こんにちは、かつて英検を指導し、個人的には18歳の頃に英検準1級を一発で取得した英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 英検準1級の問題数はどれくらい?
- 試験時間は何分?
- どんな問題が出題されるの?
今回はこのような質問にすべて解答します。
驚かれるかもしれませんが、実際本番を受けるまで詳しいテスト内容や試験時間を理解していないという方々も結構いるんです。
「実力さえあれば大丈夫」
そう思っている方が多いのですが、実際その通りであると同時に、もったいない事をしているのも事実です。
試験に向けて勉強するタイプのテストを攻略するにおいて「テストの構造・特徴を知っておく」というのは必須だからです。
とはいえ実は私もかつては「実力があればぶっつけ本番でも大丈夫」と思っていたタイプの人間でした。
しかしいざ自分が教える側に立った時、構造を知って全体像を理解した上でやっと効果的な対策が取れる→結果に繋がるという事が明確に分かったのです。
この記事を読むメリット
- 英検準1級という敵の全体像を掴んで対策に活用できるようになる
- 準1級の問題数がどれくらいなのか分かる
- 試験時間を知って時間配分を考えられる
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【英検準1級内容】元講師が問題数・試験時間・配点・特徴など全て解説
今回は英検準1級の問題内容や問題数など様々な内容面を解説していきます。
英検準1級の筆記テストは90分の配分
語彙問題 | 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択 | 25問 |
長文語句問題 | 長文問題内にある空所の語句を埋める | 6問 |
長文内容問題 | 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択 | 10問 |
ライティング | 質問に対する答えを英作文する | 1問 |
合計42問を90分で解く計算なのが英検準1級の筆記試験です、単純計算で1問当たり2分14秒使える計算です。
英検2級からの変更点
- 試験時間が5分増
- 語彙問題が5問増
- 長文内容問題が2問減
英検準1級のリスニングテストは30分
会話内容確認 | 聞いた会話情報と一致するものを選択 | 12問 |
文の内容確認 | 聞いた文の情報と一致するものを選択 | 12問 |
Real-life形式の内容問題 | 実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択 | 5問 |
英検準1級のリスニングに関する出題方法は30分で29問を解いていく形式です。
英検2級とはかなり異なる構成内容です。
英検2級からの変更点
- 試験時間25分→30分
- 会話内容問題15問→12問
- 文章内容問題15問→12問
- Real-life形式の問題が初登場
関連 英検準1級リスニングはまずコツから覚えよう!個別に対策をして高得点を目指す!
英検準1級の一次試験は合計2時間の71問
先ほどの内訳をつなぎ合わせるとこのようになります
筆記試験
語彙問題 | 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択 | 25問 |
長文語句問題 | 長文問題内にある空所の語句を埋める | 6問 |
長文内容問題 | 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択 | 10問 |
ライティング | 質問に対する答えを英作文する | 1問 |
リスニング
会話内容確認 | 聞いた会話情報と一致するものを選択 | 12問 |
文の内容確認 | 聞いた文の情報と一致するものを選択 | 12問 |
Real-life形式の内容問題 | 実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択 | 5問 |
英検準1級スピーキング二次試験面接
自由会話 | 面接官と日常会話 | N/A |
ナレーション | イラストの物語の展開を英語で説明 | 1問 |
自身の意見について(イラスト) | イラストに関連する質問に答える | 1問 |
自身の意見について(カード) | カードに書かれたトピックに関連する質問に答える | 2問 |
自身の意見について(社会) | カードのトピックに関連した社会的内容の質問に答える | 1問 |
英検準1級になるとより自分の意見を述べるような問題が増えています。
二次試験の面接は基本的に7分間で設定されていますが、受験者のスピードや能力によって若干前後する可能性もあります。
二次試験に関しては特に初めての場合どのような形式で行われるのかを知っておくべき必要があります、そうしなければパニックになって力を発揮できません。
スピーキングの面接はとにかく平常心で居られるかどうかがパフォーマンスに大きく影響します。
もっと詳しく英検準1級の内容が知りたい場合はこちらの教本がとてもおすすめです。
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