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イギリス英語で階数はどう数える?日本と全く違う数え方の真相とは

イギリス英語 階数 数え方 1階 0階

偏差値40の公立高校からイギリスの大学を卒業した元英会話講師のJINです。

JIN

結論から言うと、イギリス式で数える場合は1階が0階になります

この記事の結論

日本で生まれ育った私たちは、階数を数える時に「1階」からはじめますが、世界的に見ると違う表現方法を使う国もあります。

たとえば、イギリスで1階は「0階」という認識です。

自分も最初イギリスに行ったときに戸惑った

イギリスでエレベーターに乗ると、日本でいう1階部分は「0」で表記されています。

ややこしいのは会話をする時で、イギリスで話す時は「2階=1階」という認識を常にもっておかないと、相互理解ができません。

この記事ではイギリスに5年住み、イギリス人の妻を持つ筆者が、なぜイギリスでは1階を0階というのか、そしてイギリス式を使う他の国などを紹介します。

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この記事を読むメリット

  • イギリス英語における階数の数え方がわかる
  • 雑学や豆知識で満載
  • イギリスに5年住んでイギリス人の妻を持つ筆者がまとめ
アオイちゃん

意味わかんない!1階って言った方がわかりやすいのに…

JIN

恐らくイギリス人は真逆のことを思っていると思うよ!なんで地面に接しているのに1階なんだってね…

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イギリスでは地上1階にFirst floorを使わない!

イギリス エレベーター

英語で建物の階数、1階、2階はどのように表すでしょうか。

日本語から英語に訳して「First floor」「Second floor」と思い浮かべる方が多いと思いますが、実はイギリス英語で、1階は「First floor」ではありません。

1階は「Ground floor」、2階は「First floor」

一方、アメリカ英語では日本語と同じように、1階は「First floor」、2階は「Second floor」になります。

地下の階に関していうと、イギリス英語もアメリカ英語も数え方は同じです。

地下1階は「First basement」、地下2階は「Second basement」

イギリス英語、アメリカ英語、日本語の階数の数え方を以下の表にまとめました。

イギリス英語アメリカ英語日本語
Ninth floorTenth floor10階
Eighth floorNinth floor9階
Seventh floorEighth floor8階
Sixth floorSeventh floor7階
Fifth floorSixth floor6階
Fourth floorFifth floor5階
Third floorFourth floor4階
Second floorThird floor3階
First floorSecond floor2階
Ground floorFirst floor1階
First basementFirst basement地下1階
Second basementSecond basement地下2階

イギリス英語とアメリカ英語、日本語では地上の階数の数え方がひとつずつずれていくのでまぎらわしいです。

階数の数え方のちがいを知らずにイギリス旅行や出張に行って、現地のホテルなどで間違った階数のボタンを押してしまった、ということもよくある話

「〜階建ての建物」という場合はイギリス英語、アメリカ英語どちらも「Storey(アメリカ英語のスペルはStory)」という単語で表します。

例えば5階建ての建物は「Five storeys(stories)」または「Five-storey(story) building」です。

アオイちゃん

じゃあ会話をするときはそこを認識しておかないとダメだね

JIN

そうそう、一度自分の常識を作り直さなきゃいけないから、ボクも最初は戸惑ったなあ…

イギリスではなぜGround floorを使うのか

イギリス英語では床に面した1階は原点つまり「0階」と認識されるため、「Ground floor」が使われます。

「Ground floor」が0で、次の階である2階から「First floor」「Second floor」と数えていく考え方です。

アメリカ英語では、1階は原点とはみなさずに、そのまま1階、2階を「First floor」「Second floor」と数える方法をとっている

イギリス英語とアメリカ英語における数え方の違いは1階を原点、「0」とみなすかどうかです。

アオイちゃん

なんか理由を聞くと納得できる気もする…

JIN

そうなんだよね、実は理にかなっているとすら思っちゃうよね!

イギリスと同じようにGround floorを使う国

「Ground floor」を使う国はイギリスだけではありません。

ヨーロッパ諸国や香港、マカオ、インド、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンなどではイギリスと同じように1階は「Ground floor」またはその意味をさす現地の言葉が使われます。

一方で中国や韓国、ロシア、ノルウェー、チリ、ペルーなどではアメリカ英語、日本語のように、1階は「First floor」または同じ意味の現地の言葉によって表されるのが一般的

世界的に見ると、階数の数え方は主にイギリス式とアメリカ式の2つにわかれています。

アオイちゃん

おもしろい!イギリスだけかと思った!

JIN

おもしろいトリビアだよね!

カナダやオーストラリアで1階や2階はどう表現する?

カナダは基本的にアメリカや日本と同じように、1階、2階は「First floor」「Second floor」と表現します。

東部のケベック州においては、以前はフランスの影響から「Ground floor」が使用されていたものの、現在ではほとんどがアメリカ式

オーストラリアではイギリス式で階数が数えられるので、1階、2階は「Ground floor」「First floor」となります。

アオイちゃん

なるほど…その国がどこから影響を受けているかにも関係があるんだね!

JIN

そう、たとえばオーストラリアはイギリスの影響を大きく受けているから、車もイギリスと同じ左側通行だよね!

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この記事を読んでくれている方の中には「イギリス英語をしっかり勉強したい」

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