- まずは原因を探って解決策を考える
- 落ちてしまった要因を基に次回に向けて対策を進める
- 「焦り」は絶対に禁物
結論から言います「恥ずかしい」とか「なんで…?」というような感情は、気持ちはわかりますが絶対に抱くべきではありません。
とくに受験者が子どもだった場合なおさらです!
考えるべきなのは次の英検5級で受かれるように、受験者さんに合ったアプローチを見つけること
悲観する必要はまったくありません。
本記事では、英会話スクールで数多くの英検5級指導を子どもに行ってきた筆者が、英検5級に落ちてしまった際の考え方や、次に向けた勉強法を解説します。
でも「なんで?」ってどうしても思ってしまう
「なぜ」は理由を探ればわかる!ただし、「なんで受からないのよ!?」は絶対にダメだよ
まずは英検5級に落ちた最大の原因を探ってみよう
英検5級を受験される方々はさまざまです、小学生以下の方から中学生までを中心に幅広い受験者層になっています。
まず覚えておきたいのは「必ずしも英語力不足で落ちたわけでは無い」ということ
ここではよくある原因を5つ紹介していきます。
英検5級レベルの単語力が足りなかった
全受験者層でもっとも多い原因は「単語力が足りなかった」です。
英検というテストはとくに単語力(ボキャブラリー力)が最重要なので、単語学習を軽視していると落ちてしまう
少なくともパス単の7割以上は知っておきたいところです。
この場合の対策は簡単で、とにかく5級レベルの単語を覚えること!
はじめての英検受験により試験に慣れていなかった
小学生や小学生以下の受験者さんにありがちな原因です。
英会話スクールなどに通っている方であれば模試などを受けで避けられる傾向にありますが、自宅学習の場合、本番さながらというのは難しいものです。
慣れない試験に圧倒されてトラウマになってしまう子もいるので注意
英会話スクールなどに通っておらず、おうち学習の本番想定不足により落ちてしまった場合は、英検5級の受験を先送りするのも手です。
こんな理由で英語嫌いになってしまったら将来的にもったいなすぎます!
リスニングができなくて落ちてしまった
こちらも小学生や小学生以下の受験者によくある原因です。
「外国語をリスニングをする」というのは子どもたちにとって不思議な体験。
苦手な子や、やり方がわからない子がでてくるのは当然
「リスニングが苦手」なのであれば、普段からムリのない方法でより多くの英語を触れることで改善するケースはよくあります。
ここでは「子どもが純粋に楽しめる素材」というのが重要!
英語の文法が理解できずに落ちてしまった
単語は分かっていても、文法が分からずに落ちてしまったパターンです。
日本語と英語は文の順番が違うので、珍しいことではありません。
文法に問題がある場合、単語力が足りなくて落ちてしまったときよりも対処は難しく、根気が必要
親御さんが一緒になって理解できるまでやさしく段階を踏んで教えるか、幼児の場合、英検5級の受験と文法は後回しにするというのもひとつの手です。
本人のそもそも英語に対する意欲ややる気がない
「将来英語ができるようになってほしいから…」
この気持ちは十分に理解できますが、やる気がない子にムリやり英語をやらせるというのは将来的に真逆の効果を生み出します。
一度嫌いになったものを好きになるというのは至難の業
とくに英検5級に受かった、落ちたからといって未来が大きく変わる訳ではありません。
受かった子が将来英語ができるようになるわけでもなければ、落ちた子が将来英語がまったくできないということでもないのです。
やる気がないなら「やらせる」ではなく「興味を持ってもらえるよう促す」方がよっぽど重要!
- YouTube動画
- アニメ・ドラマ・映画
- 音楽
- スポーツ
- 子どもの興味があるものと英語を掛け合わせる(海外の電車など)
。
でもあったほうがいいに決まってるでしょ?
うーん…英検5級に関してはそうは思わないかな!興味があればやる、なければやらないでいいと思う!
原因を踏まえたうえで考える次回受かるための対策
ここからは先ほど紹介した原因を基に、次回受かるための勉強法を紹介します。
前回の成績表を確認して足りないところや合格までどれくらいかを確認
せっかく受けた英検5級です、前回のデータは非常に重要な情報を教えてくれます。
手元にあるのが私の二次試験通知しかないので申し訳ございませんが、このように合格であっても不合格であっても、合格ラインからどれくらい離れているのか通知書を見ることでわかります。
- 得意分野や苦手分野を割り出す
- 合格までどれくらい遠いのかを理解する
- 実際のデータを基に2度目の受験への戦略を練る
せっかく自分だけのデータがあるので活用しないともったいないです。
まずは英検5級レベルの単語をしっかりと覚える
全受験者に共通して言えるのは、まずは単語取得が必要という点です。
「5級レベルの単語」というところが非常に重要です。
英検5級というテストは長い歴史があるが、出題される登場単語は同じもので回っている
つまり英検5級に向けて単語を勉強するのであれば、英検5級用の単語帳が必要という訳です。
英検5級用の単語帳は3種類ほどありますが、もっとも安定してオススメできるのは「でる順パス単」になります。
英検5級の文法は保護者の方と一緒に理解
基本的に小学生および小学生以下の受験者さんの場合、教材を買い与えて本人にやらせるというのはオススメできません。
そして文法の勉強はとくにひとりでやらせるべきではないです。
文法はつまらないからこそ子どもがひとりでやると理解できない or 英語が嫌いになる
英会話スクールに通っている訳では無く、自宅で学習するのであれば保護者の方が手とり足とり文法を教えるのは必須です。
難しい文法はないので一緒に楽しく、文法を勉強していると気づかないくらいでやってみましょう!
リスニングはまず英語の音に慣れるところからはじめる
「うちの子はリスニングができない」→「リスニング問題をたくさん解かせよう」
そう思ってしまう方も多いですが、英検5級レベルであればそもそも英語の音がどんなものかを理解していないお子様も多いです。
耳でまったく認識できないのにリスニング問題ばかりを解かせていては逆効果
歌や子ども向けアニメなど楽しい素材を使ってまずはポジティブに英語の音に触れさせる
子ども英語において「英語の勉強をつまらない勉強と思わせない」というのは何よりももっとも重要な課題です。
だからこそまずは楽しい触れ合いからはじめてみましょう。
各子どもの興味にマッチしたものを使えれば相乗効果アリ!
最後は過去問を使って本番を意識した対策を
先ほど英検5級対策において「5級用の単語帳」が必須アイテムだとお話をしましたが、過去問も同等に必須アイテムです。
学校のテストには過去問がないのでイメージしづらいかもしれませんが、実際のレベルを体感できる唯一の教材です。
過去問=世の中でもっとも本番レベルに近い教材
皆さんも高校受験をする時は過去問を、センター試験を受ける時はセンター試験の過去問を必ず解いたのではないでしょうか?
5級の過去問をやらないというのは上記のようなテストで過去問を解かないのと同じです。
英検5級で単語帳と過去問だけは絶対に外せない教材
どうしてもおうちで勉強が難しいと感じる人にオススメ
- 「1回やってみたはいいものの、上手くいったとは言えない・・・」
- 「やり方が間違っていたような気がする・・・」
- 「家でできる限界を感じた・・・」
そう思った方も多いはずです。
親御さんがどれくらい英語を勉強してきたかにもよりますが、おうちで勉強がうまくいかないのはよくあること
「ではどうすればいいの?」
そこでオススメなのが、業界最安値水準でありながら、子ども慣れした資格持ち講師から英検5級用のでる順パス単を使ってレッスンをしてもらえるQQキッズです。
英検5級に落ちてしまった人が聞くよくある質問
こちらでは「英検5級に落ちてしまった」方が知りたい方が追加でよく質問される内容とその回答を紹介します。
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