こんにちは、当時偏差値40の高校に通っていた18歳の頃に4ヶ月でIELTSのスコアを4.5から6.5まで伸ばしイギリスの大学を卒業したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。
この記事で私の持ってるIELTSに関する知識をすべて放出しました!
IELTSを4か月の独学で4.5から6.5にあげ、イギリスの大学に入学して卒業した筆者がIELTS対策をするうえで知っておくべき情報をすべてまとめました!
基礎情報から対策法、テクニック、おすすめの教材やサービスまですべて経験に基づいた内容となっています。
IELTS初心者でまず6.5くらいを目指す人にはとくに読んでほしい内容になっています。
偏差値40の高校に通っていた当時の私も初心者から6.0~6.5を目指していました。
気が遠くなる気持ちや自分にはやはりムリなのか…と思ってしまう気持ちは他の人よりも理解できる自信があります。
しかし、初心者から6.0、6.5を目指すのはかなり困難ですが、しっかりと対策をすれば可能性はある
これは机上の空論ではなく、実際に私が独学でIELTS 4.5レベルから3ヶ月でスコア6.5まで伸ばしたからこその言葉です。
スコア6.5を取ったあとイギリスの大学に行き、卒業、英語講師としての経験も経て当時は気づけなかったことにもたくさん気づきました。
今回の記事では、過去の私のように何としてでもIELTS6.0や6.5を取得したい方々のために、知り得る知識をすべてまとめます
※この記事でいうIELTSはIELTSアカデミックモジュールを指します。
- 筆者が実際にスコア4.5レベルから4ヶ月で6.5まで上げた経験がある
- 元英語講師、イギリスの大学を卒業した経験で得た知識を公開
- 今日からすぐ参考にしてモチベーションを上げて実行できる
初心者が6.5ってなんだか無謀な気がするのですが…
結論からいうと僕でも3ヶ月の独学で初心者から6.5を達成できたので、タフですが可能性は十分にあります!
IELTSの6.0~6.5のレベル・概要|アイエルツってどんなテスト?
まずはIELTSがどのようなテストなのかを知っておくのは重要です。
ここではIELTSテストの特徴を紹介します。
IELTSテストの概要
IELTSテストは、上記の機関によって協同で運営されている、英語の能力を包括的に測るテスト・試験です。
ケンブリッジ大学やブリティッシュカウンシルとあるように、元々イギリス系のテスト。
じゃあイギリス英語学び直し!?
いえ、IELTSを受けるためにイギリス英語を覚えなおさなければならないわけではないので、心配しないでください
また、アイエルツ(IELTS)テストには2種類あり
- アカデミック・モジュール(Academic Module、大学や高等教育機関出願用のテスト)
- ジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module、一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)
このうちの2種類から選ぶことが出来ます。
IELTSアカデミックモジュール・ジェネラルモジュールの違い解説
ちなみに受験料は25,380円(税込)となっています。
1回の受験料が高いのが難点
たしかに英検やTOEICと比べるとすごく高いね!
ちなみにメリットでいうと、近年多くの日本の大学がIELTSスコア取得者に優遇制度を導入しています。
高校生のIELTS受験者がかなり増えている!
IELTSのテスト内容・試験時間・問題数など
- 試験時間:30分
- 問題数:40問
- 日常的なテーマから学術的なテーマまで幅広く出題
IELTSはイギリス系のテストということもあり、イギリス英語のスピーカーが登場する場面が多いです。
リスニングはイギリス人スピーカーだけですか?
いえ、すべてイギリス英語というわけでもありません
- 試験時間:60分
- 問題数:40問
- 長文読解が3種類(トータルで約2,000~2,750語)出題
選択式から記述式まであるのがIELTSリーディングの特徴、英検やTOEICのような単調な語彙問題や文法問題はありません。
英検やTOEICのように語彙問題みたいなのはないんですね
はい、IELTSではいかに長文を読んで理解できるかが試されます
- 試験時間:60分
- 問題数:2問
- 図表の解説問題とエッセイ形式の問題
IELTSライティングの特徴は図表を文章化する問題、自分の意見を述べるエッセイ形式の2つが用意されている点です。
エッセイライティングなんてやったこと無いんですけど…
そう、実はスピーキング以上にしっかりと1から対策をする必要がある項目です!
- 試験時間:約15分から20分
- マンツーマンのスピーキング
- 柔軟性のあるスピーキング試験(フリースピーチあり)
IELTSのスピーキングではテーマに沿ったフリースピーチがある点が、他のテストとはやや違う点であり、多くの人が苦手意識を持っています。
しかしスピーキングに関してはそこまで難しい訳でもありません
でもフリースピーチは難しそう!
IELTS for UKVIとはナニ?通常のIELTSとはどう違う?
IELTSには、IELTSとIELTS for UKVIというテストがあり、困惑する人もいるかもしれません。
IELTS for UKVIは、IELTS for UK Visas and Immigrationの略で、英国ビザ申請のために、セキュリティ面がより強化されたIELTS試験です。
試験内容、採点方法等は通常のIELTSと変わらない
IELTS | IELTS for UKVI | |
利用目的 | 世界中で使える 海外留学 海外就労 海外永住権申請 | イギリスのビザ申請 イギリス留学 イギリス就労 イギリス永住権申請 |
受験料 | ペーパー試験 25,380円 コンピューター試験 26,400円 | ペーパー、コンピューター試験共通29,400円 |
受験会場 | 全国16都市 コンピュータ試験は東京・大阪 | 東京・大阪 コンピュータ試験は東京のみ |
試験日 | 週に1~7回(都市による) | ペーパー試験:月に2回程度 コンピュータ試験:週に5~6回 |
セキュリティ | パスポート確認 写真撮影 指紋認証 | パスポート確認 写真撮影 指紋認証 パスポートスキャン 監視カメラ |
IELTS当日の流れと持ち物
- 9:00AM 試験についての説明、問題配布
- 9:20AM ライティングテスト(60分)
- 10:30AM リーディングテスト(60分)
- 11:40AM リスニングテスト(40分)
- 12:30PM 筆記試験終了
- 13:00~19:30PM スピーキングテストが同日に行われる場合
スピーキングテストは、ライティング・リーディング・リスニングテストと同じ日に行われる場合と、後日行われる場合があります。
パスポートの原本 | 申し込み時に登録したもので、有効期限内のもの |
パスポートのカラーコピー | 指定の方法でカラーコピー |
鉛筆 | HB・B 3~5本 |
消しゴム | カバーを外して 2~3個 |
水 | 無色透明の水・容器のラべルも外す |
ちなみに受験票(受験確認書)は事前にダウンロードして開始時間などを確認しておきましょう。
持ち物の基準は厳しく決められているので、必ず守りましょう。
\ 心配な人はまず公式の規約をチェックしておこう /
IELTSのレベル・難易度
英検のように級制度、合格不合格制度を取っているわけでは無いので一概にどんなレベルか、というのはなかなか難しいのです。
しかし、私が受けた感覚的に、アイエルツ(IELTS)の問題自体は英検準1級と1級の中間くらいのレベルだと考えます。
あくまでIELTS、英検準1級、1級すべて受けた私の感想です
なるほど、やっぱり内容は難しいんですね
別テストとのおおまかな換算表はこちら。
IELTS | TOEFL iBT | TOEIC | 英検 |
9.0 | 120 | ー | ー |
8.5 | 119 | ー | ー |
8.0 | 117-118 | ー | ー |
7.5 | 109-116 | 970-990 | ー |
7.0 | 100-108 | 870-970 | 1級 |
6.5 | 90-99 | 820-870 | ー |
6.0 | 80-89 | 740-820 | 準1級 |
5.5 | 69-79 | 600-740 | ー |
5.0 | 61-68 | 550-600 | 2級 |
4.5 | 52-60 | 500-550 | ー |
4.0 | 45-51 | 450-490 | 準2級 |
3.5 | 33-44 | 300-440 | ー |
3.0 | 29-32 | 291-299 | 3級 |
2.5 | 20-28 | 270-290 | ー |
2.0 | 12-19 | 260-269 | 4級 |
1.5 | ー | 100-259 | 5級 |
※この表は目安であり、実際の比較とズレがある場合もあります。
より正確なCEFRスコア比較・日本人平均・世界平均スコア記事
スコア6.0~6.5の難易度はどれくらい?
先ほどの換算表を見るとレベル的には
- IELTSスコア6.5:英検準1級以上
- IELTSスコア6.0:英検準1級と同等レベル
このような難易度であることがわかります。
実際に私は英検も1級まで持っていますが、このレベル感でおおよそ合ってます
だからといって、英検準1級を持っているからIELTSで6.0を取れるかと言ったらそうではない点には注意しておきましょう。
TOEFLやTOEIC、英検とはどのように違う?どれを受けるべき?
海外進学や留学の際によく使われるIELTSですが、似たような用途でTOEFLというテストもあります。
一体どのような点が異なるのでしょうか?
IELTS | TOEFL | |
運営団体 | ブリティッシュカウンシル idp Education ケンブリッジ大学英語検定機構 日本英語検定協会 (共同開催) | ETS |
試験の種類 | アカデミックトレーニング ジェネラルトレーニング UKVI | iBT(コンピューターベース) ITP(団体向け) |
受験料 | 25,380円(ペーパー試験) 26,400円(コンピューター試験) | US $245 |
試験時間 | 2時間45分 | 約3時間 |
受験形式 | ペーパー試験 コンピューター試験 (CD IELTS) | コンピューター試験(ibt) |
問題数 | リスニング 40問 リーディング 40問 ライティング 2タスク スピーキング 3パート | リスニング 28-39問 リーディング 30-40問 ライティング 2タスク スピーキング 4タスク |
テスト構成 | 4技能 リスニング 40分 リーディング 60分 ライティング 60分 スピーキング 11~14分 | 4技能(選択式) リスニング 41-57分 リーディング 54-72分 ライティング 50分 スピーキング 17分 |
出題単語 | 日常会話からアカデミックまで 専門用語もある | アカデミックな内容がほとんど 専門用語が多め |
スコア | 1-9.0 バンドスコア 0.5刻み スコアは2年間有効 | 120ポイント 30P×4技能 |
思ったよりも違う点が多い…
そうだね、必ず自分の用途に合ったものを受けたいよね
じゃあTOEICと比べるとどのように違うの?と思われるかもしれません、以下が基礎情報の比較です。
IELTS | TOEIC | |
運営団体 | ブリティッシュカウンシル idp Education ケンブリッジ大学英語検定機構 日本英語検定協会 (共同開催) | ETS |
試験の種類 | アカデミックトレーニング ジェネラルトレーニング UKVI | TOEIC (L&R) TOEIC (S&W) その他3種類 |
受験料 | 25,380円(ペーパー試験) 26,400円(コンピューター試験) | 6,490円(L&R) 10,450円 (S&W) |
試験時間 | 2時間45分 | 2時間(L&R)、 80分(S&W) |
受験形式 | ペーパー試験 コンピューター試験 (CD IELTS) | マークシート (L&R) コンピューター試験(S&W) |
問題数 | リスニング 40問 リーディング 40問 ライティング 2タスク スピーキング 3パート | リスニング 100問 リーディング 100問 ライティング 8問(別テスト) スピーキング 11問(別テスト) |
テスト構成 | 4技能 リスニング 40分 リーディング 60分 ライティング 60分 スピーキング 11~14分 | 2技能(マーク式) リスニング 45分 リーディング 75分 ライティング 60分(別テスト) スピーキング 20分(別テスト) |
出題単語 | 日常会話からアカデミックまで 専門用語もある | 日常会話、ビジネス英語 実践で使える基礎単語でわかりやすい |
スコア | 1-9.0 バンドスコア 0.5刻み スコアは2年間有効 | 990点(L&R各495点)5点刻み 0~200点(S&W) 10点刻み |
最初に紹介した、TOEFLよりもIELTSとはまったく異なる、似ている部分さえないテストがTOEICです。
用途もまったく違うので、どちらを受けるべきかはわかりやすいのが特徴。
なるほど…全然違うのね
TOEICとIELTSで迷うことは基本的にはないと思うよ
ここまで比較したら、やはり日本でもっとも知名度のある英検との比較をしないわけにはいきません。
英検との違いは以下のとおりです。
IELTS | 英検 | |
運営団体 | ブリティッシュカウンシル idp Education ケンブリッジ大学英語検定機構 日本英語検定協会 (共同開催) | 日本英語検定協会 |
試験の種類 | アカデミックトレーニング ジェネラルトレーニング UKVI | 1級~5級まで |
受験料 | 25,380円(ペーパー試験) 26,400円(コンピュータ試験) | 12,600円(1級) 10,700円(準1級) 9,700円(2級) 9,200円(準2級) 7,900円(3級) 4,900円(4級) 4,500円(5級) コンピューター試験は500円安い |
試験時間 | 2時間45分 | 2時間20分(1級) 2時間5分(準1級) 1時間50分(2級) 1時間45分(準2級) 1時間20分(3級) 1時間5分(4級) 50分(5級) |
受験形式 | ペーパー試験 コンピューター試験 (CD IELTS) | ペーパー試験 コンピューター試験 (S-CBT) |
問題数 | リスニング 40問 リーディング 40問 ライティング 2タスク スピーキング 3パート | 級によって異なる |
テスト構成 | 4技能 リスニング 40分 リーディング 60分 ライティング 60分 スピーキング 11~14分 | 4技能 リスニング 35分 リーディング+ライティング 100分 スピーキング 約7分 (1級の場合) |
出題単語 | 日常会話からアカデミックまで 専門用語もある | 難易度の高い単語や言い回しが多い (1級の場合) |
試験結果 | 1-9.0 バンドスコア 0.5刻み スコアは2年間有効 | 1級~5級まで 合否判定 生涯有効 |
IELTS対策のキホン!全項目に共通する6.0~6.5を目指す為の勉強法
まずは、リーディングやリスニング、ライティングとスピーキングなどの技能以前に、共通して取り組むべき勉強法を解説します。
私が3ヶ月で4.5から6.5まで伸ばした勉強に対する考え方【音声解説付き】
今でも信じられないのですが、私は18歳のころ、3ヶ月でIELTSを4.5から6.5に伸ばしました。
勉強量はもちろん多かったのですが、それ以上に今重要だったと思うのが勉強と目標に対する考え方の部分です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメです
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
当時のPDCAの回し方は音声でも解説しました
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
この記事ですべて紹介すると長くなってしまうので割愛しますが、私が当時行ったすべての行動、考え、目標設定の方法などはコチラの記事で解説しました。
IELTS対策をはじめるまえに
- 具体的な目標スコア
- 目標達成日
- 目標を達成した後の目標
少なくとも、この3つを考えて、紙に書きだしましょう!(毎日見えるところに貼っておくとなおよし!)
IELTSに関わらず英語テストで最優先なのは単語力
どんなテストにおいても英語力の基盤となるのは単語力です。
イメージはこのような形です。
すべての基盤となっているのは語彙力であり、4技能がどこまで伸びるのかのポテンシャルは語彙力によって決まると考えています。
IELTSで言えばIELTSレベルの語彙力をある程度つけるのがまず第一優先という訳です
単語を知らなければ読めるわけないもんね!
特殊なテストであるアイエルツでは更に単語力が重要
IELTSはただ単に英語の力を測るだけのテストではありません。
留学する人が受ける「アカデミックモジュール」では一般的な英語だけでなく学術的な英語力も求められる
そこでまず必要になるのがアイエルツ(IELTS)専用の単語帳です。
IELTSを受けるならIELTS専用の単語帳が必須です
IELTS専用の方が効率的だよね!
私がオススメする効果的な単語の覚え方
英単語学習については一部ポッドキャストでも放送しました
すでに自分の中で確立された覚え方がある人はそのまま覚えましょう。
- 単語帳をそのまま使う
- ノートに書きだす
- 暗記ペンや暗記シートを使う
- とにかく単語帳を読み込む
この4つの方法で覚えている人は、ぜひ参考程度に、私がIELTSを勉強していた頃からイギリスの大学を卒業するまで使っていた覚え方をオススメしたいです。
皆さんも「暗記したはずなのに忘れた…出てこない…」なんて経験はありませんか?
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
- IELTSに特化した単語帳を1冊買う
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
まずは現在の実力と目標との差を実感する
試験勉強のセオリーは「まず過去問(公式問題集)を1回解いてみる」
仮に6.0、6.5など目標スコアがあったところで、まず自分の立ち位置を理解しておく必要があるからです。
- 目標スコアとの差が大きい→中期的に中間地点の目標も立てる
- 意外と目標スコアとの乖離が少ない→苦手部分を克服 or 得意を伸ばすなど特化した戦略を立てる
- まったく理解できない→まず基礎から固める必要がある
IELTSには、ケンブリッジ出版の公式問題集があるので、まずは過去問を手に入れて自分の立ち位置を理解しましょう。
便宜上「過去問」と呼ばれることが多いですが、実際は最も本番レベルに近い、Cambridge University Pressが出版する公式問題集です
旺文社が出版するブリティッシュカウンシル公認問題集もあります。
少し安いというメリットがあるものの、テストのレベル感はケンブリッジ出版のものの方が本番に近いです
- ケンブリッジ出版の最新公式問題集を手に入れる
- 本番と同じ時間で測って採点する
- 目標との差分を理解し、苦手ポイントや得意ポイントを理解する
この工程を踏まないと、目標に直進できるような対策はできません。
自分の苦手克服ポイントや、スコア稼ぎポイントは自分にしかわからないのです。
基礎知識が足りないと感じる方は1冊日本語の教本を読もう
ケンブリッジ出版の公式問題集を解いてみて
- まだ英語力があまりないと感じる
- 1回受けたけどいいスコアが取れなかった
- まったく解けている感覚がない
このような場合は、問題集や公式問題集に入る前に必ず日本語で書かれた教本、攻略本を1冊読破するのがオススメ。
アイエルツ(IELTS)に関する知っておくべき情報が網羅されており、演習問題も付いています。
オススメする理由は、攻略本に載っている演習問題は本番とまったく同じ形式で作られているものの、難易度が本番よりも低く設定されているから
初心者でも解けるようなレベルで、本番さながらの形式を体験できるというのはメリットでしかないと考えます。
- 公式問題集が難しすぎると感じた方は、日本語の参考書を1冊手に入れる
- IELTSの内容や要点を日本語で理解しながら、問題形式に慣れる
- 1冊終えたら、洋書や公式問題集にチャレンジ
公式問題集をまず解いて、まったく理解できなかったのにそのまま洋書で続けるのは遠回り!
レベルに応じて、段階を踏むのは不可欠!
文法力・構文力が足りない人は必ず土台を作っておく
最初に公式問題集を解いてみて、リーディングやリスニングがスムーズに読めない、聞こえないという場合、文法や構文知識が足りていない可能性が非常に高いです。
- 単語の意味はなんとなくわかるけど、文章として理解できない→文法・構文力不足
- 単語もわからないし、文章としても理解できない→語彙・文法・構文力不足
文法知識は基盤として必要
つまり、パッセージを読んでいる際にスラスラいかなかったり、リスニングが途切れ途切れでしか聞こえないという場合は、英文法の勉強、再チェックが必須となります。
私の経験上、6.0や6.5を狙うのであれば、高校卒業レベルの文法はカバーしておきたいです。
オススメの英文法テキストは「CEFRに基づく英文法」
CEFRのA1~B2レベルの文法を網羅し、問題を解いていくというテキストです。
IELTS換算をするとB1は4.0~5.0、B2は5.5~6.5なので、まさにドンピシャの英文法範囲が完全にカバーされています。
ちなみに日本語書籍っぽいカバーですが、中身は洋書です
問題形式ではなく、教科書のような日本語の解説本が欲しいという方は「総合英語 Evergreen」のような英文法書で基礎をつけるという形になります。
ただ、私は最初に紹介した問題集型である「CEFRに基づく英文法」の方が、IELTSでの応用は利きやすいです。
- 単語はなんとなく理解できるけど、文として読めないのは文法力不足!
- CEFRに基づく英文法または総合英語 Evergreenで最低限の文法知識をつける
手遅れになる前に、最低限レベルの文法・構文をカバーしておくのは非常に重要です!
最終的には過去問(公式問題集)をやり込むのが一番の対策
最終的には、ケンブリッジ出版の公式問題集を使った勉強、研究、攻略がもっとも効果的です。
IELTSに関しては、問題集と公式問題集とでかなりのレベルの差があるので、もっとも本番に近いケンブリッジ出版の公式問題集は唯一無二の存在となります。
そして、対策を進める際には、絶対に気を付けなければならないことがあるので解説します。
解くときは必ず時間を計る
本番のスピードに慣れることは非常に大切です。
問題や演習を解くときは必ずタイマーを60分に設定してかけておきましょう。60分間の途中で絶対に投げ出してはいけません、60分本番と同じように集中して解いてください。
これを行うと本番もとってもすんなり入ることができ、時間配分の計画も立てやすくなる
もしタイムオーバーになってしまったら、タイムオーバーになった時点にしるしを付けてわかりやすいようにしてください。
続けていくことで自分に合った時間配分を頭に刻み込むことができ、本番中に焦らなくなります
答え合わせは必ずしっかり行う
- なぜ、どのように間違えたのか
- 答えはどこにあったのか
- どのような思考回路で自分は間違いに行き着いてしまったのか
せっかく公式問題集を使うなら上記すべてチェックしてください
本文にもう一度目を通す
答え合わせが終わったら(または答え合わせ中)、アイエルツ(IELTS)リーディングの本文やリスニングスクリプトにもう一度目を通してください。
じっくりと読む必要はありません
この作業でして欲しいのは本文中に自分が分からなかった単語や表現、文法をすべて割り出し覚えてほしいからです。
わからなかった単語や表現は、すべてまとめて覚えなおしましょう。
公式問題集を使い倒すというのはこういうことです
同じ問題は最低2回行う
アイエルツ(IELTS)公式問題集は1冊で4回分の問題が組まれていますので、まずは1週目順番に1から4までやってください。
1周目を終えたらもう一度1に戻ってやり直しましょう
2周目に入るころには1周目にわからなかった単語はわかっているはずです。
- 正解率は上がったか
- 本文理解度は上がったか
- わからない単語は無くなっていたか
- 所要時間は減ったか
上記に注目をしてください。
当たり前ですが99%の人が1周目より高い得点が取れているはずです。
1周目より低い人は先ほど紹介した答え合わせや、わからなかった単語の取得を怠っている人
プロセスをひとつでも怠ってしまう人は伸びません、これははっきり自信を持って言えます。
私がIELTSを勉強していた頃は同じ公式問題集の問題を3周解いていました
シンプルにはじめられるIELTSリーディング勉強法
ここからはIELTSのリーディングを攻略するための対策法や勉強法をまとめます。
具体的なアクションプラン付きなので、わかりやすくすぐに実行できます!
英文速読法を鍛える
英文速読の力を身に着けることは、リーディングにおいて非常に重要です。
速読に関するご要望が多かったので、この度さまざまな側面から速読を理解できるよう、多くの記事を執筆しました。
各側面、順番に解説していきます!
速読力を高めるうえで知っておきたい13のコツ
IELTSリーディングに関わらず、文章を速く読むうえでのコツは以上の通りです。
しかし、IELTSに特化して言うのであれば、特に重要なのが
- 返り読みしない
- 指や鉛筆で追う
- 極力日本語に訳さない
- 1ワードずつ読まない
- スラッシュリーディング
- 頭の中で声に出して読まない
- 高校卒業レベルの英文法知識
- 問題の先読み
この辺でしょうか?
もっとも大事なのは「返り読みしない!」で間違いありません
返り読みをしないためのアイデアは、後に紹介します。
上記13個のコツをもっと詳しく知りたい、どのように実行できるかどうかは以下の記事で解説しています!
速読アプリの使用
英語学習者向けに作られている訳では無いので、中上級者向けになりますが、スピードリーディングアプリの使用も検討する価値があります。
私のオススメは断然SPRITZ!
- URLをコピペするだけで速読トレーニングできる
- 自由にスピード設定を変えられる
- ユーザー登録なども不要
IELTSへの応用としては、アカデミックモジュールで頻出のトピックを扱うニュースサイト
以上のようなサイトに載っている記事を、SPRITZに落としてフラッシュリーディングすることもできます。
ただし、速読アプリの使用は中上級者向けですので、難しく感じる場合はやらなくてもオッケーです
- SPRITZをダウンロード
- National Geographicで興味がありそうな記事を見つける
- URLをSPRITZに入れてフラッシュリーディング
また、SPRITZの使い方や、それ以外のおすすめアプリは、以下の記事で解説しています。
演習問題と共に体系的に理解したい人は参考書もアリ
私がココでいくら説明したとしても、最終的には実際に問題を使ってトレーニングを積まなければなりません。
- もっと詳しく書籍を使って理解したい
- 演習問題と共に体系的に練習したい
- 筆者の言っていることが信じられない…
オススメの速読に関する参考書は次の通りです。
書籍名 | 英語の速読入門 | TOEIC TEST 速読WPMトレーニング | 大学入試 世界一わかりやすい 英文速読の特別講座 | 英語ネイティブスピードリーディング | 10 Days to Faster Reading | SPEED READING: The Complete Blueprint To Speed Reading | Speed Reading: Learn How to Read and Understand Faster in Just 2 hours |
オススメ度 | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (4.0) | (4.5) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (4.0) | (5.0) | (5.0) |
対象 | 初級者~中級者 | 中級者(TOEIC受験者) | 高校卒業レベル(大学受験者) | 初級者~中級者 | 上級者 | 上級者 | 上級者 |
個人的には、IELTS高スコアを目指すのであれば洋書を選んで欲しいところですが、難しすぎるものを選んでも逆効果なので、現段階のレベルに応じて参考書を選んでみましょう。
参考書の選び方や、各書籍の特徴は、以下の記事ですべて公開しています!
英語は必ず頭から読む練習をしよう
皆さんご存じの通り、英語と日本語では語順がまったく違います。
そのような側面から、日本語に訳しながら読もうとして、後ろから読んだり、前後行ったり来たりしている方もいるのではないでしょうか?
これを「返り読み」と言い、リーディングでは最大級の悪癖です
そんな悪癖を矯正するのが、スラッシュリーディングです。
英語を英語の語順で読むことを目的としており、母国語に訳してしまったり、返り読みをするのを防止します。
「英語を英語のまま読む訓練」というとわかりやすかもしれません。
たとえば、ハーバード大学にて、J・Kローリングが行ったスピーチの一部を使ってみます。
I was convinced / that the only thing / I wanted to do, ever, / was to write novels. / However, my parents, /both of whom came from impoverished backgrounds / and neither of whom had been to college, / took the view / that my overactive imagination / was an amusing personal quirk / that would never pay a mortgage, / or secure a pension. / I know that the irony strikes / with the force of a cartoon anvil, / now.
引用元:Text of J.K. Rowling’s speech – Harvard Gazette
1つの塊で何ワード入れるべき?といえば、脳のメモリーは5ワード~9ワードまで塊で処理できるとされており、これくらいの感覚で区切るのが理想です。
スラッシュを入れることが目的ではないので、慣れたらスラッシュの数は減らす、最終的にはスラッシュを入れなくても塊で読めるように
最初はルールを守るのも重要ですが、慣れていくうちにルールに縛られ過ぎないように!
より詳しいスラッシュリーディングのやり方や、スラッシュリーディングの効果、オススメの参考書やアプリについては以下の記事でガッツリ解説しています!
また、それ以外にも、通訳者が愛用する「サイトトランスレーション」という似たトレーニングもあります。
すべて一つひとつやる必要はない
ここまで、速読上達のアイデアをいくつか紹介しましたが、「すべてやれ!」という訳では決してありません。
まずは試してみて、合いそうなものを継続しましょう。
たくさんの方法に手を出し過ぎるのはよくない
とはいえ、私が一番オススメしておきたいトレーニングは、やはりスラッシュリーディング。
「英語を英語のまま読む」というのは、誰もが持っておきたい基礎的な技術だからです。
速読トレーニングに関しては、以下の記事ですべてまとめています!
多読を理解して英語を読む習慣をつけよう
「多読」とは、漢字のとおり英語で書かれたものを、大量に読むことを表し、英語では「Extensive reading」または「ER」と呼んでいます。
- 幅広く
- カンタンに
- 楽しめるものを
以上のような側面を特徴としています。
問題を解いたり、何かを暗記したりすることはなく、とにかくいろいろ読む!
辞書を頼らずに、テンポよく読んでいくことが重要
「多読」と言ってしまうと難しく聞こえますが、カンタンに言えば「読書趣味の習慣をつけよう」ということです。
だからこそ、簡単に楽しめるものを読むという側面も重要視されています。
ただし、IELTS対策ではすべて「楽しく」という訳にはいかないので、応用した形で使います
まずセオリーとしては、IELTSによく出題されているトピックを扱うニュースサイトを毎日チェックすること。
ただし、上記はネイティブ向けの専門サイトなので、難しすぎて逆効果という場合も考えられます。
多読は簡単に読めるものでなければならない
そこで私が提案したいのは、「BBC Learning English」と「SmartNews」
BBC Learning Englishは、英国BBCが作る英語学習者向けのコンテンツサイトで、SmartNewsは英語ニュースを手軽に読める無料ニュースアプリです。
BBC Learning Englishについては、音声でも解説しました
多読素材を選ぶ際は「IELTS要素×自分が楽に読めるレベル」のものを選んでみましょう!
- National Geographicを覗いてみて楽に読めるかどうかチェック
- 難しいのであれば、BBC Learning English、スマートニュースをチェック
- 自分が楽に読めるものを見つけて、毎日習慣化させる
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精読と音読はリスニングスクリプトを使って行う
「精読」とは、特定の学習目的や課題を持って、 漢字のとおり詳細に文章を読むこと。
The readers carefully and closely read a short text with the intention of gaining an understanding of as much as detail as possible.
訳:できるだけ多くの詳細を理解することを意図して、短いテキストを注意深く読むこと
引用元:Learning Teaching, 1994
英語では「Intensive reading」と呼び、大量に文章を読む多読(Extensive reading)とよく比較されています。
- ゆっくりと
- 注意深く
- 短く難しいものを
このような要素が主に重要と言われていますが、「多読」に比べるとかなり曖昧で、日本でいう「精読」はさらに複雑。
決まったルールはなく、英語講師でも全員細かいやり方は異なります。
もっとも徹底的にやる場合、私が思う精読のやり方は以上の通りですが、IELTSリーディング対策でここまでやる必要はありません。
というのも、6.0~6.5を目指すのであれば、IELTSで精読すべきなのはリスニングスクリプトだと思っているからです。
リスニングスクリプトを精読すれば、ムリなく行えるうえに、リスニングとの相乗効果も期待できる
やや奇抜なアイデアかもしれませんが、8.0を目指すような上級者でなければ、非常にオススメです。
それではここから具体的なアクションプランの解説!
音読は学校でもやるものなので、どんなものかイメージしやすいかと思いますが、実は間違った効果的ではないやり方をしてしまっている方が多いです。
「意味がない」とも思われがちですが、しっかり行えば効果は期待できます!
最後のリピーティングおよびシャドーイングは、主にリスニングのためのものです。
ただし、シャドーイングは正しく行えるようになるまで時間がかかるので、6.0や6.5を目指している方であればリピーティングの方がオススメ!
この手順を踏めば、リーディングとリスニングの両方で、大きな相乗効果を見込めます!
過去問研究はIELTS対策の肝
IELTSに限らずですが、英語テストを対策する上で一番重要なのは間違いなく過去問研究です。
とくにIELTSの場合、世の中に出ているほとんどの問題集が実際のテスト難易度よりもかなり易しく設計されています。
生のレベルを体感して対策するには過去問しか無いのです。
- 必ず時間を本番と同じで設定して測る
- 答え合わせはマルバツ付けで終わらない
- 本文にもう一度目を通す
- 同じ問題を最低2周行う
IELTSの過去問は安くありませんので、解く際、最低この4つはクリアしておきたいところです
やっぱり徹底的にやらないと効果はないしもったいないですよね…
IELTSリーディング勉強にイチオシの参考書・問題集
書籍名 | 文脈で覚える IELTS英単語 | 実践IELTS技能別問題集リーディング | パーフェクト攻略IELTSリーディング | IELTS Reading: IELTS 5-6+ (B1+) | Improve Your Skills: Reading for IELTS 6.0-7.5 | CEFRに基づく英文法 | 総合英語 Evergreen |
オススメ | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (3.5) |
値段・コスパ | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (3.5) | (4.5) |
特徴 | ・文脈で単語を覚える ・リーディングの文脈に合わせた解説あり | ・リーディング特化の問題集 | ・リーディング特化の問題集 | ・スコア5.0~6.0向け ・初級者ターゲット ・洋書 | ・スコア6.0~7.5向け ・中級者ターゲット ・洋書 | ・6.0~6.5を目指す人に最適な文法問題集 ・中身は洋書 | ・どうしても解説書で文法基礎を固めたい方へ ・有名書 |
自分の目的とレベルに合った参考書や問題集を選んでみましょう。
書籍 | オススメ | 出版社 | 参考価格 | 概要 | 対象者 | 新しさ |
文脈で覚えるIELTS英単語 | ディーエイチシー | 2,090円 | 単語帳 | 全受験者 | 2019年 | |
CEFRに基づく英文法 | 桐原書店 | 3,080円 | 文法問題集(洋書) | 初級~中級 | 2018年 | |
実践IELTS技能別問題集リーディング | 旺文社 | 2,640円 | リーディング参考書 | 初級~中級 | 2020年 | |
IELTS Reading: IELTS 5-6+ (B1+) | Collins | 3,362円 | リーディング問題集 | 初級~中級 | 2011年 | |
Improve Your Skills: Reading for IELTS 6.0-7.5 | マクミラン・ランゲージハウス | 2,620円 | リーディング問題集 | 中級~上級 | 2014年 | |
総合英語 Evergreen | いいずな書店 | 1,672円 | 文法解説書 | 初級~中級 | 2017年 |
- IELTSリーディング問題の特徴・レベル
- より深いリーディング対策法
- 問題を効果的に解く10個のコツやテクニック
- リーディング対策にオススメの参考書・教材の詳細
このような項目は別の記事でしっかり詳しく解説していますので、リーディングが苦手な方はぜひご覧ください。
初心者でも安心おすすめのリスニング勉強法
次はIELTSのリスニングを攻略するための対策法や勉強法をまとめます。
イギリス英語に慣れてみよう
イギリス英語とアメリカ英語は皆さんが思っている以上に違います。
とくにIELTSリスニングでは、イギリス人とオーストラリア人のナレーターが多く占める為、イギリス英語の理解が重要です。
義務教育で習った英語はアメリカ英語
あまり気にしたことが無いかもしれませんが、日本の学校教育で習う英語はすべてアメリカ英語です。
しかし、アイエルツ(IELTS)はイギリス英語がベースのテストですので、使う単語やイントネーション、アクセントは異なります
決して踏み込みすぎる必要はありませんが、イギリス英語に馴染みのない方は、まずイギリス英語がどのようなものなのか認識しておくことをオススメします。
リスニングとなればイギリス英語に慣れているか慣れていないかという所で差が出る可能性は否定できません。
そこでオススメなのがイギリス英語の入門リスニング書を1冊解いてみるという対策です
イギリス英語を学ぶのにオススメのオンライン英会話ランキングはコチラ
イギリス英語に慣れる為にオススメの1冊
すでにイギリス英語に精通している人は、この過程はスキップしていただいて構いません。
本書籍に掲載されている英語自体のレベルは高くありませんが、イギリス英語入門という観点ではオススメ
さらに電子書籍に抵抗が無い方であれば、Kindle Unlimitedに加入して無料で読むことができます。
Kindle Unlimitedは私も日々愛用しています!
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楽しくイギリス英語を学びたいという方はこちらの書籍もオススメです!
多聴力と精聴力は日々の生活でカバーしよう
- 精聴力:内容を正しく聴く力、丁寧に聴く力
- 多聴力:異なる英語の英語リスニングにたくさん触れる
リーディングの記事では、多読力と精読力という話をしましたが、リスニングでも多聴と精聴は重要です。
リスニングというと、動画やリスニング教材を思い浮かべてしまうかもしれませんが、IELTSリスニングでは映像が流れないため、映像付きの素材を使うのはあまりオススメしません。
映像があるのとないのでは入ってくる情報量が格段に違う
音声だけの媒体では、やはりポッドキャストや英語のラジオが多聴には効果的でしょう。
さらに応用編としてオススメしたいのが、BBC Learning English、私の中では世の中にある無料英語教材の中で最高峰だと思っています。
IELTSに特化しているわけではありませんが、BBCが作ったポッドキャストも用意されています。
BBC Learning Englishについては、音声でも解説しました
さらに、凝った音声メディアを使用したい場合は、オーディオブックも非常にオススメできます。
精聴力に関しては
- シャドーイング
- ディクテーション
- 音読
このような学習法で高めることができます。
ディクテーション
ディクテーションは、音声を聞いた後に、音源を止めて自分が聞き取った文をそのまま文字起こしする、かなり有名なリスニング勉強法です。
言葉だけではわかりづらいかと思いますので、ディクテーションに関するわかりやすいオススメ動画を紹介しておきます。
IELTSリスニングにおいては、精聴力という面でディクテーションはかなり役立つものです。
リスニング精度の向上
聞き取れなかった箇所の明確化
苦手な単語やフレーズの割り出しなど
ディクテーションのやり方や効果については個別の記事で解説しています、気になる方はぜひチェックしてみてください。
シャドーイング
シャドーイングは言葉通り、音声を聞きながら、その音源の陰になるように自分で声に出して発音する練習方法です。
最近ではとくに人気の勉強法ですよね。
こちらも、わかりやすい動画をまず参照していただければと思います。
- 英語の音に対する感度を向上
- リスニング集中力のを高める
- ネイティブスピーカーの音やスピードに慣れる
シャドーイングのやり方や効果、コツ、オススメ教材についても個別の記事で解説しています。
シャドーイングはわりと工数がかかるトレーニングなので、より簡素的に行いたい場合はリピーティングもオススメ!
音声の文脈理解を磨くために休憩時間はイギリスドラマや映画を観よう
英語音声の文脈理解というのは、同じ単語やフレーズでも、音を聞いてその感情を理解できるかです。
たとえば
- What are you doing?(何をしているの?)
- WHAT ARE YOU DOING?(あんた何してんの!?)
- What’s wrong?(どうしたの?)
- WHAT'S WRONG WITH YOU?(は、何が気に食わないっていうの?)
やや大げさに、身近なフレーズでご紹介しましたが、話し手が感じている感情を英語音声だけで理解する、というのは経験がものをいうところです。
最も身近でやりやすい対策は「勉強をしていない自由時間に映画やドラマを観る」
映画やドラマを使った勉強をメインの勉強法としてオススメしているわけではありません
あくまで、勉強をしていない自由時間で、IELTSであればイギリスの映画やドラマを観て文脈理解を少しずつ深めていくと、勉強感もあまりないので効率はいいです。
簡単な方法や考え方は音声でも解説しました
また、オススメのイギリスドラマやイギリス映画はリスト化して記事にしています。
IELTSリスニング勉強にイチオシの参考書・問題集
書籍名 | 実践IELTS技能別問題集リスニング | パーフェクト攻略IELTSリスニング | Collins English for Ielts - Ielts Listening: Ielts 5-6+ (B1+) | Improve Your Skills: Listening & Speaking for IELTS 6.0-7.5 | 究極のイギリス英語リスニング |
オススメ | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (3.0) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (5.0) |
特徴 | ・リスニング特化の問題集 | ・リスニング特化の問題集 | ・スコア5.0~6.0向け ・初級者ターゲット ・洋書 | ・スコア6.0~7.5向け ・中級者ターゲット ・洋書 | ・イギリス英語がまったくわからない方にオススメ ・Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
書籍 | オススメ | 出版社 | 参考価格 | 概要 | 対象者 | 新しさ |
実践IELTS技能別問題集リスニング | 旺文社 | 2,860円 | リスニング参考書 | 初級~中級 | 2020年 | |
パーフェクト攻略IELTSリスニング | テイエス企画 | 2,860円 | リスニング参考書 | 初級~中級 | 2020年 | |
Ielts Listening: Ielts 5-6+ (B1+) | Collins | 2,209円 | リスニング問題集 | 初級~中級 | 2020年 | |
Improve Your Skills: Listening & Speaking for IELTS 6.0-7.5 | マクミラン・ランゲージハウス | 2,800円 | リスニング問題集 | 中級~上級 | 2014年 | |
究極のイギリス英語リスニング | アルク | 1,870円(Kindle Unlimitedの読み放題対象) | イギリス英語書籍 | 初級 | 2009年 |
- IELTSリスニング問題の特徴・レベル
- より深いリスニング対策法
- 問題を解く10個のコツやテクニック
- リスニング対策にオススメの参考書・教材詳細
- リスニングの実力を上げるために日々できること
このような項目は別の記事でしっかり詳しく解説していますので、リスニングが苦手な方はぜひご覧ください。
もっとも手ごわいIELTSライティングの対策方法【添削必須】
次はIELTSのライティングを攻略するための対策法や勉強法をまとめます。
アカデミックライティングのルールを学ぶ
「Dos and Dontsを知れ」
これは私がイギリスの大学で最初にいわれたことです。
Dos(すべきこと)
Donts(すべきでないこと)
キチンとしたアカデミックライティングのルールを知ってから、それに沿って書きなさいということです。
多くの人が思っている以上に、アカデミックライティングに自由はありません。
言語的にライティングでやってはいけないことは、基本的に決まっています
アカデミックライティングのルールに馴染みのない人は、まず書き方ルールの載っている本で対策をする必要があります。
【結論】ライティングの上達は実践→添削しか方法がない
リーディングやリスニングであれば、公式問題集などを使ってひとりで対策できますが、ライティングは違います。
冒頭でお話ししたように、ルールを知ってからライティングを上達させるには、実践して添削してもらうしかないのです。
自分が100%を出し切って書いたライティングを自ら採点するのは不可能
とにかく書いて、間違えたところを添削してもらい、改善点のフィードバックを貰う、それしかないのです。
リーディングやリスニングは自分でも実践トレーニング可能、しかしライティングは机上の空論までしかひとりで到達できない
- 自分の文章を自分で添削するのは不可能
- 正解や間違いを判断できない
- 仮に自分で添削できたとしても収穫が少なすぎる
この内容は音声でも解説しました
ここで問題なのは「誰に添削してもらうのか」
アカデミックライティングに精通した人が周りにいて、かつ添削を手伝ってくれる人がいるのであれば問題ありませんが、なかなかそうもいきませんよね。
しかし今はいい時代です、オンラインでも安く英文添削を行ってくれるサービスがあります
私が実際に受講した中でもっともオススメしたいのは、業界最安値のオンライン英会話ながらアカデミックライティングレッスンもあるスパトレです。
オンラインで公開添削のようなリアルタイムでライティング課題の添削をしてくれるだけでなく、IELTSスピーキングレッスンも備えているので一石二鳥、またオンライン英会話業界最安値なのも魅力的です。
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ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
サービス名 | スパトレ | ベストティーチャー | フルーツフルイングリッシュ |
オススメ度 | (4.5) | (4.5) | (3.0) |
無料体験 | 7日間 | 1通り(ライティング+スピーキング) | 添削2回 |
値段 | 月額 4,900円~ | 月額 12,000円~ | 講師による |
ひと言ポイント | スピーキングも対策できる激安サービス | SWキッチリ指導 | 添削専門サービス |
スパトレ(SPTR)|格安でスピーキング+ライティング対策
内容・評価 | |
概要 | ライティング添削ありの業界最安値オンライン英会話 |
オススメ度 | (4.5) |
料金 | 月額 4,900円~ |
対象 | 初心者~中級者中心 |
期待できる効果 | 負荷の高いIELTSスピーキング+ライティング対策を毎日行ってスコアアップ! |
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ライティング添削含め「安くIELTS対策をオンラインで」ということであれば、一番オススメできます。
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IELTSライティング勉強にイチオシの参考書・問題集
書籍名 | 実践IELTS技能別問題集ライティング | パーフェクト攻略IELTSライティング | 大学生のためのアカデミック英文ライティング | IELTS ライティング徹底攻略 | IELTS Advantage Writing Skills | Ielts Writing: Ielts 5-6+ (B1+) | IELTS Writing Task 1 + 2 |
オススメ | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (4.5) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (5.0) |
特徴 | ・ライティング特化の問題集 | ・ライティング特化の問題集 | ・アカデミックライティングを理解できるルールブック ・アカデミックライティング入門に最適 | ・IELTSライティングに特化した攻略本 ・2021年出版と最新の情報掲載 | ・上級者向けのIELTSライティング ・全編英語 | ・スコア5.0~6.0向け ・初級者ターゲット ・洋書 | ・Kindle Unlimitedの読み放題対象 ・世界中で評判+激安 |
書籍 | オススメ | 出版社 | 参考価格 | 概要 | 対象者 | 新しさ |
大学生のためのアカデミック英文ライティング | 大修館書店 | 1,870円 | 英文ライティング参考書 | 初級~中級 | 2016年 | |
IELTS ライティング徹底攻略 | 語研 | 2,640円 | IELTSライティング攻略本 | 初級~中級 | 2021年 | |
IELTS Advantage Writing Skills | RACHEL MITCHELL | 1,516円(ペーパー) | IELTSライティング洋書 | 中級~ | 2017年 | |
実践IELTS技能別問題集ライティング | 旺文社 | 2,530円 | ライティング参考書 | 初級~中級 | 2020年 | |
パーフェクト攻略IELTSライティング | テイエス企画 | 2,640円 | ライティング参考書 | 初級~中級 | 2020年 | |
Ielts Writing: Ielts 5-6+ (B1+) | Collins | 2,272円 | ライティング問題集 | 初級~中級 | 2020年 | |
IELTS Advantage Writing Skills | Delta Publishing | 3,399円 | ライティング問題集 | 中級~上級 | 2017年 |
- ライティングに苦手意識を持っている人が多い理由
- IELTSライティングのレベル
- より詳しいライティング対策方法
- ライティング問題を効果的に解く10個のコツ・テクニック
- ライティング対策にオススメの参考書・教材など一覧
このような項目は別の記事でしっかり詳しく解説していますので、ライティングが苦手な方はぜひご覧ください。
IELTSスピーキングは知識で固めてオンライン英会話で効果的に対策
最後にIELTSのスピーキングを攻略するための対策法や勉強法をまとめます。
スピーキング上達のコツは英語表現の引き出しを増やすこと
スピーキングを上達させるためにネイティブと同じ思考回路を持っていたり、話し上手である必要はありません。
ここでは、17歳にはじめて英語を勉強しはじめた私が、英会話を上達させた思考回路を意識で英語で反応紹介します
ネイティブとは思考回路が違うことをまず理解
こちらの内容は一部ポッドキャストでも放送しました
スピーキングが得意になるためには「自分が話し上手な人でなければならない」と考えてしまう人が非常に多いです。
- おしゃべり
- オチをいつでもうまく作れる話し上手
- 笑いを取るのが得意
必ずしもこのような才能がある人たちだけが上手になれる訳ではありません。
上記の要素はプラスに働きますが、話下手な人でもスピーキングを上達させることは可能
私はイギリスの大学を卒業した今でも、完全に無意識に英語で反応することは出来ません。
ある程度無意識ですが完全ではないのです。
恐らく幼少期から2つの言語で育ってきた完璧なバイリンガルでなければ、完全無意識で返答するのはかなりタフというのが私の持論です。
そんな完璧なバイリンガルでない我々が、英語スピーキングを上達させるうえで「会話の引き出しを増やす」という概念が重要になります
何言ってるの?全然理解できないんだけど!
会話で引き出しを引くという思考回路
引き出しを増やす、と言ってもなかなかわかりづらいかと思います。
たとえば 私の英語での思考回路を少し説明すると「相手の言葉に対する返答を脳内の引き出から適切な表現を引っ張り出して使う」という感覚です。
SiriやAlexaなどの人工知能ロボットに似た感覚
「こう言われたらこう返す」というテンプレートが無数に存在しており、そこから適切な物を引き出します。
相手に何かを言われて「何を言おう…」なんて考えていると会話のスピードに付いていけずに、会話が成立しなくなってしまいます
たしかに普段スピードについていけない…
言い方を変えれば脳内タンスのは世界でもっともIELTSで高得点中身を増やす感覚です、みなさんも服を選ぶ際は時と場合に合わせて選びますよね。
英語も同じでスピーキングのテンプレートを持っていれば、持っているだけいろいろな状況に対処することができる
そして服があればあるだけ組み合わせを変えて独自性を出せるようになります。
まずは知識で固めよう、というのが私の持論です。
スピーキングにおける知識で固める重要性は、音声でも解説しました!以下のApple Podcastsからそのままお聞きください!
この内容は音声でも解説しました
IELTS用の引き出しを増やせる1冊
今後英語を喋れるようになるためには、先ほど言ったように英会話で使われる無数のフレーズに慣れる必要があります。
しかし、今回対峙するのはIELTSです。
つまり、IELTSで活用できるフレーズを引き出しに入れる事がもっとも重要なステップ
そこでオススメの1冊がこちら!
- IELTSスピーキングで問われるような内容を把握
- IELTSスピーキングで役立つ情報網羅
- 豊富な使える例文
- リスニングにも効果あり
- 実践練習をする前に絶対にオススメしたい1冊
ぜひこの本に掲載されている「使える!」と思った例文を自分のモノにしてしまいましょう
引き出しに服入れまくります!
パートごとに適切な回答時間を理解しよう
セクション/大問 | 問題内容 |
パート1 | 自己紹介とインタビュー |
パート2 | 特定テーマについてスピーチ |
パート3 | パート2のトピックに関する質疑応答 |
IELTSスピーキングの試験時間はおおよそ10分から15分と決まっていますが、各質問に対する回答時間は考えておくと組み立てに役立ちます。
- パート1はナチュラルかつシンプルに返答
- パート2はトピックに沿っていれば、長くなっても問題ない
- パート3は論理的かつ簡潔に意見をまとめる
IELTSスピーキングで沈黙は厳禁!いかにネイティブっぽく話せるかが重要
IELTSスピーキングでは「Fluency」流暢さが評価項目に含まれている。
- 流暢さと一貫性(Fluency and Coherence)
- 語彙力(Lexical Resource)
- 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
- 発音(Pronunciation)
「ネイティブレベル」である必要性は一切ありませんが「ネイティブっぽく」というのは非常に重要です。
あいづちやつなぎ言葉など
皆さんも日本語で会話している時に言葉が出てこないからと言って沈黙することはありませんよね、必ず「うーん」「えーと」「それは…」みたいなつなぎ言葉を使うことです。
IELTSではこれを英語でいうのが重要になります。
スピーキングは実践練習が必須
ここまでは自分ひとりでできる勉強法を紹介してきましたが、やはりスピーキングは実践練習が必須です。
ひとり言もある程度の効果はありますが、質問する側が居なければ成立しませんし、間違いを指摘してくれる人が居なければ大きな成長は見込めません。
スピーキングに関しては実戦で話して失敗しまくる!これに尽きます
しかし、実際のところ、私はイギリスに行く前まで英語で話せるような知り合いはひとりもいませんでした。
でも心配はいりません、現代はとてもいい時代でインターネットとデバイスさえあれば、どこからでもネイティブとIELTSのスピーキング練習をすることが可能です。
元オンライン英会話講師でもある私が、IELTS対策にイチオシできるオンライン英会話ランキングトップ3を紹介します
元オンライン英会話講師なの?知らなかったー
【25社以上自ら受講】IELTS対策におすすめのオンライン英会話ランキング
「自分ではどうしようもできない…」
そんな気持ちになることもありますよね、でも心配しないでください!人の手を借りるというのは普通のことです。
実際のところ、ライティングとスピーキングに限ってはひとりでできないのは事実なのです。
なぜなら、間違いを直してもらわなければ、正解がいつまでもわからないから
この内容は音声でも解説しました
だからといって、高額な英会話スクールに通う必要はありません、今の時代インターネットで解決できます!
とりあえずどれがオススメ?
「とにかく今すぐオススメを知りたい!」という方へ!
私が25社受講した結果、入会し、ランキング1位に入れたサービスはELT英会話です。
\ 35年エリート駐在員に選ばれ続ける語学学校 /
※無料体験にクレジットカード入力不要
ライティングとスピーキングでフィードバックをもらう重要性を、身に染みてヒシヒシ感じる私だからこそ、ここからはIELTS対策にオススメのオンライン英会話ランキングトップ3を紹介します。
紹介する全サービスで私自身が実際に受講してレビューしていますし、全サービスライティング添削ありです!
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
サービス名 | ELT英会話 | ベストティーチャー | スパトレ |
オススメ度 | (5.0) | (4.5) | (4.5) |
無料体験 | レッスン1回 | レッスン1回 | 7日間 |
値段 | 月額 14,300円~ | 月額 16,500円(資格対策コース) | 月額 4,900円~ |
講師 | 有資格イギリス人のみ | ネイティブ含む世界50ヶ国以上 | 非ネイティブ |
IELTSの専門性 | ◎ | 〇 | 〇 |
ポイント | IELTS試験官が在籍! 当サイト限定割引あり! | ライティング指導がイイ! | 安さを求めるならココ! |
1位:ELT英会話 |IELTS試験官から直接指導して貰える!
内容・評価 | |
概要 | IELTS試験官、元試験官も在籍するIELTS対策ならナンバーワンのオンライン英会話 |
オススメ度 | (5.0) |
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注目ポイント | IELTS試験官、元試験官が教える超専門レッスン |
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結論、私自身も継続受講してきて、まったく後悔はありませんし、本会員になる前に見えなかったこともたくさん見えてきました。
私はIELTSと同じケンブリッジが主催する、ケンブリッジ英検CPEの合格を目指し、ケンブリッジ英検試験官のベテラン講師、ローラ先生にオーダーメイドカリキュラムの担任制(レッスン時間固定)で教えてもらっています。
- 資格持ちのイギリス人に直接担任として教えてもらえる
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- 私は今まで気にもしなかった細かいところまでしっかりと気づいて、正しい方向性で対策できるようになった
独学でやっていた時に気づけなかったことをたくさん気づかせて貰えたのが、結論もっとも大きなメリットです
自分ではまったく気にもしなかった基礎固めから解答テクニック、対策法まですべて教えてくれます。
レッスン外でもEdmodoという教育向けプラットフォームで、練習問題や読んでおくべき資料などを送ってくれますし、質問があればいつでもそこで回答してくれます。
宿題に関しても、私の生活に合わせて仕事が忙しいときは少な目、ガッツリやりたいときには多めに出してくれるのでタイムマネジメントも非常にやりやすいと感じます。
ちなみに、資格対策の場合、スピーキングだけでなくライティング、リスニング、リーディングとオールインワンで総合対策。
リーディングテクニックやリスニングテクニック、すべて教えてもらっています
そして、私が実際に愛用していることもあり、オーナー様にムリを聞いてもらって、当サイト限定割引キャンペーン実施が決定しました!
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2位:ベストティーチャー |徹底的なライティングレッスン特徴的
内容・評価 | |
概要 | IELTSライティングもガッツリ学べるSW網羅のオンライン英会話 |
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オススメの対象 | 全レベル |
注目ポイント | ライティング添削が基礎となっている珍しい内容 |
期待できる効果 | ライティングからスピーキングまでしっかりとIELTS対策を行える |
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苦手な人が多いライティングをガッツリ鍛えられます。
ちなみに私もベストティーチャーではIELTSレッスンを体験しました。
このようにネイティブ講師の方とチャットのような形でやりとりをして、添削をしてもらえます。
同じライティングで5往復やり取りできるのでライティングの完成度はかなり上がります!
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3位:スパトレ |安さで選ぶならココで間違いない
内容・評価 | |
概要 | 激安でIELTS対策を行える業界最安値のオンライン英会話 |
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IELTS対策を格安で行いたいのであれば、スパトレが最適な選択肢となります。
- 市販教材(公式過去問含む)を使ったレッスン
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IELTS対策になくてはならない、公式問題集を使って毎日レッスンができるというのは単純に素晴らしすぎます。
さらにアカデミックライティングレッスンでは、宿題として書いたライティングを公開添削のような形で添削してもらえます。
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ランキング | サービス名 | 値段 | 無料体験 | オススメ度 | ひと言メモ |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ELT英会話 | 月額 14,300円~ | 1回 40分(カウンセリング付) | IELTS対策でこれ以上のオンライン英会話なし | |
2位 | ベストティーチャー | 月額 16,500円 | レッスン1回 | 徹底したライティング指導 | |
3位 | スパトレ | 月額 4,900円~ | 7日間 | 業界最安値、安さで選ぶならココ |
3位以降のIELTS対策にオススメできるオンライン英会話サービスや、選び方のキホンなどは別の記事で細かく解説しています。
IELTS対策におすすめの参考書・問題集・教材・サービス
まずはIELTS対策全般でオススメできる参考書や問題集を紹介します。
書籍名 | 実践IELTS英単語3500 | IELTS過去問(公式問題集)シリーズ | 新セルフスタディ IELTS 完全攻略 |
オススメ | (4.5) | (5.0) | (3.5) |
値段・コスパ | (4.5) | (4.0) | (4.0) |
特徴 | ・定番で間違いない単語帳 ・レベル別で掲載 ・イギリス英語で統一 | ・IELTS公式過去問 ・これがないと対策ができないくらい重要 | ・初心者向け ・同じ形式の問題をやさしいレベルで解ける |
実践IELTS英単語3500
内容・評価 | |
概要 | 全レベル対応の定番IELTS単語帳 |
オススメ度 | (5.0) |
料金・コスパ | (4.5) |
対象 | 初心者~上級者 |
期待できる効果 | IELTSの頻出単語を効果的に学習できる |
もっとも定番と言ってもいい単語帳です。
安心安定の旺文社さんが出版しているものなので、失敗ということはありません!
もし迷ったらコレ!と断言できます。
- 基本語1000語と重要語2500語に分かれている
- 重要語2500語はレベル1からレベル5まで分類されている
- 収録発音、スペルはイギリス英語式で統一
- 単語の音声と例文は無料音声ダウンロード可能
- スマホアプリと連動可能
- スコア7.5までカバー
イギリス英語の学び直しは必須なんですか?
いいえ、学びなおすまではしなくて大丈夫、知識を少し増やすくらいの気持ちで大丈夫です
もっと他のIELTS単語帳を知りたい方は、一覧でまとめましたのでぜひご活用ください。
ずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
IELTS過去問(公式問題集)シリーズ
内容・評価 | |
概要 | 唯一無二のIELTS公式問題集 |
オススメ度 | (5.0) |
料金・コスパ | (4.0) |
対象 | 初心者~上級者 |
期待できる効果 | 実際に出題されたリアルな問題で対策ができる |
とにかくIELTS対策には欠かせない唯一無二の存在です。
1巻から始まり今では15巻まで販売されています。
徹底的に対策するのであれば15巻のうちの3冊くらいは欲しいところですが、一気に3冊買ってしまうとそれなりのお金がかかってしまいます。
まずは最新ナンバーの15を購入して、ナンバー15をやり尽くしたらナンバー14を買う、と言ったように順番で買っていくのがオススメです
便宜上「過去問」と呼ばれることが多いですが、実際は最も本番レベルに近い、Cambridge University Pressが出版する公式問題集です
公式問題集が必須である理由や、効果的な使い方については以下の記事で詳しく解説しています。
新セルフスタディ IELTS 完全攻略
内容・評価 | |
概要 | IELTS全体の概要解説からやさしいレベルの模擬試験掲載 |
オススメ度 | (3.5) |
料金・コスパ | (4.0) |
対象 | 初心者 |
期待できる効果 | IELTSというテストをまず理解できる |
IELTSにはじめて挑戦する、まだ英語力が高くないと感じる、1回受けてスコアが悪かったといったような初級者~中級者レベルにオススメできる参考書です。
- まず初心者が見るべき攻略本
- 過去問(公式問題集)より簡単ながら同じ形式の演習問題掲載
- とりあえず知っておくべき情報をすべて網羅
私も最初この本を使いました!
【ニーズ別】IELTS対策におすすめの教材・参考書・問題集完全まとめ
アプリ学習もオススメだけど単体で使うのはNG
アプリ学習は非常に便利でオススメなのですが、アプリを使ってIELTSの勉強をする際には注意が必要です。
「アプリ学習をメインの勉強にしないこと」
これを絶対に理解しておいてほしいと思います。
IELTSの勉強がアプリで完結することは絶対にありません、必ず単語帳、問題集や過去問で対策する必要があります
あくまでアプリは補助的役割として考え、電車の中などすきま時間に活用しましょう!
アプリに頼りすぎるのはダメってことですね
実は無料で使える模試結構あります|活用してみましょう
原則IELTS対策をしっかり行うためには、公式問題集を使うべきですが、多解をしたい方はインターネット上にある無料模試を使っていくのもかなりオススメ。
たとえば このようにIELTS公式サイトにも練習問題は掲載されています。
安く対策したい方はこのような無料模試を絶対に活用するべきです
無料で模試を解けるなんて知らなかった!ラッキー!ありがとう!
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