こんにちは、偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を一発で取得したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 「もったいない」は英語で何て言いますか?
- 「もったいない」ってKaraokeみたいに世界共通ですか?
- 最も適切な表現はどれですか?
「もったいない」=「Mottainai」?と日本語がそのまま英語になると思っている人も多いのではないでしょうか?
環境分野で初めてノーベル平和賞を2005年に受賞したケニア人の女性、ワンガリ・マータイさんが日本語のもったいない「Mottainai」という言葉に感銘を受けて世界共通語にしようじゃないかというキャンペーンを始め、メディアが報道していたことから「もったいない」=「Mottainai」と考える人がいるのではと思います。
しかし基本的に英会話で「Mottainai」を使ってもKaraokeやSushiのように理解されることはまずありません。
ちなみにマータイさんが「Mottainai」を広めたかった理由が、「もったいない」という言葉には
- Reduce:削減
- Reuse:再利用
- Recycle:リサイクル
- Respect:敬意
従来の3Rに加えてリスペクトもすべて一括で表現できる言葉だからだそうです。
そういう意味では「もったいない」は唯一無二の言葉ですが、英会話では伝わりませんので今回はそんな「もったいない」に近い意味を表す伝わる英語表現をまとめて紹介していきます!
この記事を読むメリット
- 明日から「もったいない」と英語で言えるようになる
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- 「もったいない」を英会話で使い分ける事ができるようになる

【例文付きで説明】英語で「もったいない」を表現する方法10選
それでは「もったいない」というニュアンスを表したいときに使える英語フレーズを10個見ていきましょう。
What a waste!
「なんてもったいない!」という驚きにも近い気持ちを表す表現です。
Whatから文を始めることで感嘆文になっており、感情を強く伝えたい時にはピッタリのフレーズです!
場面を選ばず使える定番表現なので、まずはこれを覚えておきましょう!
例文


It’s a waste/ That’s a waste
こちらもよく使う表現です。何かを無駄にしている相手に対し、「それはもったいないよ」と伝えたいときに役立つ表現です。
また、後ろに「of + 名詞」を続けることで、「何を無駄にしているのか」まで細かく伝えることが出来ます。
簡単な例
- That’s a waste of time→「時間がもったいないよ(=それは時間の無駄だよ)」
- That’s a waste of money→「お金がもったいないよ(=それはお金の無駄だよ)」
例文


It’s a waste to~
先ほどと同じ表現を用いて、「もったいない動作」について伝えることも出来ます。
さっきは後ろに「of + 名詞」の形を続けましたが、今回は動作なので「to + 動詞」の形を使います。
簡単な例
It’s a waste to throw it away (それを捨てるのはもったいないよ!)
関連
例文


It's wasteful with~
wasteの形容詞であるwastefulを用いた表現です。
withの後ろには名詞が続きます。
使う際の注意点としては、形容詞の前には冠詞(aやtheなど)が必要ないので、上記の表現では必要だった「a」をつけてしまわないようにしましょう。
Don’t waste~
否定の命令文を用いた表現です。
相手に対して「~を無駄にしちゃだめ」と言いたい時に使えます。
後ろには名詞を続けることが出来るので、無駄にしてほしくないモノの名前を続けましょう。
また、親しい仲であればカジュアルに使える表現ですが、あくまでも命令文なので、「少し強めのニュアンスが出るのは避けたい…」という方は他の表現で代用するのが無難です!
例文


Don’t waste the opportunity to~
直訳すると、「~するための機会を逃さないで!」という意味です。
この場合は、「(挑戦しないのは)もったいないよ!」という意味になります。一歩を踏み出せずにいる友達などへ向けて送りたい言葉ですね。
例文


I don’t want to waste~
もちろん、「自分が〇〇を無駄にしたくない/もったいない」と言いたい時もありますよね?
そんな時にはこの表現がおすすめです。
Wasteの後ろに無駄にしたくない名詞(my timeやfoodなど)を入れて使いましょう。
例文


ここまで見てきた表現には、全て「waste」という単語が入っていることに気づいたでしょうか?
Wasteの意味
- 【名詞】無駄
- 【動詞】無駄にする
名詞としても動詞としても使われる単語です。
日本語の「もったいない」を表現するには一番近い英単語だと言えます。
「じゃあ、wasteを使わずにもったいないを表現するフレーズは?」という方はぜひ以下をご覧ください。
他にも様々なシチュエーションで使える「もったいない」がありますよ!
It’s a shame not to~
直訳すると、「~しないのは残念だ」という意味です。
Shameという単語を「恥」という意味で覚えている方も多いかもしれませんが、ここでは「残念だ」という意味で使われています。
このように、文によって意味の変わる単語は多いので、気になったら辞書などでこまめにチェックするクセをつけると良いでしょう。
You should at least give it a try
もう少しカッコいい表現も知りたい!」という人にはこちらもおすすめです。
直訳すると、「あなたは少なくとも、それ(=it)をやってみるべきだ」となり「とりあえずやってみないのはもったいないよ!」と誰かの背中を押す表現です。
- should:~すべき
- at least:少なくとも、とりあえず
- give it a try:やってみる、試してみる
これらは全て頻出の便利な表現なので、ぜひ一緒に覚えておきましょう!
例文


You are too good for me
「もったいない」は、「不釣り合いな」という意味でも使うことが出来ます。
ここでは「あなたは私にはもったいないよ」という意味です。
とても便利な表現なので、名詞の部分を入れ替えるだけで色々なシチュエーションに対応できる表現です!
例文

