偏差値40の公立高校からイギリスの大学を卒業した元英会話講師のJIN( @ScratchhEnglish)です。
結論から言うと、Duolingoは結果を受け取ったらすぐに再度受験できますが、1ヶ月に2回の制限があります
- 原則1回目のテスト結果が戻ってきたらすぐに再受験可能
- ただし1ヶ月に2回以上受験はできない
- IELTSなど制限がまったくないテストもある
「早急にDuolingo English Testのスコアが必要、でも回数制限ってあるの?」
そんな疑問を抱えていませんか?
結論から言うと、Duolingoは結果を受け取ったらすぐに再度受験できる一方で、1ヶ月に2回という受験制限があります。
たとえばIELTSには受験制限がない
今回の記事では、Duolingo English Testの回数制限と他テストとの比較を紹介します。
Duolingo English Testを実際に受験された、アメリカの大学卒業者であるRikoさんにインタビューをして記事を作成しました。
- Duolingo English Testの回数制限について理解できる
- 他テストとの比較がわかる
- 受験頻度を考える判断材料になる
何度も受験するメリットってあるの?
スコアが上がる可能性はあるけど、Duolingo English Testの性質を考えても短期間で大幅に上げるのは難しそう
Duolingo English Testの受験に回数制限はある?テストルールを解説
結論から言うと、30日間で最大3回の購入が可能です(ただし1ヶ月に受けられる受験数は2回)。
テストを完了し提出した後に次のテストを受けるには、提出したテストの結果を待つ必要があります。
テストは30日間で3回分購入することができます。この期間はあなたが最初のテストを購入した日から始まります。
引用元: Duolingo English Test|Duolingo English Testはどのくらいの頻度で受けられるのでしょうか?
Duolingo English Test は1回目の受験後、次回受験したい場合はその結果を待たなければなりません。
ただ、1回目のテスト結果は48時間以内には出るため、そこまで再受験の申込みを行うのに時間を費やすことはありません。
Duolingoと他の試験が大きく異なる点は、事前に試験のまとめ払いができるところ
全回数分のテスト料金の支払いが済んだ後、21日以内にテストを受験可能
仮に試験を数回分まとめて購入をした場合は、1回目のテストの結果を受け取ってから21日間以内にテストを受ける必要があります。
2年間受験結果は有効であり、リストに載っている大学であれば、追加費用なしで再度結果を送れます。
なるほど、簡単に言えば30日間に3回受けられるってことね!
そのとおり!その3回分をまとめ買いもできるって感じだね
Duolingo English Testの内容についてもっと知りたい方は、以下の記事で解説しています。
次は、TOEFL、IELTS、TOEICといった他のテストとの回数制限の比較をご紹介します。
他テストとの回数制限比較(TOEFL・IELTS・TOEIC)
「Duolingo English Testの回数制限はわかったけど、他のテストはどうなの?」
そんな疑問を今思った方のために、ここからはTOEFL、IELTS、TOEICといったテストと受験回数を比較していきます。
受験回数制限 | |
---|---|
Duolingo | 試験結果が出たらすぐ(ただし1ヶ月で2回) |
TOEFL | (受験日を含まない)中3日空ける |
IELTS | 制限特になし |
TOEIC | 制限特になし |
TOEFL
Duolingoの場合、試験結果が出た後であればすぐ受験可能ですが、TOEFL iBTもやろうと思えばかなりのペースで受けられます。
しかし、TOEFLを再度受験する場合は、受験間隔を中3日(受験日含まない)空けなければなりません。
TOEFLの場合、受験料や場所などの金銭的・心理的負担が大きいため、ハイペースで受験できる人はかなり限られる
現在TOEFLを受験するためには$245の受験料が必要ですし、スコアアップを狙うとなると最低3ヶ月程度は間を開けるのが一般的です。
よって、海外留学目的でハイスコアを取りたいという点で考えると、Duolingoの方が受験しやすいと言えます。
Duolingo | TOEFL | |
---|---|---|
受験回数制限 | 試験結果が出たらすぐ | (受験日を含まない)中3日空ける |
3万円近い受験料で月3回はさすがにムリがありそう・・・
いろいろな意味で現実的ではないといえるね
IELTS
実はIELTSに受験回数制限はありません。
ただ、IELTSを運営公式によると「十分に準備をしてから再受験することをオススメします、更なる学習をしないままでは、スコアは伸びにくいという調査結果も出ています」との記載があります。
IELTSの方が、難易度の面で言うとDuolingoよりも試験対策に時間をかける必要がある
というのも、IELTSは試験官と直接面接を行わなければなりませんし、仮にすぐ受けてもスコアアップは望めません。
一方、Duolingoは機械に向かってスピーキングをする試験なので、1問1問に対しての時間数はIELTSに比べると短いのが特徴です。
Duolingoの成績は2年間有効であり、スコアが記載された認定証はいつでも公式ホームページより印刷可能
提携している高校や大学であれば、スコアが有効なうちはいつでも送信できます。
一方IELTSは、スコアが有効なうちは5通まで無料で追加成績証明書として郵送してもらうことが可能です。
5通を超える場合は、1通につき手数料がかかる
万が一高校や大学などの機関に電子送信が不可能であれば、書留で送付することになります(送料は受験者負担)
よってDuolingoの方が気軽に受験しやすく、良い成績がマークできればいくらでも無料で大学に送り放題なのがメリットと言えます。
Duolingo | IELTS | |
---|---|---|
受験回数制限 | 試験結果が出たらすぐ | 制限特になし |
教育機関への成績証明書の送付 | いつでも成績を大学へ送れる | 追加成績証明書は5通まで無料 |
うーん・・・IELTSの連続受験は現実的だと思う?
どれだけ間隔を詰めても1ヶ月開けるのが現実的かな・・・試験時間も長いし、なにより頻繁に受験してもスコアを上げるのは難しい・・・
とはいえ、私はIELTSを4.0から6.5まで3ヶ月でスコアアップさせたことがあります。
短期集中のIELTS対策方法については、以下の記事でご紹介しています。
TOEIC
TOEICは受験回数の制限は特になく、TOEICの場合は試験結果を待たずに次の試験の申し込みをすることが可能です。
- 試験を受ける目的
- 留学前にスコアを送るための提携教育機関の数
まずDuolingoは留学準備のために、実践的な英語力を測るような試験内容です。
スピーキングやライティングの問題も満遍なく、実用性のある英語運用能力があるか試されるような問題が出題されます。
一方で一般的に多くの人々が受験するTOEICは、スピーキングやライティングの問題対策をする必要がない
基本的な英語力だけでなく、テクニックで点数を伸ばせるのがTOEICです。
また、Duolingoは大学院・大学・高校・その他の教育機関合わせて4000以上もの提携を持っているもの特徴。
どの教育機関にもスコアを無料で出すことができ、スコアが有効なうちはどこでも提出することが可能
TOEICはDuolingoよりも提携している教育機関の数が多いとはいえ、就職・転職でスコアを使われるケースが大半を占めるのが現実です。
留学目的であれば、受験頻度、留学の目的や道筋によってはDuolingoの方がスムーズといって間違いありません。
なるほど・・・結局、Duolingo English Testは連続受験しやすい設計なのね、でも難易度はどうなのよ?難しいの?
Duolingo English Testと他テストとの難易度比較は、別の記事でじっくりと解説しているよ!
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