大学にすら行く予定が無かったのに、蓋を開けてみればイギリスの大学を卒業してしまっていたJINです。
結論からいうと私の場合、思ったより難しくありませんでした
- 私の場合は巷で言われているほど難しいとは思わなかった
- というのも大学3年間でテストは1度しか受けていません
- すべては選ぶ大学のレベルと学部によります
みなさんは海外の大学、と漠然にイメージを膨らませたときどんなことを思い浮かべますか?
- 「卒業するのが難しそう」
- 「日本の大学生よりも勉学に励んでいそう」
- 「広大なキャンパスで生活していそう」
いろいろなイメージがあるはずです。
「日本の大学は入るのが難しくて出るのが簡単だ、海外の大学は入るのが簡単、卒業するのは難しい」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし本当に海外の大学は入るのが簡単で出るのが難しいのでしょうか?
※この記事はイギリスの中堅大学での経験を基にした話になります
※※名門校やアメリカ、理系学部などは忙しさや難易度が大幅に異なる可能性があります
- 海外大学のリアルを知ることができる
- イギリスでは大学生がどのような生活を送っているのか知ることができる
- 今後の決断に役立つ可能性がある
日本の大学は入るのが難しくて卒業は簡単、海外は逆って聞いたことあるよー
何を持って簡単、難しいと取るかによるけど別にそんなこともないんだよ!
実際に卒業した私が教える海外の大学を入学・卒業する本当の難易度
ここでは実際にイギリスの大学を卒業した私が、海外大学卒業のリアルな難易度を紹介します。
「日本の大学生は遊びすぎ」「海外の学生は頑張っている」は本当か?
「日本の大学生は遊びやバイトばかりで勉強しない、海外の大学の大学生はもっと頑張っている!」
合っている部分もあれば間違っている部分もあります。
合っている部分としては日本の大学生の方がバイトをしているということ、イギリスの大学でバイトをしている人は半分にも満たないです、むしろバイトしている方が珍しいくらい
私は在学中の生活費はすべて現地でのバイトに頼っていたので周りからは「働き過ぎで頭がおかしい奴だ」と思われたこともあったくらいです。
イギリスではイギリス在住で中等教育を受けた子どもたちには、親の世帯収入などにもよってかなりの額の教育ローンを国から借りることができます。
学費はもちろん生活費すらも(世帯収入によって借りられる額は異なる)借りることができます。
私の妻なんかはかなり多く借りられる方だったので、国からのローン満額+大学からも返さなくていい補助金をもらっていました。
低所得家庭の人が借りられるローン額だとバイトをしなくても生活できるくらいの額
しかし、高所得家庭や中所得家庭の子どもたちが借りられる額では生活を賄うのはかなり厳しいので、親から仕送りを貰っている人も多いです。
この教育ローンは国が貸しているのですが、卒業した後も一定の給料がもらえるまでは返さなくてもいいということになっています。
自分でバイトを見つけて、ある程度のお金を働いて貰っている日本の学生の方が経済的な自立はしているといういい方もできます
日本ではバイトするのが結構当たり前だもんね
学力格差の大きい日本と小さいイギリス
海外の学生の方が頑張っているということに関して言えば、たしかに合っている面もあります。
というのも日本にある大学の数とイギリスの大学の数には相当の差があります。
日本 約800校、イギリス 約130校(ウェールズ、スコットランド、北アイルランド含む)
単純にイギリスの人口が日本の約半分ということを考えても日本とイギリスでは大学数にかなり差があります。
そして注目すべきは日本の大学の大部分を私立が占めているのに対し、イギリスではほとんどの大学が国立といった点です。
イギリスでも一昔前よりは大学に行く人が増えたと言われていますが、そんな今でも日本のように大学を選ばなければ高卒資格さえあれば誰でも大学に行けるということではないです。
一定の学力が無ければ行けないイギリスの大学なので、その分生徒たちはまじめに頑張る生徒が多いというだけです
日本よりも大学の間口が狭いってことね!
必死に毎日勉強しないといけないほどイギリスの大学は厳しいのか?
「海外の大学は日毎日たくさん勉強しないとついていけない」という話をよく聞きますが、それは間違いです。
卒業するだけならば、ある程度英語が出来て提出期限などを守れる人ならば卒業は比較的簡単です(学部にもよります)
イギリスの大学に関しては意外と簡単だと感じました。
ただいい成績で卒業するためには勉強に結構な力を注がないといけません
イギリスでは100点満点のそれぞれの科目でどれだけとれたかで成績が決まります。
First Class – 70点以上
Second Class First Division 2:1 – 60点以上69点未満
Third Class – 40点以上49点未満
Fail (落第) – 40点以下
大体の学生は上から2番目のツーワン以上の成績を狙っています(私はぎりぎりツーワンで卒業出来ました)
落第のひとつ上のサードクラスでも卒業できます、サードクラスを取るのは正直簡単です。
しかしイギリスでは留年という概念がなく、落第してしまった場合は追試を受けて追試にも落ちると特別な理由が無い限りは即退学
そこに関してはシビアであるということはお伝えしておきます。
イギリス大学卒業者がリアルに語る海外大学卒業までのプロセス
ここではイギリスの大学を卒業するまでのリアルなプロセスを紹介していきます。
テストが無い!?ほぼテストなしで卒業出来てしまうイギリスの大学
信じられないかもしれませんが、イギリスの大学ではほぼテストなしで卒業出来てしまう可能性もあります(学部によります)
たとえば、私は1年生の時にテストがひとつ、それ以降卒業まで一切テストを受けることなく卒業しました。
代わりに何で評価されるのかというと論文です、私の学部の場合は論文+技術作品のみで評価されました
物書きが得意な人やアイデアマンは比較的簡単に卒業出来てしまいます。
私はテストよりエッセイを書く方が得意でしたので、かなり得をしたと言えます
でもテストじゃない論文形式の方が私は難しいって思っちゃうかも
時間は結構ある
専門的な学部でない限り時間は余るほどあります。
実際空き時間はかなりありました。
次の授業までに読んでくるようにと渡されるリーディングの宿題もありますが、それを加味しても毎日がやらなきゃいけない勉強漬けでたいへん!ということはありませんでした
自習にかなり重きが置かれています。
また、イギリスの学期は基本的にこういうような形になっています
長期休暇が極端に長く、半年近くは休暇の計算です。
休暇中に実家に帰ってバイトをしてみたり、お金持ちの学生は旅行三昧してみたりと休暇の過ごし方は多種多様です。
日本と同じく最終学年時(イギリスでは3年生)にはあまり大学へ出向く必要がなくなり、残すは卒業論文だけという状況になります
えーほとんど休みじゃん!最高!
バイトをしながらでも可能
先ほどイギリス人学生はあまりバイトをしないということを書きました。
私はイギリスの大学在学中も他の学生と比べると異常なくらいバイトに時間を注ぎましたが、学業に影響があったとは思いませんし、バイトを辞めなければ勉強についていけない!ということもありませんでした。
私の経験では、多くの方が思っているほど卒業が難しい場所でも無く、ストイックな場所でもなかったです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
現在大学1年の学生です。イギリスに留学したいのですが、できれば編入したいと思っています。しかし、イギリスの大学は学力が凄く高いイメージなので、どの大学も行ける気がしません。難易度(卒業のしやすさ)、日本人の多さ、物価、街の雰囲気など留学する上で大切なことなど、もし良ければ教えて頂きたいです。(><)
始めまして!こんにちはライフタイムラーナー管理人のJINです。
多分このブログ史上初めての質問コメントだったのでとっても嬉しいです!
確かにイギリスの大学と聞くと敷居が高いイメージがありますが実態はそこまで学力が高いという訳ではありません。
しかし日本と違い自主性や創造力が求められることが多いので例えば受験勉強やペーパーテストが得意な人よりも何事にも自分の意見を持っている人が成功します。
なので英語がある程度できてアイデア豊富な人にとって卒業は簡単です(学部にもよりますが)
日本人の多さはやはり田舎になればなるほど少ないです、物価においても田舎に行けば行くほど安いのでやはりおすすめは田舎の大学都市です。
物価自体は高いと言われていますが自炊する分には日本より安いと僕は感じます。
質問に答えるのは大好きなのでぜひ他にももっと詳しく知りたいことがあったら聞いてください!
また今回の野杏さんの質問を基に記事も作りますね :)