偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJIN( @ScratchhEnglish)です。
結論、See, Watch, Lookすべてニュアンスが異なる単語です
偏差値40の公立高校から猛勉強してイギリスの大学を卒業した筆者が、「見る」として使う英語の違いを徹底解説!
誰もが知っているSee, Watch, Lookの違い解説から他の単語まで、ネイティブ英語講師の妻が作成した図解とともにわかりやすくご紹介します。
英会話表現の幅を広げたい方に、とくに読んでほしい内容です。
「見る」を表す
- See
- Watch
- Look at
基本単語は中学校ですべて学んだかと思います。
しかし結論からいうとこの3つのニュアンスはすべて異なります、詳しい違いを皆さんはご存知ですか?
日常でもよく使う基礎的単語だからこそ、ニュアンスを深く知っておくと非常に便利です。
今回の記事ではイギリスの大学を卒業した筆者が「見る」を表す英語にフォーカスして解説していきます!
- ネイティブ英語講師の妻が図解を作成
- ネイティブに対するリスニング理解度が高まる
- Look、Watch、Seeの違いを完全理解
どうせ大した違いは無いんでしょ?
いやいや、この3つの単語、実は全然違うニュアンスだよ!
「フレーズがちゃんと発音できてるか不安・・・」
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「見る」を表す英語 (See, Watch, Look at)の違いと使い分け方法を解説
それでは決定的なニュアンスの違いを見ていきましょう!
無意識に視界に入るイメージなのが「See」
まずは「See」を見ていきましょう。
Seeのニュアンスは「無意識に視界に入る」イメージ
自ら意識を向けて「見る」ではなく「見かける」「見える」です。
- 昨日レストランであなたを見かけたよ(I saw you at the restaurant yesterday.)
- 彼女があそこで立っていたのを見たよ(I saw her standing there.)
- あなたがそこにいるのが見えるよ(I can see you.)
Seeを理解する上で重要なキーワードが「視界」です。
たとえば 先ほど出した例の1番目「昨日レストランであなたを見かけたよ(I saw you at the restaurant yesterday.)」これをLook atやWatchに置き換えるのは意味が変わり非常に不自然でになります。
- Look atの場合:I looked at you at the restaurant yesterday.(昨日レストランであなたに目を向けたんだけど)
- Watchの場合:I watched you at the restaurant yesterday.(昨日レストランであなたを監視していました)
完全にニュアンスが変わってしまいますよね!
また、Seeには「見る」以外にもさまざまな意味があります。
英語、とくに動詞では他の意味を理解することで、ニュアンスを掴みやすい場合もあります。
- 会う
- 理解する
- 確かめる
- 予想する
- 交際する
- 気をつけるなど
I can see you from here!(ここからあなたのこと見えるわよ)
意識的に目を向けるのが「Look at」
無意識に視界に入るイメージなのが「See」である一方で、意識的に目を向けるのが「Look at」になります。
「At(点に向かうイメージ)」という前置詞が使われていることを考えるとわかりやすい
その代わり意識的に目を向けると言っても、長時間見る訳ではないのもポイントです。
- もうこんな時間!時計を見て!(Look at the time!)
- この書類に目を通してくれる?(Can you look at the document?)
- ちょっと鏡で自分を見てごらん(Look at yourself in the mirror.)
ここでも先ほどのように以上の文章をSeeとWatchに入れ替えるとどうなるのか、見てみましょう。
- Seeの場合:See the time!(不自然なので訳不可)
- Watchの場合:Watch the time!(時間に気をつけて!)
Seeの場合はこの文脈ではそもそも不自然なので何とも言えませんが、Watchに入れ替えてしまうとニュアンスが「時間に気を付けて!」時間を気にしておいてね!といったような形に意味が変わってしまいます。
- 調査する
- 検討する
- 直面する
Can you look at my essay?(ちょっと私のエッセイ見て(チェックして)くれない?)
注目してじっくり見るのが「Watch」
Watchには「注目してしっかりと見る」という意味があります。
わかりやすくいうと日本語の「観る」です。
- スポーツ
- 映画
- 演劇
集中してしっかりと見るこれらに対して日本語では「観る」を使いますよね。
これこそまさにWatchが表す意味なのです。
- Look at=見る
- Watch=観る
このようにシンプルに考えてもオッケー。
また、WatchとLook atは似ている一方で、Seeは違うニュアンスであるということも分かって頂けたかと思います。
- 赤ちゃんのことみていてくれない?(Can you watch my baby for a bit?)
- サッカーの試合を観よう!(Let’s watch the football game!)
- 私は映画を観ています(I’m watching a movie.)
ただ日本語でも「見る」と「観る」があやふやであるように、英語でもWatchに関しては意外とSeeやLook atで置き換えても問題が無い場合もあります。
- 映画を観に行こう!(Let’s go see a movie!)
- 赤ちゃんのこと少しだけみていてくれない?(Can you look at my baby for a bit?)
こうなってくると難しいのですが、Watchに関しては「観」というイメージさえ持っておけばいいでしょう。
- 見張る
- 見守る
- 注意する
- 世話をする
- 期待する
How long do you watch TV everyday?(毎日どれくらいの間テレビを観ますか?)
ジロジロ見る「Stare」
See、Watch、Look以外にも日常会話でよく使われる表現はあります。
その中でもよく使われるのが「Stare」、「ジロジロ見る」「凝視する」という意味があります。
Stop staring at me!(ジロジロ見るのやめてくれる!)
チラッと見る「Glance」
Stareの真逆で「チラッと見る」を表す動詞が「Glance」です。
サッと一目で見るニュアンスを持ちます。
He glanced at the clock!(彼は時計をチラッと見ました)
- Stare:凝視する
- Glance:サッと見る
- Peek:コッソリチラ見する
- Examine:観察する
「見る」を表す他の英語表現
Spot | 気づく、見分ける |
Glimpse | チラッと見る |
Notice | 気づく |
Observe | 観察する |
View | 見る、眺める |
Eye | 目を留める |
Gaze | じっと見る、凝視する |
Peep | のぞき見する |
Peek | コッソリ見る |
Study | 観察する |
英語表現は使い続けることで自分のモノになる!
上記のように、同じようなニュアンスでも英語表現は無数にありますよね。
しかし、似た表現を一気にすべて覚えるのは100%不可能、せっかく知ったと思った表現も毎回必要な時にググる繰り返しになります。
まずはすべて覚えようとせずに、ひとつ、ふたつ選んで使い続けてみる!
単語やフレーズは、アウトプットで使い続けることで浸透して、自分のモノになります。
そしてそこからさらに派生させることで、語彙は広がるのです。
英語表現を忘れてしまう要因や、覚えるためのコツや考え方は、以下の記事でチェックしてみてください!
とはいえ、周りに覚えた表現を使える相手がいないんだけど?
周りに英語で話せる相手がいるのであれば最高ですが、住んでいる地域や環境によってはそうでない場合も多いはず。
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ぜひ、表現を知って終わりではなく、使い倒すことで自分のモノにしてしまいましょう!
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