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英検4級の合格点は毎回同じ!意外と知らない合格率・合格ラインに関する真実

こんにちは、数多くの子どもたちに英検4級を指導して合格させてきた、英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。

英検1級 合格証
JIN

結論を言ってしまうと英検4級一次試験の合格点は622点です

この記事のまとめ

英語講師として数多くの生徒に英検4級を教えた筆者が英検4級の合格点、合格ライン、合格率を一挙解説!

意外と知らない英検4級の合格点が毎回固定されている点など元講師の視点でお伝えします。

英検4級の合格点や合格率が気になる人はぜひ読んでほしい内容です。

「今回の英検4級の合格点は何点ですか?」

英語講師時代によく頂いていた質問です。

合格点や合格ラインについて意外と勘違いしている人も多い気がします。

結論から言ってしまうと、英検の仕組みが改定された2016年以降では各級の合格点が固定されているため、合格点が毎回変わることはありません。

実際のところ私も英語講師になってから知りました。

テストごとに変化するのは配点ですが、配点は内部にいる人しかわからないので試験後自己採点をして合否を判断することも不可能です。

この記事を読むメリット
  • 合格ラインを理解して過去問対策の質を上げることができる
  • 改定されてからの英検の採点システムを理解できる
  • 自己採点で合否を判断するのが不可能な理由を知ることができる
アオイちゃん

英検4級受験後に自己採点ってできますかね?

JIN

いいえ、配点に関しては毎回変動して一般公開はされていないので不可能です

本気で一発合格を目指している人向けの英検4級完全攻略ガイド

タップできる目次
JIN
ライフタイムラーナー管理人

1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校卒業後に独学の末イギリスのイーストアングリア大学に入学して卒業。


元英語講師、英検1級TOEIC 930点取得、Cambridge CPE 勉強中。

多くの記事は現役英語講師かつ英語ネイティブである妻の監修で執筆しています。



英検4級の合格率は完全非公開|過去のデータを基に元講師が紐解きます

まずは英検4級の合格率と受験者数について解説します。

英検4級の合格率は大体65~70%|ただし最新の数字は絶対にわからないワケ

英検4級一次試験の合格率は大体65%~70%の間です。

日本英語検定協会は2016年まで毎回合格率を発表して来ましたが、実は2016年以降合格率の発表を行っていません。

しかし、過去のデータ統計を見ていくと65%~70%がほとんど

英検4級合格率(2010年~2015年)
合格率
2010年71.4%
2011年69.9%
2012年69.8%
2013年70.1%
2014年69.4%
2015年69.9%

最後に発表された2015年度の合格率は69.9%です。

69.9%であれば、単純計算すれば大体10人に7人合格している計算になりますね。

英検5級合格率(2010年~2015年)
合格率
2010年83.1%
2011年82.5%
2012年83.0%
2013年82.4%
2014年82.0%
2015年81.4%

ちなみに、このように同時期の5級合格率と比べてみると、約10%ほど合格率が落ちています。

JIN

私自身の講師時代の経験を見ても、やはり英検5級に比べると不合格になる子たちが増えはじめた印象でした

小学生の合格率は2014年以降非公開

英検が合格率の公表をやめたのは2016年ですが、受験者層などを含めた詳細の統計は2014年に廃止しています。

小学生の合格率を表すもっとも最近の数値は2013年のものになります。

2013年の小学生合格率は62%!

ちなみに5級の小学生合格率は85%でした

JIN

全体と比べても高く思えるかもしれませんが、4級を受けるようなレベルの小学生であれば予習も進んでいる子たちが多いはずなので、驚く数字でもありません

およそ40万人が英検4級を受験

英検4級の受験者数は大体40万前後だと言われています。

40万人の7割と仮定すると、合格者は28万人程度だと予想できます。

JIN

こうみると、かなりの数の受験者が合格していることになりますね

英検4級の合格点は622/1000点|何問間違えたら不合格かはわからない理由

次は、英検4級の満点や合格点、合格ラインについて解説しています。

新形式の英検で採用されているCSEスコアとは

2016年に改訂された新形式より、英検では合否判定をCSEスコアというもので判定しています。

各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は固定されています。これにより、違う回に同じ級を受験した方の結果や同じ回に別々の級を受験した方の結果も、明確な数値で比較することができます。合格基準スコアは過去の英検のテスト結果より算出しています。

引用元:英検CSEスコアでの合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
CSEスコアの特徴
  • 技能ごとにスコアを均等に配分
  • 同じ正答数であっても回次によりスコアは異なる
  • 合格するためには、技能のバランスが重要
ザックリと!

まとめて重要な部分を要約すると

  1. 自己採点や自分で合否判断するのは不可能
  2. 4級の場合スコアは筆記:500点、リスニング:500点と均等に配分
  3. 各問題の配点はテストごとに変化

ちなみに各問題の配点は、受験者の答えが出揃ってから毎回決められるので、事前に知ることも事後に知ることも不可能。

満点1000点のうち622点以上、なら60%強の問題に正解すれば合格なのね!と勘違いされることもありますが、間違いということです。

JIN

つまり「何問正解で合格?」という問いに対する答えは、運営の人しか知りません

英検4級の満点は1000点

普通の学校のテストとは違い、英検は100点満点ではありません。

さらに級ごとに満点の点数も変わります。

JIN

英検4級は、各技能500点なので筆記問題(500点)とリスニング(500点)を合わせた合計の満点が「1000点」です

関連記事:英検4級の難易度は中学何年生レベル?公式が定める「中学中級程度」の秘密

合格ラインの決定方法

今までの満点の7割程度(2級以下は6割程度)という合格目安は無くなり、リーディング・リスニング・ライティングの3技能(4級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能スコアの合算で合否を判定致します。

引用元:一次試験・二次試験の合否はどのように判定されますか? | 英検FAQ
JIN

旧形式から、新形式に移ったことで、今は合格ラインが毎回固定で同じという訳です

英検4級の合格ラインは622/1000点

日本英語検定協会が決めている英検4級の合格基準は満点1000点中622点です。

単純に計算すると約62%なので、最終的な得点が満点の65%あれば合格できます。

JIN

100問あったとして65問に正解すれば合格できるという訳でも無いのです

スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。

Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。

引用元:英検CSEスコアでの合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

最初に紹介した、CSEスコアシステムが用いられているので「何問正解したら合格、何問不正解したら不合格」ということは一切ありません。

毎回のテストごとに、各問題の問題数は変わらなくても配点が変わっているということです。

JIN

事前に自分が合格できるレベルにあるのかどうかを知りたい場合は、過去問を解いてみて「7割くらい正答できているか」に注目すると、自分が合格できる可能性があるか理解することができます

英検4級のスピーキングテストは採点対象外

現在の形式になる2016年以前までは、英検4級でスピーキングテストを行うことはありませんでしたが、2016年以降の新形式では希望の受験者に限り、スピーキングテストに参加できるようになりました。

採点はされますが、級認定には一切影響を及ぼしません

コンピュータ端末を活用した録音形式で実施

自宅や学校のパソコン、およびタブレット等から、インターネット上のスピーキングテストサイトにアクセスして受験いただきます。なお、受験日の指定はなく、期間は1年間を有効といたします(注:受験回数は1回のお申し込みにつき1回のみとする)。したがって、時間的・地理的制約は無く、いつでも・どこからでも受験いただけます。

引用元:実用英語技能検定 リニューアルのご案内(2016年度第1回~) | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
JIN

家で気軽にできて採点してもらえるのは結構イイ!

関連記事:【実は】英検5級と4級はスピーキングテストあり!受けない場合でもOKな理由を解説

スコア600点台であったらギリギリ合格できなかったということなのか

英語講師として働いていた頃、保護者の方々から「スコア○○点でした、ギリギリで合格できなかったのでしょうか?」とご質問をいただくことが結構ありました。

英検のスコア表の例

手元にあるのが私の二次試験通知しかないので申し訳ございませんが、このように合格であっても不合格であっても、合格ラインからどれくらい離れているのか通知書でわかります。

英検4級で言えば、合計スコアが622点に近いということは、限りなく合格に近いもののギリギリで落ちてしまったということになります。

JIN

ほぼ合格と言ってもいいくらいなので、次の受験で4級を継続または飛ばして3級に進むこともできます

英検4級の合格率・合格ラインに関連するよくある質問

最後に、英検4級の合格率・合格ラインに疑問を持っている方が抱かれがちのよくある質問をまとめて解答します。

英検4級のレベルや難易度はどれくらいですか?

公式では「中学中級程度」と定められており、おおよそ中学2年生で習うような内容が多いです。

レベルや難易度の詳細はコチラの記事で解説しています。

関連記事:英検4級の難易度は中学何年生レベル?公式が定める「中学中級程度」の秘密

英検4級は小学生だと難しいですか?

すでに、英会話スクールに通って予習をしている子などであれば合格は可能です。

実際に、私が英語講師として勤めていた頃も、小学生のうちから英検4級に合格していた子たちはいました。

関連記事:実際に教えた元講師が激白!小学生が英検4級に合格する為のステップ・勉強法

英検4級に落ちてしまいました、どうすればいいでしょうか?

まずは、落ちてしまった原因を探ること、落ちてしまったからといって悲観しないことが重要です。年齢や原因によっては、英検受験を先延ばしにするのも選択肢です。

次も目指す場合は、成績を確認して不足していた部分+単語力を補うのがセオリーとなります。

合格するにはどのような勉強をすればいいでしょうか?

対策のセオリーとしては、4級レベルの単語学習→問題集で練習→過去問で仕上げとシンプルです。

とくに、単語力をつけるという側面が重要になります。

4級の勉強法については、コチラの記事で詳しく解説しています。

関連記事:【今からできる】英検4級合格に近づく為のおすすめ勉強方法を元講師がやさしく解説

英検4級の単語にはどのようなものが出ますか?

基本的には中学2年生が習う単語レベルと似ています。

具体的な単語を知りたい方のために、コチラの記事では100個の頻出単語をまとめて紹介しています。

関連記事:【頻出単語一覧付き】英検4級の合格に必要な単語数と簡易チェックテストを公開

合格点は小学生、中学生、何年生などで変わりますか?

いいえ、英検4級の合格点は全受験者共通です。極論、幼児と大人も合格点は同じとなります。

英検4級に過去問はありますか?

はい、英検4級には旺文社が出版する過去問があります。対策には必須ですので、ぜひチェックしてみてください。

関連記事:【1分でわかる】元講師イチオシの英検4級向け問題集・参考書・教材5選

英検4級の試験時間はどれくらいですか?

英検4級は、筆記、リスニング合計で65分、65問のテストです。

詳しい試験時間や問題タイプについては、コチラの記事で解説しています。

関連記事:【1分でわかる】英検4級の試験時間・問題数配点・などを簡潔にまとめ

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