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英検4級の小学生合格率は?小学生に特化した難しくない勉強法を徹底解説

小学生-英検4級-勉強法-合格率
この記事の結論
  • 小学生が独学で4級に受かるのは難しい
  • だからといって受からないわけでは決してない
  • 単語を中心に対策をしてみよう
  • 英検4級は小学生でも合格できるって本当ですか?
  • 小学生が英検4級を受けるメリットってあるのでしょうか?
  • 小学生に合った勉強法が分からず困っています

実際私が講師をしていた頃にもこのような質問を頂いていました。

ひとつ結論からいうと、小学生でも英検4級に受かることは可能です。

現に私が指導した小学生で4級に受かった生徒の方は結構いた

ただし、講師を辞めた今だから言えるのは、小学生に英検4級をやらせるメリットはあるものの、場合によっては大きなデメリットもあるという点です。

本記事では元講師として英検4級を実際に指導した筆者が、英語講師を辞めたからこそ言える本音で

  • 小学生と英検4級の関係
  • 小学生に特化したオススメ問題集・単語帳
  • 勉強方法の基礎

このような点を深掘りして解説していきます。

英検1級 合格証明書
筆者は英検指導経験だけでなく自ら1級まで取得しています

逆効果ってどういうこと?

小学生のうちに英語を「やらされる」という感情はその後の英語に対する負の感情に大きく影響する可能性があるんだ

タップできる目次

英検4級は小学生でも合格可能なテストである理由

英検4級 小学生 難しい 合格率 独学

まずは英語講師として実際に小学生へ英検4級指導を行った筆者が、小学生でも4級合格が可能な理由と絶対に気を付けておくべき点を解説します。

小学生でも受かる理由
  • 英検4級の難易度・レベルは「中学中級程度」
  • 小学生が独学で英検4級に合格するのは難しい
  • 小学生の英検4級の合格率は60%前後が予測値
  • 英検4級を小学生のうちに取得するメリット
合格は可能です!

英検4級の難易度・レベルは「中学中級程度」

公式の見解を見てみると、4級の英語力の目安は「中学中級程度」

4級は、英語の学習をはじめて最初の目標となる5級の次に目指す級で、レベルは中学中級程度とされています。簡単な英語を理解することができ、それを使って表現することが求められます。5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。試験内容は、一次試験(筆記とリスニング)に加え、スピーキングテストも導入します。なお、スピーキングテストは、級認定には影響せず、スピーキングテスト単位で合否判定されます。

引用元:日本英語検定協会

「初歩的な英語を理解し、またそれを使って表現する」というのが5級レベルであるのに対し、4級はそこから一歩進んで「簡単な英語を理解し、またそれを使って表現する」レベルの英語力が求められていることがわかりますね。

「簡単な英語が理解できるレベル」「中学中級程度」と言われると漠然としているため、少々わかりにくいかもしれません。

過去問からわかること
  • 大問1「短文の語句空所補充問題」では、soonやbuildingなどの英単語の知識
  • 未来形や最上級、過去形などの文法が理解できているかが問われている

4級では大きく分けて、リーディングとリスニングの2つの能力が評価されますので(合否に関係のない形で任意のスピーキングテストを受けることも可能)

合格するにはそれぞれの観点において、公立の中学2年生くらいの知識量や学力が必要とされる点を知っておきましょう。

より詳しい英検4級のレベル・難易度は以下の記事で解説しています

小学生が独学で英検4級に合格するのは難しい

  • 「小学校での英語教育がより本格的になるから」
  • 「資格を持っておくことで中学受験や進路決定などで有利になるから」

このような理由によって、小学生の頃から英検を受験することは近年珍しいことではなくなってきました。

英検の勉強といえば、単語集や問題集を使って自分でコツコツ勉強するのが一般的です。

しかし、まったく英会話スクールなどに通っていない小学生が独学で勉強するのはなかなか難しい

上記のとおり、中学2年生レベルの4級に知識のない小学生が合格するのは簡単ではありません。

5級と比べると、単語や熟語、文法のレベルなどは上がりますし、長文のような問題にも挑戦しなければならないからです

英検4級を小学生にムリやりやらせるのは絶対に逆効果

子どもにやる気のない状態で勉強を強要してしまうと、英語を楽しむのではなく合格することが目的となってしまいます。

つまり将来的に英語嫌いになってしまう危険性が大幅に高まるのです。

私は英語講師時代そのような子どもたちを嫌というほど見てきた

試験慣れしていないお子さんであれば

  • 「試験開始の合図があるまで解答をはじめてはいけない」
  • 「トイレで途中退席した場合には試験室に戻れない」など

受験ルールを知らずに失敗してしまい、挫折感を味わってしまいます。

小学生でももちろん4級を受験することは可能ですが、合格のためにはこのような事前準備や勉強習慣の確立が必要になります。

やる気の継続などが課題となってくるため、小学生が家庭において独学で勉強していくことは難しい

小学生の英検4級の合格率は60%前後が予測値

4級はリーディング500点、リスニング500点の1000点満点のテストで、622点を合格点としています。

ただし、統計的手法を使ってスコアを計算しているため、何問正解したら合格だということが言えません。

テストごとに問題数は変わらなくても配点が違う

英検が全体合格率の公表をやめたのは2016年ですが、受験者層などを含めた詳細の統計は2014年に廃止しています。

小学生の合格率を表すもっとも最近の数値は2013年のものになります。

2013年の小学生合格率は62%!

英検4級を小学生のうちに取得するメリット

「英語の試験を受けるのは中学生になってからでも遅くないのでは?」

このような意見もあるかもしれませんが、実は英検を受験する小学生の数は近年増加傾向にあります。

小学生が受けるメリット
  • 英語力を測ったり、英語学習の指標を設定したりできる
  • 英検を取得しておくと、中学入試で加点されたり試験免除をされたりする可能性がある
  • 中学入試で英語のテストがあるので、その練習になる
  • テストに合格することで達成感を得られる

4級を受験することは小学生には時期尚早だと感じられる方もおられるかもしれません。

しかし、小学校でも英語教育が必修化されはじめたことを考えると、もはや早すぎることもありません。

中学受験などで英検取得の優遇措置制度を利用しない場合でも、お子さんの英語力を客観的に把握するため、またお子さんの成功体験を増やすために受験してみるのも一手

重複になりますが、お子様のやる気がある場合に限る点をもう一度念を押しておきます。

小学生が英検4級対策する際にオススメの参考書・問題集

英検4級 小学生 問題集 参考書 単語帳

ここからは「小学生受験者」に特化して、オススメの参考書や問題集、単語帳を元講師の私が紹介します。

もったいぶるのは嫌なので、オススメ教材をわかりやすく表にしてまとめました。

スクロールできます
書籍名小学生のための英検4級 合格単語700
小学生のための英検4級 合格単語700
英検4級 絵で覚える単熟語
英検4級 絵で覚える単熟語 4訂版
英検4級 過去問題集
直前対策 英検4級3回過去問集
小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル
小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル
小学生の英検®4級合格トレーニングブック
増補版 小学生の英検4級合格トレーニングブック
おすすめ (4.0) (4.0) (5.0) (4.5) (4.0)
値段・コスパ (4.5) (4.5) (5.0) (4.0) (4.0)
特徴・小学生向けの英検4級単語帳
・見やすく読みやすい
・シンプルで簡潔
・絵で覚える単語帳
・間違いのない旺文社出版
・実際の過去問6回分収録
・対策に必須の存在
・旺文社出版の小学生向け英検4級トレーニング本
・過去問前の基礎固めに使える
・本番よりはやや易しめ
・かなりかみ砕いたわかりやすい内容
・アルク出版の小学生向けトレーニング本
・本番よりはやや易しめ
書籍名をタップ(クリック)すると詳細を確認できます

小学生におすすめしたい英検4級対策に使える単語帳3選

まずは、小学生の受験者にオススメしたい英検4級向け単語帳を3つ紹介します。

小学生のための英検4級 合格単語700

小学生のための英検4級 合格単語700
内容・評価
概要イラスト付きの小学生向け英検4級単語帳
おすすめ度/重要度 (4.0)
料金/コスパ (4.5)
対象イラスト付きで単語を覚えたい小学生
期待できる効果イラスト付きの方が覚えやすいというまだ勉強慣れしていない小学生には完璧マッチ

こちらは小学生向けに設計された「イラスト付き」を特徴とする英検4級単語帳です。

「読みやすい」「見やすい」と高い評判です。

収録単語に関しては、7~8割程度だと思っており、後述の「パス単」と比べるとやや劣ります。

まずは覚えやすい形式からはじめたい人にはオススメ

英検4級 絵で覚える単熟語

英検4級 絵で覚える単熟語 4訂版
内容・評価
概要絵とともに単語を覚えることを目的にした単語帳
おすすめ度/重要度 (4.0)
料金/コスパ (4.5)
対象絵でも単語を覚えたい
期待できる効果絵の方が覚えやすいという人には完璧マッチ

英検対策書ではナンバーワンの旺文社が出している「絵で覚える」がコンセプトの単語帳です。

文字だらけの単語帳だと小学生は圧倒されてしまう可能性があるので、中学生になるまではこのような絵で覚えるタイプの単語帳がオススメ。

実際に過去に教えた私の生徒も使いやすいという子が多かった

英検4級でる順パス単

英検4級 でる順パス単 5訂版
内容・評価
概要過去のデータを基に英検4級頻出単語を完全網羅
おすすめ度/重要度 (5.0) ※中学生以上であれば
料金/コスパ (5.0)
対象受験者全員
期待できる効果効果的に英検4級の頻出単語を取得して合格を目指す

実は英検4級対策という括りの中で、もっともオススメしているのはこちらのパス単です。

しかし、上記2冊とは異なり絵で覚えるような内容ではないので、小学生には退屈なのが難点。

「絵が無くても問題ない」

このような勉強慣れしている子であればパス単一択

私も英検2級から1級受けて合格した際には必ずその級のパス単を持って使っていました。

この本の優れているところはデータが凄く分析されていて正確なところ、パス単で重要、頻出とされている単語は本番でもたくさん出てきます。

小学生にイチオシの英検4級向け問題集・ドリル3選

次に小学生の受験者にオススメしたい、英検4級向け問題集、ドリルを3種類紹介します。

直前対策 英検4級3回過去問集

直前対策 英検4級3回過去問集
内容・評価
概要過去6回分の過去問を収録する問題集
おすすめ度/重要度 (5.0)
料金/コスパ (5.0)
対象受験者全員
期待できる効果実際に過去に出された問題で対策をして合格に近づける

合格したいのであれば必須です。

これは小学生であろうと中学生以上であろうと変わりありません。

元講師として英検を教え、自らも1級まで取得した視点で見ると、過去問以外の問題集は実際のレベルよりも低く作られている場合が多いため

過去問を使って傾向や内容を掴んだり、スピード感に慣れるのは非常に大切です。

一発勝負のテストではそもそもいつも通りの能力を出せない場合も結構あるので、冷静にいつも通りこなすというのは非常に大切。

答え合わせのポイント
  • どこで間違えたのか
  • なぜ間違えたのか
  • どうすれば正解できたのか
  • 分からなかった単語や熟語はあったのか

以上を必ず確認してください、マルバツ付けているだけでは意味がありません。

隅から隅までやり切りましょう!

小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル

小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル
内容・評価
概要旺文社出版の小学生向け英検4級トレーニング本
おすすめ度/重要度 (4.5)
料金/コスパ (4.0)
対象過去問をやる前に基礎を付けたい小学生
期待できる効果わかりやすい内容の本で基礎知識をつける

こちらは、まだ過去問を解く段階には無いものの、本番に似た問題を解いてみたいという小学生にオススメです。

そもそも小学生を対象にした本ですので、内容は通常の問題集よりもわかりやすいものになっています。

  • 英検4級レベルの単語をある程度覚える
  • 英検4級用のドリルでまず試してみる
  • 過去問で追い込む

単語を覚えてしまってすぐ過去問に行ける自信のある人はこのドリルの段階を飛ばしてもいいですし、本番まで全然時間がない場合もドリル段階を飛ばしてもいいでしょう。

時間がまだあって心配ならばドリルを挟むとより効率的に本番に向けて学習できる

小学生の英検4級合格トレーニングブック

増補版 小学生の英検4級合格トレーニングブック
内容・評価
概要アルク出版の小学生向けトレーニング本
おすすめ度/重要度 (4.5)
料金/コスパ (4.0)
対象過去問をやる前に基礎を付けたい小学生
期待できる効果わかりやすい内容の本で基礎知識をつける

先ほどの「小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル」とコンセプトはほとんど同じです。

値段もほぼ同じで内容も似ているので好きな方を1冊まず手に入れてみましょう。

個人的には先ほど紹介した旺文社のドリルの方がオススメ

小学校卒業以上の受験者におすすめの参考書・問題集

中学生以上の受験者の方であれば、オススメの参考書や問題集は変わります。

元講師が考える小学生が英検4級に合格する為のイチオシ対策勉強法

英検4級 小学生 勉強法 勉強方法 独学

私が考えるおおまかな英検対策の順番原則として以下のようなものがあります。

  • 英検4級レベルの単語取得
  • 問題集やドリルで実践練習
  • 過去問を使った本番準備

4級レベルの単語知識がないままいきなり過去問を解いても効果はかなり薄くなります。

難易度を徐々に本番に近づけていくのがセオリー

それではここからはさらに詳しく、私がオススメする小学生の受験者に特化した、英検4級対策勉強法を紹介していきます。

小学生特化の対策法
  • まずは単語帳の6割程度を理解できるまで単語勉強
  • 小学生向けの英検4級ドリルや問題集を使って実践
  • 最後に本番レベルにもっとも近い過去問を使って勉強する
  • 独学での勉強が難しい場合の勉強法
小学生向けです!

まずは単語帳の6割程度を理解できるまで単語勉強

4級レベルの知識がまだ十分にない受験者を仮定するのであれば、まず取り組むべきは単語一本です。

目安としては、単語帳に掲載されているボキャブラリーの6割程度を目標にします。

使用する単語帳は先ほど紹介した上記のいずれかを想定しています。

小学生向けの英検4級ドリルや問題集を使って実践

上記の単語帳の6割程度を理解できるようになったら次に進むべきなのは問題集やドリル。

問題集やドリルは基本的に本番のレベルよりもやや易しめに設計されていることが多いため、過去問前のステップとしては最適。

小学生にオススメの英検4級向けドリルは先ほど紹介した2冊

  • わからない単語が出てきたら都度調べて覚える
  • 苦手分野と得意分野を考えてみる
  • その後苦手分野はとくに集中して対策する

ただ単に解いて答え合わせするのではなく、必ず問題集を隅から隅まで使いこなしましょう。

最後に本番レベルにもっとも近い過去問を使って勉強する

小学生の受験者でもっとも避けたいのは本番の形式に慣れておらず、当日力を出し切れないという状況です。

この状況を回避できるもっとも手っ取り早い方法が過去問になります。

過去問のメリット
  • 実際に出題された問題を解ける
  • もっとも本番に近い教材
  • 当日に向けたリアルな準備ができる

本番に力を出すために過去問を解く際に気をつけるべき点がひとつあります。

本番と同じ時間設定で丸ごと解いてみる

1回分の試験を小分けに解くと、せっかくの過去問対策の効果が薄れます。

本番と同じ時間設定で時間を測り、より本番に近い状況で解くことにより当日力が出しやすくなります。

独学での勉強が難しい場合の勉強法

  • 「独学でできる気がしない・・・」
  • 「家だとモチベーションが保てない・・・」
  • 「結局なあなあで終わってしまいそう・・・」

そう思う方も多いはずです。

その状況で何もやらない場合、当たり前ですが合格する確率はかなり低いのが事実

「ではどうすればいいの?」

そこでオススメなのが、業界最安値水準でありながら、子ども慣れした資格持ち講師から英検4級用のでる順パス単を使ってレッスンをしてもらえるQQキッです。

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