偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJIN( @ScratchhEnglish)です。
結論、Becauseだけでなくさまざまな表現を使い分けられるのがベストです!
偏差値40の公立高校から英語を猛勉強してイギリスの大学に入学して卒業した筆者が「なぜなら」として使える英語表現を徹底解説!
誰もが知っているBecauseだけでない、ネイティブがよく使う表現をまとめてご紹介します。
Because以外を使ってみたい方に、とくに読んでほしい内容です。
みなさんは「なぜなら」という理由を表したい時に使う英語として何を思い浮かべますか?
恐らく9割以上の方が「Because」を思い浮かべるのではないでしょうか?
中学校で習う英単語ですし、教科書やテストにもたくさんでてくるのでムリもないでしょう。
しかしネイティブ英語では「Because」以外もよく使われています。
- 明日から「なぜなら」と英語で言えるようになる
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- 「なぜなら」を英会話で使い分けられる
Becauseだけじゃダメなの?
ダメではないけど、いろいろな表現を使い分けられることでネイティブっぽくなっていくよ!
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【例文解説付き】「なぜなら」を表す英語表現18選【Because以外にもたくさんある!】
それでは「なぜなら」として使える英語表現を見ていきましょう!
Because
一番みなさんに馴染みがある「なぜなら」を表す英語表現でしょう。
そして一般的にもっとも使われているのもこのBecauseと言えます。
My favorite cuisine is Thai because I like hot food(タイ料理が一番好きです、なぜなら辛い食べ物が好きだからです)
このような使い方が教科書で出てくるオーソドックスな使い方でしょう。
A because B(BだからAです)
しかしBecauseにはこれ以外にもさまざまな使い方があります、紹介していきましょう
Because(文頭で使うパターン)
オーソドックスな使い方では「A because B(BだからAです)」という中間で使われましたが、Becauseでは文頭で使うこともできます。
そのパターンのひとつが「Whyで聞かれた質問への返しです」
Why are you late?(どうして遅刻したんですか?)
Because my train was late(私の乗る電車が遅れていたから)
ただ覚えておいて欲しいのが、Becauseを文頭に持ってくる場合、若干カジュアルなニュアンスになるということです。
このカジュアルさを無くしたい場合は文頭に直でBecauseを持ってくるのではなく「It’s because」や「That’s because」といった形を前置きすることで解消できます
Why are you late?(どうして遅刻したんですか?)
It’s because my train was late(私の乗る電車が遅れていたからです)
また、Whyで聞かれる質問に対する答え以外にも、Becauseを文頭で使うことは可能です。
Because Elena can’t come, I will come instead(エレナさんが来れないので私が代わりに行きます)
この場合は
Because A(理由), B(AだからBです)理由を述べた後にコンマをつけるのがルールです。
Becauseの省略形
Becauseはさらに省略形として使われることも多々あります。
しかし省略することで、かなりカジュアルな印象になる為、フォーマルな場面でBecauseを略すのはオススメしません。
- Cause
- Cuz
- Cos
- Cusなど
また、スピーキングでBecauseを略す場合は「ビコーズ」からビを抜いて「コーズ」といったような形になります。
Why are you so mean to me today?(なんで今日私に対してそんなにいじわるなの?)
Just cuz(別に)
Because of
Becauseと混同、混乱されがちなのがこのBecause ofです。
私も昔この違いが一体何なのか…と思っていた時期がありました。
当時は海外ドラマなどで「Because of you(あなたのせいで)」というフレーズをよく聞いていたので漠然と
- Because=肯定的な理由
- Because of=否定的な理由
このように考えていましたが、これは完全な間違いです
正しいBecauseとBecause ofの違いは「次にくる言葉が名詞かどうか」で異なります。
またその逆も然りで「あなたのせい(お陰)で」と言いたい時に「Because you」は使えず、その場合は「Because of you」でなければなりません。
Why are you working today(どうして今日働いてるの?)
Because of Jordan. Apparently he got a cold(ジョーダンのせいよ、彼風邪をひいたらしいの)
Since
学校でSinceは「~以来」として習うことがほとんどかと思いますが「なぜなら」という英語表現としてもよく使われます。
使い方はBecauseと同じで、Because ofのように名詞が後にくる場合には使えません
Becauseよりもややフォーマルなニュアンスがある表現です。
Since I washed up last night, can you wash up?(僕が昨日洗い物したから今回は君が洗い物してくれない?)
Fine!(しょうがないわね!)
As
Asも学校では「~として」やSame as~「~と同じ」といったような形で覚えた方が多いかと思います。
このAsもBecauseと同じように使うことができ、よりフォーマルな印象がある英語表現です。
Could you cook today as I’m ill?(体調悪いから今日は君が料理してくれない?)
Fine!(しょうがないわね!)
So
実はSoもBecauseと同じように「なぜなら」というニュアンスで使うことができる単語です。
Becauseよりもさらにカジュアルで、日常会話でよく使われます
ただしSoに関しては文頭で使うことができません。
I was ill last night, so I couldn’t wash up(昨夜は体調が悪かったから洗い物できなかったよ)
Due to
こちらのDue toはBecause ofと同じで、名詞が後からつかなければなりません。
非常に形式的で文章的なニュアンスの強い英語表現です
たとえば 「空調の調子が悪いので今日はレストランをオープンできません」などと言った掲示としてよく使われています。
また、このDue toは基本的に、ネガティブなことが起きた原因を表す際に使われます(例:先述の店がオープンできない理由など)
We cannot open today due to unforeseen circumstances. We’re sorry for the inconvenience(不測の事態により今日はオープンできません、ご不便おかけし申し訳ございません)
- Due to unforeseen circumstances(不測の事態により)
- Sorry for the inconvenience(ご不便おかけし申し訳ございません)
For
実はForも理由を表す際に使える英単語です。
Because ofと似ていますが、他のものと比べると日常会話で使われる頻度は少ない気がします。
I can’t come to the party for my dentist appointment(歯医者の予約があるからパーティーには行けないよ)
Really? That late?(本当に?歯医者の予約がそんなに遅いことなんてある?)
Therefore
こちらの「Therefore」は非常に文章的なイメージのある単語で、私もイギリスの大学で論文やエッセイを書く際によく使っていました。
意味的には「したがって」「それゆえ」といったようなニュアンス
理由の後にThereforeを付けて、それから行動を付け足すのが基本的な使い方です(理由→Therefore→行動)
I was sick, therefore, I wasn’t at the party(体調が優れなかったのでパーティーにはいきませんでした)
That’s why
こちらはどちらかというと英会話、スピーキングでよく使われる表現です。
That’s whyの後には理由ではなく行動がきます。
Why did you not come to my concert yesterday?(昨日のコンサートどうして来なかったの?)
I had a fever yesterday. That’s why I couldn’t come, sorry(昨日熱があったからいけなかったの、ごめんね)
Thus
Thusは先ほど紹介した「Therefore」と似ているかしこまった英語表現です。
イメージとしてはThereforeよりもさらに文章的で、文章内以外、したがって会話内ではほとんど聞くことはあまりない表現です。
論文やエッセイの中では非常に頻繁に使われている表現
More and more people have become environmentally conscious, thus movement of paid plastic bags will be bigger and bigger worldwide(ますます多くの人が環境意識を持ちはじめました、それゆえに世界中でレジ袋有料化の動きがどんどん大きくなっていくだろう)
The reason is that~
非常にシンプルな作りで「その理由は~です」という会話でも文章でもたまに使われる表現です。
「その理由は~です」というように、The reason is thatの前に事実を言っておかなければなりません。
またThe reason is thatの他にも「The reason is because~」などと言い換えることも可能
I did not go to the party. The reason is that someone I don’t like was at the party(パーティーにはいきませんでした。その理由は私が苦手な人がそのパーティーにいたからです)
Seeing as
基本的に会話で使われます。
文法的な順番としてはSeeing as→理由→行動といった形になり「雨が降っているので今日は外に行きません」と言ったような文章を作ることができます。
Do you wanna go somewhere today?(今日どこか行きたい?)
Seeing as it’s raining, I don’t want to go outside today(雨が降っているから今日は外に行きたくないわ)
- Hence(この理由で、それゆえに):Therefore、Thus同様に文章内で使われることが多い
- As a result of(その結果):~が起こった結果~だったということを表す英語表現
- Consequently(結果的に):Consequence(結果)の副詞系でシンプルに使うことができます
- Considering(~であることを考えれば):先ほど紹介したSeeing asと同様の方法で使えますが、Seeing asよりもフォーマルなニュアンスがあります
- Thanks to(~のおかげで):「あなたのおかげで」と言ったように「~のおかげで」を表すことが出来る英語表現です
英語の「なぜなら」はケースバイケースで使い分けよう
みなさんが知っているであろうBecauseを含めて18種類の「なぜなら」を表す英語を紹介して来ましたが、どれが一番大切というのはなく、ケースバイケースで使い分けれるようになるのが重要です。
たとえば かしこまった文章では
- Therefore
- Thus
などが好まれますし、カジュアルな会話内なら
- That’s why
- Seeing as
一番汎用性の高い「Because」だけを使っても間違いではありませんが、「なぜなら」に限らず同じような表現を適切な場面で使い分けられるようになると英語力がグッと上がります。
ぜひすべて覚えて自分のものにしてみましょう!
英語表現は使い続けることで自分のモノになる!
上記のように、同じようなニュアンスでも英語表現は無数にありますよね。
しかし、似た表現を一気にすべて覚えるのは100%不可能、せっかく知ったと思った表現も毎回必要な時にググる繰り返しになります。
まずはすべて覚えようとせずに、ひとつ、ふたつ選んで使い続けてみる!
単語やフレーズは、アウトプットで使い続けることで浸透して、自分のモノになります。
そしてそこからさらに派生させることで、語彙は広がるのです。
英語表現を忘れてしまう要因や、覚えるためのコツや考え方は、以下の記事でチェックしてみてください!
とはいえ、周りに覚えた表現を使える相手がいないんだけど?
周りに英語で話せる相手がいるのであれば最高ですが、住んでいる地域や環境によってはそうでない場合も多いはず。
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オンライン英会話を使えば、アウトプット環境がないという問題は解決します。
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ぜひ、表現を知って終わりではなく、使い倒すことで自分のモノにしてしまいましょう!
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