こんにちは、偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を一発で取得したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 「ゆっくり休んでね」は英語で何て言いますか?
- 休んで欲しい気持ちを伝えたいです
- 最も適切な表現はどれですか?
- 風邪を引いてしまった人
- 病気になってしまった人
- 疲れた感じの人
などに「ゆっくり休んでね」と英語で声をかける時にどんな英語を使いますか?
今回の記事は英語で「ゆっくり休んでね」を意味する表現についてまとめました。
相手の体調を気遣う言葉なので、円滑なコミュニケーションにも欠かせない一言です!
この記事を読むメリット
- 明日から「ゆっくり休んでね」と英語で言えるようになる
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- 「ゆっくり休んでね」を英会話で使い分ける事ができるようになる

「ゆっくり休んでね」は英語で何て言う?風邪を引いた友達に言ってみよう
それでは使える便利な気遣いフレーズをニュアンス解説付きで見ていきましょう。
Get some rest!
「ゆっくり休んでね」と言いたい時に最もよく使われる表現の1つです。
Getは「~を得る、獲得する」という意味でよく使われる動詞で、ここではrest(休息、お休み)を得る=「休みをとってゆっくりする」という意味になります。
チェック
更にgetは他の動詞で言いかえることも可能で、
- Take some rest
- Have some rest
このように言っても同様の意味で使うことが出来ます。
また、「動詞で文を始めると命令文になるので、キツイ言い方に聞こえてしまうかも…」と思う方もいるかもしれません。
しかしこの表現は命令文ではなく、「ゆっくり休むんだよ」と相手を労わる気持ちを伝えられる表現ですので、どんな場面でも気にせず使えます!
想定シチュエーション
- 仕事や勉強で疲れている知り合いへのひとこと
- 体調があまり優れなそうな人へのひとこと
更に、「たっぷりと休息をとるんだよ!」と強調したい時には「Get plenty of rest!」と言う事も出来ます。
plenty of~で「充分な~」という意味になり、後ろには名詞を続けて使います。
関連 「たくさんの」を表す英語はどれだけある?使い分け方や違いを解説
例文


Get a good rest!
直訳だと「良い休憩をとってください」という意味です。基本的な考え方は先ほどの「Get some rest!」と同じで、相手の体調を心配している時に使えるフレーズです。
こちらも同じ動詞での言い換えが可能なので、
- Take a good rest
- Have a good rest
このように言うことも出来ます。
使用頻度としてはGet some rest!の方が多いので、まずはそちらを覚えてからこちらの表現も押さえられると良いでしょう。
Rest well
今度は、restを動詞として使う表現です。restは名詞・動詞どちらでも使える便利な単語で、動詞だと「休む、休息をとる」という意味になります。
チェック
後ろにwell(【副詞】よく、充分に)をつけることで、更に相手を労わるニュアンスが追加されます。
仕事を頑張った同僚へ、「Rest well tonight! (今夜は良く休んでね!)」なんて言えたらカッコいいですね!
同じような表現だと「Rest up」というものもあるので、一緒に覚えておきましょう!
例文


Take care!/ Take care of yourself
take care of~という表現を学校で習った人も多いのではないでしょうか?
基本は「~の世話をする」という意味で使われる表現ですが、Take care of yourselfで「身体に気を付けてね」と相手に自身の体調を気遣うようすすめることが出来る便利な表現です。
また、少し短めに「Take care!」と言っても同じ意味になります。
こちらは別れ際の挨拶としても使われるので、Bye!やSee you!などの基本フレーズに代わって使える表現としても押さえておきましょう!
想定シチュエーション
- 体調が優れない相手へのひと言
- Take careは別れ際のひと言としても使える
例文


Relax and take it easy!
もう少しカジュアルに小慣れた表現を使いたいのなら、こちらのフレーズはいかがでしょうか?
Relaxは日本語でも良く使うように「リラックスする、くつろぐ」という意味で、後ろのtake it easyは「気楽にやる」という意味の、ネイティブが良く使うフレーズです。
組み合わせると「もう少し気楽にいこうよ」という意味になります。また、後ろにtonightやthis weekendをつけることで、
- Relax and take it easy tonight! (今晩はゆっくりくつろいで!)
- Relax and take it easy this weekend! (今週末くらいはゆっくりしてね!)
このように相手に休息をとるようアドバイスをすることが出来ます。
最近、働き詰めだった相手にかけたい、ちょっとオシャレで使えるフレーズです。
例文


Get away from it all
長期休暇などの前に、友人や同僚へかける言葉としておすすめです。
Get away~は「~から逃れる、距離を置く」という意味で、ここでは「仕事や勉強から距離を置いてゆっくりしてね」という意味になります。
Good night以外にも!おやすみ前の「ゆっくり休んでね」
最後に、夜寝る前に使える「ゆっくり休んでね」をご紹介します。
真っ先に思い浮かぶのがGood nightですが、もう少しバリエーションが欲しい所ですよね!
Sweet dreams
ネイティブが良く使う表現。親しい友人や家族へのおやすみ
Sleep well
相手を選ばず使える表現。
「よく寝てね!」というニュアンス
Sleep tight
tightは「きつい」という意味ですが、ここでは「ぐっすり寝てね」という意味
Have a good sleep
上記のものより少しフォーマルな印象。お客さんなどにも使える
これらは全て、「おやすみ、ゆっくり休んでね」という気持ちを表すことのできる表現です。
そこまで大きな違いはありませんので、上記の説明はあくまでの参考程度として覚えておきましょう。
また、日本人だと「Sweet dreamsという表現が少し甘く聞こえて恥ずかしい…」という人もいるかもしれませんが、親しい仲であればよく使う表現なので是非覚えておきましょう!
以上、今回は「ゆっくり休んでね」を表す英語表現について解説しました。
相手の体調を気遣えるのは、コミュニケーションと信頼関係構築への第一歩といえます。
英語だと今回ご紹介したようにたくさんの表現がありますので、状況に応じて使い分けられるようになると良いですね!