こんにちは、偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を一発で取得したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 洋楽で英語を勉強するってどういうことですか?
- 一体どんな所で効果があるんですか?
- どうやって勉強するんですか?
英語に興味がない人でも洋楽は聴くという人も多いのではないでしょうか?
洋楽の効果
- 単語・熟語(歌詞理解により)
- リスニング(歌詞理解後にその曲を聴くことによって)
- 発音(その曲を真似して歌う事により)
音楽や歌が得意な人は耳が良いため英語の発音の覚えも桁違いに良いと言われています。
そして実は洋楽って歌詞が凄くシンプルなんです。
例えば邦楽はより詞的要素があるので日本語の勉強にはあまり向いていないかもと思っていていますが、洋楽の歌詞は邦楽の歌詞と比べると比較的シンプルです。
例えばビートルズの歌詞なんかは中学生レベルの英語力でも全て理解できるような歌詞の曲が多い事を知っている人もいるかもしれません。
この記事を読むメリット
- 明日からすぐに自分で実践可能
- 洋楽で勉強する利点を知る事ができる
- 正しい勉強方法を理解できる

【超簡単】リスニングと発音に効果あり!洋楽で英語を学ぶ方法を解説
今回の記事では洋楽で英語を学ぶ方法をステップごとに解説していきます。
ステップ1:まずは自分の好きな曲を選ぶ
自分の好きな曲を選ばなければモチベーションも上がってこないと思うので、まずは自分の好きな洋楽の曲を1曲選んでみましょう。
とはいえラップやアップテンポな曲はそもそも自分で歌う事が難しいので、もしバラード系で好きな曲があるならそちらを選ぶのがおすすめ。

ステップ2:曲の歌詞を実際に確認してみよう
次のステップは実際の歌詞の確認です。
洋楽歌詞の検索方法
CDを買えば歌詞カードが付いてくるので大丈夫ですが、オンラインで洋楽を聴く場合は歌詞を自分で探す必要があります。
そんな時はGoogle検索で「○○ Lyrics」と検索すればいくらでも出てきます、Lyrics(リリックス)は「歌詞」という意味です。
簡単な例を紹介
それでは簡単な例を説明しましょう。
本当に今思いついた適当な曲、「レディオヘッド」の「Creep」でやってみましょう。
When you were here before
Couldn't look you in the eye
You're just like an angel
Your skin makes me cry
引用元:Creep, Radiohead Tom Yorke
最初の一節だけですが(この曲は同じ感じの文法で続いていきます)、見た感じどうでしょうか?
文字だけを見ると意外と簡単そうな感じがしませんか?

歌詞内で分からない単語を全部調べる
オンライン辞書でも電子辞書でも、紙の辞書でもなんでもいいので分からない単語は全部調べてみましょう。
紹介した一節よりももう少し後に出てきますが、曲の中の単語で行けば「Weirdo」は教科書には載っていないけど日常ではよく出てくるような単語です。
動詞、名詞、形容詞など幅広く出てくるので良いですね。
ここで出てきて調べた単語は今後の為に全部覚えておきたいので、自分の好きな英単語の覚え方で覚えましょう。
ちなみに私が一貫しておすすめする英単語の覚え方はこちらの記事で解説しています。
関連 【完全版】イギリスの大学を卒業した私がおすすめする英単語の覚え方
ステップ3:調べた単語と文法知識を駆使して訳してみる
次のステップは単語の意味を確認したうえで訳してみる作業です。
出てくる単語、熟語さえ押さえておけば何となく訳せる
「翻訳家みたいにちゃんと翻訳しろ」という訳ではなく、調べた単語や熟語と自分の知っている文法知識を駆使して何となくでも良いので訳してみましょう。
例で出した歌詞で言えば
- When ~(~の時)
- I wish I was(学校ではI wish I wereと習う)~(~だったらいいのになぁ)
- ~like 名詞 (名詞のように)
- make 人 動詞 (人に動詞させる)
- look 人 in the eye (目を合わせて見る)
最初の一節だけでもこれだけの英文法が出てきますが、全部中学、少なくとも高校で習うような英文法です。
最初の一文
「When you were here before, couldn't look you in the eye.」
全単語調べればこれが「君がここにいた時」「君の目を見る事が出来なかった」みたいな感じにふわっとですが訳せますよね?
こんな感じでオッケーです。

ステップ4:訳した上でもう一度聴いてみる
次は歌詞を訳したうえでもう一度その曲を聴いてみます、世界が変わります!
曲への感じ方が変わります
英語学習とはあまり関係ありませんが、今までは音とリズムだけで聴いてきた洋楽を自分で訳してみて意味が分かった上で聴いてみるとその曲の世界が変わります。
「えーこの部分こんな意味だったの!?」
その曲がさらに好きになる事もあれば逆にちょっと残念に思う事もしばしば。

文字で見た後に聴くとなぜか耳にバンバン入る
私も偉そうにこんな記事書いていますが、イギリスに4年住んで英検1級も持っている今もなお曲によっては100%集中しないと耳に入ってこない時や意味が分からない場面は普通にあります。
でも一旦歌詞を見てからもう一回聴いてみると信じられないくらい頭に入ってきます。
この成功体験をすることで「自分でも英語のリスニング出来るようになるんじゃないか?」という気持ちも芽生えてくるわけです。

ステップ5:マネして歌ってみよう
最後は実践です!洋楽を使った勉強の実践は「歌う!」です。
自分の時間に音楽を聴きながら歌おう
歌詞はバッチリ、意味もバッチリ、あとは自分でその歌手を真似して歌ってみるだけです。
細かい発音はまず気にしなくても良いです、とにかくその歌手になりきりましょう。
車の中でもお風呂の中でも真似してみましょう!
私の中ではこれこそ本当の意味で「英語の勉強をしているつもりではないけど実は英語を学んでいる状況」だと思っています。
ストレス発散にもなるので良いですよ!私も車の中ではいつも歌っています。
真似して歌い続ける事で「正しい発音」になるとは言えないかもしれませんですが、正しい発音に必ず寄っていきます。
最初はこれで十分です。
