をかいた後に甘味はいらないですけどね。
What will be, will be
「なるようになる」という意味をもついかにも英語っぽいカッコいい表現です。
こういうカッコいいことわざ的な表現を日常の会話でサッと言えるとカッコいいですよね!
Soon learnt, soon forgotten
「すぐ覚えたことはすぐ忘れる」という意味の英語表現です。
英語学習においてもとても教訓になることわざですね、英語もハイスピードで覚えてもすぐに忘れます。継続と復習と使用こそが定着の肝だと思ってます。
Better late than never
映画のセリフとかでも聞くフレーズです。
直訳すると「二度とないよりは遅い方がまだいい」
結局は「今やらなくてどうするの?」「一生やらないより今やった方がいいよ!」という意味をもつフレーズです。
The pot calls the kettle black
直訳は「鍋がやかんのことを真っ黒だと呼ぶ」
わかりにくいですが「似たもの同士なのに自分を棚に上げる」ということです。
鍋自身も焦げて黒いはずなのに、やかんのことを黒い呼ばわりする…といったところ…
When one door shuts, another opens
直訳すると「ドアが閉まればまた別のドアが開く」
日本語的に言えば「捨てる神あれば拾う神あり」
つまり1回チャンスを逃してもまた別のチャンスが巡ってくるよ、という意味の英語表現です。
A friend to everybody is a friend to nobody.
直訳すると「みんなと友達の人は誰とも友達ではない」
直訳してしまうと非常にややこしいですが、要は「八方美人」といった所で、誰にでもいい顔をする人に限って当てにならないというニュアンスです。
History repeats itself.
「歴史は繰り返すという意味のことわざです。
意味だけでなく形も非常に英語的な感じも好きです。
Itselfという単語を自然に英会話の中で使える人はとても上手だなあと思ったりします、意外と難しいんですよね。
Bad news travels fast
直訳をすると「悪いニュースは速く伝わる」となり、日本語的にいうと「悪事千里を走る」といったところです。
たしかに、いいニュースよりも悪いニュースの方が早く広まるし、さらに広く広まる気がします。
Love is blind
直訳すると「愛は盲目」意味もまったく直訳そのままで、いったん惚れてしまえば盲目になったように、相手の欠点や悪いところもすべて長所のように見えてしまうという意味があります。
少し意訳すると「愛は人を盲目にさせる」
What’s done is done
日本語でいうと「終わったことはしょうがない」
終わったことは変えられないんだから前を見よう的な意味が込められています。
失敗を悔やむよりも同じ失敗を繰り返さないように努力する方が大切ですよね!
Learn to walk before you run
直訳すると「走る前に歩き方を学べ」
基礎から学べ、というシンプルなことわざです。
これって何事においても大切な教訓ですよね、英語でもたしかに基礎学習はつまらないかもしれないけど必要ですよね!
Nothing comes of nothing
直訳すると「無から発生するものは何もない」
行動を起こさなければ何も起こらないという意味です。
分かっていても踏み出せないという時は私もよくありますが、心にグサッと刺さることわざですね!
A broken bone is the stronger when it is well set
直訳すると「一度折れた骨は元に戻る時強くなる」
「立ち直った時は以前よりも強くなっている」ということを意味しています。
たしかに失敗や悔しいことって一回り強くさせてくれますよね!
A bad workman always blames his tools
意味は「腕の悪い職人は道具のせいにする」
道具や環境のせいにする人間は結局のところ腕が無いだけ、というニュアンス自分も他責ではなく常に自責の心を持っていきたいところです。
More is not always better
「多ければいいとは限らない」という意味です。
Not always~は常に~であるとは限らないという意味がある重要な英語表現です!
最近はミニマリストといったシンプルな生活を好む人も増えていますよね!
Hope for the best, but prepare for the worst
直訳すると「望みは高く、でも最悪の事態に備えよ」
最大の成功を願いながらも最悪の事態に備えておきなさい、という意味のことわざで、いつ見ても大事なことを思い出させてくれる言葉です。
Dead men tell no tales
日本語の「死人に口なし」とまったく同じ意味です。
殺人が絡んでいるテレビドラマや映画でこのフレーズを聞くことがあるかもしれません。
「Tale(話、物語)」を使っているところが詞的でカッコいいです。
Don’t put all your eggs in one basket
直訳すると「すべての卵をひとつのかごに入れるな」
全部の卵を一緒にかごに入れていては落とした時全部ダメになる、要はリスクは分散させなさいという個人的に好きなことわざです。
投資の格言としてよく使われています。
Don’t teach fishes to swim
「魚に泳ぎを教えるな」
日本語的に言えば「釈迦に説法」、つまりはその道のプロにモノを教えようとするなんて勘違いはなはだしい、愚かであるという様子を表している万国共通のことわざです。
It is no use crying over spilt milk
直訳すると「こぼした牛乳を嘆いても意味はない」
日本語的にいうと「覆水盆に返らず」と同じです。
もう元に戻らないことでクヨクヨしていてもしょうがいないじゃないか、という意味をもつ表現です。
こうやって同じような意味のことわざなのに、日本と英語では違う物を使って例えているのっておもしろいですよね!
A jack of all trades is master of none
直訳すると「何でもできる人に特技はない」となり、つまりは器用貧乏のことを指すことわざです。
広く浅く、狭く深くなんてよく言いますが、広く深くはさすがに不可能ですよね!
Easy come, easy go
意味は「手に入れやすいものはすぐになくなる」
この表現を使ってよく例えられるのはお金、たとえば ギャンブルで手に入れたお金なんかは一瞬に消えますよね。
人間の心理的なものなんですかね、事実だと思います。
A stumble might prevent a fall
直訳すると「よろめきが転倒を防ぐかもしれない」
つまり「一度小さな失敗を経験しておくと、大きな失敗を防ぐことができるかも」という意味です。
たしかにそうだよなーととても納得するとともに、やはり失敗を恐れてはいけないなと思わせてくれることわざです。
While there is life there is hope
「生きている限り希望はある」という意味で、教科書に出てきそうなきれいな文です。
- While~:~の間は
- While there is life:命がある間は
- There is~:~がある
- Hope:希望
- There is hope:希望がある
Adversity makes a man wise
Adversityは逆境、不運、困難といった意味をもつ単語で、そのような状況こそ人間を賢くするという表現です。
逆境の立場にいるからこそ見えてくるもの、考えること、学ぶこともあるのかな、と思ったりします。
A creaking gate hangs long
直訳すると「きしむ門は長持ちする」
日本語の「一病息災」と似ています。
完璧に見えるような門よりも、少しくらいきしんでいた方がメンテナンスもしっかりするだろうし、長持ちするだろうという意味です。
Once you lose grip of reality, it’s difficult to come back
直訳すると「現実から一度遠ざかってしまうともう一度戻ってくることは難しい」
大型連休の後の仕事とか正にそんな感じですよね…
スイッチの切り替えが速い人間になりたいです…
In the end, everyone will be hypocrites
直訳すると「結局は誰もが偽善者なのである」
Hypocriteには偽善者という意味で「偽善」「偽善行為」を表す単語としてHypocrisyというものもあります。
なんとも言えない真理を突いたような英語のことわざです。
由来が謎なおもしろかっこいい英語表現
次はもはや由来がわからないような謎のカッコいい英語表現をニュアンス解説付きで見ていきましょう。
You can’t swing a cat
直訳すると「猫を振り回すことができない」
答えは「部屋が小さすぎる(ぎゅうぎゅう詰めである)」です。
There’s no room to swing a catとして使われることもありますが起源は不明。
What a room! You can’t swing a cat!(なんて部屋なの!狭すぎ!)
Cat got your tongue
直訳すると「猫が舌を取った」猫と舌という単語が出てきますが、日本語の猫舌とはまったく関係がありません。
Cat got your tongue?と疑問形で使われることが多く、意味は「なぜ黙っている?」となります。
Are you listening? Cat got your tongue?(聞いてるの?なんで黙ってるの?)
Couch potato
- Couch:ソファ
- Potato:じゃがいも
もちろんソファで作られたじゃがいもでも、じゃがいもで作られたソファでもありません。
意味は「外出もしないでソファでゴロゴロしてる人」=「ダラダラしてる人」です。
He’s always playing video games at home. I hope he won’t become like a real couch potato.(彼ったら毎日家でゲームしてばっか、怠け者にならなきゃいいけど)
Bob’s your uncle
直訳すると「ボブはあなたの叔父さん」
聞いただけではまったく意味がわかりません、イギリスやアイルランドでたまに耳にする表現です。
意味は「大丈夫」「問題ない」といった所で、まったく予想がつかないですよね!
Just follow the instruction and bob’s your uncle!(説明に従えばすべてうまくできるわよ!)
Hairy at the heel
直訳すると「毛だらけのかかと」
もはやまったく予測すらつかない表現ですが、意味は「信用できない」「危険な」といった具合です。
かつてイギリスの上流階級の間で使われていたイディオムのよう。
I think he’s a bit hairy at the heel.(彼はあまり信用できないと思うわ)
Use your loaf
Loafはパンのことを指します、直訳すると「お前のローフを使え!」
ただイディオム的な意味は食べ物とは関係なく「頭を使え!」という意味になります。
とくにイギリスやオーストラリアでたまに使われることがあるようです。
Use your loaf, please!(ちょっとは頭使ってくれます?)
Finger-lickin’ good
こちらはもしかしたら英語の作りから意味を予想できるかもしれません。
意味は「指を舐めたくなるくらい美味しい」というイディオムで、食べたものが相当美味しかったことを表すことができます。
This steak is finger-lickin good!!(このステーキ超美味しい!)
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