こんにちは、数多くの子供たちに英検4級を指導して合格させてきた英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 中学1年です、英検4級のおすすめ勉強法を教えてください
- 前回落ちてしまいました…もう落ちたくないので良い勉強法を知りたいです
- 何から勉強したらいいのかサッパリ分かりません
講師時代によく聞かれた質問です。
まず何を勉強したらいいのか分からない、とりあえずやってみたけど合ってるか分からない…
心配しないでください、誰でも最初はそうです。
しかし適当に問題集を解いているだけでは全然効果がありません。もちろん私も英語が全くできなかった頃はそのような経験が嫌な程あります。
つぎ込む時間が同じでも方法が違えば効率も全く違います。
「でもどうやって勉強、対策をしたらいいのか分からない」
今回はそんな悩みを持つ方々のために元英語講師の私が「効果的に合格に直結するような英検4級おすすめ勉強法」を紹介していきます!
この記事を読むメリット
- 英検4級指導経験のある元講師が考える勉強方法
- まず何をやればいいのか詳しく分かりやすく教えます
- 合格を目指すための勉強方法とその裏にある考え方

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【保存版】英検4級対策の基本ステップ|講師経験から学んだ情報を全て公開
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【鉄則】英検4級の対策では単語学習が最も重要です
次に英検4級対策ではまず単語学習に取り掛かるべき理由を解説します。
4級レベルの単語力がない=落ちる
何度も何度も口酸っぱく言ってきましたが、英検4級レベルの単語力が無いというのは英検4級に落ちる事を意味しています。
筆記試験でもリスニング試験でも単語力がベースとして必要になります。
土台がしっかりしていなければ上に積み上げる他の要素(読む、書く、話す、聴くなど)は崩れてしまいますし、土台の部分が小さければ上に積み上げる物もおのずと小さくなってしまいます。
これが私の考え方です、土台が広ければ広い豪邸も建てることが出来るうえに、大きな庭を作ったりいろいろ選択肢が広がりますよね。
でも土地が狭ければ建てられるのは小さな家だけです。

英検4級筆記試験の仕組みや問題例を知りたい方はこちらの記事でまとめています。
関連 英検4級の長文は難しくない!おすすめの筆記対策とスグに使えるコツまとめ
どれだけ英検4級レベルの単語を知っているかがまずカギとなるのは間違いありません。
単語学習対策におすすめできる1冊+1
ここでは元講師の私が英検4級の単語学習に最適な単語帳を紹介します。
英検4級でる順パス単
内容・評価 | |
概要 | 過去のデータを基に英検4級頻出単語を完全網羅 |
おすすめ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 効果的に英検4級の頻出単語を取得して合格を目指す |
これまで英検4級の対策講座シリーズでは常に言ってきましたが、英検4級レベルの単語力が無い=落ちる事を意味しています。
この本に関しては無くてはならない存在と言ってもいいでしょう。
私も英検2級から1級受けて合格した際には必ずその級のパス単を持って使っていました。

CD付 英検4級 絵で覚える単熟語
内容・評価 | |
概要 | 絵と共に単語を覚えることを目的にした単語帳 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 絵でも単語を覚えたい |
期待できる効果 | 絵の方が覚えやすいという人には完璧マッチ |
パス単が単語学習においてナンバーワンの単語帳だと先ほど言いましたが、パス単と合わせてこちらの英検4級用の絵単を使用するのもアリです。
特に英検4級は小学生の受験者さんもたくさんいるかと思いますので、絵で見て覚えられる本書はおすすめできます。
もちろん中学生の受験者さんも目で見て覚えたい人ならおすすめです。

10,000単語以上覚えた元講師がおすすめする単語の覚え方
絶対にやってはいけない覚え方
- ノートに書きだして覚える
- 単語帳を眺めるだけ
とにかく効率が悪く、覚えも悪く、良いところなど一つもありません。
特にノートに書きだすやり方は学校などでもまだやっているところがあるかもしれませんが、メリットが少なすぎます。
- 小学生の受験者→保護者の方と一緒に単語を覚える
- 中学生の受験者→単語カードを使って覚える
私はこのような方法を推奨しています。
私は中学生の受験者におすすめする単語カードを使った英単語の覚え方で10,000語以上の単語をこれまでに覚え、英検1級を取得しました。
ノートに書きだすべきではない理由や、小学生、中学生におすすめする覚え方をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事でより詳しく紹介しています。
関連 年齢によって使い分け!元講師おすすめ英単語の覚え方と唯一無二の単語帳
どれくらいまで単語学習をするべきか
まず英検4級を受けようと思った日から最初のうちは全ての時間を単語学習に注げましょう。
単語を覚えるペースはその人の記憶力や勉強時間に左右されるので確定的な時間を言う事はできないのですが、まず目安として先ほど紹介した英検4級用のパス単1冊の半分を終えるまでは単語学習のみに集中しましょう。
英検4級レベルのパス単を5割、6割程度終わらせてやっと問題が解けるような単語レベルが付いたと言えるでしょう。

パス単を5割、6割終えたら次は問題集もしくは過去問
ここからは単語学習をある程度完了してからするべき対策方法を紹介します。
合格に向けた対策スケジュール
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パス単での単語学習
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問題集で練習
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過去問で追い込み
この順序が一番効果的です。
パス単を5割、6割終えた時点で次のステップである2に進む事ができます。
しかし、試験まで日にちがあまりない、思うように時間が取れない、という方は2を飛ばして3に飛んでも構いません(もちろんステップ2を踏んだに越したことはありませんが)
それはなぜかと言えば問題集での練習よりも過去問での学習の方が重要だからです。

元講師がおすすめしたい過去問と問題集
ここでは元講師の私がおすすめしたい英検4級向けの過去問と問題集を紹介します。
英検4級 過去6回全問題集
おすすめの過去問はこちらです、やはり英検対策は旺文社さんのものが一番安心できます。
内容・評価 | |
概要 | 過去6回分の過去問を収録する問題集 |
おすすめ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 実際に過去に出された問題で対策をして合格に近づける |
こちらも合格したいのであれば必須です。
英検だけでなくどんな試験でもそうですがやはり過去問を使って傾向や内容を掴んだり、スピード感に慣れる事は非常に大切です。
過去問を事前に解いておかないと本番で予期しないアクシデントが発生する確率も高まります。
そして過去問を事前にこなしておけば冷静にいつも通りの力を発揮できます。
7日間完成 英検4級予想問題ドリル
内容・評価 | |
概要 | 定番の7日間で完成できる英検4級問題集 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 全受験者 |
期待できる効果 | より多くの実践問題を解いて合格を狙う |
こちらはまだ過去問を解く段階には無いと思うけど本番に似た問題を解いてみたいという方におすすめです。
ドリル式になっているので分かりやすくどんな問題が出るのかを過去問を解く前に知る事ができます。
英検4級合格を目指すためのおすすめ本はこちらの記事で詳しく紹介、および解説していますので気になる方はどうぞ。
関連 【1分で分かる】元講師イチオシの英検4級向け問題集・参考書・教材5選
元講師おすすめの過去問や問題集を使った勉強方法
最後に過去問や問題集を解く上で絶対に気を付けなければならないことを解説します。
答え合わせは必ずしっかりやろう
過去問や問題集をせっかく買っても問題を解いて、丸付けをしてやった気になった終わりにしてはダメです。
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普通に解く
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丸付けをする
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どこで、どうして、どんな経緯で間違えたのか、知らなかった単語を割り出す
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どうすればよかったのかを考える、知らなかった単語は覚えなおす
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一定期間を空けてもう一度同じ問題の2週目をする
少なくともこれくらいするべきです。
そうする事で知らなかった新しい事も過去問から学べますし、今後同じシチュエーションでどのように対処すればいいのか分かります。

時間を測ってやってみよう
過去問をやる時には本番にタイマーを合わせて解いていくと本番でのペース配分などに慣れていく事ができます。

英検4級の各テスト時間や問題数はこちらの記事で紹介しています。
関連 【1分でわかる】英検4級の試験時間・問題数配点・などを簡潔にまとめ
小学生の受験者におすすめの勉強法
意外と学習者の年齢別に分けている人は少ないように感じますが、英検4級の受験をする方が小学生の場合と中学生以上の場合では適切な勉強法は異なると私は個人的に思っています。
これは実際に英語講師として小学生も中学生も4級を指導したから分かる事です。
受験者の方が小学生の場合はこちらの記事で詳しく勉強法を解説していますので、ぜひご覧ください。
関連 実際に教えた元講師が激白!小学生が英検4級に合格する為のステップ・勉強法
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本気で一発合格を狙う人にのみにおすすめの「英検ネットドリル」
本気で一発合格を狙っている方に私がおすすめしたいのがこのサイトでも至るところでおすすめしている旺文社の英検教材のデジタル版である「英検ネットドリル」です。
実際に自腹を切ってレビュー記事を書きました、気になる方はぜひ記事を読んでからご検討ください。
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- トレーニング問題機能で対策効率アップ
- 弱点チェック機能で弱点を克服できる
- 二次試験対策に使えるバーチャル試験官機能
- 辞書機能でいつでもどこでもワンクリックで単語の意味を確認可能