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イギリス料理がマズいと言われる理由を元在住者が真剣に検証【料理紹介付き】

2020年2月28日

こんにちは、偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し英検1級を一発で取得したライフタイムラーナー管理人のJIN(@ScratchhEnglish)です。

  • イギリス料理ってやっぱりマズいんですか?
  • あの有名なスターゲイジーパイやうなぎゼリーはみんな食べてるんですか?
  • イギリス料理がマズいといわれる理由は何ですか?

世界中の人に「イギリス料理のイメージは?」と聞いたら恐らく半数以上が

「まずい」

このようなネガティブな意見が返ってくるでしょう。

世界にあるエスニックジョークでは大体イギリスは料理に関連して皮肉られています。

それほど「イギリス料理」というものは「まずい」というレッテルを貼られているのです。

僕はイギリスに5年近く住みそれなりにイギリスの料理は食べてきました、もちろん日本の食べ物には敵いませんが特段「イギリス料理はまずい」と思った事はあまりないのです。

今回の記事ではなぜ「イギリス料理はまずい」と世間的に言われているのかを主観と客観を基に真剣に深掘りして考えていきます。

今回の記事内容

  • ネットで話題の珍イギリス料理は実際に存在するのか検証
  • 世界的に「イギリス料理はまずい」と言われる理由
  • 個人的に感じた「イギリス料理はまずい」と言われる理由
  • 現在はイギリス料理が美味しくなっている理由
  • 本当は美味しいイギリス料理16選

この記事を読むメリット

  • イギリス料理がマズいといわれている理由がわかる
  • ネットで話題の珍料理の真実を知る事ができる
  • 美味しいイギリス料理とその作り方を知る事ができる

ネットで話題の珍イギリス料理は実際に食べられている?

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ウナギのゼリー寄せ(Jellied eels

出典:Eat Your World

実は以前ウナギのゼリー寄せをイギリスの大手スーパー Morrisonsで発見したことがあります。

日本のコンビニで売っているようなゼリーのようにカップに入って売られており見た目はこの写真通りの物でしたが、若いイギリス人に聞いても食べた事が無いという人がほとんどなレベルです。

しかしスーパーに売っているという事を考えれば、現代イギリスでもある程度流通しているものだと言えます。

スターゲイジーパイ(Stargazy Pie)

出典:PEERSY.com

ネットでイギリス料理と検索すると必ず出てくるこいつ…

このパイはイギリス南部のコーンウォールという地域で誕生した主に特別なお祭りの日に食べられる料理です。

そして魚が上を向いている理由は、調理中に魚の脂をパイの中にドリップさせるというまさかの機能性を考えての事なのです。

日本のネットではこれだけ有名なスターゲイジーパイですが、今までイギリスで一度も見たこともなければ聞いたこともないので流通度はかなり低い料理です。

しかし調査の結果、発祥の地コーンウォール地方のパブやレストランではこのパイが販売されていることが確認できました。

もしスターゲイジーパイをどうしても試したい方が居ましたらコーンウォールまで出向かないとなかなか出会えませんのでご注意を。

世界的に「イギリス料理はまずい」と言われている理由

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野菜の種類が少ない

そもそもイギリスという土地柄、歴史上、育てられる野菜が少なかったというのが一つあります。

現在ではイタリア、スペインなど南側のヨーロッパ諸国から輸入してバリエーションは増えていますが、伝統的なイギリス料理というものが形成された当時は野菜のバリエーションが少なかったのです。

伝統的なイギリス料理を見てみると、多くの料理で使われる野菜が共通している事に気づくかもしれません。

季節料理や旬の料理がない

野菜の種類が少ないと若干関連してきますが、日本には「この季節はこの野菜が美味しいから…」というように旬の野菜を使った料理が結構ありますよね。

また、春夏秋冬に適したお決まりの料理なんかもあります。

一方イギリスでは「旬の野菜」「季節料理」という概念があまりなく、年中同じレパートリーで食卓が回っている場合が多いです。

見た目が極端に良くない

イギリス料理の大きな欠点の1つは見た目がすこぶる悪い点です。

ほぼすべてが茶色系統一色で、色どりは存在していません。

YouGov polls the public on 50 traditional British dishes such as Yorkshire puddings, crumpets and cottage pie

出典:Metro

もちろん食べ物は見た目だけではないのですが、第一印象はやはり見た目からなので…

家庭における食環境

家庭での料理というのは国の食文化を見るのに良い指標になることがあります。

まずそもそもの始まりは40年代から50年代まで続いた配給制度、そして配給される食事がかなり酷いものだったそう。

50年代に配給制度が終わった時には一般の人は料理の仕方を忘れ、味覚もおかしくなってしまった。

シンプルで単調なものしか作れず、味付けはほとんど塩とこしょうに限定され、70年代までは手の込んだ家庭料理という概念はなかったと回想している人もいます。

70年代からはテレビの料理番組などメディアを通して徐々に変わり始め、一般の人も料理を学ぶように。

参照:Quora

メディアやインターネットを通した過剰な固定概念

古くは「イギリス人は料理ができない」というエスニックジョークに始まり、今でも「イギリス料理はまずい」という風潮がインターネットでも流れ続けています。

「イギリス料理=まずい」

このような過剰な固定概念が完全に形成されていると言っても良いでしょう。

日本でも「イギリス料理」とGoogleに検索をしてみると「うなぎゼリー」や「スターゲイジーパイ」などのパンチの強い料理がサジェストで表示されるほど。

実際には「うなぎゼリー」や「スターゲイジーパイ」を食べてる人はほとんどおらず、話題だけが先行しているのは否めません。

しかし実際にイギリスへ行った事が無い人がこのような記事を見て「イギリス料理はとんでもない料理なんだ」と信じてしまうのも無理はありません。

イギリスに住んで個人的に感じた「イギリス料理はまずい」と思われている理由

美味しい店とそうでない店の振れ幅が大きい

個人的になぜ日本の食事が美味しいのか、と考えた時に浮かんだ答えの一つが

「外食はどこに行っても大体美味しい」

日本食という存在だけでなく、外食のクオリティが高くどの店に行っても美味しい、つまりアベレージが非常に高いという点です。

一方イギリスはどうかというと、上下幅が非常に大きい印象があります。

例えば僕が最初にイギリスで食べたフィッシュアンドチップスはもはや油を食べているような感覚で残念を通り越したイメージがあったのですが、美味しいフィッシュアンドチップスの店を見つけてからはイギリス料理の中でもトップレベルに入ると思っているくらいです。

イギリス料理という括りだけでなくイギリス国内の中華料理なんかも一緒です。

値段に関わらず美味しい店は美味しいし、そうでないところはとことんそうでないのです。

ここは日本と大きく違う点だと感じます。

コンビニやスーパーの食べ物は結構ヤバい

コンビニで売っている食べ物のクオリティは恐らく日本が一番、これは間違いないと思います。

また食べ物の平均点の話になってしまいますが、コンビニのお弁当をとっても、カップラーメンを見ても大体美味しいですよね。

まずいものに出会う方が稀ですが、イギリスのコンビニは違います。

個人的な話になりますが、僕は食べ物を食べて「まずい」と口に出す事はほとんどありません、食べ物を残す事も無いです。

ただイギリスのコンビニでは思わず「まずい」と言ってしまいそうな商品が結構並んでいます。

冷たいトマトソースマカロニのようなサラダは特にインパクトが凄かった思い出があります…

カップラーメンも売っていますが基本味がない、味が無いというより深みが無くて一瞬で消え去るような感覚です。

新しいものは食べたくないというイギリス人の性格

最近の若者はかなり変わってきましたが、基本的に年齢層が上がれば上がる程イギリス人は食に関して非常に頑固です。

自分にとって未知の食べ物は全部食わず嫌いの人も多いです。

例えばイギリスでは中華のテイクアウトが人気でかなりの市民権を得ていますが、メニューには必ずフライドポテトが載っています。

なぜかと言うとどうしても自分の知ってる料理しか食べたくない人がいるから…実際にそのようなの人と出会った事もあります。

また、これはスーパーやコンビニの商品棚を見ても分かるのですが、日本では「新発売」とか「期間限定商品」って結構魅力的でみんな好きじゃないですか?

日本のコンビニに行けば毎週違う味のポテトチップスが発売されていますよね。

でもイギリスの場合は真逆で、自分の知らない味のポテトチップスは挑戦さえしたくないという人が多いのです。

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なので「期間限定」や「新発売」の商品を見る機会はほとんどないです。

そんな事もあってか外から入ってくる料理に対する拒否反応が強く、食文化が長い間進化してこなかったのではないかと考えられます。

しかし今の若者はエキゾチックな料理に挑戦する人も多いので変わってきています。

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現在はイギリス料理が美味しくなっている理由

有名イギリス人シェフによる啓蒙活動

多くのイギリス出身の有名シェフ、特にジェイミー・オリバー氏はイギリスの食文化を変えようと長年活動しています。

2000年代には学校の給食が健康に悪すぎる、という問題を提起し、冷凍揚げ物のジャンクフードばかりだった学食文化を実際に変えました。

「冷凍食品やデリバリーより自分で作った方が美味しい、健康的、安い、しかも簡単にできる」

といったテーマのテレビ番組も数多く持っており、ジェイミー・オリバー氏をはじめとするシェフに共感して実際に料理に興味を持つ人も増えてきているのは事実です。

今の流行りは進化系のモダンブリティッシュ

今の流行りはみんなに馴染みがあるイギリス料理をモダン風に改良するという事。

美味しい料理を出すパブを意味するガストロパブやレストランでは、現代にあったアプローチで伝統的なイギリス料理を進化させて提供しています。

味が単調すぎるというのは昔の話、少なくともレストランで食べれば美味しいイギリス料理を頂けます。

レビューの出現で美味しくない店は淘汰

イギリスに関わらず全世界で発達してきたのがインターネット上のレビューシステム。

日本で言えば食べログ、イギリスならトリップアドバイザーやGoogleレビューなどがよく使われています。

このシステムの出現によりレストランに行く前にレビューをチェックする人が非常に増えたため、美味しくないとされる店は淘汰される運命を巡っています。

外に出て行くイギリス人が増えた

最近では旅行などで海外を経験するイギリス人も増えました。

その海外経験をきっかけにレストランを開いたり、多文化の食べ物に触れる事で料理に興味を持つ人も多いでしょう。

また、若い世代や超多文化都市ロンドンに住む人達は未知の食べ物への拒否反応はほとんどなく、今ではロンドンにラーメン屋がたくさんできるくらいです。

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【実体験】まずいとは言わせない!本当は美味しいイギリス料理16選

フィッシュアンドチップス(Fish and Chips)

確かにフィッシュアンドチップスは店によって振れ幅が大きいです。

美味しいところのフィッシュアンドチップスは本当に美味しいし、あまりよくない店のフィッシュアンドチップスは油を食べているような感じです。

  • モルトビネガー
  • マッシーピーズ
  • タルタルソース

などと共に頂くのがイギリスの定番です!

また、日本の飲み屋で売られているような「フィッシュアンドチップス」とは異なり、魚を大きいまま揚げてあるのでがっついて食べる事ができます!

フィッシュアンドチップスのレシピはこちら

ローストチキン(Roast Chicken)

ローストチキン、ポーク、ビーフ、ラムなどはイギリスで人気の料理です。

特にこの時期クリスマスに作りたいという人もいるのでは?

大きめのオーブンは必要ですが、オーブンさえあれば簡単に!

鳥一羽調理するって意外と大変そうと思われていますが、実際下味付けて残りはオーブンに入れて待っているだけなので僕はある意味楽な料理の部類だと思っています。

切り分けは確かに面倒ですけどね…

ローストチキンのレシピはこちら

ポークパイ(Pork Pie)

パイ生地に味付けされた豚のひき肉が詰まって焼かれたもの…

嫌う要素なんて無いですよね!

パブなどにスナックとして置いてあることが多いです。

軽食で食べられる僕も個人的に非常に好きなイギリス料理です!

ポークパイのレシピはこちら

スコッチエッグ(Scotch Egg)

簡単に表すならハンバーグの中に卵が入っていて外に衣をつけて揚げる…

もはや嫌う要素が一つすら見当たらないイギリス料理です。

このコンビネーション嫌いな人なんていますか???

こちらも軽食系で中が半熟の物は本当に美味しいと思います!

スコッチエッグのレシピはこちら

エールパイ(Ale and Steak Pie)

「エール」はイギリスではお馴染みのエールビールの事を指します。

パイ生地の中にエールビールを使ったシチューが入っている料理です。

この他にもギネスビールを使ったギネスパイ、スタウトを使ったスタウトパイなんかもあります。

ちょっと苦みがあって美味しい!

とてもイギリスっぽい味がする料理です。

エールパイのレシピはこちら

イングリッシュブレックファースト(English Breakfast)

イギリスに行ったことがある人なら恐らく1回は食べたであろうイギリス伝統の朝食。

美味しいマズい以前に朝食にしてはボリューミー過ぎるのが難点でも味は美味しいと思います!

ブランチ感覚で食べるのが一番良いと個人的には思っています。

イングリッシュブレックファーストのレシピはこちら

ローストポーク(Roast Pork)

日本ではローストチキン、ローストビーフは認知されていますが、ローストポークはそれほどでしょうい。

しかしイギリスではポークもラムも人気のロースト料理で、僕はポークが一番好きだったりします。

特にイギリスで食べるローストポークについてくるポーククラックリングが最高で、もし今度イギリスに行かれる方がいたらぜひぜひ食べてもらいたい一品です!

ローストポークのレシピはこちら

ローストポテト(Roast Potatoes)

僕がイギリスに住み始めてから一番いい意味で衝撃的だったのがこのローストポテトです。

フライドポテトとは全く違う形のクリスピーナじゃがいも料理で、基本的には脇役ですが主役級の美味しさです。

僕は何度も何度もリピートして作ったので結構マスターしてます。

ローストポテトのレシピはこちら

ローストビーフ(Roast Beef)

日本でももう市民権を獲得したと言っても良いローストビーフは一応イギリス発祥とされています。

  • ローストチキン
  • ローストポーク
  • ローストラム

と共にサンデーローストディナーでよく出てくる料理です。

ただ日本の物との違いは、冷えた状態ではなく温かい状態で食べるという事です。

もちろん丼にもしません(笑)

ローストビーフのレシピはこちら

チップス(Chips)

ただのフライドポテトじゃない?そう思う人もいるのではないでしょうか。

フライドポテトは基本的に

  • アメリカ英語:French Fries
  • イギリス英語:Chips

なのですが、フライズとチップスには若干違いがあります。

イギリスのチップスはより分厚く大きいのが特徴で、フレンチフライはマクドナルドで見るような細いのが特徴。

そんなフライドポテトの起源は

  • フランス
  • ベルギー
  • イギリス

で常に争っています。

チップスのレシピはこちら

ヨークシャープディング(Yorkshire Pudding)

ヨークシャープディングはこれまで紹介したローストディナーの付け合わせて頂く事がほとんどです。

僕なんかはローストディナーにこのヨークシャープディングがいないと物足りないなぁ…と感じてしまうくらい結構重要な役割を担っていると思っています。

グレービーソースをたっぷりかけてヨークシャープディングを頂くのが最高!

ヨークシャープディングのレシピはこちら

コテージパイ(Cottage Pie)

豚ひき肉を使った餡の上にマッシュポテトを敷いてオーブンで焼くのがこのコテージパイです。

イギリスの病院で入院していた時は毎日のようにこれが出てきました。

ちなみにひき肉がラム肉になると名前が「シェパードパイ」に変化します。

これぞイギリスの家庭料理!と言ったところ。

コテージパイのレシピはこちら

【実体験】まずいとは言わせない!本当は美味しいイギリスのスイーツ

ショートブレッド(Shortbread)

イギリスのお土産お菓子でナンバーワンはショートブレッド(自分調べ)

甘いものが嫌いでない限りこれも嫌う要素がない、とてもバターなサクサクビスケットです。

癖になるけどカロリーは高め。

写真は抹茶と混ぜて抹茶ショートブレッドを作った時の写真です、美味しかったですよ!

ショートブレッドのレシピはこちら

ミリオネアショートブレッド(Millionaire Shortbread)

ショートブレッドの進化版?強化版?と言ってもいいようなのがミリオネアショートブレッド。

厚いショートブレッドの上にチョコレートが乗っていて非常にリッチです。

僕はちょっと甘すぎてあまり食べれませんが、甘党の人は絶対に気に入るようないかにもイギリスらしい甘いスイーツです。

ミリオネアショートブレッドのレシピはこちら

トライフル(Trifle)

超辛党の僕ですが、イギリス発祥のトライフルは大好きです。

ホイップクリーム、スポンジ、ゼリーが層になって積みあがっているデザートで、一度食べると止まりません。

イギリスのスーパーではかなり大きな容器に入って売られていることが多いのですが、そんな大きさでもペロッといけちゃいます。

トライフルのレシピはこちら

ホットクロスバン(Hot Cross Buns)

日本で売っているレーズンパンにちょっと似ているパンです。

「クロス」とあるように十字架模様が特徴的です。

イースターの時期によく食べられており、非常に日本人好みの味だと思います。

ホットクロスバンのレシピはこちら

以上が「まずくないイギリス料理」の紹介でした!

ぜひイギリスに行く機会がある方はレビューを調べた上でレストランでイギリス料理を食べてみてください、絶対に美味しいです!







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JIN

JIN

1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校から独学勉強の末イギリスにあるイーストアングリア大学を正規で卒業、元英会話講師。 英検1級も取得し、今はなんとなくイタリア語をゆるーく勉強中。 現在は翻訳、英語、イギリスといった分野を軸に様々な活動を展開しています!

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