偏差値40の公立高校からイギリスの大学を卒業した元英会話講師のJINです。
結論から言うと、TOEICは取ったスコアが使えるテスト、CASECはより正確に英語力を測るテストです
- CASECとTOEICは似ている部分を探す方が難しいほど違うテスト
- 難易度はCASECの方が低め、ただし受験者のレベルによって変化する
- 純粋な英語力を測る精度はCASECの方が上
「CASECとTOEICってどう違うの…?」
「どちらを受けるべき…?」
「どっちの方が難しいの…?」
そんな悩みを抱えていませんか?
結論から言ってしまうと、TOEICとCASECはまったく別物のテストです。
一番の用途は目的で、TOEICは取ったスコア自体を役立てる一方、CASECはより正確に英語力を測って学習につなげることが目的です。
TOEICは期末テスト、CASECは抜き打ちテストのようなイメージ
TOEICだと純粋な英語力以外の部分もスコアに影響を与えるので、自分の英語力把握ならCASECの方がオススメです。
本記事では、CASECとTOEICの違いをさらに深掘り、あらゆる視点で比較しながら解説します。
情報発信する上で私も受験してみようと考えていますが、今回は取り急ぎCASECを何度もリピート受験されている大野さんにインタビューをして記事を作成しました
- あらゆる側面でCASECとTOEICを比較
- 基礎情報から難易度、精度まで網羅
- 私とリピーターの方で共同執筆
どっちの方が難しいの?
TOEICの方がやや難しめだけど、CASECはある仕組みによって難易度が大幅に変化するんだ…解説していくね!
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CASECとTOEICの違いとは何?基礎情報を徹底比較
CASECとTOEICはどちらも2技能(リーディング、リスニング)の能力をはかる試験です。
似ている点も多くありますが、それぞれ特徴があります。
結論、時間もお金も節約しながら、すぐに英語力を判定できるのがCASECです。
もっともオススメの用途は、定期的に英語力の進捗状況を測るための使用!
TOEICじゃなくて?
うーん…進捗を見る目的なら定期的に受けたいから、より手軽で安いCASECの方がこの目的では向いているよ!
CASECとTOEICの試験概要
CASECとTOEICの試験概要を、各運営団体の公式サイトよりまとめました。
CASEC | TOEIC | |
---|---|---|
運営団体 | 株式会社教育測定研究所(JIEM) | 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC) |
試験の種類 | CASEC CASEC SPEAKING CASEC-Reading(β) ※CASEC SPEAKING、CASEC-Reading(β)は団体利用のみで個人での受験は不可 | Listening & Reading Tests Speaking & Writing Tests Speaking Test Bridge Listening & Reading Tests Bridge Speaking & Writing Tests |
受験料 | 3,667円(税込)/ 1チケット | Listening & Reading 7,810円(税込)※2022年 |
試験時間 | 平均試験時間:約40分~50分 | 2時間 |
受験形式 | オンライン | ペーパー試験(マークシート) |
問題数 | リーディング 32問 リスニング 28問 | リスニング 100問 リーディング 100問 |
テスト構成 | 2技能 リスニング リーディング | 2技能 リスニング リーディング |
出題単語 | 日常会話からビジネスまで専門用語もある | 日常生活やグローバルビジネスでの場面を想定 |
試験結果 | 1000点満点スコアは2年間有効TOEIC・TOEFLスコア、英検級目安も表示 | 990点満点(10~990点の5点刻み)スコアは2年間有効 |
シンプルにわかりやすい違いは、価格と受験方式です。
TOEICだと現状近くのテスト会場に出向いて2時間のテストを受けなければなりませんが、CASECであれば自宅かつオンラインで受講できるのが魅力。
だからこそ定期的な受験がオススメできる
毎月TOEICを受けるくらいなら、TOEICの受験頻度を減らしてCASECで進捗状況を監視しながら、目標点に近づいてきたらTOEICを受けるとコスパがいいです。
CASECは特化して勉強するようなテストではないので、勉強はTOEICのままで問題ありません。
なるほど!TOEICの勉強をしながら上達度を見るためにCASECが使えるのね!
そうそう、公式が言っているようにCASECの大きな目的は「正確な英語力測定」だからね
受験形式の違い
CASEC | TOEIC | |
---|---|---|
受験形式 | オンライン | ペーパー試験(マークシート) |
事前申し込み | 不要 | 要 |
試験会場 | 任意 | 指定会場(近隣大学など) |
試験日時 | 任意 | 指定された日時年10回(1,3,4,5,6,7,9,10,11,12月) 午前午後選択可能 |
必要書類 | なし | 受験票顔写真写真付きの本人確認書類 |
CASECはオンラインでパソコンから受験します。
24時間いつでも受験可能なので、インターネット環境とパソコンさえあれば、時間・場所を選ばず受験できるのが特徴。
一方TOEICは、事前申し込みや試験当日の移動など、受験するまでに手間がかかる
受験のしやすさではCASECが圧倒的に優位です。
会場まで車や電車で向かうことを考えれば、時間的なムダを大幅に省けます。
たしかに…会場が結構遠い場合もあるもんね
間違いない、車で行こうにも駐車場がないところとかあるし、いろいろ時間がかかるよね
受験料の違い
CASEC | TOEIC | |
---|---|---|
受験料 | 3,667円(税込) | 7,810円(税込) ※2021年10月~改定 |
支払方法 | クレジット決済 コンビニ払い | クレジット決済 コンビニ払い 楽天Pay |
割引 | あり スタギア会員登録 スタギア経由で他の英語試験受験で300円OFF優待クーポンコード発行 | あり リピート割引受験料:7,150円(税込) |
CASEC最大の特徴が格安の受験料です。
1回3,667円(税込)は英語テストの中では破格の安さ。
TOEICは2021年10月より7,810円(税込)へと値上がりをしましたが、それでも他の英語試験と比較すると決して受験料が高い部類ではない
ちなみに、IELTSだと25,380円、TOEFLはUS$245(3万円超え)だと考えればいかに格安かがわかります。
さらに会場までの交通費・提出する写真代など受験料以外の諸費用も発生します。
CASECは1回3,667円で完結なので、価格の面でも圧倒的に優位です。
IELTSとかと比べると5分の1以下なの?
もちろんIELTSやTOEFLは用途が違うし、世界で見たら格が違うテストだから比較できないけど、TOEICの半分程度なのはうれしいよね
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問題数の違い
CASEC 問題数・時間 | TOEIC 問題数・時間 | |
---|---|---|
リーディング | 32問 40分 | 100問 75分 |
リスニング | 28問 39分 | 100問 45分 |
合計 | 60問 69分 ※ただし平均試験時間約40分~50分 | 200問 2時間 |
CASECの問題数は60問と少なく、TOEICの1/3程度しかありません。
その問題数の少なさを可能にしているのが、CASEC独自のメソッドを使用した出題方法です。
TOEICはすべての受験者が、200問同じ出題を解く従来型のテスト
前半は点数の低い易しい問題が並び、後半に難しく配点の高い問題が並ぶというイメージだと思います。
一方CASECは、解答の正誤から理解度のレベルを測り、受験者個人の英語力に合わせた問題を出題します。
正解を続けると問題の難易度が上がってゆき、不正解をすると難易度の低い問題からまた難易度が上がっていくイメージ
このCASEC独自の出題方法から、TOEICと比較し問題数・受験時間ともに大幅に少なくなっています。
CASECのテスト形式について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。
結構短いテストなのね!
従来型のテストじゃないからこそ、素早く英語力を測れるって感じかな
テスト構成の違い
テスト構成に関しては、双方とも同じくリーディング・リスニングの2技能の試験です。
それぞれのテスト構成の詳細をまとめました。
CASEC | TOEIC | ||
---|---|---|---|
1. 語彙の知識 | 問題形式:空所補充 解答形式:4肢択一 問題数:16問 配点:250点 解答時間:60秒/問 | 1. 写真描写問題 | 問題形式:リスニング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:6問 配点:Part1~4で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間 3分 |
2. 表現の知識・用法 | 問題形式:空所補充 解答形式:4肢択一 問題数:16問 配点:250点 解答時間:90秒/問 | 2. 応答問題 | 問題形式:リスニング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:25問 配点:Part1~4で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間 9分 |
3. 話の大意理解 | 問題形式:リスニング 解答形式:4肢択一 問題数:17問 配点:250点 解答時間:60秒/問 | 3. 会話文問題 | 問題形式:リスニング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:39問 配点:Part1~4で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間 9分 |
4. 話の具体情報聞き取り | 問題形式:リスニング 解答形式:ディクテーション (書き取り) 問題数:11問 配点:250点 解答時間:120秒/問 | 4. 説明文問題 | 問題形式:リスニング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:30問 配点:Part1~4で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間 16分 |
5. 短文穴埋め問題 | 問題形式:リーディング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:30問 配点:Part5~7で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間10~15分 | ||
6. 長文穴埋め問題 | 問題形式:リーディング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:16問 配点:Part5~7で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間 10~15分 | ||
7. ひとつの文章複数の文章 | 問題形式:リーディング 解答形式:4肢択一 マーク式 問題数:54問 配点:Part5~7で495点 解答時間:任意 ※理想解答時間 50~55分 |
構成内容を比較した相違点は下記の通りです。
CASEC | TOEIC | |
---|---|---|
解答時間 | ・1問ごとに解答時間の設定がある ・1問ごとにゆとりのある解答時間が設定されている ・平均試験時間は約40分~50分と集中力が続く | ・1問ごとの解答時間設定がなく、受験者個人で時間配分をする必要がある ・1問に対し十分な時間確保が難しい 試験時間が2時間と長く集中力を保つのが難しい |
解答方法 | 4肢択一 ディクテーション(書き取り) | 4肢択一 マーク式 |
問題特徴 | ・少ない問題数で、パートごとに限られた設問がなされている(例:長文読解がない、話の大意把握に特化した設問がある等) ・ディクテーション(書き取り)という聞いた会話を直接キーボード入力する解答方法があり、スペリングの正確さも問われる ・個人の理解度に合わせた問題が出題される ・正解を積み重ねると難易度が上がる ・不正解をするとまた易しい問題から出題され、難しい問題を解き続ける必要がない リスニング問題の難易度が上がると特徴的な問題が出題する(例:出題音声がノンネイティブスピーカー、出題音声にリンキング問題があるなど) | ・200問という問題数で、問われる内容が網羅されている ・解答方法が全て4肢択一マーク式 ・すべての受験者が同じ問題を解く ・難易度が易しいものから難易度の高いものへ推移する傾向がある ・難易度が高く正解が分からないものでも解答を埋められる |
採点方法 | CASEC独自のスコアリング | TOEIC独自のスコアリング 不正解に対する減点がない |
結果 | ・試験終了後即結果が表示される結果はpdf形式でダウンロード可能 ・TOEIC・TOEFL目安スコア、英検目安級が併記され表示される | ・試験日から17日以降でWebでスコア確認が可能 ・試験日から30日以内にOfficial Score Certificate(公式認定証)が郵送される |
個人の感想としては、TOEICのテスト構成ではタイムマネジメント・集中力・事前対策の要素も問われるのに対し、CASECは純粋に英語力が問われると感じます。
ハックして攻略しにくいのもCASECの特徴なのです。
TOEICはテクニック次第でスコアアップできるけど、CASECはそうじゃないイメージ?
そんなところだね、本質的なところを言えばTOEICの「裏ワザ」や「解答テクニック」は実生活に役立つものではないよね
出題単語の違い
CASECはTOEICと比較し全体的な出題単語の難易度は低いです。
TOEIC対策をしていれば、CASECの出題単語の理解に関しては全く問題ありません。
しかし、下記2点に対してはCASEC対策として試験前の学習をオススメします。
- 会話で使われる慣用句・イディオムの知識
- スペルミスが起こりやすい単語
CASECには長文読解が無く、出題内容は会話文が多いため、単語よりも主に会話で使われる慣用句・イディオムの知識が問われる印象です。
単語・文法が優先になり、口語で使われる慣用句の学習は後回しになりがち
CASEC受験前に会話で頻出する慣用句のチェックをオススメします。
セクション4のリスニングでは、ディクテーション(書き取り)というTOEICには無い解答方法が設けられています。
聞きとった2~4語程度の単語を正確にスペリング(タイピング)が必須
TOEIC対策ではあまり重視されない「簡単なのにスペルミスが起こりやすい単語」という部分の学習が必要になります。
筆記試験から離れている期間が長い方には、試験前に実際にタイピングしてみるのもオススメ。
ディクテーションか…本格的ね…
マークシート形式のリスニング問題よりは間違いなくリスニング力を適切に測れるよ
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次はCASECとTOEICの難易度について比較していきます。
CASECとTOEICはどちらが難しい?簡単?
「CASECとTOEICならどっちが難しい?」
もちろん一概にコチラの方が難しいと断言することはできないのですが、基本的にはTOEICの方がやや問題の難易度が高いイメージです。
とはいえ、CASECの場合は独自の出題システムにより、英語力が高ければ高いほど出題問題も難しくなっていきます。
CASECは問題の難易度が低い
試験自体の難易度や問題構成は同等程度ですが、出題文章の難易度はCASECの方がやさしい印象です。
- 新聞・記事・学術的なレポートなどの長文読解がない
- 出題形式は会話文が多いため、使われる単語の難易度のレベルが低め
- ディクテーション(書き取り)解答があるため、スペル間違いが起きやすいものの、難易度の低い単語を問われる問題が多い
理由としては上記が挙げられます。
すべての受験者が同じ問題を解くTOEICと異なり、CASECでは個人の理解度に合わせた問題も出題されます。
そのため、自分の英語力以上の難問を出題され続けることがない
難しすぎて分からないパートをやり過ごす状況が発生しないことも、CASECの方が試験内容が簡単と感じる理由のひとつです。
受験者ごとに違う問題が出題されるの?
そう、正解を重ねれば問題が難しくなるし、不正解を重ねると易しくなっていく仕組み
CASECはタイムマネジメントが簡単
CASECは、TOEICよりも圧倒的にタイムマネジメントが容易です。
その理由として、下記の点が挙げられます。
- 問題数が計60問と少ない
- 1問ごとに60~120秒と十分な解答時間が設けられている
TOEICは1問ごとの解答時間がなく、時間配分は個人の裁量によります。
200問全てを解くには、英語力以外にタイムマネジメントの対策が必須
その点CASECは1問ごとに十分な解答時間が設けられており、時間配分へ余計な労力を使う必要がありません。
試験平均時間も平均試験時間約40分~50分と短く、最後まで試験に集中して臨めます。
タイムマネジメントの要素が少ないって、なんかテストっぽくない!
だからこそ従来的なテストではないんだよね、いろいろな要素を削って、的を絞って英語力を評価するテストだと言えるよ
CASECは狙ってハイスコアは取りづらい
CASECのネックとなるのは、試験対策が取りづらいという点です。
CASEC | TOEIC | |
---|---|---|
公式教材 | なし | あり |
市販教材 | なし | あり |
過去問 | なし | 非公開 ただし類似問題集が公式・市販共に豊富にある |
公式HP上学習サポート | なし ただし試験後のフィードバックはあり | 有料・無料学習サポートあり 無料コンテンツ・公式YouTubeチャンネル 穴埋めエクササイズ |
サンプル問題 | CASECガイドツアー | 公式サンプル問題 |
CASECは試験対策教材がないだけでなく、過去に受験した問題の解答や不正解の箇所の公表もしていません。
正解を公表してしまうことにより、受験者の能力値を正しく測定できなくなる恐れがあるという理由からです。
その点TOEICは、試験用教材が豊富にあり、目指すスコア別に応じた学習方法が確立されていて、ハイスコアを狙う為の学習ができる
とはいえCASECは、英語力を正確に測るツールと公式に謳っていることもあり、狙ってハイスコアを出す、スコアを上げるのは本質的ではないのです。
CASECでは公式ホームページ上でCASECガイドツアーが用意されており、各セクション1問ずつ練習問題を解いて形式に慣れることが可能
TOEICとは受験形式が異なるので、初回受験時は事前のガイドツアー受講を強くオススメします。
対策ができないのは驚き!
本質的なありのままの英語力を測るなら、この方式が適切なのかもね
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次は、英語力を測る精度についてご紹介します。
英語力を測る精度はどちらの方が上?
個人の感想として、英語力のみを測る精度に関してはCASECの方が上だと感じます。
その理由として、下記のようなCASEC・TOEICの特徴があげられます。
TOEICは英語力以外の部分で高得点をとるテクニックの習得が可能です。
一方でCASECは、自分の英語力で正解を重ねることでしか、より難易度の高い問題を出題させる方法がない
TOEICのスコアアップテクニックを知ったところで、実際の英語力に直接影響するわけではありません。
そのため、純粋に英語力のみを測る精度ではCASECが高精度だといえます。
純粋な英語力を測るならかあ…
CASECはありのままの英語力、TOEICはいかにTOEICに向けて対策したかの努力が測られると言ってもいいかも
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次はCASECとTOEICのスコア換算を見ていきます。
CASECとTOEICのスコア換算
CASEC公式ホームページ上でスコア換算表を明示しています。
この数字は、過去の受験者がCASEC受験時に任意で回答したTOEIC(R) L&Rスコアをもとに算出されています。
公式ホームページ上では、目安と自己申告スコアのずれが100点以内となる人は全体の72%程度とされているのがスゴイですね。
上記点数を踏まえた、スコア別習熟度の解説は以下のとおり。
CASEC Level | CASEC Total Score | TOEIC換算目安スコア | Proficiency |
---|---|---|---|
AA | 880~1000 | 950~990 | ・日常生活や広く社会生活で交わされるコミュニケーションが可能 ・日常生活及び環境、時事問題など社会生活に必要な語いや表現は十分理解しており、それらを適切に使用する判断力がある ・幅広い範囲の会話について理解し、会話中述べられる事実に加え、意図や感度も推察する能力がある |
A | 760~879 | 820~945 | |
B | 600~759 | 545~815 | ・日常生活や社会生活で交わされる基礎的な内容についてのコミュニケーションが可能 ・日常的な場面に加え、職場などの社会的な内容についても、基礎的なコミュニケーションが可能な語いや表現を十分理解している ・比較的広い範囲の話題について、Native-speakerが話す会話を聞き取り、概要および詳細を理解できる能力がある |
C | 450~599 | 355~540 | ・日常生活で交わされるごく一般的な内容についてのコミュニケーションが可能 ・日常的な場面であれば、自分の意思を伝えるなど基本的なコミュニケーションに必要となる語いや表現をよく理解していますが、なじみのない語いや表現に対しては戸惑うことがある ・Native-speakerが話す日常会話から、その概要全体を理解する能力がある |
D | 390~449 | 305~350 | ・日常生活で交わされる基礎的な内容についてのコミュニケーションが可能 ・自分の意思疎通を行うまでには至っていませんが、基本的な語いおよび表現は理解している ・Native-speakerがゆっくり話すごく日常的な会話から、その概要全体を完全に推測するには不十分な部分がありますが、概要の一部を推測する能力がある |
E | 0~389 | 0~300 | ・挨拶や紹介などごく初歩的な応答などが可能 ・日常的な内容であっても、語いや表現などの知識が限られているため、コミュニケーションを成立させるためには、基礎的な語いや表現を身につける努力が必要な段階 |
過去の受験者が任意回答したTOEICスコアをもとに算出されているため、換算値目安の信憑性に不安な方もいらっしゃると思います。
しかし、個人の感想では換算の精度は高いと言えます。
過去4回の受験を行い、初回受験の際はCASECのテスト形式にも慣れずスコアが低く、TOEIC換算スコアはマイナス150と誤差がでた
しかしテスト形式に慣れた2回目以降は、マイナス15以内という精密さで換算されました。
TOEICのテスト構成では、タイムマネジメント・集中力・事前対策の要素もスコアに大きく影響します。
一方CASECは、そういった他の要素の干渉が少なく、事前の対策教材等もないことから、純粋に英語力のみを測定する試験と言える
そのため、TOEICでハイスコアを出すための学習を続けた方にとっては、換算スコアは低くなる可能性があるかもしれません。
CASECで初心者や中級者はまず何点を目指すべき?
700点がひとつの壁になっているから、そこを超えられると先が広がっていくよ!
CASECの平均点などスコアに関する情報を知りたい方は、以下の解説記事をご覧ください。
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