IELTS

IELTSとはどんな英語テスト?目標の6.0以上のレベル・難易度を解説

2018年3月28日

IELTS レベル 6.0 難易度

 

こんにちは、当時偏差値40の高校に通っていた18歳の頃に4ヶ月でIELTSのスコアを4.5から6.5まで伸ばしイギリスの大学を卒業したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。

IELTS スコア

※高校3年生だった頃のスコア証明書です

 

悩みのタネ

  • IELTSという英語テストで6.0以上を狙っています、難易度はどれくらいでしょうか
  • 受けようと思っていますが何のために受けるテストなんですか?
  • どれくらい難しいテストですか?英検準1級や1級よりもレベルが高いですか?

 

今回はこのような質問にすべて解答します。

 

IELTSは日本では英検やTOEICと比べるとまだまだ認知度の低い英語テストです、何に使えるのかさいご分からないというのは当然の悩みかと思います。

私も最初は「IELTSって何?聞いたことない」という状況でした。

 

初めての人がまず目標とするのはおそらくスコア6.0以上かと思います。

 

認知度の低いテストだからこそまずどんなテストなのか、といった基礎情報を知っておかなければなりません。

 

今回の記事では実際にIELTSのスコアを取ってイギリスの大学に行った筆者がIELTSの基礎情報からスコア6.0以上のレベル、難易度について解説します。

 

 

この記事を読むメリット

  • 実際に初心者から一発で6.5を取った筆者が考えるリアルなレベル感が分かる
  • IELTSのメリットやデメリットを完全に理解できる
  • 最後まで読めば自分に合っているテストなのか必ずわかる

 

JIN
結論から言うとアイエルツ(IELTS)は基本的にはイギリスやオーストラリアへ留学、移住する人が英語力の証明として使うための資格を得る為に受けるテストです

 

  • この記事を書いた人
JIN

JIN

1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校卒業後に独学の末イギリスのイーストアングリア大学に入学して卒業、元オンライン英会話講師、英検1級取得、TOEIC930点。 多くの記事は現役英語講師かつ英語ネイティブである妻の監修で執筆しています。

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アイエルツ(IELTS)とはどんなテスト?

出典:IELTS

 

アイエルツ(IELTS)というケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Educationによって協同で運営されている英語の能力を全体的、包括的に測るテスト・資格です。

 

ケンブリッジ大学、ブリティッシュという名前の機関が絡んでいることから分かるようにイギリス系のテストです。

 

 

IELTSにはジェネラルモジュールとアカデミックモジュールの2種類ある

 

IELTS2種類のテスト形式

  • アカデミック・モジュール(Academic Module、大学や他の高等教育機関の出願のためのテスト)
  • ジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module、一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)

 

IELTSテストは上記の2種類から選ぶ事が出来ます。

 

JIN
より詳しい違いはこちらの記事で解説しています

 

関連 IELTSのアカデミックとジェネラルにはどこに違いがある?難易度は違う?

 

英検やTOEICとは比べ物にならない圧倒的な世界的認知度

 

TOEICや英検などの日本でしか通用しない資格と違いアイエルツ(IELTS)は世界的に認知されている資格です。

 

オーストラリア、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ共和国のほとんどの教育機関で受け入れられ、アメリカ合衆国の3000以上の教育機関で受け入れられています。

 

つまり世界中の英語圏の国々、教育機関から幅広く認められているとても質の高いテストです。

またオーストラリア、ニュージーランド、カナダへ移住する際に使える資格となっています。

 

TOEFLというアメリカ系のアカデミックな似たテストもあります、私自身両方とも受けましたがテストの質はアイエルツ(IELTS)のが圧倒的に高いと感じます。

 

JIN
他の英語テストと比べても洗練されているので、世界的に人気の高いテストなんです

 

【早わかり】IELTSテストの試験・問題内容

 

リスニング
  • 試験時間:30分
  • 問題数:40問
  • 日常的なテーマから学術的なテーマまで幅広く出題
リーディング
  • 試験時間:60分
  • 問題数:40問
  • 長文読解が3種類(トータルで約2,000~2,750語)出題

 

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ライティング
  • 試験時間:60分
  • 問題数:2問
  • 図表の解説問題とエッセイ形式の問題
スピーキング
  • 試験時間:約15分から20分
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JIN
かなり長いテストなので集中力も重要です

 

実際に初心者から6.5を取った私が考えるIELTSのレベル・難易度

 

英検のように級制度、合格不合格制度を取っているわけでは無いので一概にどんなレベルか、というのはなかなか難しいのです。

しかし私が受けた感覚的にアイエルツ(IELTS)の問題自体は英検準1級と1級の中間くらいのレベルだと考えます。

 

 

JIN
このテストは合格、不合格があるわけでは無いので誰でも受ける事は出来ますし受験者の英語力に沿ってスコアが出てきます

 

他テストとの換算表

IELTS TOEFL
iBT
TOEIC 英検
9.0 120
8.5 119
8.0 117-118
7.5 109-116 970-990
7.0 100-108 870-970 1級
6.5 90-99 820-870
6.0 80-89 740-820 準1級
5.5 69-79 600-740
5.0 61-68 550-600 2級
4.5 52-60 500-550
4.0 45-51 450-490 準2級
3.5 33-44 300-440
3.0 29-32 291-299 3級
2.5 20-28 270-290
2.0 12-19 260-269 4級
1.5 100-259 5級

※この表は目安であり、実際の比較とズレがある場合もあります。

 

ちなみに私が18歳の時イギリスに行く前に受けた時は全体6.5を取って、その数か月後にそのまま勉強せずに英検準1級に結構余裕をもって合格しているので換算表は目安とはいえかなり正確だと言えます。

 

8.5、9.0を取る人はほぼネイティブレベルだと言ってもおかしくないでしょう。

 

JIN
今自分がIELTSを受けたらどれくらいのスコアだろうか…

 

多くの人がまず目指すスコア6.0~6.5のレベル・難易度

 

基本的に初心者からIELTSを始める場合、多くの人はまず6.0~6.5を目指します。

 

これは多くの海外機関が求めるIELTSスコアの足切り条件だからです。

ちなみに私が行っていたイギリスの大学のとりあえずの足切り条件は6.0~6.5でした。

 

もちろん明確にこれくらいのレベル、難易度と指定することはできませんが、私が実際に受けたことがあるテストと比較した場合このようなイメージになります。

 

6.0~6.5のレベル感

  • 英検準1級より難しい
  • TOEIC800点よりも圧倒的に難しい

 

JIN
私が持っていた当時の英語力を考えてみてもそこそこ正確な見積もりだと思っています

 

CEFRで見れば丸わかり!世界基準で見るIELTSのスコア別難易度

 

文部科学省 CEFR ケンブリッジ英検 CPE 難易度 レベル

出典:文部科学省

 

CEFR(セファール)というのはヨーロッパ全体で外国語学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドラインです。

一番下はA1から最高レベルのC2まで区分化されています。

 

この表を見て分かる事

  • IELTS 9.0~8.5(CEFR C2)は英語学習者レベルでも最上級、同等のテストはケンブリッジ英検CPEのみ
  • IELTS 8.0~7.0(CEFR C1)が英検1級、TOEFL95~120、TOEIC満点近くと同等レベル
  • 多くの初心者が目指すIELTS 5.5~6.5はCEFR B2に該当し、英検準1級やTOEIC800点~900と似たような難易度
  • 4.0~5.0(CEFR B1)は英検2級と似たようなレベル

 

JIN
こちらが恐らく最も公式的に可視化されたレベル感になります

 

CEFR 能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧
C2
  • 聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。
  • いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。
  • 自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1
  • いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。
  • 言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。
  • 社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。
  • 複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる
B2
  • 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。
  • 母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。
  • 幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
B1
  • 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。
  • その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。
  • 身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

出典: ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構

 

JIN
IELTS 6.0付近は英語上級者への入り口的な存在です

 

世界や日本の平均はCEFRでどれくらいなのか

 

CEFRの数値を出されてもあまりピンとこない人も多いかもしれません、ここでCEFRの数値を分かりやすくするために世界各国や日本の平均を考察してみましょう。

 

スウェーデン発祥の語学を中心にした国際教育機関であるEF Education Firstが独自に算出した数値であるEPI/CEFR換算を見るととても分かりやすいので紹介します。

 

CEFR EF EPIスコア
Pre-A1 1-199
A1 200-299
A2 300-399
B1 400-499
B2 500-599
C1 600-699
C2 700-800

EF Education First EPI レポートを基に作成

 

EF Education First EPI CEFR 日本 平均

出典:EF Education First

 

EF Education Firstの公式ではこのように結論付けられています。

 

この数値から分かる事

  • 日本の英語学習者における平均英語力をCEFR/IELTS換算で算出するとB1レベル→IELTS 4.0~5.0
  • 世界1位のオランダはCEFR換算でC1レベル→IELTS 7.0~8.0
  • ヨーロッパ平均B2レベル→IELTS 5.5~6.5
  • アジア平均B1レベル→IELTS 4.0~5.0

 

JIN
つまりIELTS 6.0付近というのはヨーロッパの英語学習者の平均辺りという事が分かります

 

どんな人がIELTSを受けるのか【何を目的にみんな受けている?】

 

アイエルツ(IELTS)を受ける人は基本的にイギリス、オーストラリアなどなどに留学したい人が受ける、もしくは受けなくてはいけません。

少なくともイギリスでは私のように語学留学ではない留学(正規大学、専門学校など)の場合は必須条件である場合があります。

 

イギリスの大学留学、専門留学になると(教育機関によって異なりますが)大体足切りのスコアは6.0、6.5あたりです。

 

JIN
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどなどで大学、専門留学をしたいと考えている人はこの6.0~6.5というスコアを目指す必要があります

 

英語力を総合的に上げたい人にもおすすめできるテスト

 

以前記事にもしましたが先ほどの例のように大学留学、専門留学などの特殊な留学をしない限り英語の資格はほぼ意味を持たないものだと言えます。

 

言語としての英語の資格はほぼ自己満足の世界です。

私も英検1級まで取りましたがこれは自己満足だと言えます。

 

取った資格自体はほぼ意味、効力を持たないものかもしれません、しかしその資格を取るまでの過程はあなたにとってかけがえのないものになります。

 

テストに向けて勉強する方が目標無しに勉強するより圧倒的に効率的だからです。

 

詳しい理由は以前ポッドキャストにて詳しくお話ししています!

 

 

アイエルツ(IELTS)の受験料

 

アイエルツ(IELTS)の欠点を上げろと言われれば受験料です。

 

TOEIC、英検と比べると受験料は25,380 円と格段に高いので頻繁に受ける事が出来るようなテストではありません。

少し高いと思いますが、先ほども言いましたがIELTSに向けて勉強することが一番成長する要素です。

 

頻繁に受けずともたまに自分の現在地を見失ってしまったときやモチベーションが上がらない時期に受けてみて自分の英語力の成長を確認するのもいいかもしれませんね。

 

そしてパスポートが無いと受験することが出来ません。

 

JIN
受験するまで海外に一度も言ったことが無かった私はIELTS受験の為にパスポートを作る羽目になりました

 

今日のおさらい

  • IELTSは移住や留学で使われるイギリス系の英語試験
  • 世界的認知度はトップレベル
  • 内容レベルは肌感覚で英検準1級と1級の間くらい
  • 英語力を上げるにはもってこいの有能テスト
  • 受験料が高いのが欠点

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JIN

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1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校卒業後に独学の末イギリスのイーストアングリア大学に入学して卒業、元オンライン英会話講師、英検1級取得、TOEIC930点。 多くの記事は現役英語講師かつ英語ネイティブである妻の監修で執筆しています。

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