- 英検5級の合格点・ラインは毎回固定されています
- ただし何問正解すれば合格かは受験者が知ることは不可能
- 過去のデータを見ると合格率は80%台ですが現在は非公表
「英検5級のテストって何問正解したら合格ラインなのか・・・」
そんな疑問や悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、合格ラインは固定で決められていますが、各テストの配点が毎回異なるので何問正解で合格かは誰にもわかりません
しかし、英検5級を受けるなら事前に合格点や合格率について何となくでも知っておきたいですよね!
本記事では合格点が実際に何点なのか、そして自己採点はなぜできないのかなどを実際に英検を指導していた私がわかりやすく解説します。
実際のところ合格点、合格ライン、合格率などを知っていた方が対策に有利
普通テストって自己採点できるものじゃないの?
いや、英検に関しては毎回受験者全体の出来によって配点が変わるから、自己採点で合否を知ることはできないのだ
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英検5級の合格率は非公開!過去データを基にした予測値を解説
冒頭でお話ししたとおり、2016年以降英検5級の合格率は非公開になっています。
まず合格率に関する正確な数字は誰にもわからないという点をご理解ください
ここからは現役講師、元講師の私たちの経験と2016年以前のデータを基に英検5級合格率ついて考察していきます。
2016年以前のデータから考察する英検5級の合格率
年 | 合格率 |
2010年 | 83.1% |
2011年 | 82.5% |
2012年 | 83.0% |
2013年 | 82.4% |
2014年 | 82.0% |
2015年 | 81.4% |
実際に公表していた頃の数値を見てみると、ほとんどが80%台で収まっています。
私は非公表後も英検5級の指導をしていましたが、2015年以降もこの数値はそこまで変わっていないのではないかというのが予想になります。
検定という側面を考えると合格率が大幅に上下するのは考えづらい
じゃあ今も大体80%くらいってことなの?
もちろん確定的なことは言えないが、たとえば90%や70%になっているとは考えづらい
実は小学生の合格率は全体より少し高い
英検が合格率の公表をやめたのは2016年ですが、受験者層などを含めた詳細の統計は2014年に廃止しています。
小学生の合格率を表すもっとも最近の数値は2013年のものになります。
2013年の小学生合格率はなんと85%
小学生 | 中学生 | 全体 | |
2013年 | 85% | 89% | 82.4% |
2013年の全体合格率は82.4%だったはずなのに…どういうこと?と思うかもしれませんが、データを見ると小学生以下+高校生、高専生、短大生など他カテゴリーの合格率が圧倒的に低いのです。
じゃあ一体どの層が合格率を下げているの?
高校生以降のカテゴリーの場合そもそも受かる気が無い、本番欠席などが要因として挙げられるかもしれんな、もちろん幼児グループも全体平均に入っているぞ
私が指導していたころに感じた合格率
過去のデータを見ると、英検5級の合格率は毎回大体80%前後ですが、おおむねその通りというのが私の感覚です。
この数値は2016年以降もかなり実測値に近いです。
5人受けたら4人くらいは受かる計算
英語講師時代にたくさんの子どもに英検5級を教えていましたが、ほぼ全員受かっていた印象です。
「大丈夫かな」と心配していた子も結果的にほとんど合格していました。
普通に受ければ受かるってこと?
いや、そういうわけではない、あくまで英語を習っている子たちだからほとんど受かったとも言える
合格率はあまり気にすべきでない3つの理由
ここまで英検5級と合格率について話してきましたが、基本的に英検5級の合格率を深く考える必要はありません。
- 小学生の合格率は2013年、全体合格率は2016年と情報が古いため
- 「こんなに合格率が高いのになんでウチの子は…」と決して思うべきでないため
- 最新の詳細データはもう公開されていないので誰にもわからないため
とくに精神面である2つ目は重要であると私は考えます。
小学生の英語学習は本人に興味があるかどうかが大前提です、ムリやりやらせるようなものではありません。
今からはじめないと手遅れになってしまうのでは…
英検の受験はメリットもありますが、極論英検5級に受かったとしても、その後英語が他の人よりできるようになるというものではありません。
ムリやりやらされた子ほど中長期的に英語が苦手というケースはかなりあります。
ではどんな人が受けるべきでどんな人が受けるべきではないの?
シンプルに本人が英語に少しでも興味がありそうかどうかじゃな!
英検5級のレベルや難易度については、以下の記事で詳しく解説しています。
1回の試験で約30万人が英検5級を受験
英検は年に3回試験を行っていますので、回によって多少の誤差はありますが、大体英検5級1回のテストで「約30万人」が受験しています。
30万人の80%と考えると、年3回あるうちの毎回で約24万人が合格している計算です。
英検5級の合格点(合格ライン)は419点|何問正解で合格?に答えナシ
皆さんのお時間をムダにしないためにも最初から結論を言いますが、英検5級の合格点は850満点中CSEスコア419点です。
しかし、この数字はあまり気にしなくても大丈夫!理由を解説します。
そして「何問正解で合格?」と気になる方も多いのですが、結論この答えを主催者以外が知ることはできません
新形式の英検で採用されているCSEスコアとは
2016年に改訂された新形式より、英検では合否判定をCSEスコアというもので判定しています。
各級の合格基準スコア(英検CSEスコア)は固定されています。これにより、違う回に同じ級を受験した方の結果や同じ回に別々の級を受験した方の結果も、明確な数値で比較することができます。合格基準スコアは過去の英検のテスト結果より算出しています。
引用元:英検CSEスコアでの合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
まとめて重要な部分を要約すると
- 自己採点や自分で合否判断するのは不可能
- 5級の場合スコアは筆記:425点、リスニング:425点と均等に配分
- 各問題の配点はテストごとに変化
ちなみに各問題の配点は、受験者の答えが出揃ってから毎回決められるので、事前に知ることも事後に知ることも不可能。
満点850点のうち419点以上、49%以上の問題に正解すれば合格なのね!と勘違いされることもありますが、間違いということです。
つまり「何問正解で合格?」という問いに対する答えは、運営の人しかわからない
ネット上のどこを探しても載っていない?
そもそも配点がテスト終了後に決まるので、事前に知るよしがないのじゃ
英検5級の満点は850点(425点+425点)
普通の学校のテストとは違い、英検は100点満点ではありません。
級ごとに満点の点数も変わってくるので、まずは英検5級の満点がどれくらいなのかを学んでいきましょう。
英検5級は、各技能425点なので筆記問題(425点)とリスニング(425点)を合わせた合計の満点が「850点」
英検5級の試験時間や問題数を含む、基礎情報は以下の記事でまとめています。
英検公式が定める合格ラインの決定方法
日本英語検定協会公式ホームページでは以下のような記述があります。
今までの満点の7割程度(2級以下は6割程度)という合格目安は無くなり、リーディング・リスニング・ライティングの3技能(4級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能スコアの合算で合否を判定致します。
引用元:日本英語検定協会
以前の形式とは変わり、今では合格ラインが毎回くっきり決められているという訳です。
合格点は毎回固定だが、各問題の配点は開催テストごとに変化する
英検5級の合格ラインは419/850点
日本英語検定協会が決めている英検5級の合格基準は、850点中419点です。
単純に計算すると約49%なので、最終的な得点が満点の半分あれば合格できます。
だからといって100問あったとして50問に正解すれば合格できるというわけではない
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。
引用元:日本英語検定協会
このような複雑なシステムが用いられているので、先ほど言った通り「何問正解したら合格?」に答えはありません。
このような性質から自己採点で合否を判断するのも不可能です。
覚えておいてほしいのは「過去問で50%正解していたからと言って、必ずしも合格するわけではない」ということ
それでもおおまかな数字を知っておきたい!
その場合は、少し余裕を持たせて過去問を「6割くらい正答できているか」に注目していくと、適切な受験時期を見極められるだろう
英検5級でスピーキングテストは採点対象外
現在の形式になる2016年以前までは、英検5級でスピーキングテストを行っていませんでしたが、2016年以降は希望の受験者に限り参加できるようになりました。
採点はされますが、級認定には一切影響を及ぼしません。
コンピュータ端末を活用した録音形式で実施
自宅や学校のパソコン、およびタブレット等から、インターネット上のスピーキングテストサイトにアクセスして受験いただきます。なお、受験日の指定はなく、期間は1年間を有効といたします(注:受験回数は1回のお申し込みにつき1回のみとする)。したがって、時間的・地理的制約は無く、いつでも・どこからでも受験いただけます。
引用元:実用英語技能検定 リニューアルのご案内(2016年度第1回~) | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
家で気軽にできて採点してもらえるのは結構イイ感じですね!
スコア410台であったらギリギリ合格できなかったということなのか
英語講師として働いていた頃、保護者の方々から「スコア○○点でした、ギリギリで合格できなかったのでしょうか?」とご質問をいただくことが結構ありました。
手元にあるのが私の二次試験通知しかないので申し訳ございませんが、このように合格であっても不合格であっても、合格ラインからどれくらい離れているのか通知書でわかります。
英検5級で言えば、合計スコアが419点に近ければ、限りなく合格に近いもののギリギリで落ちてしまったということです。
ほぼ合格と言ってもいいくらいなので、次の受験で5級を継続または飛ばして4級に進むのもアリ
英検5級に合格する確率を上げるにはどうすればいい?
ここまで過去の統計ベースで「英検5級の合格率や合格点」を解説してきました。
ただし、この数字を知ったところで合格に近づくわけではありません
効果的な対策をしたうえで挑むことで、合格の確率を上げられます。
でもどうすればいいのかわからない!
心配ない、ここからしっかりと解説していくぞ!
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英検の独学対策でもっとも重要なのがこの2冊です!
とはいえ、「自分で教えられる自信がない」「子どもに丸投げになりそう」といった心配がある方は、独学ではなく別のやり方をオススメします。
先述のとおり、一番大事なのは英語嫌いにさせないことだからです。
教材買っといたからやっといて!は英語嫌いを助長させる可能性が高すぎる
「買ったところで使い方がわからない!」
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教材としてはこの2つがあれば大丈夫なんだね
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英検5級レベルでオンライン英会話を選ぶ際に気をつける点など、さらに詳しいランキングは以下の記事でご確認ください。
英検5級の合格率・合格ラインに関連するよくある質問
最後に、英検5級の合格率・合格ラインに疑問を持っている方が抱かれがちのよくある質問をまとめて解答します。
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