こんにちは、数多くの子どもたちに英検5級を指導して合格させてきた、英検1級元英語講師のJIN( @ScratchhEnglish)です。
結論、まずは単語から手をつけるようにしましょう!
英語講師として数多くの生徒に英検5級を教えた筆者が英検5級合格を目指す為の対策法、勉強方法を徹底解説!
最初に手をつけるべき勉強から、最終的にやるべき外せない対策まで網羅してご紹介します。
英検5級合格を目指している人はぜひ読んでほしい内容です。
英検5級は最初の級なので、何をしたらいいのかわからないというのは普通のことなので心配しないでください。
しかし、実際なんとなく問題集を買って解いてみるだけという方も多いです。
適当に問題集を解いているだけでは効果がありません。私も英語がまったくできなかった頃はそのような経験が嫌な程あります。
つぎ込む時間が同じでも効率を上げる方法はもちろんあります。
私も効率や効果の重要性を理解して勉強できたからこそ英検1級まで合格できるまでに成長しました。
「でもどうやって勉強、対策をしたらいいのかわからない」
今回はそんな悩みをもつ方々のために、元英語講師の私が「効果的に合格に直結するようなオススメ勉強法」を紹介していきます!
- 英検5級指導経験のある元講師が考える勉強方法
- オススメの単語帳や問題集の紹介
- ステップバイステップでやるべきことを紹介
- 最後に現役ネイティブ講師が作るオリジナルクイズを解ける
最後まで読むと現役ネイティブ英語講師の私が作ったオリジナルクイズを解けます!
英検5級の効率的な勉強はやる気から始まる
まずはそもそも論として、英検5級はやる気がないのであればやるべきではない理由を元講師の視点から解説します。
小学生はやる気にさせなきゃやる意味がない
さて冒頭で「今回の対策法は小学生に向け」と言いましたが小学生向けの対策法だからこそ精神論から入らせてください。
「やる気がないと意味がない」
それは私が英会話講師として働いていた時に一番感じたことです。
英会話教室に通おうが自宅で親と勉強しようが小学生ならまず本人をやる気にさせなければ話になりません。
むしろ度合いで言えば やる気>>>>勉強量だと言えます。
- 「キャビンアテンダントになりたい」
- 「外国に住んでみたい」
- 「受験で成功したい」
このようにある程度の目標が出来て例え辛くても、その目標に向けて自発的に頑張ることが出来ます。
しかし、小学生でそれが出来る子は少ないです。
自分が好きでは無いこと、興味が無いことをやらされている状況で小学生は絶対に力を発揮しません、そして努力もしません。
まず一番の目標は、小学生が英語に興味をもつような動機付けや環境作りをすることです
まずは親御さん自身が少しでも知識を身に着けること
「自分が出来なかったから子どもには出来るようになってほしい」という考えの親御さんに多いのですが。結局そこで終わってしまえばただの丸投げです。
「すべての親が英語を出来るようになるべきだ!」と言っているわけでは無く、英検5級は義務教育を終えた大人ならわかるような問題レベルです。
もし自分が子どもにやってほしいなら、自分自身も多少なりともの犠牲を払って、少し英検5級の知識を蓄えることで状況は大きく変わります。
実際に英会話講師時代に感じたことですが、基本的に親が丸投げ状態の子どもは、やる気がなく、伸びない傾向が顕著にありました。
大人になればなるほど犠牲無しに宝が簡単に手に入るなんておとぎ話は無いとわかりますよね、それと同じです
英検5級で最重要なのは単語力
次に英検5級対策でもっとも重要なのが単語学習である理由を解説します。
まずは単語からはじめてから実践練習
英検5級のテスト内容を知っている方はご存知かもしれませんが、英検5級(とくに筆記試験)は8割以上単語力に左右されます。
筆記試験と言っても、上位級のように長文読解がある訳でもなく、作文がある訳でもありません。
ほとんどの問題は単語ベースで作られています。
英検5級筆記試験の仕組みや問題例を知りたい方は以下の記事でまとめています。
関連記事:英検5級の筆記問題はどうやって対策すればいいの?解説します
他の級と比べても「どれだけ英検5級レベルの単語をしっているのか」が得点に比例する傾向が非常に高いのです
単語対策におすすめの英検5級単語帳
ここでは、英検5級の単語学習にオススメの単語帳を2冊紹介します。
英検5級用の単語帳は圧倒的に「でる順パス単」
内容・評価 | |
概要 | 過去のデータを基に英検5級頻出単語を完全網羅 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 効果的に英検5級の頻出単語を取得して合格を目指す |
まず単語やフレーズを勉強するためにこの「でる順パス単」の入手は必須です。
私も2級から1級に受かるまで全級このシリーズの単語帳を使いました、しっかりとデータ分析されており、この単語帳を終わらせればその級のレベルの単語は完璧だと言えます。
正直この単語帳が無ければ「話にならない」そんな風に私は思っています
関連記事:【英検5級】小学生におすすめの英単語の覚え方とやってはいけない2つの事
関連記事:【英検5級】合格するため必要な単語数は400前後?元講師が解説
子どもが扱いやすい「英検5級 絵で覚える単熟語」
内容・評価 | |
概要 | 絵とともに単語を覚えることを目的にした単語帳 |
オススメ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 絵でも単語を覚えたい |
期待できる効果 | 絵で覚えやすいだけでなくリスニング第3部のイラスト問題に効果抜群 |
こちらも単語本ですが、単語を絵で覚えるような設計になっています。
英検5級リスニング第3部のイラスト問題で出てくる問題を正確に解くためには「イラストの内容を英語化する能力」が必要になります。
関連記事:英検5級のリスニング問題を効果的に解く方法と対策を解説
すなわちうさぎのイラストであったら「Rabbit」野球のイラストであったら「Baseball」など、イラストの情報を瞬時に英語化する能力が求められます。
この絵単ではその能力を存分に高める事ができます。
CD付きなのでリスニング対策が捗りますね!
元講師がおすすめする単語の覚え方
- ノートに書きまくる
- 単語帳を眺めるだけ
絶対に意味ないのでやめましょう。
英検5級に綴りのテストはありません、今の時代英語を直筆で書く機会なんて相当限られています、したがってまったく持って効果の薄い覚え方なのです。
私が常日頃言っているのは「英検5級の単語は子どもと親で一緒になってゲーム感覚で覚える」
そもそも小学生のうちから「英語」=「机に座って勉強」という考えを植え付けない方がのちのちの為でもあると思います。
将来英語ができるようになりたければ机に座って勉強するのは必須ですが、小学生のうちからそういう考えを植え付けさせて英語が嫌いになってしまったら元も子もなくなります。
「好きこそものの上手なれ」といいますが子どもにとって大人以上にこれは重要です。
たとえば 電車に興味がある子どもは大人の想像を遥かに超える記憶力で電車の名前を覚えていきますよね。
先ほど紹介したパス単を使ってクイズを出してもいいでしょう、絵単を使って絵を使ってクイズを出してもいいでしょう、両方使って両方向から攻めれば最高でしょう。
英検5級に限ってはそのような覚え方がいろいろな面を考えると一番効果的だと私は考えます
関連記事:【英検5級】小学生におすすめの英単語の覚え方とやってはいけない2つの事
実践練習は過去問がもっとも重要な理由
ここでは英検5級の対策に過去問が必須である理由を解説します。
過去問の研究は一番効果的
いくら英検5級では単語が大事だと言っても、もちろん実践形式の対策も合格したいのであれば必要です。
英検に限らずすべてのテストに言える事ですが、攻略への一番の近道は「過去問対策」です。
本番のテスト形式やレベルを肌で感じ、慣れていき、研究していく事で本番への素晴らしい準備をする事ができ、合格へとグッと近づきます。
問題集も悪くはないのですが、本番のレベルと若干ずれがある場合もあるので、実際に過去に出た問題で対策をするのが一番いいです
英検5級対策に必須「過去6回全問題集」
内容・評価 | |
概要 | 過去6回分の過去問を収録する問題集 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 実際に過去に出された問題で対策をして合格に近づける |
実践対策をするのであればまず問題集では無く必ず過去問を使用するようにしましょう。
というのも英検だけでなく英語のテストの問題集は実際の問題とレベルの違いがあったりします、過去問であれば実際に出された問題なのでそれが起こる事はありません。
どのテストでも同じですが過去問の研究は対策として非常に有効です
過去問題集の効果的な使い方と考え方3選
過去問や問題集はただ単に解いて丸付けしているだけでは意味がまったくありません。
ここでは適切に過去問を使うために知っておくべきことを3つ紹介します。
ある程度単語を覚えてから過去問題集をはじめる
最初から過去問を解いても多分満足に解けない人ばっかりだと思います、なので最初から過去問を使うのはオススメできません。
まず先ほど説明したように、英検5級レベルの単語をある程度覚えて(少なくとも200語~)から過去問に取り組みはじめましょう。
ちなみに英検5級に合格するために知っておくべき単語量は300語~400語だと言われています。
関連記事:【英検5級】合格するため必要な単語数は400前後?元講師が解説
過去問は必ず考えながら行う事
過去問をせっかく買っても問題を解いて、丸付けをしてやった気になった終わりにしてはダメです。
せっかく買ったのにもったいない!
- 普通に解く
- 丸付けをする
- どこで、どうして、どんな経緯で間違えたのか、知らなかった単語を割り出す
- どうすればよかったのかを考える、知らなかった単語は覚えなおす
- 一定期間を空けてもう一度同じ問題の2週目をする
過去問を解くときは少なくともこれくらいするべきです。
そうする事で知らなかった新しい事も過去問から学べますし、今後同じシチュエーションでどのように対処すればいいのかわかります。
隅から隅まで使うというのはこういう事で、ムダにしないようにしましょう
時間を測って本番に備える
過去問をやる時には本番にタイマーを合わせて解いていくと、本番でのペース配分などに慣れていくことができます。
ペース配分がわからないと、時間切れになって解けなかった問題があるのはよくある状況です。
英検5級の各テスト時間や問題数は以下の記事で紹介しています。
関連記事:【早わかり】英検5級の試験時間は意外と短い!問題数とともに元英語講師が解説
英検5級の勉強法・対策法に関連するよくある質問
最後に、英検5級の勉強法に関して疑問を持っている方が抱かれがちの、よくある質問をまとめて解答します。
現役ネイティブ講師が作る英検5級オリジナルクイズ No.36~No.40
こちらは現役のネイティブ英会話講師であるイギリス人の妻にオリジナルで作成してもらった英検5級レベルの英語クイズです!
ぜひ現時点の英語レベルを試してみましょう!
5級No.36-40
現役ネイティブ英会話講師の妻が作るオリジナル問題 No.36~No.40
No.36~No.40以外の英検5級レベルの英語クイズは他の英検5級記事に散りばめられています!いろいろな記事を読んで探してみましょう!
本気で一発合格を狙う人にのみにオススメの「英検ネットドリル」
本気で一発合格を狙っている方に私がオススメしたいのが、このサイトでも至るところでオススメしている旺文社の英検教材のデジタル版である「英検ネットドリル」です。
- 対策に絶対必要な「でる順パス単シリーズ」で音声使用可能
- トレーニング問題機能で対策効率アップ
- 弱点チェック機能で弱点を克服できる
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- 辞書機能でいつでもどこでもワンクリックで単語の意味を確認可能
- でる順パス単
- 過去問集
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このようにパス単掲載単語を、簡単に音声付きで覚えられるのが素晴らしい!
各書籍に理解度チェックテストがあるので、勉強の組み立てがやりやすいですね!
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