偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、TOEICは930点を持っている、ライフタイムラーナー管理人のJIN( @ScratchhEnglish)です。
結論、TOEIC LRだけでは実際の英語力を表すのは難しいです
結論からいうとTOEICは実務能力を問うテストではなく、LRではリーディングとリスニングしか問われないため
- 満点取ったからネイティブレベル
- 900点越えたら英語がペラペラ
このようなことは一切なく、就活や転職活動の際、最低条件によく使われるかなりおおまかな指標のようなものです。
一方で裏を返せば、TOEICに特化して勉強すれば高得点を取るのは難しくありません。
- TOEICの概要を理解できる
- TOEICスコアと英語力の関係を知れる
- ある程度のスコア目安が理解できる
900点以上はネイティブに近いレベルじゃないの?
900点以上だから自動的にネイティブに近いレベルかといえばまったくそうではないよ!
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TOEICとは基本的にリーディングとリスニングを問うテスト
まずはTOEICがどのようなテストなのかを簡単に解説します。
TOEICテストってそもそもどんなテストなのか
TOEICとはTest of English for International Communicationの略で、英語によるコミュニケーション能力を評価・測定するためのテストです。
アメリカの非営利テスト開発機関ETSが開発および制作をしており、世界共通の英語テストとして認知されています。
TOEICテストには実はいくつか種類がありますが、日本でもっとも有名なのはTOEIC Listening & Reading Test
場合によっては省略してTOEIC L & Rと表記されることもあり、あまり認知はありませんがスピーキングとライティングのみを問うTOEICはTOEIC SWと呼ばれています。
TOEIC SWについては、以下の記事で詳しく解説しています。
しかし一般的に日本国内で「TOEIC」といえばTOEIC L&Rテストを指すことがほとんどです。
- 大学受験の際の評価項目として用いられていることがある
- 就職や昇進など、ビジネスの場でアピールポイントとして利用できる
日本国内に限っては英語力を図るための基準となるテストとして大変認知度が高いです。
いずれにせよTOEICのスコアを保持していて損をすることは決してないので、少しでも興味があれば挑戦してみるべき試験です!
スピーキングとライティングは無いってこと?
スピーキングとライティングの能力だけを問うTOEIC SWというテストもありますが、現状そこまで浸透していません
次の項では「TOEICの概要」を超シンプルにまとめて紹介します。
TOEICテストの概要
TOEICについてのポイントをまとめると、次のような感じです。
- 問題数:200問 (Listening 100問/ Reading 100問)
- 試験時間:2時間 (Listening 45分/Reading 75分)
- 結果:10~990点のスコア換算 (Listening 495点満点/ Reading 495点満点)
- 解答形式:4択のマークシート方式 (Part2のみ3択問題)
- 試験日程:年に10回開催 (基本は2、8月以外の毎月開催)
- 試験会場:全国およそ80都市
- 受験者数:毎年約250万人(企業などの団体受験を含む)
- 受験料:6,490円(税込) 申し込みはインターネットまたはコンビニ端末で可能
- 結果:試験日から原則30日以内に郵送(申し込み時に希望すればインターネットでの確認も可)
非常に簡素的ではありますが、これでTOEICの概要を理解していただけたでしょう。
2020年4月から公開テストの受験料が改定となりました
TOEICの受験料については、個別の記事で解説しています。
次の項ではテスト内のセクションごとの詳細を確認していきましょう!
TOEICリスニングテストの問題内容
TOEICのテストはListeningセクションから始まります。
制限時間は45分間です。
Listening Part | 内容 | 問題数 |
1. 写真描写問題 | 1枚の写真について4つの説明文を聞き、正しく描写している選択肢を選ぶ | 6問 |
2. 応答問題 | ひとつの発言または質問を聞き、後に続く3つの応答から適切な選択肢を選ぶ | 25問 |
3. 会話問題 | 2~3人の会話を聞き、会話内容や図に基づいて適切な選択肢を選ぶ | 39問 |
4. 説明文問題 | アナウンスやナレーション形式の問題を聴き、設問に対して適切な選択肢を選ぶ | 30問 |
また、Listeningパートの注意点として以下のことを押さえておくといいでしょう。
会話・問題文はどの設問も1度しか放送されない
パートごとの説明が事前に放送されるが、解答用紙にもすべて英語で書かれている
放送が一度ずつしかないので、必要な情報を聞き逃さないことがとても大切です。
説明文もすべて英語で書かれているのではじめて受験する際は慌ててしまいがちですから、先に各パートの問題形式をチェックしておくと気持ちに余裕が出来ます
TOEICのリスニング問題や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
次の項ではTOEICリーディングの詳細を見ていきましょう。
TOEICリーディングテストの問題内容
Listeningセクションの次にReadingセクションを受けることとなります。
制限時間は75分です。
Reading Part | 内容 | 問題数 |
1. 短文穴埋め問題 | 短文の空欄に当てはまるもっとも適切な選択肢を選ぶ (主に単語のみ) | 30問 |
2. 長文穴埋め問題 | 長文の空欄に当てはまるもっとも適切な選択肢を選ぶ (単語、句、文など) | 16問 |
3. ひとつの文章 複数の文章 | さまざまな形式の文章(チャットやe-mail、広告など)を読み、設問に解答する。3つの関連文章を読んで解答する問題も含まれる | 29問
25問 |
Readingパートの注意点としては、以下のことを押さえておくといいでしょう。
Part7には2つの問題形式があり、総問題数も多い
全体的にスピード感の要求されるセクションである
Listeningに比べると解答時間が長いですが、情報量が多いためスピード感の求められるセクションです。
とくにPart7は問題数も多く難易度も高いので、念入りに対策するといいですよ
TOEICのリーディング問題や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
以上が、TOEIC L & Rテストの各パートに関する概要です。
それぞれ問題形式や設問数などが異なるので、パートごとに適切な対策を行うことが大切。
「試しに問題を解いてみたい…」という人には、TOEIC公式サイトにあるサンプル問題がオススメです。
本番そっくりの形式の問題に無料でチャレンジすることが出来ますよ!
TOEIC初心者が注意すべき点
もうひとつTOEIC初心者さんが知っておくべきポイントとして、2016年5月に実施された出題形式の改定が挙げられます。
改定により、TOEIC各パートの問題数や出題形式に変更点が発生しました。
- 各パートの問題数の増減
- 新形式問題の設置(Part7のチャット形式や3つの関連文章など)
上記の理由から、いざ「TOEICの勉強をはじめよう!」と決心したら必ず新形式にテストに対応した参考書を使用するようにしてください。
しかし使用されている単語に変化はないので、単語帳に関しては問題ありません
オススメのTOEIC参考書や問題集は、レベル別に分けて以下の記事でまとめました。
それでは次のセクションでは、TOEICのスコア別でどんなことが日常やビジネスの場で出来るのか、そしてどのようなレベルなのかを見ていきましょう。
【TOEICスコア別】日常やビジネスの場で出来る事の目安
今回この記事を読んで頂いているみなさんが一番気になっている「TOEICのスコア(点数)」
一体どれくらいの点数を取れたらどれくらいの英語レベルだと胸を張って言えるのか、日常会話やビジネスの場ではどのようなことが英語でできるようになるのか、そんなところをスコア別の目安として皆さんもよく知る英検の級と比較しながら紹介していきます。
TOEICスコア(点数)が400点以下
- TOEICスコア10点~400点の英語レベルは基本的に中学校卒業レベルの英語力以下となります。
- 一般的にTOEIC400点ちょうどで英検3級(中学校卒業レベル)と同じようなレベルと言われています。
400点が大体英検3級レベルと考えると、普通の中学生が日常会話で出来ることと変わりないということです。
リスニングではゆっくり話してもらっても断片的にしか理解できず、スピーキングもジェスチャーを通して、やっと断片的に理解してもらえるかしてもらえないかの間。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
厳しいことをいうとまだTOEIC攻略のスタートラインにも立てていないレベルとも言えるわね
TOEICスコア(点数)が405点~500点
- TOEICスコア405点~500点のレベルはざっくりいうと普通の高校生1年、2年レベルの英語力と言えます。
- 英検で見てみると準2級(高校中級レベル)がこのスコア帯に属しており、500点であれば英検準2級よりも若干レベルが高いでしょう。
405点~500点レベルでは、単語の羅列を駆使して、最低限のコミュニケーションを行うことができる。
また、英語の標識などをみて、なんとなく意味を理解したりすることもできるでしょう。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
英語初心者にとってはまずここが目指すべきスタートラインと言えるわね
TOEICスコア(点数)が505点~600点
- 英検では2級と同等レベルと言われており、つまりはここが高校卒業までに習う英語を理解していると言った立ち位置でしょう。
- 505点~600点レベルから、英語でなんとなく考えることを話せるようになったり、理解できるようになったりします。
ブロークンイングリッシュながらある程度アイデアを伝えたり、相手の話す英語が徐々にわかるようになってきます。
また、基礎中の基礎の英単語は理解できているレベルです。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
ここまでこれば後は頑張り次第でどんどん伸びて行くわ!
TOEICスコア(点数)が605点~700点
- レベル的には英検2級よりは高く、英検準1級よりは低いと言った英語レベル。
- 「英語がある程度できます」と言えるようになる一歩手前のような段階です。
場面や状況によっては、ある程度スラスラ自分の言いたいことを表現できたり、相手の言っていることを自分の知っている単語やフレーズであれば理解できるようになります。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
英語が少し使えるようになる一歩手前といった所ね!
TOEIC600点のレベル感や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEICスコア(点数)が705点~800点
- 英検と比較すると準1級より少し低いくらいのレベルで、ここまできてはじめて少しだけ「英語ができる」と言えるようなレベルに突入します。
- しかしネイティブに近いレベルかと言ったらまったくそうではありません。
日常生活ではある程度困る状況や場面が減ってきて、自分の言いたいことを何とか文を作って言えるようなレベルです。
また、リスニングもコツを掴んで聞き取れるようになる場面が多くなります。
多くの外資企業におけるTOEICスコアの足きりが700点と言われています。
ここからやっとスコアを有効活用できるようになるわ!
TOEICスコア(点数)が805点~900点
- 805点~900点レベルは英検準1級と同等、または800点後半であれば英検準1級よりも若干高いレベルの英語力になります。
- ここが英語上級レベルの入り口と言ってもいいかもしれません。
スピーキングもリスニングも長文で発信および理解できるようになる人が多いです。
完璧とは遠いものの言いたいことを自分の言葉できちんということができ、相手の言っていることの多くを理解し、理解できない単語などがあった場合でも意味を汲み取れる。
ここから「英語が自分の強み」と言えるようになり、就労の際の足きり対象となることもほとんどないでしょう。
ここから「英語が自分の強み」と言えるようになる入口かしら!
TOEIC800点のレベル感や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEICスコア(点数)が905点~990点
- 英検と比較すると英検1級レベルになるものの、ここまで来るとテストの性質や内容のレベルが違うので、TOEIC900点以上だから英検1級を取れるかと言ったらそうではない(逆も然り)
- リーディング、リスニングにおいてより複雑な問題を解くことができる
- また、900点越えたからと言ってネイティブレベルかと言ったら決してそうではない
理論的にはかなり高度なレベルの英語を操り会話を行うことができ、リスニングでも相手の言っていることがほぼ理解できるようになる。
また、リスニングもコツを掴んで聞き取れるようになる場面が多くなります。
企業からしたらかなり希少な人材であり、英語を使う仕事の選択肢も広がる。
就活生としては資格として誇れるレベル。
TOEIC900点以降のレベル感や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEICスコア(点数)で気をつけるべき事
ここまでTOEICの点数帯ごとにある程度のレベル解説をしてきましたが、ここで気を付けておきたいのはTOEICというテストは基本的にリーディング、リスニングの2つの技能しか問われず、アウトプット能力が評価されない点です。
仮にTOEICで990点満点を取ったからと言ってネイティブレベルであるというのは間違いで、満点獲得者でも会話やライティングはそこまでできないという人も実際にいます
実務能力を問うものでもないので、TOEICテストのみに特化して勉強すれば意外と点数は簡単に伸びます。
しかし、逆に元々英語力があった人が勉強せずにTOEICテストを受けて、低い得点になるというパターンはまずありません。
TOEICスコアというのはあくまである程度不完全な指標であるという点には注意が必要です
※今回のレベル解説はあくまでイメージです
※※特定点数をとったら必ず上記のことができるというものではありません
TOEICの平均スコア(点数)と受験年齢層
ここではTOEICテストの平均スコアと受験者層を少し見ていきましょう。
過去10回のTOEIC平均スコアは約590点
グラフを見てもわかる通り、過去10回分のTOEICテストの平均スコアはすべて500点台後半に収まっており、計算すると過去10回分の平均スコアは約590点になります。
次は過去10回分の平均受験者数と受験年齢層を見ていきましょう。
過去10回のTOEIC受験者数平均は約9万7300人
過去10回分(2020年4月現在)のTOEICテスト1回分に対する平均受験者数は、約9万7300人です。
TOEICテストWorldwide Report 2013によると、受験者年齢層で一番多い層が21歳~25歳、2番目が26歳~30歳としています。
20代が受験者層の過半数を占めている状態です
CEFRで見れば丸わかり!世界にTOEICはどんなレベル感で見られている?
CEFR(セファール)というのは、ヨーロッパ全体で外国語学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドラインです。
一番下はA1から最高レベルのC2まで区分化されています。
- TOEICはLRとSWの合算で評価→TOEIC LRだけでは完全なテストとして評価されていない
- 仮にLRとSWの両方で満点を取っても最上級レベルのC2に到達することは不可能
- TOEIC LRとSWの両方で満点近くを取ってはじめてTOEFL95~120、英検1級、IELTS 8.0~7.0と同等レベル
世界的に見るとTOEIC LRだけでは2技能しか問われないので評価の対象にはならないことがわかります
CEFR | 能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧 |
C2 |
|
C1 |
|
B2 |
|
B1 |
|
世界や日本の平均はCEFRでどれくらいなのか
CEFRの数値を出されてもあまりピンとこない人も多いかもしれません。
ここでCEFRの数値をわかりやすくするために世界各国や日本の平均を考察してみましょう。
スウェーデン発祥の語学を中心にした国際教育機関であるEF Education Firstが独自に算出した数値であるEPI/CEFR換算を見るととてもわかりやすいので紹介します。
CEFR | EF EPIスコア |
Pre-A1 | 1-199 |
A1 | 200-299 |
A2 | 300-399 |
B1 | 400-499 |
B2 | 500-599 |
C1 | 600-699 |
C2 | 700-800 |
EF Education Firstの公式ではこのように結論付けられています。
- 日本の英語学習者における平均英語力をCEFR/TOEIC換算で算出すると、B1レベル→TOEIC1555~1150
- 世界1位のオランダはCEFR換算でC1レベル→TOEIC1990~1845
- ヨーロッパ平均B2レベル→TOEIC1840~1560
- アジア平均B1レベル→TOEIC1555~1150
つまりTOEICスコアを2で割ればおおよそのLRのスコアを算出できます
これからTOEICの初受験を考えている人におすすめマスト教材3選
TOEIC関連の書籍は数多く販売されていますが、参考書選びで初心者の方が注意するべき3つのポイントは以下の通りです。
- TOEICに特化した「単語帳」を手に入れる
- 「実際のテスト形式」に沿った問題を解く
- 「解説が詳しい」ものを一冊は用意する
具体的にオススメの教材にはどのようなものがあるのでしょうか?
以下でTOEIC初心者の人が手に入れるべき教材を3つ厳選してご紹介していきます!
書籍名 | TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ | 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 | TOEIC® L&R テスト 至高の模試600問 |
おすすめ | (4.5) | (5.0) | (4.0) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (3.5) |
ひと言メモ | まさに王道の一冊 | 唯一無二の運営公式が出版する公式問題集 | 大容量のTOEIC一般問題集 |
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(朝日新聞出版)
内容・評価 | |
概要 | 定番のTOEICに特化した頻出単語帳 |
おすすめ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 初心者~中級者 |
期待できる効果 | 頻出単語を効率的に覚えてスコアアップを目指す |
Amazonなどでもベストセラーに選ばれている単語帳です。
筆者の方は実際のテストで満点を何度も経験しており、豊富な知識に基づき厳選された単語のみが収録されています。
TOEIC書籍の中ではまさに「王道」ともいえる存在で、これから受験される方であれば必ず押さえておきたい一冊です!
- まさに王道の一冊!TOEIC受験を考えるすべての人へ
- 単語ごとに例文や解説つきで、内容が記憶に定着しやすい
- 音声も無料ダウンロードできるので、通勤などのスキマ時間にも◎
使い方は人それぞれですが、私が一貫して推奨している英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています。
この繰り返しで、少しずつTOEIC頻出単語が定着していきます。
また、金のフレーズが難しいと感じた人には、より基礎的な単語を収録した「銀のフレーズ」もオススメ!
どちらもコンパクトで持ち歩きやすいので、通勤などのスキマ時間を活用した勉強にもピッタリですよ!
TOEICに関わらずどんな英語テストを受ける時も専門の単語帳は100%必須ね!
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』(国際ビジネスコミュニケーション協会)
内容・評価 | |
概要 | 唯一無二の運営公式が出版する公式問題集 |
おすすめ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 全レベル |
期待できる効果 | もっとも近いレベル感で問題を解いて本番に備えることができる |
日本でのTOEICテスト実施団体である国際ビジネスコミュニケーション協会が出版している問題集です。
公式問題集なので問題形式も本番そのままであり、ListeningとReading両方のパートを練習することが出来ます。
- 公式問題集だから安心!本番のテストと同じプロセスで作成
- スコア換算表で自分の得点が予想できる
- Listeningの音声は本番と同じナレーターが担当
こちらには本番2回分の練習問題(計400問)が収録されています。
TOEIC受験がはじめての人は、冒頭に載っているサンプル問題を解いた後に練習問題を解いてみましょう
サンプル問題を解くことで、本番の流れやパートごとの問題形式が確認できます。
英語テストを受験する時は「公式が出している問題集」を使うのは鉄則なのよ!
公式問題集の重要性や使い方については、以下の記事でまとめて紹介しています。
『TOEIC® L&R テスト 至高の模試600問』(アルク)
内容・評価 | |
概要 | 大容量のTOEIC一般問題集 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 全レベル |
期待できる効果 | たくさんの問題をこなしてスコアアップを目指す |
公式問題集以外に本番形式の問題に慣れたいのであれば、こちらの一冊がオススメ。
本番3回分に相当する600問の問題が収録されています
また、TOEICベテラン講師陣による分析や詳しい解説が最大の特徴です。
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- より詳しい解説付きで、初心者でもわかりやすい
- 音声ダウンロードやマークシート形式の解答用紙つき
効果的な使い方としては、3回分の模試を一定の期間を空けて活用することがオススメです。
- 本番1カ月前:まずは腕試しとして実力をチェック
- 本番2週間前:学習内容が定着しているかのチェック
- 本番直前:総仕上げとして最後のチェック!
TOEIC初心者の人は何より「問題形式に慣れる」ことが大前提です。
そのために大切なのが、より本番に近い形式の模試を何度も解くことです。この繰り返しで解答スピードがアップし、TOEIC頻出の単語もわかるようになってきます。
以上がTOEIC初心者の人にオススメしたい参考書です。
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独学できる気がしない!すぐサボってしまう人はどうすればいい?
ここまでは、ほぼ独学で行う対策を紹介しました。
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- 「本当に自分ではどうしようもなさそう」
- 「自分だけだと何をすればいいか一切わからない」
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このようなタイプの方も多いのではないでしょうか?
英語学習とトレーニングの話は、音声でガッツリ解説しましたので、興味がありましたら以下のApple Podcastから聞いてみてください。
この内容は音声でも解説しました
私も学生時代そういうタイプだったので、気持ちは痛いくらいわかりますし、そのことについて自分を責める必要もありません
ただし、その状況で何もやらない場合、当たり前ですがスコアアップの確率はかなり低いのも事実なんです。
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