偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJINです。
JINイギリス英語を映画で学ぶというのは私もよくやっていました！
偏差値40の公立高校から猛勉強してイギリスの大学を卒業した筆者が、イギリス英語の勉強におすすめの映画25選をまとめ！
イギリス英語難易度が低いものから高いものまで、レベル別にわかりやすく紹介します。難しすぎない丁度いいようなイギリス英語が登場する映画を中心に、上級者向けの作品も加えてまとめました。
イギリス英語に興味がある方に、とくに読んでほしい内容です。
私たち日本人は日本の学校でアメリカ英語を習ってきましたが、さまざまなきっかけで「イギリス英語を学びたい！」と思う人もたくさんいるでしょう。
しかし、アメリカ英語に比べるとイギリス英語を勉強するためのリソースは圧倒的に少ないです。
そこで使えるのが「イギリス映画」
映画であれば気軽にいくらでも生きたイギリス英語を学べます。
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- イギリス英語の勉強に使える映画を知れる
- イギリスの文化もついでにわかる
- 今夜からすぐに視聴可能
アオイちゃん難しすぎないものってどういうこと？
JIN方言とかアクセントがキツ過ぎないもの＋αで方言入りのものを選出したよ！
難易度低めの比較的わかりやすいイギリス英語を使う映画
まずは、ハッキリとしたアクセントで、比較的わかりやすいイギリス英語を使ったおすすめ映画を紹介します。
イギリス英語入門に適した映画を見つけられます！
- 出演者のイギリス英語アクセントがキツくない
- 映画の内容がわかりやすい（またはすでによく知られている）
- 専門用語があまり出てこない
ハリーポッターシリーズ（Harry Potter Series）
- 公開年：2001年～2011年
- 上映時間：各作品で異なる
- 主な出演者：ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント（全員イギリス人）
言わずと知れた21世紀の名作シリーズ。
小学生の頃ハリーポッターと賢者の石を映画館で観たとき、まさか自分が実際にイギリスに5年も住むなんて思いもしなかったです…
完全なイギリス映画かというと微妙ですが、出演陣はほぼイギリス英語を話します
実在しない言葉も使われているのがネックですが、出演陣の英語は比較的聞き取りやすいのでイギリス英語初心者でもかなり理解しやすいのではと思います。
ハリーポッターとイギリス英語の学習については、以下の記事で詳しく解説しました。
ブリジット・ジョーンズの日記（Bridget Jones’s Diary）
- 公開年：2001年、2004年、2016年
- 上映時間：各作品で異なる
- 主な出演者：レネー・ゼルウィガー（アメリカ人）、コリン・ファース、ヒュー・グラント（ともにイギリス人）
イギリスを舞台にした定番中の定番ラブコメディ映画です。
主演はまさかのアメリカ人女優レネー・ゼルウィガーさんですが、この役を務めるためにイギリス英語を猛特訓したそうです。
朝ドラ女優が方言や訛りを勉強するようなイメージか
ロード・オブ・ザ・リング（Lord of the Rings）
- 公開年：2001年～2003年
- 上映時間：各作品で異なる
- 主な出演者：ヴィゴ・モーテンセン、イライジャ・ウッド（ともにアメリカ人）ショーン・ビーン、ドミニク・モナハン、イアン・マッケラン（ともにイギリス人）
ハリーポッターと並んでイギリスを舞台にした超大作として挙げられるのがロードオブザリングシリーズ。
ハリーポッター同様、独自の世界観で世界中にコアなファンがいる
原作「指輪物語」はイギリスの小説で、映画製作はアメリカとニュージーランドとなっていますが、俳優の多くがイギリス人です。
パディントンシリーズ（Paddington）
- 公開年：2014年、2017年
- 上映時間：各作品で異なる
- 主な出演者：ベン・ウィショー、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス他
日本でもかなり有名なパディントンシリーズは、イギリス英語を学びたいかたにもオススメ！
ファミリー映画なので、イギリス英語は聞きとりやすく、難しい語彙もほとんどでてきません。
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!（Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit）
- 公開年：2005年
- 上映時間：95分
- 主な出演者（声優）：ピーター・サリス、ヘレナ・ボナム＝カーター、レイフ・ファインズ（全員イギリス人）
こういうアニメーション映画は海外の物も日本語吹き替えで見てしまいがちです。
「ウォレスとグルミット」はイギリスのアニメーション映画なので、声優はイギリスの俳優さんや女優さんが務めています。
イギリスの国内アニメーションでは偉大な作品
難易度中間のイギリス英語を学べるおすすめ映画
次は、中レベルくらいの難易度のイギリス英語を使った映画をご紹介します。
- 出演者のイギリス英語アクセントはキツすぎない
- 映画の内容がわかりやすい
- 専門用語があまり出てこない
キングスマン（Kingsman）
- 公開年：2014年、2017年
- 上映時間：各作品で異なる
- 主な出演者：コリン・ファース、タロン・エガートン（ともにイギリス出身）
英米合作ですが、舞台は基本ロンドンで出演陣もイギリス人が多いです。
スパイアクション映画ながら、ユーモアを交えながら物語が進んでいきます
2作目では、エルトン・ジョンまでちょい役で出ていました。
ショーン・オブ・ザ・デッド（Shawn of the Dead）
- 公開年：2004年
- 上映時間：1時間40分
- 主な出演者：サイモン・ペグ、ニック・フロスト、ケイト・アシュフィールド（全員イギリス出身）
ロンドンを舞台にしたコミカルなゾンビ映画です。
ハリーポッターやキングスマンよりイギリスをより感じられる映画。
ゾンビ映画「ゾンビ」のパロディ
イギリスではクリスマスの時期が近くなると必ずと言っていいほど毎年テレビで放送されます、「ホームアローン」のように家族で団らんしてみるタイプの映画です。
あと1センチの恋（Love, Rosie）
- 公開年：2014年
- 上映時間：1時間42分
- 主な出演者：リリー・コリンズ、サム・クラフリン（ともにイギリス出身）
こちらはイギリス、ドイツの合作映画ですが、全編英語です。
ロマンス映画で甘酸っぱい、モヤモヤする映画
個人的にここ10年で観たロマンス映画の中では1番好きです。
ウーマン・イン・ブラック（The Woman in Black）
- 公開年：2012年
- 上映時間：95分
- 主な出演者：ダニエル・ラドクリフ、キーラン・ハインズ、ジャネット・マクティア
いつまでもいち俳優でなく、ハリーポッターとして見られることを悩んでいたダニエル・ラドクリフ主演のスリラー映画。
内容は普通ですが、スリラー映画が好きな人は好きかも！
フローズンタイム（Cashback）
- 公開年：2006年
- 上映時間：102分
- 主な出演者：ショーン・ビガースタッフ、エミリア・フォックス、ショーン・エヴァンス（全員イギリス人）
「これぞイギリス映画！」と私が思う、英米合作にはないアーティスティックなイギリス映画。
低予算で作られている映画ですが、味がある低予算映画こそイギリス映画の真骨頂
恋愛がテーマではあるもののそれを前面に押し出すわけではなく、ラブコメと言えるほど大げさなコメディー要素もなく芸術的な観点で補っているおもしろい映画です。
メリーポピンズ（Mary Poppins）
- 公開年：1964年
- 上映時間：139分
- 主な出演者：ジュリー・アンドリュース、デヴィッド・トムリンソン、グリニス・ジョンズ（ともにイギリス人）、ディック・ヴァン・ダイク（アメリカ人）
イギリス舞台のディズニー映画繋がりでもう1作品。
「メリーポピンズ」はイギリスを舞台にしたディズニーのミュージカル映画
出演者の大多数はイギリス人であり、主演のジュリー・アンドリュースは舞台芸術の功績を称えられ、デイムの称号を手にしています。
ナルニア国物語（The Chronicles of Narnia）
- 公開年：2005年、2008年、2010年
- 上映時間：各作品で異なる
- 主な出演者：ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー、ウィル・ポールター（全員イギリス人）
ディズニー映画なので、厳密にいうとアメリカ製作の映画です。
しかし、舞台はイギリスに設定されており、メインキャストはほとんどイギリス人。
「イギリス英語を学ぶのにオススメ」ということで今回は入れることにしました
アメリカ人にもわかりやすいイギリス英語が使われているので、英語自体も非常に理解しやすいです。
ラブ・アクチュアリー（Love Actually）
- 公開年：2004年
- 上映時間：136分
- 主な出演者：ヒュー・グラント、リアム・ニーソン、コリン・ファース、ローラ・リニー他
イギリスではクリスマスに観る映画として不動の地位を獲得している名作。
単なる恋愛だけでなく、家族愛などあらゆる「ラブ」がテーマ
ヒュー・グラントやコリン・ファースなど、聞きとりやすい英語を話す出演者が多いです。
アバウト・タイム（About Time）
- 公開年：2013年
- 上映時間：127分
- 主な出演者：ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ他
タイムトラベルと恋愛をテーマにした有名作品です。
監督は「ラブアクチュアリー」のリチャード・カーティス氏が担当
SF風のロマンチックコメディーであり、イギリスを舞台にしたイギリス製作の映画ですが、内容はアメリカ映画っぽい雰囲気があります。
イギリス国内で高い興行成績も残しています！
英国王のスピーチ（The King’s Speech）
- 公開年：2010年
- 上映時間：118分
- 主な出演者：コリン・ファース、ヘレナ・ボナム＝カーター、ジェフリー・ラッシュ他
アカデミー賞4部門を獲得し、話題になった2010年代の名作です。
タイトル通り、実在した「英国王」の逸話に脚色を加えた作品
コリン・ファースのイギリス英語は非常に聞きとりやすいものの、時代設定を考慮して難易度中レベルとしました。
イエスタデイ（Yesterday）
- 公開年：2019年
- 上映時間：116分
- 主な出演者：ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーラン他
事故を機にビートルズが存在しない世界線に飛ばされた、売れないシンガーソングライターの話。
エド・シーランなど著名人も出演している大作
イギリス英語レベルとしては、難しすぎず簡単すぎず！
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密（The Imitation Game）
- 公開年：2014年
- 上映時間：114分
- 主な出演者：ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グッド他
実在した天才学者アラン・チューリングをテーマにした映画です。
出演者の英語は比較的聞きとりやすいのでオススメ！
難易度高めのキツいイギリス英語を使ったおすすめ映画
最後は、出演者のアクセントや訛りが強かったり、よりリアル感のあるイギリス英語を使った映画を厳選しました。
ぜひ北部アクセントなどに挑戦してみてください！
- 出演者のイギリス英語アクセントはキツめ
- 映画の内容もやや難しい
- 専門用語の有無は問わず
ハンガー（Hunger）
- 公開年：2008年
- 上映時間：96分
- 主な出演者：マイケル・ファスベンダー、スチュアート・グラハム、リアム・カニンガム（全員アイルランド人またはイギリス領内の北アイルランド人）
1981年に起こった北アイルランドの刑務所のハンガーストライキを題材にしたノンフィクション映画。
映画自体の評価が非常に高く、スティーブ・マックイーン初の長編映画作品
イギリス（北アイルランド）の歴史も少し学べます。
わたしは、ダニエル・ブレイク（I, Daniel Blake）
- 公開年：2016年
- 上映時間：100分
- 主な出演者：デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・マキアナン他
カンヌ国際映画祭では最高賞を獲得した、ハートフルなヒューマンドラマ作品です。
イギリスにおける大きな社会問題をリアルに取り扱っており、使われているイギリス英語も非常にリアル。
AMY エイミー（Amy）
- 公開年：2015年
- 上映時間：128分
- 主な出演者：エイミー・ワインハウス
27歳で亡くなった天才歌手、エイミー・ワインハウスの生涯を追ったドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリー映画なので、必然的に理解も難しくなります。
トレインスポッティング（Trainspotting）
- 公開年：1996年
- 上映時間：94分
- 主な出演者：ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー他クーパー他
90年代のカルチャーを詰め込んだ、今でもカルト的人気を誇る名作。
スコットランドを舞台にしており、俳優のアクセントは最高クラスにキツい
アメリカの映画館では、同じ英語なのに字幕がつけられたことでも有名です。
リトル・ダンサー（Billy Elliot）
- 公開年：2000年
- 上映時間：111分
- 主な出演者：ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、アダム・クーパー他
80年代のイギリス北部を舞台にしており、北部アクセントが色濃く使われている作品です。
「北部アクセントはこのような感じなのか」
そんな感覚をなんとなく理解できるような映画です。
VODサービスでの取り扱いは現在ありません
フィッシュ・タンク（Fish Tank）
- 公開年：2009年
- 上映時間：2時間04分
- 主な出演者：ケイティ・ジャービス、カーストン・ウェアリング（ともにイギリス出身）
映画で見るイギリス、イメージのイギリスではなく実際のイギリスの雰囲気を感じられるような映画だと私は思っています。
内容は過激ですが、あくまで街の風景の雰囲気とか使われている英語もこれぞイギリス！と思ってしまいます。
VODサービスでの取り扱いは現在ありません
This is England
- 公開年：2007年
- 上映時間：98分
- 主な出演者：トーマス・ターグーズ、スティーヴン・グレアム、アンドリュー・シム（全員イギリス人）
80年代のイングランドを舞台に、ふた昔前のイングランドを少し感じられる映画です。
ただし、英語はイギリス英語に慣れていないと少し難しいかもしれません。
VODサービスでの取り扱いは現在ありません
24アワー・パーティー・ピープル（24 Hour Party People）
- 公開年：2002年
- 上映時間：117分
- 主な出演者：スティーヴ・クーガン、レニー・ジェームズ、パディ・コンシダイン（全員イギリス人）
イギリスのロックミュージック、とくに80年代から90年代にかけて発生した「マンチェスタームーヴメント」に興味がある人にはおもしろい映画かと思います。
イギリス音楽がいっぱいの映画です。
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