偏差値40の高校時代英語に目覚め、紆余曲折あってイギリスの大学で映画、メディア学を学び卒業したライフタイムラーナー管理人のJINです。
映画の名言を英語でマネしてみよう!
イギリスの大学を卒業した筆者が名作映画カッコいい英語の名言を徹底解説!
誰もがよく知っているような映画で放たれた名言を30個まとめて英語解説付きでお伝えします。
映画と一緒に英語を学んでみたい方に、とくに読んでほしい内容です。
名作には名言が必ずあるものです。
しかし吹き替え版や字幕付きで洋画を見ている場合、その名セリフが実際に英語では何と言っているのかわからないですよね。
今回の記事では一応イギリスの大学で映画学も学び、卒業した私が
- ジャンル別名作の名セリフ30選
- 各セリフの英語解説
この2点を解説していきます!
- 名作映画の名言を英語で理解できる
- 明日から英会話で使えるかも!
- 各紹介作品の配信状況を一目で確認できる
映画をみながらマネしてみたい!
いいアイデアだね!最高の見本が目の前にいるわけだから英語学習という観点でもメリットあるよ!
ドラマ映画の名作からの英語の名言
まずはドラマジャンルの名作から名言を見ていきましょう。
ゴッドファーザー(1972年)The Godfather
I’m gonna make him an offer he can’t refuse.(嫌とは絶対に言わせない)
直訳だと「彼が断われない提案をする」で、脅迫的なニュアンスのこもったセリフとなっています。
- Gonna:Going to
- Make an offer:申し出をする
- Can’t refuse:断れない
ゴッドファーザー2(1974年)The Godfather 2
Keep your friends close, but your enemies closer.(友は近くに置いておくべきだが敵はもっと近くに置いておくべきだ)
- Keep~close:~を近くに置いておく
- Enemy:敵
- Closer:より近く
ア・フュー・グッドメン(1992年)A Few Good Men
You can’t handle the truth!(お前に真実など理解できん!)
直訳すると「この真実はお前の手には負えない!」となります。
- Can’t:できない
- Handle:扱う
- Truth:真実
ファイトクラブ(1999年)Fight Club
It’s only after we’ve lost everything that we’re free to do anything.(すべてを失ってはじめて本当の自由を手にすることができるんだ)
Only after~(~してはじめて)という表現が非常に重要です。
ファイトクラブの時のブラットピットはホントカッコよかったですよね!
- Only after:~してはじめて
- Lose:失う
- Anything:何でも
ソーシャルネットワーク(2010年)Social Network
You don’t get to 500 million friends without making a few enemies.(いくらか敵を作らなければ5億人のユーザーを得ることはできない)
セリフというより、この映画のキャッチコピーでした。
FriendsとありますがFacebookに関する映画なので、5億人の友達というよりは5億人のユーザーといったところです。
- Without:~なしで
- A few:いくらかの
- Enemy:敵
それでも夜は明ける(2013年)12 Years a Slave
Well, I don’t want to survive. I want to live.(生き残りたいわけではない、人生を生きたいんだ)
Survive(漠然とした生きる)とLive(人生を生きる、過ごす)を対比にしたセリフです。
テーマがテーマだけに非常に刺さります、映画自体も刺さりましたね…
- Want to~:~したい
- Survive:生き残る
- Live:生きる
タクシードライバー(1976年)Taxi Driver
You talking to me?(俺に何か用か?)
カジュアルな会話なのでYouの前のAreが省略されています。
直訳すると「私に話しかけているのですか?」
- Talk:話す
- Talk to~:~に話しかける
ロッキー4/炎の友情(1985年)Rocky IV
If I can change and you can change, everybody can change.(俺が変われるなら君も変われる、誰だって変わることができる)
- If:~なら
- Change:変わる
- Everybody:誰でも
ラブコメ/ロマンス映画の名作からの英語の名言
次はラブコメやロマンス映画の名作からの名言を紹介します。
恋愛小説家(1997年)As Good as It Gets
名俳優ジャック・ニコルソン演じるメルヴィンが放つ、とても英語らしい言い回しのセリフです。
直訳すると「君は私をもっといい男になりたいと思わせる」です。
- Make me~:私に~させる
- Want to be~:~になりたい
- Better man:もっといい男
ブリジットジョーンズの日記(2001年)Bridget Jones’s Diary
I like you very much. Just as you are.(私はありのままの君がとても好きだ)
Very muchを使う所など、コリン・ファース演じるポッシュなキャラクターに合っていると思います。
ちなみにイギリスを舞台にした映画ですが、主演の女優さんはアメリカ人でイギリス英語のアクセントを特訓して取得したそうです。
- Like:好き
- Very much:とても
- As you are:ありのままのあなた
恋人たちの予感(1989年)When Harry Met Sally…
I’ll have what she’s having.(彼女が食べてるものを私も貰うわ)
「I’ll have(私は貰います)」「what she’s having(彼女が食べている物)」に分解するとわかりやすいです!
おもしろいシーンですが音量注意!
- Will:~します
- Have:貰う、食べる
- What:~すること(関係代名詞)
タイタニック(1997年)Titanic
I’m the king of the world!(世界は俺のものだ!)
直訳すると「俺は世界の王だ!」ですが、大海原に向かって叫ぶシーンなので意訳の方が適切です。
いつまで経っても色褪せない名作ですね。
- Kind:王
- World:世界
ファンタジー映画の名作からの英語の名言
次はファンタジー映画の名作からの名言を紹介します。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年)Harry Potter and the Order of the Phoenix
Indifference and neglect often do much more damage than outright dislike.
「無関心が一番傷つく」よく言われるところですよね。
- Indifference:無関心
- Neglect:無視
- Damage:ダメージ
- Outright:完全な
- Dislike:毛嫌い
ハリーポッターと死の秘宝パート1(2010年)Harry Potter and the Deathly Hallows Part 1
You have nothing to fear, if you have nothing to hide.(やましいことが無ければ何も恐れることはない)
文法的にも問題で出てきそうなきれいなセリフです。
- Nothing:何もない
- Fear:恐れる
- If:~ならば
- Hide:隠す
ロード・オブ・ザ・リング(2001年)The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
You shall not pass!(通ることはできん!)
シンプルに意味は「You cannot pass!」と同じですが、Shallの方がよりフォーマルかつ会話では若干古風なイメージもあります。
- Shall:~しなければならない
- Pass:通り抜ける
アクション映画の名作からの英語の名言
次はアクションジャンルの名作からの名言を紹介します。
スパイダーマン(2002年)Spiderman
With great power comes great responsibility.(大いなる力には大いなる責任が伴う)
学校ではGreatを「素晴らしい」といったように教えられがちなので見逃されがちですが、Greatには「偉大な」「巨大な」という意味もあります。
たしかにすべてひっくるめれば「素晴らしい」でもあるんですけどね!
文法的な話をすると、「Great responsibility comes with great power.」の方がシンプルでわかりやすいのですが、ここではあえて倒置法になっています。
- Great:偉大な、巨大な
- Power:力
- Responsibility:責任
トップガン(1986年)Top Gun
I feel the need for speed.(スピードが必要だ)
直訳すると「スピードの必要性を感じる」といった感じです!
- Feel:感じる
- Need for~:~の必要(性)
- Speed:スピード、速度
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年)Mad Max: Fury Road
Oh, what a day! What a lovely day!(ああなんて日だ!なんて素晴らしい日なんだ!)
What a+名詞で「なんて~だ!」という意味になり、重要な表現なのでぜひ覚えておきましょう。
つまり小峠さんの「なんて日だ!」は英語で「What a day!」となります。
- What a+名詞:なんて~だ!
- Day:日
- Lovely:素晴らしい
ダークナイト(2008年)The Dark Knight
Why so serious?(そのしかめツラは何だ?)
映画字幕ではこのように翻訳されたようです。
直訳すると「どうしてそんなにシリアス(マジメ)なんだ?」ですが文脈上このような翻訳になっています。
- Why:なぜ
- So:そんなにも
- Serious:真面目な、シリアスな
キャプテンアメリカ(2016年)Captain America
I could do this all day.(1日中やってられるぜ)
さまざまなシーンで度々使われるセリフなので文脈によって訳も変わると思いますが、直訳は「私はこれを1日中できる」です。
たとえば ボコボコに殴られているシーンで「I could do this all day.」というセリフが使われていますが、この場合は「1日中殴られても諦めない、負けない」というニュアンスを含んでいます。
たとえば ジェットコースターに乗り終わった後に「I could do this all day.」と言えば、「楽しすぎて一日中乗ってられるよ!」というニュアンスを表すことができたり、日常のいろいろな場面で使えるので便利です!
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年)Pirates of the Caribbean: Dead Man’s Chest
Why fight when you can negotiate?(交渉という選択肢があるのになぜ戦う必要がある?)
- Just~:とにかく~
- Why:なぜ
- Fight:戦う
- When:~の時
- Negotiate:交渉する
ターミネーター1,2(1984、1991年)Terminator 1,2
I’ll be back.(また戻ってくる)
当初の台本では「I’ll come back」だったようです。
英会話ではI’ll be backの後に
- Soon
- In a bit
- In an hour
などを付け加えることが多いです。
ファミリー映画の名作からの英語の名言
次はファミリー英語の名作からの名言を紹介します。
ファインディングニモ(2003年)Finding Nimo
Just keep swimming.(とにかく泳ぎ続けるんだ)
Keep swimmingだけでも「泳ぎ続けろ」となりますが、文頭にJustをつけることによって「とにかく」というニュアンスが追加されます。
- Just~:とにかく~
- Keep+~ing:~し続ける
アナと雪の女王(2013年)Frozen
Love is putting someone else’s needs before yours.(愛とは自分より相手のことを先に考えること)
英語的にも非常に整った文法構成のセリフです。
直訳すると「愛は他の誰かが必要としていることをあなたの必要な事の前に置く事」、つまり相手が必要としていることを自分のものより先に考えるという意味合いになります。
- Love:愛
- Someone else:他のだれか
- Need:必要なこと
- Before:~の前に
- Yours:あなたのもの
ライオンキング(1994年)Lion King
Oh yes, the past can hurt. But the way I see it, you can either run from it or learn from it.(そう、過去にはツライこともある、でも過去からは逃げるか、そこから学ぶかしかできない)
たしかにそうですよね、とてもいい言葉です。
- Past:過去
- Hurt:傷つける
- Either:~のどちらか
- Run from:~から逃げる
- Learn:学ぶ
ミュージカル映画の名作からの英語の名言
最後はミュージカル映画の名作からの名言を紹介します。
メリー・ポピンズ(1964年)Mary Poppins
In every job that must be done, there is an element of fun.(やらなきゃいけないどんな仕事の中にも必ずひとつは楽しめる要素があるはず)
たしかに仕事や作業がつまらないものにするかどうかって実際自分次第なんですよね!
- Every job:すべての仕事
- Element:要素
- Fun:楽しい
グレイテスト・ショーマン(2017年)The Greatest Showman
You Don’t Need Everyone To Love You, Just A Few Good People.(みんなに好かれる必要はないじゃない、大切な人が数人いれば…)
- Don’t need to~:~する必要はない
- A few:数人の
ハイスクールミュージカル3(2008年)High School Musical 3: Senior Year
Better to consider opportunities now than in ten years, when life may limit your choices.(限界を知ってしまうかもしれない10年後に決断するよりも今決断した方がいい)
当時はヒロイン役のヴァネッサ・ハジェンズさんの大ファンでした。
かなり意訳しましたが、分解して直訳してみると
- Better to consider opportunities now:今チャンスを考えた方がいい
- Than in ten years:10年後よりも
- When life may limit your choices:生活があなたの選択肢を制限してしまうかもしれない時
- Consider:考える
- Opportunity:機会
- Limit:制限する
- Choice:選択肢
最近たまたまYouTubeで最新のヴァネッサ・ハジェンズさんの動画に行き会ったのですが、世界一美しいなと思ってしまったので一応載せておきます。
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