2級リスニング対策

【英検2級リスニング】問題を効率的に解くコツと対策を元講師が徹底解説

2019年8月9日

英検2級 リスニング コツ

こんにちは、数多くの生徒たちに英検2級を指導して合格させ、そして自らも高校時代偏差値40から数カ月で英検2級に一発合格した英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。

英検1級 合格証

  • 英検2級のリスニングで高得点を取るにはどうすればいいですか?
  • 何を言ってるのかサッパリ分かりません、どうすればリスニング力を上げる事ができますか?
  • リスニングが苦手過ぎます、どうしたら上達しますか?

今回はこのような疑問に全てお答えします。

リスニングはリーディングと比べるとある程度センスや実力との関連度が高い分野です。さらに2級のリスニング問題は準2級と比べても難易度がかなり上がっています。

しかしコツさえ理解して対策をしっかり行えばセンスがある人に追いつき、追い越せます。

そして効果的な対策方法を知っているのと知らないのではテストの結果に大きな差が生まれます。

実際私も英語講師になる前はそこまで特化した対策というのは意識していなかったのですが、経験を積むごとにその重要性が身に染みて分かります。

今回の記事では、英検2級の合格を目指すために、英語講師として数多くの子供たちに英検準2を教えたリアルな知識を活かしてリスニング攻略法を解説していきます!

今日の記事内容

  • 単語力が最も重要な理由
  • 英検2級リスニング試験概要・問題例など
  • 各問題の解き方のコツ・対策法
  • 過去問対策が必須である理由

この記事を読むメリット

  • 英検2級リスニング試験の構成内容・問題例
  • 各セクションの解き方やコツ解説
  • 効果的な対策方法
  • 英語リスニングの実力を高める2つの秘訣

本気で英検2級に一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

さらに詳しく

エリカ先生
英検専門のエリカです、今日は私と一緒に英検2級に一発合格するためのリスニング勉強法を学んでいきましょう!
よろしくお願いします!
サヤカちゃん

英検2級リスニング試験の問題数・内容

会話内容確認聞いた会話情報と一致するものを選択15問
文の内容確認聞いた文の情報と一致するものを選択15問

リスニングテストの構成は英検準2級とは異なり、項目が一つ減っています。

ただし問題数の増減はなく、合計30問です。

英検2級全体の問題数構成はこちらの記事でご確認いただけます。

【英検2級内容】元講師が教える配点・試験時間・問題数など完全まとめ

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英検2級では対策する項目が減ってラッキーではない

項目が3つから2つに減った事でラッキーと思っている人も居るかもしれませんが、ラッキーではありません。

なぜなら英検準2級から削られた会話応答問題は一番簡単で一番点が取りやすい問題だったからです。

簡単な問題10問が削られて、難しい残り2つの問題数が5個ずつ増えているという事です。

むしろレベルは上がっています。

英検2級リスニング第1部「会話内容問題」の概要・問題例・解き方コツ

英検2級リスニング会話内容問題の問題例

英検2級リスニング前半の会話内容理解問題ではこのような形式で問題が出題されます

A: What’s your plan for the winter vacation, David?

B: I was thinking about going to France, but I decided to go to Germany instead. How about you, Lauren?

A: I’m going to Switzerland for skiing!

B: That sounds great!

Question: What is the David’s plan for the winter vacation?

1: Going to France

2: Going to Switzerland for skiing

3: Going to Germany

4: Going to Sweden for skiing

※赤文字は音声で再生されます

基本的にはどうしようもない的外れな選択肢は英検2級ではほとんど与えられず、何かしら聞いたリスニングに関連した引っかけのような問題がたくさん出題されます。

例で出した問題なら、会話を全部理解しない限り選択肢4つとも「あれ、リスニングで全部言ってた気がするぞ」と混乱してしまいがちです。

「会話内容確認」

という名前があるようにリスニングで聞いた会話の内容を理解する事が求められるのが英検2級前半部分のリスニングなのです。

直近の英検2級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

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英検2級リスニング会話内容問題の解き方

聞いたリスニング内容の要点を頭の中で整理する事ができるか

英検2級リスニングの会話内容問題ではリスニングの会話内で出てきた内容をいかに頭の中で整理でき、適切な選択肢を選べるかどうかがカギになってきます。

その中でも特に大切なのがリスニング内のキーとなる内容を抜き取れるかどうかです。

  • なぜ?
  • なにを?
  • どうやって?

このような情報を問う問題が非常に多いです。

内容全体をしっかり把握していないと答えられないような問題ばかりです。

さらにそれだけでなく、会話の内容の時制関係などにも気を配る必要がある為、断片的にリスニングを理解するだけでは十分ではなく、物語の全体像を掴む必要が非常に大きいです。

早とちりを絶対にしない

少し重複しますが、英検2級のリスニングでははやとちりをしてはいけません。

この会話内容問題では特定の答えをスポットで探すわけではなく、とにかく全体像を掴むことが大事なのです。

なのでリスニングは必ず最後まで聞きましょう。

次の問題への準備は大切

1つの問題に考え込み過ぎてしまったり、気持ちが持ってかれていってしまっていると、その後に非常に大きな悪影響を及ぼし、ドミノ式に崩れていきます。

特に1回しか放送されない2級では一度崩れたら修正があまり効きません、リスニング中は必ず集中して次へ次への気持ちで準備していきましょう。

次の問題の選択肢を読む余裕を作る

またしても少し重複しますが、とにかく次の問題、次の問題と気持ちを前に向かせましょう。

まず大前提として「リスニングは答えが分からず考え込んでも絶対に頭から出てくることは無い」と私は自信を持って言えます。

なので分からなくてグズグズ考え込むのは時間の無駄でしかありません。

分からないなら分からないで割り切って消去法で選ぶ、そして選んだら次の放送が始まるまで次の問題の選択肢に目を通してリスニングが始まる前からおおよその物語の概要を予想する。

これくらいの余裕がなきゃだめです。

英検準2級リスニング第2部「文章内容確認」の概要・問題例・解き方コツ

Becky is studying history at a college in New York. She is specialized in Asian history and a part of her program, she had a chance to study in Japan or China. She decided to study in Japan because she is especially interested in Japanese history. During the stay, she wants to visit historical places like Kyoto and Nara.

Question: Why did she decide to study in Japan?

1: Because she wants to study Japanese language.

2: Because it was cheaper than China.

3: Because she’s especially interested in Japanese history.

4: Because she likes Japanese pop culture.

※赤文字は音声で再生されます

この文章内容問題の特徴は会話調ではない為、入ってくる情報が多いところです。

しっかり頭の中で整理しておかないとぐちゃぐちゃになってしまいます。

英検2級リスニング前半。会話内容理解問題ではリスニングが複数の登場人物による会話だったのとは異なり、後半の問題は1人の人の文章が音声化されてその内容をくみ取るようなものとなっています。

なので会話のように会話フレーズが出てくるわけでも無く、文章はどちらかというと日記や独り言のようなものが多いです。

しかしそれだけでなく、デパートや空港などの案内放送が問題として使われる場合もあります。

直近の英検2級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。

英検2級リスニング文章内容問題の解き方

物語全体の流れを掴めるかどうか

文章内容問題は物語形式である事が多く、先ほど例で出したように昨日~しました、~する予定です、こんなことがありました、という内容を独り言のように音声化された問題がよく出てきます。

例題の内容
  • ニューヨークで歴史を学ぶ大学生
  • アジアの歴史を専門
  • プログラムの一部として日本か中国に留学する機会
  • 日本史に特に興味があるので日本を選んだ
  • 留学中には京都や奈良など歴史的な場所に行きたい

このような情報がすべて組み込まれています。

長いリスニングを聴く上で大切なのはどれだけ長いリスニングを頭の中で要約してまとめ、リアルタイムで付いていけるかです。

これは実生活の英会話リスニングでも必要な能力ですね。

一言一句全部音声内容を覚えるのは不可能です、例え可能でもそんな事をする必要がありません。

先ほどの例題でも

  • ニューヨークで歴史を学ぶ大学生
  • アジアの歴史を専門
  • プログラムの一部として日本か中国に留学する機会
  • 日本史に特に興味があるので日本を選んだ
  • 留学中には京都や奈良など歴史的な場所に行きたい

この5つを個別でも理解していればいいのです。

これさえ分かっていれば質問文「彼女はなぜ日本を留学先に選んだのですか?」の問いに対して日本史に興味が特にあるから、を即座に問題なく選べるでしょう。

いちいちリスニング中に日本語に直さない

英検2級まで来たらもうリスニング中に日本語に訳しながら聞くのはやめましょう、この辺でスピードに追い付けなくなります。

「英語で考えろ」とまではさすがに言いませんが、英語で聞いたものはそのまま英語で脳内に留めておきましょう。

いわゆる「英語脳」というやつですね。

この先さらに準1級、1級、さらには英語が喋れるようになりたい、英語を使った仕事に就いてみたいと思うのであれば早急にこの英検2級時点でその癖をつけておくべきです。

時間はかかりますがリスニングの聞き方は変わります。

英語を英語で取り込むというのは決して「ネイティブレベルになる」という意味ではなく、日本語というフィルターを通さずにそのまま聞いたものをとどめておくだけです。

練習すれば必ず身に付きます。

耳の作り替えという面ではこちらの本が凄くお勧めです、英検2級以降も英語力をもっと伸ばしていきたいと考える方はぜひ読んでみる価値のある一冊です。

元講師おすすめの英検2級リスニングの対策方法・勉強法・参考書

耳が良くても知らない単語が出てきたら正答できない

リスニングの対策=リスニング力を鍛える

そう勘違いしている人も多いと思うのですが、もちろんリスニングで高得点を取るにはリスニング力(耳の力)も必要ですが、ベースとなるのは単語やフレーズなどの知識です。

いくら耳が良い人でも会話中に出てくる単語を知らなければ意味がありません。

なのでまずは英検2級レベルの単語力、フレーズ力ベースを作る必要があります。

一言でいうならこのリスニングだけでなく英検2級合格に向けてまずしなきゃいけないのは英検2級レベルの単語力ベース作りだという事です。

英検2級レベルの単語力がないまま実践練習したって意味がありません。

リスニングの実践練習に入るのはある程度英検2級レベルの単語の土台を作ってから入った方が効率が良く効果的でもあります。

ちなみに私が一貫しておすすめしている英検2級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。

正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。

自分自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません。

エリカ先生
急がば回れ、ではありませんが、まず2級レベルの単語を知らなければ話にもならない、という事を覚えておいてください

私がおすすめする英検2級単語の覚え方

英検2級レベルとなると受験者の方はほとんど中学生以上になるでしょう。

中学生以上であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習を強くお勧めします。

ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。

なぜそのような覚え方がダメな覚え方なのか、そして私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!

さらに詳しく

エリカ先生
覚えた単語を一夜漬けじゃなくて定着させたいならこの方法が一番よ!

しっかりと問題慣れするために問題集をこなす

単語、熟語、文法知識というのはいわば野球の素振りのようなもので、実際に実践練習をこなしていかないと大幅な点数アップは見込めません。

さらに事前に実践慣れする事で本番よりスムーズに無駄な時間を作らず解答を進める事ができます。

おすすめの問題集は

こちらの薄めの予想問題ドリルもしくは

より多くの実戦経験を積みたい方はこちらの問題集がおすすめです。

ある程度英検2級レベルの単語と熟語を覚えた上で問題集に入るとより効率的に英検2級合格への道を進めます。

最後は必ず過去問で追い込みをかける

これまで紹介した対策法などをある程度こなして英検2級リスニングの問題に慣れ、問題集で流れを掴んだらここで過去問で追い込みをかけると非常に効果的です。

やはり受験するのは英検2級なので最終的には過去問での対策は避ける事ができません。

問題集も良いのですが、やはり最後は実際のレベルで問題を解くことが必要になります。

過去問集はリスニング対策だけでなく筆記試験やライティングでも使えるので、合格したいのであれば必ず1冊は持っておくべきです。

英語リスニングの実力を高める2つの考え方

英語リスニングが上達するメカニズム

私がこれまで英語を勉強してきて英検1級を取るまでを振り返ると、リスニングが上達するメカニズムというのはほぼ1つしかないと考えています。

そしてそこには単語力と密接な関係があります。

リスニング上達のメカニズム
  1. 単語を覚える
  2. 英語の音声や映像(実際の会話、音楽、映画、ドラマなど)でその覚えた単語が出てくる
  3. その単語を認識する
  4. 自分が思っていた発音と実際に聞いた時の発音のズレを埋める
  5. その単語が音声で出てきても理解できるようになる

リスニングやスピーキングの上達は「場数を踏む事」が大事だと言われていますが、場数を踏む前に単語自体を理解できていなければ意味がありません。

例えば「Get out(出ていけ)」という熟語を覚えようとしているとしましょう、もちろんほとんどの人はまずは文字で認識して覚えますよね。

「Get out=出ていけ」と文字で認識できるようになります。

しかしこの熟語の発音で「ゲットアウト」と認識していたらどうでしょう?リスニングの場面で出てきて理解できるでしょうか?

覚えたての人の半分以上はたぶんできないはずです。

なぜなら「ゲットアウト」と覚えたものの音声では「ゲッアウ」のようになっているからです。これが文字で覚えたものが音声で出てきたときの認識のズレです。

自分で発音できない単語はリスニングでも認識できない

極端な例を挙げるのであれば「Allow」という単語を「~を許す」「~を許可する」と意味を例え覚えていたとしましょう。

しかし発音を「アロー」だと思っていてはリスニングでは聞けません。

なぜなら正しい発音は「アラゥ」だからです。

自分が勝手に思っている発音と実際の発音にズレが生じた時、単語の意味を知っていてもリスニングで出てくると理解できないのです。覚えたと思った単語の数よりリスニングで理解できる単語の数が圧倒的に少ないとは思ったことありませんか?

それは単語を覚えるときしっかり発音も覚えていないからです。

リスニングで使える単語=自分が正しい発音を知っている(発音できる)単語なのです。

なので単語を覚える際は必ず正しい発音を調べた上でしっかり声に出して覚えましょう。

本気で一発合格を狙う人にのみにおすすめの「英検ネットドリル」

本気で一発合格を狙っている方に私がおすすめしたいのがこのサイトでも至るところでおすすめしている旺文社の英検教材のデジタル版である「英検ネットドリル」です。

実際に自腹を切ってレビュー記事を書きました、気になる方はぜひ記事を読んでからご検討ください。

英検ネットドリルのメリット

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本気の人だけにおすすめ

英検ネットドリル

安心の旺文社教材

効率的で身になる対策

便利なデジタル機能

9

機能

9

学習効率

6

値段

8

総合評価

今日のおさらい

  • 英検2級のリスニングは15問、15問の構成
  • 英検2級リスニング第1部に必要なのはいかに頭の中で要約できるか
  • 英検2級リスニング第2部は物語全体の流れを掴めるかどうか
  • 単語→問題集→過去問で段階を踏んで対策を行おう







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JIN

JIN

1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校から独学勉強の末イギリスにあるイーストアングリア大学を正規で卒業、元英会話講師。 英検1級も取得し、今はなんとなくイタリア語をゆるーく勉強中。 現在は翻訳、英語、イギリスといった分野を軸に様々な活動を展開しています!

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© 2020 ライフタイムラーナー

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