- リスニングは続けて英語を集中して聞く慣れも必要
- 最重要項目はリスニングも単語
- リスニングで使えるように単語や表現は音と一緒に覚えよう
誰しも最初からリスニングが聞けるわけではありません。
実際私も英語をはじめたての頃はリスニングが大の苦手でした。
リスニングには才能が必要と考えてしまう人もいますが、コツやポイントを押さえてしっかりと対策すれば必ず聞けるようになる
英検4級であれば大問1~3までの内容を理解して、効果的にリスニングできるようになればスコアも上がります。
講師を経験してやっとわかったことですが、細かい対策は重要です。
ライバルのほとんどはここまで細かく見ている人はかなり少ないのでチャンス!
でも聞けるようになる気がしないよ・・・
最初は誰でもそう思うものじゃよ、でも必ず聞ける日が来るのだ
- インターナショナルスクール勤務のイギリス人
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- プロとして現場を経験したからこそのリアルで役立つ情報がモットー
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英検4級リスニング試験の問題数・内容・試験時間
英検4級のリスニング試験は3つのパートに分けて構成されています。
各リスニングは2回再生されるため、受験者にとってわりとやさしい構造となっています。
リスニングは集中力が切れてしまったらそこで終わりなので、対策をしてリスニング力を上げてから集中が切れないように本番に挑むことが大切
英検4級の基礎知識は以下の記事で解説しています。
第1部「会話応答文」の概要・解き方・コツ
まずは英検4級リスニング試験の大問1である「会話応答問題」の解き方や問題形式を見ていきましょう。
会話応答文問題の概要や問題形式
英検4級のリスニングテスト第1部は合計10問で構成されています。
3部ある中のこの第1部が一番シンプルで、英検4級の中で普通に得点を稼げるところと言ったらこの第1部。
逆を言えばここで落としてしまったら不合格にグッと近づいてしまいますので気は抜けない
ムダに考え込む必要がない非常にシンプルな問題
英検4級のリスニング第1部で考え込む必要はありません。
A: How was your winter vacation?
B: It was great. I went to Tokyo.
A: Sounds good. How long did you stay there?
B:
1, I went to Disneyland.
2, Tokyo was great.
3, For a week.
もちろんリスニングですのでこれがすべて音源で流されます。
「会話応答文」というのは、文字通り最後の言葉に応答する正しい会話の選択肢を選ぶ問題です。
直近の実際の英検4級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
イラスト付きだが関係ない
この問題実は問題用紙にイラストが付いています。
先ほどの例であれば、AくんとBさんが話しているようなイラストでしょうか。
- 「冬休みはどうだった?」
- 「東京に行ったよ」
- 「どれくらいの期間?」
このような会話でイラストを見る意味はありません。
なぜならイラストを見て「1週間行ったよ」という答えに直結することは恐らくないため
見なくても第1部は解けるので、イラストは見てもいいですが気を取られないようにしましょう。
イラストを見てしまったがゆえに、考えすぎてリスニングの音が耳に入ってこなかったら逆効果です。
音に集中することをオススメ
元講師が考える英検4級リスニング第1部「会話応答文問題」の解き方
ここでは英検指導経験のある元講師の私が考えるリスニング試験大問1の解き方を解説します。
瞬発力で正解の選択肢を選べるか
英検4級リスニングテスト第1部で大切なのは「瞬発力」
スクリプトを見てもわかるように難しい問題ではありませんし、選択肢も3分の1で非常にやりやすいです。
ただ、シンプルな簡単な問題を一瞬で解けるかどうかはまた別の話
最後の文に応答する当たり前のものを選べばいいだけなのですが、その選択を即座に行わなければ頭が混乱してしまうこともあります。
正解以外の選択肢は基本的に的外れなので、当たり前の応答を素早く発見できるかがカギになります。
フィーリングで答えられるようになれば第1部は大丈夫
焦らず余裕をもって次へ次への準備
リスニングで非常に大切なのが次への準備です。
英検4級で、リスニングは2回流れますが、一旦集中を切らしてしまうとドミノ式に崩れていきます。
分からなかった、理解して聞けなかった問題を引きずらない
ひとつの問題に頭を悩ませすぎると次の問題に大きく響きます。
準備ができていないと英語リスニングは頭に入ってきませんし、本当だったらわかるような問題も落としてしまいます。
次の問題が始まる前にひとつ呼吸を置けるくらい余裕をもつことが大切です。
「いかに理解できる問題を落とさないか」というのがリスニングテスト本番では大切
第2部「会話内容問題」の概要・解き方・コツ
次に英検4級リスニング試験の大問2である「会話内容問題」の解き方や問題形式を解説します。
英検4級会話内容問題の概要や問題形式
英検4級リスニング第2部の問題数は第1部と同じ10問です。
英検5級では第1部の問題数が5だったので、4級で倍になっていることになります。
集中を切らさずに解けるかどうかもかなり重要
英検4級リスニング第2部の問題例
A: I went to baseball practice yesterday.
B: Oh really? Me too.
A: How long did you practice yesterday, John?
B: My practice was 3 hours.
Question: How long did John practice baseball yesterday?
1, One hour
2, Two hours
3, Three hours
4, Four hours
第1部は会話の流れの最後に応答する正しい選択肢を選ぶ問題でしたが、第2部では求められていることが違います。
「会話内容確認」という名前があるように、リスニングで聞いた会話の内容理解が求められる問題です。
直近の実際の英検4級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
元講師が考える英検4級リスニング第2部「会話問題」の解き方
ここでは英検指導経験のある元講師の私が考えるリスニング試験大問2の解き方を解説します。
聞いた内容の要点を落とし込めるかどうか
英検4級リスニング第2部で大切なのは聞いた会話の内容、とくに要点やキーワードを頭にインプットできるかどうかです。
- 数字
- 人物名
- 名称
- 色
- 時間
- 値段
このような情報を問う問題が多いのです。
例の問題で行けば「Three hours」ですよね。
3 hoursと聞いてすぐに3時間とインプットできていれば、間違えるような問題ではない
内容全体を把握する必要があるから気を抜けない
第1部では最悪会話の最後の部分さえ聞けていれば答えられる問題も多いのですが、第2部でそうはいきません。
リスニング中の会話の内容を把握するには最初から最後までしっかり聴く必要があるのです。
問題中に気が散ったりしてしまえばその問題の正答率は激減する
第3部「最終問題」の概要・解き方・コツ
最後に英検4級リスニング試験の大問3「最終問題」の解き方や問題形式を解説していきます。
英検4級最終問題の概要や問題形式
英検4級のリスニング第3部は第1部と第2部と変わらず問題数は10問です。
第3部が最後の項目ですので、集中力が少なくなってくる時間帯です。
ここで集中を切らさずに、しっかりと聞けるかが非常に大きな重要ポイント
ここで集中を保てるか切らしてしまうかで合格不合格を左右してしまう場合も非常に多いです。
英検4級リスニング第2部の問題例
My daughter’s birthday is next Monday. She likes drawing so I want to buy her color pens and a sketch book for her.
Q: What does the man want to buy for her daughter’s birthday?
1, pens and paper
2, pencils and a sketch book
3, a sketch book
4, color pens and a sketch book
第2部の会話内容確認問題と似ているような気がしますが、聞いている内容がまったく異なります。
2人間での会話内容を理解して問題に答えるのが第2部のリスニング問題であった一方で、第3部の問題はひとりの人の文章が音声化されてその内容をくみ取るようなもの。
会話のように会話フレーズが出てくるわけでも無く、文章はどちらかというと日記やひとり言のようなものが多い
それだけでなく、デパートや空港などの案内放送が問題として使われる場合もあります。
第2部と第3部の大きな違いは登場人物が複数か単数か。
直近の実際の英検4級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
元講師が考える英検4級リスニング「最終問題」の解き方
ここでは英検指導経験のある元講師の私が考えるリスニング試験大問3の解き方を解説します。
内容のキーポイントを掴めるかどうか
基本的には第2部の解き方と変わりません。
いかに音声で流れてくる内容のキーポイントを掴めるかどうかが、第3部で高得点を取れるかどうかのカギとなってきます。
- 数字
- 人物名
- 名称
- 色
- 時間
- 値段
- 名詞
第3部では誰が何をしたかを問う問題が多い
第3部では「誰が~をしたのか」という情報を問われる問題が多い傾向にあります。
たとえば 「My brother game me a video game yesterday. I was very happy. I played the video game for 2 hours.」このような文章があったとします。
このような文章では、「Who gave the girl a video game?(誰がこの女の子にビデオゲームを与えましたか?)」というような問題が出題されがち
選択肢としては以下のような形が想定できます。
- Her mother did
- Her father did
- Her brother did
- Her sister did
他にも彼女は何時間ゲームをしましたか?という時間を問う問題が出てくる可能性もあります。
問われる部分の傾向が分かってきましたでしょうか。
「誰が」「何を」「何時間」「いつ」などに気を配ってリスニングするとキーポイントを掴める可能性はグッと上がる
元講師が考える英検4級リスニング試験のおすすめ対策法・勉強法
ここでは英検4級リスニング試験を効果的に解くための、オススメ対策法や勉強法を解説します。
文法と単語学習+リスニング特訓は分けて考える
英検4級リスニングテスト第1部を攻略するにおいて必要なのは
- 文法力
- 単語力
- 会話フレーズ力
- リスニング力
おおまかにこの4つです。
文法も単語も会話フレーズも非常に大切なのです。
知らない単語が出てきたら、いくらリスニングが得意で耳が良くても正解できない
リスニング力は、その時点である英語の知識以上に成長することは無いのです。
まずは英検4級レベルの単語力、フレーズ力、文法力を土台として作っておいてその上でリスニングの特訓をすればスムーズに成長します。
4級単語の覚え方については、以下の記事でオススメを紹介しています。
単語をある程度覚えたら過去問で実践練習
英検4級レベルの単語力がある程度ついてから英検4級の過去問を使って実践的な練習をしていきましょう。
英検4級に限らず、どの級でも過去問での対策は必須です。
過去問をやったかやらないかではとてつもない差が出る
問題集などを使ってもいいのですが、問題集の場合、本番のテストとレベルが若干異なる場合があるので注意です。
過去問と問題集どちらで勉強するべきかと言ったら間違いなく過去問!
過去問を含めたオススメの4級問題集は、以下の記事でまとめています。
自分で発音できない単語やフレーズは基本的には聞こえない
- 「まったく何言っているかわからない!」
- 「答えを見ると意味は知っている単語なのに聞こえなかった!」
このようなシチュエーションありませんか?
そのような単語を皆さんは発音できますか?
単語を覚える過程で発音せずに文字と意味だけで覚えていませんか?
その覚え方だとリーディングなどでは大丈夫ですが、リスニングになるとせっかく覚えた単語も聞こえない場合が多いです。
リスニングの力を伸ばしたいのであれば、単語やフレーズを覚えるときに自分で声に出して発音してみましょう!
答え合わせは必ずしっかりやろう
問題集や過去問を解いてから答え合わせをするとき、〇×だけつけて終わっていませんか?
それでは勿体ないし意味がありません。
問題集であれば、音源が入っていて、原稿も付いてくる
リスニングの問題を間違えたのであれば
- どの単語が聞き取れなかったのか、知らなかったのか
- どの部分で聞き間違いをしたのか
- どこで、どういう理由で間違えてしまったのか
最低でもこの3つはクリアにして、間違いをピックアップしたらもう一度音源を使って聞いてみましょう。
この方法を使った後にもう一度聴けば1回目よりも断然意味を理解して聞けている
これを繰り返していくことで、よりリスニングのレベルが上がっていきます。
総合的な英検4級独学方法は、以下の記事でご覧ください。
やる気はあるけど家での勉強が難しい場合の勉強法
- 「独学でできる気がしない・・・」
- 「家だとモチベーションが保てない・・・」
- 「結局なあなあで終わってしまいそう・・・」
そう思う方も多いはずです。
その状況で何もやらない場合、当たり前ですが合格する確率はかなり低いのが事実
「ではどうすればいいの?」
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英検4級レベルでオンライン英会話を選ぶ際に気をつける点など、さらに詳しいランキングは以下の記事でご確認ください。
英検4級のリスニングに関連するよくある質問
最後に、英検4級のリスニング試験に疑問を持っている方が抱かれがちの、よくある質問をまとめて解答します。
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