こんにちは、数多くの子どもたちに英検4級を指導して合格させてきた、英検1級元英語講師のJIN( @ScratchhEnglish)です。
結論からいうと、英検4級の難易度はおおよそ中学2年生レベルです
英語講師として数多くの生徒に英検4級を教えた筆者が英検4級のレベル感や難易度を徹底解説!
公式が定めるレベル設定や実際に私が教えてきた経験を基に難易度をお伝えします。
英検4級のレベル感が気になる人はぜひ読んでほしい内容です。
実は英検各級のレベルを知らずにとりあえず低すぎる級、または高すぎる級を受けてしまう方々はかなりいます。
非常にもったいないです。
挑戦するなら絶対に自分に合ったレベルの級を受けた方が身になりますし、お金をムダにすることもありません。
とはいえ私もかつて低いレベルを選択してムダにしてしまった経験があります。
英語講師時代の経験上、レベルがわかりやすい5級や3級に挟まれた英検4級が、どれくらいのレベルなのかわからないという人は意外と多いです。
- 客観的かつ元講師の主観的に見る英検4級のレベルや難易度解説
- 自分は英検4級が最適な級なのか知れる
- 合っていないレベルの受験にお金をムダにすることがなくなる
英検4級は小学生でも受かるようなレベルですか?
簡単ではありませんが、小学生でも受かる子は実際にいました
英検4級のレベルは「中学中級レベル」相当
まずは英検4級のレベルと難易度について解説します。
英検4級のレベルに関する公式的見解
4級は、英語の学習をはじめて最初の目標となる5級の次に目指す級で、レベルは中学中級程度とされています。簡単な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)に加え、スピーキングテストも導入します。なお、スピーキングテストは、級認定には影響せず、スピーキングテスト単位で合否判定されます。
引用元:4級の試験内容・過去問 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
「中学中級程度」つまり中学2年生相当の英語力が問われることが予測できます。
- 英検5級:中学1年レベル
- 英検4級:中学2年レベル
- 英検3級:中学3年レベル
英検4級は英語のできる中学1年生は受かります。
講師経験上、小学生のうちに英検4級を取得した子も知っていますし、多くの子達は実際に中学1年時に取得していた級でした。
中学2年生で習う英語レベルまで先取り出来ている子なら受かってしまうレベルです
ちなみに英検4級合格に必要とされている単語数に関してはこちらで紹介しています。
関連記事:【頻出単語一覧付き】英検4級の合格に必要な単語数と簡易チェックテストを公開
関連記事:実際に教えた元講師が激白!小学生が英検4級に合格する為のステップ・勉強法
TOEIC換算で見る英検4級
英語テストのレベルを測る指標としてひとつ「TOEIC換算」というものがあります。
大人の人からしてみるとこのTOEIC換算の方がわかりやすいですよね。
TOEIC換算ではズバリ300点から350点くらいでしょう!
しかし、TOEIC換算したところでTOEICで解ける問題ほとんどないため、TOEIC換算はこの時点ではまったく役に立ちません。
あまり役に立つ指標ではないので無視して大丈夫です
英検4級の受験をおすすめしたい学年
私が英検4級の受験を一番オススメしたいのは、中学1年生です。
1学年上の先取りができますし、4級を取得すればもう次の級は多くの子達が中学卒業までに目指す英検3級です。
ゆとりをもって、3級の準備を行うことができますよね。
またはそこまで英語が得意ではない中学2年生が英検4級の勉強をしながら学校の英語に追いつき追い越す、というのも非常にオススメです。
オススメする受験者は「中学1年生もしくは2年生」です
関連記事:英検4級の合格点は毎回同じ!意外と知らない合格率・合格ラインに関する真実
英検4級のレベルに合った具体的な受験者とは
次に英検4級の受験をオススメできる受験者層を紹介します。
英会話スクールに通っている6年生と学校の授業より上を目指したい中学1年生
やはり英会話スクールなどに通っていて、すでに一定以上の英語力がある(すでに英検5級を持っている)小学生は、ぜひ英検4級にステップアップを目指してみていいと思います。
先ほどお話したように英検5級と英検4級にはそこまで大きなレベル差がないので、許容できる範囲のレベルです。
そして中学1年生で学校の英語の授業に物足りない、もっと先取りをして上を目指したいという人は、すでに英検5級をもっていなかったとしても一気に4級からはじめてみるべきかな、と思います。
英検のいいところは、細かく級が区切られているため、次の目標を見つけやすいところです。
すでに英検5級を持っている人や、学校の英語授業に物足りない中学1年生は英検4級に向けた勉強、および受験を考えてみてもいいでしょう
学校の英語授業に少し遅れを取っている中学2年生
英検4級は、学校の英語の授業に少し遅れを取ってしまっている中学2年生にもオススメです。
その理由はと言いますと、英検4級は中学中級レベルだと先ほどもお話しましたが、要は中学2年生レベルの試験なのです。
英検4級に向けて勉強することで、学校で学んでいる(もしくは少しさかのぼってor少し先回りして)英語の内容を学校とは違ったアプローチで学べます。
- 学校の英語の先生に苦手意識を持っている
- 授業の進め方が合っていない
- 上記の理由で勝手に自分は英語が苦手と思い込んでいる
実際に小さなキッカケで変わる例はありますので、一度学校のテスト勉強から距離を置いて、独自に英検4級をやってみるというのも選択肢として悪いものではありません。
英検4級の勉強を自主的に行うことで、学校の英語の授業に付いていくことができるようになり、下手したら先回りさえできるかもしれません
英検4級のレベル・難易度に関連するよくある質問
最後に、英検4級のレベル・難易度に疑問を持っている方が抱かれがちの、よくある質問をまとめて解答します。
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コメント
コメント一覧 (4件)
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