偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJINです。
結論、What about~?とHow about~?にはニュアンス違いがあります
偏差値40の公立高校から猛勉強してイギリスの大学を卒業した筆者が、「あなたはどうですか」として使える英語表現を徹底解説!
状況別に使い分けるべきネイティブ表現をわかりやすくまとめてお伝えします。
英語で相手の意見を伺ってみたい方に、とくに読んでほしい内容です。
「私は~が好きです、あなたはどうですか?」
このように相手の同じ質問に対する相手の答えを聞きたい時の「あなたはどうですか?」を英語で言いたい時、みなさんはどんな英語表現を使いますか?
このような表現は非常にシンプルで、一旦覚えてしまえば明日からすぐに使えます!
- 明日から「あなたはどうですか?」と英語で言えるようになる
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- 「あなたはどうですか?」を英会話で使い分けられる
えーWhat aboutとHow aboutって一緒じゃないの?
状況や使い方によってはニュアンスが変わる場合もあるよ!
「フレーズがちゃんと発音できてるか不安・・・」
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「あなたはどうですか?」を表す1番基本的な英語を5つ解説します!
それでは明日からでも使える「あなたはどうですか?」をニュアンス解説付きで見ていきましょう。
How about you?
誰でも聞いたことのある定番の表現です。相手から体調や近況を尋ねられた際に、「あなたのほうはどう?」と聞き返すことができます。
また、カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使える表現なので、必ず押さえておきたい表現であるともいえます。
たとえば 、今夜どこで夕食をとるか話し合っていて「あそこの新しいレストランに行ってみない?」と提案する時は「How about going to the new restaurant?」ということが出来ます。
この際、aboutの後ろには動名詞(ing形)または名詞を続けるというルールがあることに注意しましょう!
I’m feeling like Chinese food, how about you?(私は中華料理の気分だわ、あなたはどう?)
I don’t mind anything really(僕は本当に何でもいいよ)
What about you?
Howの代わりにWhatを使うことも出来ます。
両者に大きな違いはありませんが、What about you?の方が比較的カジュアルに聞こえるので、友人や親しい相手に使うのが無難です
また、ネイティブが日常会話で使うことの多い表現でもあるので、しっかり覚えておきたい定番表現のひとつといえるでしょう。
たとえば 、急な仕事で週末旅行に行けなくなりそう…そんな恋人に対して「What about our trip this coming weekend ?」(週末の旅行はどうするつもり?)なんて言い寄ることもできます!
こちらもaboutの後ろには動名詞または名詞を置いて使います。
I’m going to see my grandparents this weekend, what about you?(私は週末祖父母の家に行く予定よ、あなたはどう?)
I’ll probably just watch something on Netflix(多分家でネットフリックスでも見るだけだよ)
And you?
こちらも学校で習うお馴染みの表現ですね。
上記の2つよりもよりカジュアルで、小慣れた感じを出したい時にオススメの表現
また、ネイティブはAndも省略して「I’m good, you?」(私は元気よ、あなたは?)ということもしばしばです。
I’m fine thank you, and you?(私は元気よ、あなたは?)
I’m fine too(私も元気だよ)
What do you think (about/of it)?
ここまでの3つは近況などのやりとりで使える表現をご紹介しました。
ここからは、「相手に意見を求める時に使える表現」を見ていきましょう!
何かを選択する時や意見交換の場でも使える、とてもシンプルかつ便利な表現です。
また、後ろにくる前置詞はaboutとofどちらでも使うことが可能。
I think these shoes are so cute, what do you think of them?(この靴とてもかわいいと思うの、あなたはどう思う?)
Yeah, they look fine(うん、いいね)
What’s your opinion?
もうひとつ類似表現で覚えておきたいのがこちらのフレーズです。
opinionは名詞で「意見」を表します。
「あなたの意見は何ですか?」という意味です
使用頻度はそれ程高くない表現ですが、意見を求める表現をいくつか覚えておきたい人はぜひチェックしておきましょう!
I’m going to vote for this party, what’s your opinion?(私はこの政党に投票するは、あなたはどうなの?)
I don’t wanna talk about politics, sorry(政治の話はしたくないんだ、ごめんね)
以上、今回は「あなたはどうですか」を表す英語表現について解説しました。
覚えておくべき表現はそれほど多くないですので、その分スムーズに使いこなせるようにしておきましょう!
How about you?とWhat about you?はまったく同じ
ここではHow about you?とWhat about you?は同じ意味であることを解説します。
How about you? What about you?の意味
How about you?」と「What about you?」に関してはまったく同じで、両方とも同じ状況で使用できます。
- What=何
- How=どのように
このようにインプットされているのでこの2つのフレーズでも違いがあるはずだ、と思われがちですがHow about you?とWhat about you?に関しては両方とも「あなたはどう?」という意味のフレーズです。
How about you? What about you?の使用例
次にHow about you?、What about you?の使用例を見ていきましょう
What did you do yesterday?(昨日は何をしましたか?)
I went to see my grandparents, what about you?(祖父母の家に行きました)
I went to see a movie with my friends.(友だちと映画を見に行きました)
この例文1では「昨日なにした?」「祖父母の家に行ったよ、あなたは?」のあなたは?の部分でWhat about you?が使われました。
ここではWhat about you?だけでなくHow about you?も使えます。
How are you today?(今日の調子はどうですか?)
I’m fine thank you. How about you?(元気です、あなたは?)
例文2はよりわかりやすくシンプルな会話で「元気ですか?」の問いに対して「元気です、あなたは?」のあなたは?でHow about you?が使われています。
こちらも同様What about you?を使ってもなんら問題ありません。
つまり、How about you?とWhat about you?は両方とも「あなたはどう?」というオウム返しのような同じ質問をシンプルにする効果がある
例2の場合は「How are you?」と聞かれたところにHow about you?を使っているので、実質このHow about you?は「How are you?」の役割を担っています。
How about~?とWhat about~?は若干ニュアンスの違いがある
How about you?とWhat about you?のニュアンスが同じでも、実はHow about~?とWhat about~?には若干のニュアンス違いがあります。
提案する時はHow about~が好ましい
これまではHow about you?とWhat about you?は同じであると説明して来ました。
しかしHow about~?とWhat about~?では若干ニュアンスが異なる、片方が好まれる場面が出てきます
ひとつの例として「提案」が挙げられます。
Where do you wanna eat tonight?(今日はどこに食べに行きたい?)
How about going to the new restaurant around the corner?(角の新しいレストランはどう?)
Sounds good to me!(いいね!)
この会話では
- 「今夜どこに食べに行く?」
- 「角を曲がったとこの新しいレストランはどう?」
この「どう?」の部分、すなわち提案をHow aboutが表しています。
このような提案のシチュエーションではHow about~の方がWhat about~よりも自然で好まれます
~はどうすんのよ?はWhat aboutの方が好まれる
How about~?を好む場面もあればWhat about~?の方が好まれる場面ももちろん存在します。
たとえば 「~はどうすんの?」「~はどうなるんですか?」と言ったシチュエーションではWhat about~?の方が好まれます。
I think I will go to the prom with John.(ジョンとプロムに行くことにしたわ)
John!? What about me?(ジョンだって?僕はどうなるの?)
この例では「私プロムにはジョンと一緒に行くわ」という言葉に対して「ジョンだって?じゃあ僕はどうなるんだ?」と言った感じの返しです。
この2つの例文を比べれば2つの性質が明確にわかる
ここまでHow about~?が好まれるケースと、What about~?が好まれるケース2つを紹介しました。
最後に紹介するのはどちらかを使うことによって、ニュアンスが変化を表すために、同じ状況下での例文を紹介します。
Where do you wanna eat tonight?(今夜はどこにご飯を食べに行きたい?)
How about going to the new restaurant around the corner?(角を曲がったところの新しいレストランなんかどう?)
そしてWhat about~が使われる場合だと…
Let’s go to McDonald’s tonight(今夜はマクドナルドに行きましょ)
What? What about the reservation we made at the restaurant(え?レストランの予約どうするの?)
先ほど言った通りHow about~?の方は「提案」のニュアンスが強くあります。
自分の意見を提案し、相手がどう思っているかを求めるような形
一方でWhat about~?の方は、質問された訳では無いのに「じゃあ~はどうするの?」といった注意喚起的なニュアンスを含んでいます。
- How about the restaurant?(このレストランどう?)
- What about the restaurant?(このレストランはどうなるの?)(このレストランはダメなの?)
このような感じです。
英語表現は使い続けることで自分のモノになる!
上記のように、同じようなニュアンスでも英語表現は無数にありますよね。
しかし、似た表現を一気にすべて覚えるのは100%不可能、せっかく知ったと思った表現も毎回必要な時にググる繰り返しになります。
まずはすべて覚えようとせずに、ひとつ、ふたつ選んで使い続けてみる!
単語やフレーズは、アウトプットで使い続けることで浸透して、自分のモノになります。
そしてそこからさらに派生させることで、語彙は広がるのです。
英語表現を忘れてしまう要因や、覚えるためのコツや考え方は、以下の記事でチェックしてみてください!
とはいえ、周りに覚えた表現を使える相手がいないんだけど?
周りに英語で話せる相手がいるのであれば最高ですが、住んでいる地域や環境によってはそうでない場合も多いはず。
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ぜひ、表現を知って終わりではなく、使い倒すことで自分のモノにしてしまいましょう!
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