偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を一発で取得したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 留学中はやっぱり日本人との交流を断つべきですか?
- 留学先に日本人がたくさんいると英語が伸びないって本当ですか?
- 結局日本人でつるんでしまうものなのですか?
語学留学では学校の日本人率はどれくらいなのか、日本人やアジア人が少なめの学校なのか…気になりますよね!
語学を本気で学びたいと思っている人なら留学に行く前には必ず考える事です。
私もそうでした、とにかく自分の英語力を上げたかったですし、多少精神的に辛くても自分なら乗り切ることが出来るだろうと最初は考えていました。間違っていません。
最初からそれくらいの意気込みが無ければせっかくの英語環境に居ても無駄になってしまいます。
この記事を読むメリット
- 留学先で日本人とつるむというのはどういう事かが分かる
- メリットとデメリットの両方を理解
- 実際に経験した私の後悔を知って今後に活かす事ができる

留学中は他の日本人と距離を置くべき?同じ国籍でつるむのは悪い事?
ここでは私の実体験を基に「留学中に同郷の日本人とつるむのは悪いことなのか」を考えていきます。
実際に経験した私の後悔
留学当初の私は「日本人同士でつるんでいては英語力なんて上がらない」そう思っていました。
恥ずかしい話、留学に来た当初は日本人の友達を作ってつるむ事は甘え、傷のなめあいだと真剣に思っていました。
今タイムマシンに乗って過去の尖った自分に質問が出来たとすればこんなことを言いたいです。
「でも部屋に帰ればパソコンで日本のテレビ番組を見たりやニュースを読んでいるよね?」
インターネットが普及している現代、世界中どこでも日本の情報を手に入れることができます(インターネット普及以前に留学されていた方本当に尊敬します)
Yahooを開けば日本のニュースがリアルタイムで読めますし、ツイッターやフェイスブックを開けば日本にいる友達とも簡単に交流することができますよね。
結局自分の部屋に帰って一人の時間になればインターネットで日本の番組を見てしまいます。
本当にストイックなら部屋に戻っても英語の勉強をしたり、英語でテレビ番組を見たり英語でニュースを読むべきです。
でも何でそれが出来ないのか?
それは日本語で話さないという事に固執し過ぎて自分のスペース外での活動で精神を浪費してしまっているから。
英語力=英会話力ではありません。
たまに日本人と話したり遊んだりするくらいするべきです。たった1日日本語使ったくらいで英語力が落ちるわけではありません。
その代わり自分のフリーの時間でSNSや日本のニュースを読んだり動画を見るのではなく、会話じゃない英語の勉強をすべきです。

しかしやりすぎは無駄になってしまいます
何事も用量、用法を守らなければ悪いことが起きてしまいます。
日本人と適度につるむのは悪い事ではないという事を言いましたが、やりすぎてしまうとせっかく海外に留学しに来ている意味が無くなります。
例えば
- 日本人とシェアハウスをして
- 日本人と一緒に学校に行って英語の授業を受けて
- 学校終わりに日本人と遊んでご飯を食べて寝る。
そんな生活だったら日本で英会話教室に通っているのと変わらないですよね。
留学は安い買い物ではないはずです、せっかくたくさんのお金を払って大きな経験、そして自分の英語が成長できる環境にいます。


でも用法、用量を守らなくてもいいタイプの人も実はいる
ここまで読んでくれた人の中には反論したい人もいるはずです。
- 「英語は思ったより伸びなかったけど大切な思い出が出来た」
- 「短期留学だったから英語は伸びなかったけど行ってよかった」
- 「留学先で日本人の人生の友を見つけた」
色々な反論が予想できます。
留学と一口に言っても数週間の短期留学から私のように直接現地の大学に入学する正規の長期留学まで多岐に渡ります。
例えば2週間の超短期留学では英語の飛躍的成長は見込めません。
そうなると何がその留学を有意義にさせるかと言えば、旅行に行くだけでは分からない文化体験など、海外に少しでも住むことで得られる経験です。
このような経験をすることにおいて日本人と一緒に
-
スーパーマーケットで買い物をしたり
-
レストランに行って頑張ってオーダーしてみたり
-
パブに行ってみたり
今後の人生で楽しかった思い出として残るでしょう。
特にその留学が初海外の場合は日本人と一緒にいる方がより多くの事が出来るのは間違いありません。私もイギリスに来るまで海外に行ったこともなければ生活をしたこともありませんでした。
英語に関しては日本に居る時少しばかりの自信はありましたが、いざ来てみると通用しないことが分かり、最初の数週間は何をするにしても少し恐怖心がありました。
買い物であったり、バスであったり最初はかなり神経質になっていました。
そこで大きな存在だったのが、先にコースを始めていた日本人の方々でした。
いろいろ生活におけるルールなど近くにあるお店などを教えていただき、右も左も分からなかった最初のころは本当に助かりました。
留学に来る前は絶対に日本人とは話さないようにして日本人以外と話すと意気込んでいましたが、最初はそこまで考えすぎる必要はないです。

最初の数週間を乗り越えてから
とはいえずっと甘えっぱなしではそこから成長することはできません、慣れてからが一番大事なのです。
先ほど話した通り生活に慣れてからも日本人とずっと一緒にいるようでは日本の英会話教室に通っているのと大差ありません。先輩たちの支えでその国の生活に慣れたら独り立ちをして自分をストイックに英語環境に飛び込ませるべきです。
でも英語が分からないときや、英語の伸びに関して悩むこともあります、そういう時には一人で抱え込まずに日本語で日本人に打ち明けるのも大切です。
悩みを日本語で同じ環境にいる人と少し話すだけでまた次の日から頑張れることもあります。

ポイント
- 最初右も左も分からないうちは日本人の先輩を頼ることは悪い事じゃない
- 超短期留学の場合は日本人といる方が有意義にいろいろな経験出来るケースもある
- 生活に慣れてからは出来るだけ厳しい英語環境に自分を飛び込ませよう
- 落ち込んだ時は日本語で日本人に相談する事も大事
- 英語オンリーという事を基本にしつつも自分が頑張れる範囲より少し上で出来るだけ英語環境に身を置こう