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イギリス(UK)を構成する主な4つの国の特徴を元在住者が解説

こんにちは偏差値40台の高校を卒業後イギリスの大学に進学し卒業したJIN(@ScratchhEnglish)です。

日本では一括りで「イギリス」「英国」と呼ばれているユナイテッドキングダム(UK)ですが、イギリス人は自分たちの事を

  • I'm from U.K.
  • I'm from Britain.

といったように「私はイギリス出身です」と自己紹介する事はまずありません。

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イギリスを主に構成しているのは

  • イングランド
  • スコットランド
  • ウェールズ
  • 北アイルランド

それぞれの国民は自分たちの国や文化に非常に誇りを持っています。

今回の記事ではイギリス(イングランド)に5年近く住んだ僕がイギリスを構成する4つの国の特徴を紹介してきます!

※今回の記事では分かりやすいようにグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(UK)の事はイギリスで統一して進めていきます

こんな方におすすめ

  • イギリスに興味がある
  • イギリスの文化に興味がある
  • イギリス留学やイギリス旅行を考えている

イギリスを構成する主な国 ①イングランド

基本情報

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イギリスの首都でもあるロンドンがある

皆さん知ってのとおりイギリスの首都はロンドンですが、そんなロンドンはイングランドの中にあり、イングランドの首都でもあります。

という事もあり、イングランドがイギリスの中で一番権力を持っていると言っても過言ではありません。

グレートブリテン島の3分の2を占めている

地図を見ても分かるように、イングランドはグレートブリテン島の3分の2を占めています。

  • ロンドン
  • バーミンガム
  • マンチェスターなど

イギリスの中でも大都市と言われる都市はイングランドの中にあります。

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イギリスの中で一番人口が多い

イギリス国内の大都市が集まり、面積も一番広いとなればもちろん人口も一番多いです。

ちなみにイギリスを構成する主な4つの国の人口(2019年)は

  • イングランド:約5567万人
  • スコットランド:約547万人
  • ウェールズ:約320万人
  • 北アイルランド:約190万人

参照:Population UK

このようになっています。

イギリスに含まれる他の地域もありますが、大体イングランドの人口はイギリス全体の人口の8割以上を占めていると言われています。

イングランド全土で大きな違いがある

イギリスの中のイングランドと言ってもイングランドの中にも大きな違いがあります。

東西南北、歴史的にも性格的にも結構異なります。

例えば歴史的に言えば比較的裕福な人は南部に多く、いわゆる労働者階級と言われていた人たちは北部に多く住んでいました。

イングランドの有名サッカーチームが北部に多いのはそんな理由もあると言われています(サッカーは労働者階級を中心に始まったスポーツである為)

街の雰囲気なども若干異なり、北部都市はより活気が溢れていて陽気でフレンドリーな人が多いのも特徴的です。

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東西南北で英語も多種多様

イングランド国内では、英語も東西南北それぞれ大きな違いがあり、アクセントだけでなく地域に基づいたスラングなんかもあったりします。

イギリス王室が話す「容認発音」が標準語とも言われていますが、実際にこのような英語を話す人はかなり少なく、ロンドンの中でも下町英語があったり、東西南北地方に向かっていくと英語もどんどん変わっていきます。

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イギリスを構成する主な国 ②スコットランド

基本情報

スコティッシュ英語がもはや別言語

イングランド北部の英語も確かに難しいですが、個人的にはスコットランド英語はその上を行きます。

初めて訛りの強いスコットランド英語を聞いた人はもしかしたら「これって英語なの!?」と思う人もいるかもしれないレベルです。

スコットランドを舞台にした人気映画「トレインスポッティング」ではスコットランド英語をアメリカ人があまり理解できなかったため、同じ英語なのにも関わらずアメリカの映画館では英語字幕が付けられたと言われています。

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ちなみに訛りの強いスコットランド英語はこんな感じです。

陽気な人が多い

イングランドよりもさらに天気が悪いともいわれるスコットランドですが、スコットランド人はフレンドリーで陽気な人が多い印象です。

またよくお酒を飲む人が多いイメージもあります。

スコッチウイスキーも世界的に有名ですよね!

ちょっと怖い人もいる

イギリスの中で「ギャング」「マフィア」と言えばスコットランドのグラスゴーを一番に思い浮かべる人もいるかもしれません。

Glasgowlive(2017)では、グラスゴーはヨーロッパの中でも9番目に危ない都市だと報じています。

BBC(2013)も2012年の統計ではグラスゴーがイギリスの中でも一番危ない街になったと言及しています。

しかし地元ユーザーのコメントなどを見ていると、特定の危ない場所に行かなければ特に問題はないという意見も多いです。

イギリスで最も高い山がある

イングランドに住んでいた僕が結構驚いたのが、高い山が全然ないという事です。

日本では遠くを見渡せば大体高い山を見る事ができますよね、しかしイングランドの多くのエリアでは全く違う光景が広がっています。

しかしスコットランドはその点若干異なります。

イギリスで一番高い山とされるベン・ネビス山はスコットランドのハイランド地方にあり、標高は1,344 mです。

スコットランド、特にハイランド地方は自然が素晴らしいので機会があったら訪れてみたい場所です。

スコットランド語

皆さん知ってのとおり現在スコットランドの公用語は英語ですが、かつてはスコットランド語というものが使われていました。

現在でも約150万人ほどの人が第二言語としてスコットランド語を使えるようです。

中英語から派生している言語の為、英語と非常に似ている側面があります。

珍味が結構ある

スコットランドには結構変わった料理があったりします、例えば

  • ハギス(羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたもの)
  • ポリッジ(水または牛乳でオートミールなどを煮たおかゆ)
  • ディープフライドマーズバー(チョコレートバーのマーズバーに衣をつけて揚げたもの)

イングランドではあまり見られないような料理がスコットランドでは見る事ができるかもしれません。

イギリスを構成する主な国 ③ウェールズ

基本情報

国旗がカッコイイ

ウェールズの国旗に描かれているのはウェールズの国獣でもある赤い竜(ウェルシュドラゴン)

国獣とは言えもちろん実在する動物ではなく、伝承的な生物です。

白、緑、赤のコンビネーションと竜、凄くカッコいいと思うのは僕だけではないはず。

山岳地帯があり自然あふれる

ウェールズと言えば自然あふれるというイメージを持っている人も多いです。

山が極端に少ないイングランド人が山登りやスキーにウェールズに出かける事もしばしばあります。

毎年冬は北ウェールズのコテージで過ごすんだ!という人もいます。

ブリテン島先住民の血を色濃く受け継ぐ

ブリテン島に元々住んでいた先住民の血を一番色濃く受け継いでいるのは実はウェールズ人なんです。

遺伝的に言えば一番イギリス人なのがこのウェールズ人だという事です。

というのも5世紀ごろにアングロサクソン系がブリテン島を侵略し、先住民は西側に追いやられ、結果的にアングロサクソン系が奪った土地がイングランドとなり、西に追いやられた先住民が住む場所がウェールズになったのです。

ウェールズという国名自体もアングロサクソンの言葉で「Wēalas(外国人)」を意味していると言われています。

北部に行けば行くほどウェールズ色が強くなる

ウェールズは南部と北部で若干違う顔を持っています。

実際ウェールズ語という言語はまだ存在しており、ウェールズにある看板の多くは英語とウェールズ語のバイリンガル表記になっています。

スコッツ語ほど衰退していないものの、昔と比べて使える人は減ってきているのは事実です。

北部に行けば行くほどウェールズ語を上手く使える人が多いです。

また、首都であるカーディフは南部にあり、イングランドの都市ブリストルとは目と鼻の先で雰囲気もそこまで大きな違いがありません。

城密度は世界一

ヨーロッパの城マニアにぜひ訪れて欲しいのがウェールズでもあります。

かつてエドワード1世が要塞城を作ったり、征服される以前からウェールズにあった城も合わせて小さい面積の中に多くの城があります。

その城密度はなんと世界一なんです!

イギリスを構成する主な国 ④北アイルランド

基本情報

  • 首都:ベルファスト
  • 人口(2019年):約190万人(参照:Population UK
  • 面積:14,130 km2 (参照:Office for National Statistics
  • 言語:英語(アイルランド語、アルスタースコットランド語)

アイルランド人というアイデンティティ

北アイルランドで生まれ育った人に「イギリス人」というアイデンティティは一切ありません。

彼らはアイルランド人であり、そもそも土地柄もブリテン島にあるわけでも無く、アイルランド島にあります。

この地理的条件から考えるとウェールズ人、スコットランド人は地理的には「I'm British」と言える立場だけれども自分たちのアイデンティティを大切にするために「I'm Welsh」「I'm Scottish」をあえてチョイスしているのに対し、北アイルランド人はそもそも「I'm British」という事自体あり得ないという事です。

あくまで英領のアイルランド地域という感覚です。

また、北アイルランド市民はイギリスパスポートとアイルランドパスポートの両方を持つ事が認められています。

イギリス内でも非常に複雑な立ち位置なのがこの北アイルランドと言えるでしょう。

1920年に現在のアイルランドと分裂

北アイルランドと現在でいうアイルランド(アイルランド自由国)はかつては1つの国だったものの1920年のアイルランド統治法により南北で分割されました。

さらにアイルランド国内で内戦が行われた結果自由国からの離脱を表明して連合王国に留まる事になります。

アイルランドの中でも南部と北部ではある程度の亀裂があるという事です。

60年代から90年代には紛争

北アイルランドは90年代とかなり最近まで紛争が行われていた地域でもあります。

僕も首都のベルファストに言ったことがありますが、銃弾の痕が残っている場所も多々ありました。

過激派によるテロ行為もかなり起こっていた地域です。

異様な雰囲気も若干漂う首都ベルファスト

イングランドの首都ロンドン、ウェールズの首都カーディフ、スコットランドの首都エディンバラ、もっと言うならアイルランド自由国の首都ダブリンにはなんとなく都会的な雰囲気が漂っていますが、北アイルランドの首都ベルファストはちょっと違う雰囲気が流れている気がします。

表現が難しいのですが、少し冷たい空気が流れているというか…

2日間しか滞在しませんでしたが、雰囲気が少し違うという事もありかなり面白い場所でした。

また、ベルファストの中心地にあった見た事無い日本風お弁当屋さんがとっても安くてすごくクオリティが高かったのが非常に印象的です。

Great Britainの一部ではない

皆さんも中学校の地理でイギリスの正式名称が「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」という非常に長い名前であるという事を習ったと思います。

なぜここまで長くなってしまうのかというと連合王国の一員である北アイルランドはブリテン島にはなく、アイルランド島にあるというのが理由です。







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JIN

JIN

1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校から独学勉強の末イギリスにあるイーストアングリア大学を正規で卒業、元英会話講師。 英検1級も取得し、今はなんとなくイタリア語をゆるーく勉強中。 現在は翻訳、英語、イギリスといった分野を軸に様々な活動を展開しています!

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