こんにちは、偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を一発で取得したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 「お疲れ様でした」は英語で何て言いますか?
- 「お疲れー」と言いたいです
- 最も適切な表現はどれですか?
皆さんも「お疲れ様でした」って毎日のように使っていませんか?
日本語の「お疲れ様でした」は最上級レベルで汎用性の高い表現で、毎日のように使うフレーズだと思うのです。
お疲れ様のシチュエーション例
- 会議など物事が終わった時に使う「お疲れ様でした」
- 退社時の「お疲れ様でした」
- 退職時などに使う「お疲れ様でした」
- 電話中に言う謎の「お疲れ様です」
- 飲み会が終わった後解散する時の「お疲れー」
この他にも色々なシチュエーションがあるでしょう。
最初に結論から言ってしまうと英語にこんな便利な「お疲れ様でした」に相当するフレーズはありません。
つまり場面ごとで英語では表現が変わります。
この記事を読むメリット
- 明日から「お疲れ様でした」と英語で言えるようになる
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- 「お疲れ様でした」を英会話で使い分ける事ができるようになる
【場面別】「お疲れ様でした」は英語で何て言う?【結論:ありません】
それでは日本語で言う「お疲れ様」シチュエーションで使える英語フレーズをニュアンス解説付きで見ていきましょう。
仕事を終えて立ち去る時の「お疲れ様でした」に使える英語表現
職場を去るとき日本人同士であれば、「おつかれさまでした」がよくつかわれますよね。
しかし、英語にはこのフレーズにぴったり合致するような表現はありません。
その日一日の仕事を終えて仕事場から立ち去るときには、普段別れるときのあいさつを使うのが最も一般的です。
明日また会う相手なら…
来週月曜にまた会う人には…
- See you on Monday. (また月曜日)
- See you next week.(じゃあ、また来週)
その他にも
- Have a good evening! (素敵な夕べを!)
- Have a good weekend!(よい週末を!)
- Enjoy your holidays(休暇を楽しんで!)
- Have a nice vacation!(素敵なバケーションを!)
以上の表現は、軽い別れの挨拶として、上司や部下などの上下関係に関わらず使用することができるので押さえておくと便利です。
また、このような表現は
- 飲み会が終わった後解散する時の「お疲れー」
- 退社時の「お疲れ様でした」
このような場面にも該当します。
特定の作業が完了した時の「お疲れ様でした」に使える英語表現
ある仕事やプロジェクトが終わったことに対して相手をねぎらう「おつかれさまでした」の場合は、次のような表現が使えます。
ねぎらいたい場合は…
- Well done! (よくできたね!)
- Good job!(上出来だよ!)
いずれも英会話で耳にしたことがある表現ではないでしょうか。
何かしらの仕事や作業が終わったときに、その成果ややり遂げたことをたたえていう表現です。
You’ve done great work.(よくやった!=すばらしい仕事だったよ)という言い方もできます。
ただし、この3つの表現は、少々上から目線的に聞こえることもあり(特に3つ目)、職場の上司に対しては使わない方が無難でしょう。
Thank you for~
何かしらの仕事を終えたときには、相手に対して「ありがとう」というだけで、日本語の「おつかれさまでした」とねぎらうニュアンスが伝わります。
たとえば、プレゼンテーションやミーティング、取引先との打ち合わせが終わった時には「Thank you for your time. (お時間ありがとうございました)」ということができます。
相手に仕事上で手伝ってもらったときや、アドバイスやサポートなどをもらったときには「Thank you for your help.(お手伝いありがとうございます)」
いずれの表現もその後に「I really appreciate it.(本当に感謝しています)」を加えると、とてもナチュラルで丁寧に聞こえます。
他にもちょっとたいへんな仕事を終えた相手には「Thank you for your hard work!(ハードワークをしてくれてありがとう!)」ということも可能です。
日本語の「おつかれさまでした」というニュアンスがより強く出てきますね。
ただし、この表現も、上の立場から下の立場の者へ向かって言うイメージがあるので、上司に向かって使うのは控えておきましょう。
大きなプロジェクトなどをすべて完了させた、というような場合には「ついにやり遂げたね、おめでとう」の意味を込めて、Congratulations.(おめでとうございます)ということもできます。
- 会議など物事が終わった時に使う「お疲れ様でした」
- 退職時などに使う「お疲れ様でした」
色々転用できるものが多いですね。
さぞかし疲れたでしょうを意味する「お疲れ様でした」に使える英語表現
「さぞかし疲れたでしょう」というニュアンスを出したい場合には、以下のようなフレーズも使えます。
You must be tired.
「お疲れでしょう」という意味になり、転じて本当の意味での「おつかれさまでした」という雰囲気が出てきます。
「何に対して疲れているのか」を付け加えて応用することもできます。
たとえば、空港で取引先の人などを迎える場合には「長時間のフライトおつかれさまでした」という意味で、「You must be tired after such a long flight. (そのような長時間フライトのあとで、さぞかしお疲れでしょう)」などといったりもできます。
電話口での「お疲れ様です」は存在しない
日本語では電話がかかってきたとき、特に仕事関係の電話がかかってきたときに「お疲れ様です」と反射的に一言目に言ってしまう人も多いと思います。
こちらに関しては日本における「慣習」「伝統」とも言えるものなので、英語ではHello以外表現の使用がありません。
会社や仕事によっては昼出社、夜出社なのに「おはようございます」と言わなくてはならないルールがある職場も多いと思いますが、これも同じように慣習的側面が強いので、夜出社して「Good morning」はあり得ません。
程度は違いますがこれと似たようなものです。