経験上驚かれるかもしれませんが、実際本番を受けるまで試験内容を理解していないという方々も結構います。
「実力さえあれば大丈夫」と思っている方も多いのですが、実際その通りであると同時に、もったいない事をしているのも事実です。
受験勉強でも資格勉強でもなんでも試験に向けて勉強するタイプのテストを攻略するにおいて「テストの構造・特徴を知っておく」というのは必須
実は私もかつては「実力があればぶっつけ本番でも大丈夫」と思っていたタイプの人間です。
しかし、いざ自分が教える側に立った時、構造を知って全体像を理解した上で、やっと効果的な対策が取れる→結果につながることが明確に分かったのです。
意外と短いテストなんだね!
そうじゃな、一番下の級と言うこともあって複雑な構造ではないぞ
- インターナショナルスクール勤務のイギリス人
- 英検1級取得の元英会話講師の日本人が共同運営
- プロとして現場を経験したからこそのリアルで役立つ情報がモットー
「おうちで教えるのは難しい・・・」
英検5級のオンライン対策で元講師が一番オススメできるのはQQキッズ!
あの唯一無二の教材「でる順パス単」をベースにした総合レッスンが受けられます。
\ どう考えても英検5級対策ならココ! /
※無料体験レッスンにクレジットカード不要
英検5級の試験時間・問題内容・問題数
まずは英検5級筆記試験の問題構造を解説します。
筆記テストの内訳
英検5級のテスト内訳は以下のようになっています
合計25問の問題を25分で解く計算になります。
単純計算すれば1問に1分使えるので、時間設定はかなり緩い設定
すべてが選択式であることを考えると、最初の語彙問題と会話問題をササっと終わらせて、並び替えの問題に時間を使う、というプランでいいでしょう。
筆記問題と言っても5級はリーディング、というような項目は無いので比較的対策しやすいです。
英検5級筆記試験における理想的な時間配分
原則としてまず覚えておいてほしい点は、理想の時間配分は得意不得意によって異なるところ。
つまり、対策の時点でしっかりと時間を測った上で過去問を解き、そこから自分にとっての理想的な時間配分を見つけるのがもっとも理想的と言えます。
ただし、一般的に言えば、以下のような時間配分が理想的です。
語彙問題 | 10分 |
会話問題 | 6分 |
文法問題 | 6分 |
見直し | 3分 |
英検5級単語を高いレベルで覚えている方であれば、語彙問題は迷うことなく解けるので、より後ろの会話・文法問題に時間を使うなどの調節ができます。
語彙問題は知っているか知っていないかの問題なので、ここに時間を使いすぎるのだけはオススメしません
リスニングテストの内訳
次に英検5級リスニング試験の問題構造を紹介します。
リスニングテストも筆記試験同様問題数は25問ですが、時間設定が5分短い20分です。
各リスニングは2回再生されるため、受験者にとってやさしい構造となっています。
筆記試験の選択肢が4つだったのに対してリスニングテストは3つに減っており、例えあてずっぽうでも正解の確率は33.3%
合格したいのであれば何も書かない、というのは絶対にしてはいけませんね。
小学生のお子様が英検5級を受けるのであれば、20分間リスニングに集中できるかどうかも鍵になります。
英検5級は合計45分の50問
先ほどの内訳をつなぎ合わせるとこのようになります
まず問題数と時間配分を理解した上で、解答プランを練っていきましょう。
そうすることで効果的に解くことができ、時間切れになる確率は減るので、合格により近づけます。
細かい配点は中の人しかわからない理由
実は、英検5級の問題数や試験時間はわかっても、各問題の配点は誰にもわかりません。
スコアは各回の全答案採点後、統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。
引用元:英検CSEスコアでの合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
全受験者の回答が出そろってから配点が決定されるため、開催テストごとに各問題の配点が変わるということです。
1問○○点というのは事前に決まっていない
逆に合格点は2016年以降、毎回固定されています。
英検5級の合格点と合格率ついては、個別の記事で詳しく解説していますので、以下からご覧ください。
じゃあ自己採点もできないの?
そのとおり、自己採点も過去問の採点も難しい
英検5級は中学1年生レベルという前提で考察する出題範囲
英検5級のレベル解説記事でも紹介した通り、英検5級は公式に「中学初級程度」のテストというレベルに設定されています。
その前提を基にさまざまな側面から5級の範囲を考察していきます。
文部科学省が目指す中学時の取得単語数は1,600から1,800語
まずは中学卒業までに文部科学省が求める取得単語数を見てみると、2020年代から1,600語~1,800語と2010年代と比べると大幅に増加していることがわかります。
年代 | 求める英単語数 |
2010年代 | 1,200語 |
2020年代 | 1,600~1,800語 |
つまり年代によって中学1年生が覚える英単語量は異なり、学校における英語授業と英検5級との比較はかなり難しいです。
一応まず文部科学省のデータを抽出しておきました。
中学校でよく使われる教科書から紐解く出題範囲
皆さんは中学生の頃どの英語教科書を使っていましたでしょうか?私はよくある「ニューホライズン」を使っていました。
こちらがニューホライズン各書で覚えることができるとされる単語数です。
とくに覚えたい語 | 覚えたい語 | 合計 | 題材語 | 巻末資料編の補充語彙 | |
---|---|---|---|---|---|
1年 | 407 | 137 | 544 | 39 | 248語句 |
2年 | 147 | 255 | 402 | 46 | 241語句 |
3年 | 46 | 267 | 313 | 48 | 289語句 |
合計 | 600 | 659 | 1259 | 133 | 778語句 |
ここから、中学1年生の標準的な教科書ではおよそ600語から800語(巻末資料込み)、掲載されていることがわかります。
ここで600~800語という数字がわかる
一般的に中学1年生で習うとされている主な英文法の例は以下の通りです。
アルファベット | 全アルファベット |
名詞 | 単数形、複数形など基礎名詞 |
冠詞 | AやThe |
Be動詞/動詞 | is, am, areなど/基礎動詞 |
形容詞 | Nice, Happyなど基礎形容詞 |
代名詞 | He, Sheなど |
副詞 | Often, Veryなど基礎副詞 |
前置詞 | In, On, Atなど |
接続詞 | But, Andなど基礎接続詞 |
否定形/疑問形 | I don’t~/Do you~?など基礎 |
現在進行形 | ~ing形の基礎 |
命令文 | 基礎理解 |
イメージ的には最初の基礎を網羅と言ったところです。
英検5級の英単語帳から考察する出題範囲
私の経験上、英検を受ける時は「でる順パス単シリーズ」を覚えてしまえばその級に必要な単語は網羅できていると考えています。
これは5級でも1級でも同じです。
書籍名 | 英検5級 でる順パス単 | 小学生のための英検5級 合格単語600 | 英検5級 英単語 650 英検ランク順 |
掲載語句 | 600語 | 600語 | 650語 |
大体英検用の単語帳を丸々覚えれば単語は網羅できると考えれば、英検5級の範囲目安は600語程度です。
私の経験を考えてもこの数字はかなり妥当であると言えます。
以上を踏まえたうえで英検5級の試験範囲の考察まとめ
最後にここまで紹介した既存データを基に英検5級の範囲についての考察をまとめます。
- 基本的な考えとしては中学1年生が習う英語の範囲に近い
- 英文法知識も中1で習うものと考えていい
- 一般的な中1の教科書では600~800単語掲載
- 英検5級向け単語帳はほぼ600語句掲載
- 単語範囲としてはおよそ600単語レベル前後
冒頭でもお話ししたように、英検公式が範囲を公開しているわけではありません。
今回はデータと講師経験を基にした考察にすぎないという点は気にとめておいてください。
おうちでの勉強に困っているけど本気で5級に受かりたい場合の勉強法
- 「おうちで勉強できる気がしない・・・」
- 「親が教えられるほど英語ができない・・・」
- 「結局なあなあで終わってしまいそう・・・」
そう思う方も多いはずです。
その状況で何もやらない場合、当たり前ですが合格する確率はかなり低いだけでなく、子ども英語で絶対に避けなければならない「英語嫌い」を助長させてしまう可能性すらある
「ではどうすればいいの?」
そこでオススメなのが、業界最安値水準でありながら、子ども慣れした資格持ち講師から英検5級用のでる順パス単を使ってレッスンをしてもらえるQQキッズです。
内容・評価 | |
概要 | 講師陣は全員子どもに慣れた資格持ち講師 |
オススメ度 | (5.0) |
月額 | 2,680円~ |
注目ポイント | 英検5級対策に必須の「でる順パス単」をベースにしたレッスン |
期待できる効果 | 5級対策を中心に総合的な英語力をつけられる |
「英検5級をオンラインで」と考えているなら、無料体験をしてみない方が損です。
- 月額 2,680円と業界最安値クラスの値段
- 講師が全員子どもに慣れているだけなく、資格を持っている
- 英検対策に必須の「でる順パス単」をベースにしたレッスン
- 月2回レッスン~月30回レッスンまで柔軟にプランを選べる
英検5級レッスンを提供しているオンライン英会話の中で、ここまでバランスがとれたサービスは他にありません。
英検5級対策でなくても、子ども向けオンライン英会話ではコスパナンバーワン。
何度も英検を受験するよりQQキッズで対策して合格する方がお得
私は英検5級から2級を数多く指導し、自らも1級まで持っていますが、どの級でも「でる順パス単」という単語帳がなければ対策ははじまりません。
それほど100%必要不可欠な教材です。
そんな教材を使って総合的に5級対策できるのがQQキッズ!
さらに優れている点は、「でる順パス単」は普通の単語帳なのですが、単語帳をベースに英会話やリーディング、ライティングまで学べるところ。
独学では単語しか学べないところを、レッスンすることで総合的に英語力を上げられます。
QQのでる順パス単レッスンなら、英検5級の合格だけでなく英会話力までつけられる!
QQキッズには独自のアプリもあるので、タブレットでラクラク受講できるのもうれしいです。
包み隠さず欠点を挙げるなら、レッスンキャンセルのルールが他社よりもやや厳しいところ。
とはいえ、相当キツキツのスケジュールを送っていて、レッスンのキャンセルが頻発しそうという方でなければ問題ありません。
QQキッズのキャンセルポリシーについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
「外国人の先生相手に大丈夫かしら・・・」
そんな悩みも問題ありません、QQキッズには指導資格持ちの先生しかいないので、ハズレに当たる確率は他社よりも低いです。
本入会する前にクレカ情報の入力なしに無料体験レッスンも2回できるので、気になったらまず無料で試してみましょう。
「とはいえ良いことしか言ってないじゃない・・・」
そんな疑問を持つ方のために、独自アンケートでQQキッズの口コミ・評判を集めました。
ぜひ参考にしてみてください!
\ パス単でレッスンできるのはココだけ /
※無料体験レッスンにクレジットカード不要
英検5級レベルでオンライン英会話を選ぶ際に気をつける点など、さらに詳しいランキングは以下の記事でご確認ください。
コメント