偏差値40の公立高校からイギリスの大学を卒業した元英会話講師のJINです。
結論から言うと、オンライン英会話でイヤホンを使いたくない人にとって最適な商品です
- BenQ treVolo Uは「語学学習専用」のBluetoothスピーカー
- 実際に使ってみると音が本当に違う!
- イヤホンやヘッドセットが苦手な人にはとくにオススメ
「イヤホンをつけると耳が…」
「できればスピーカーでオンラインレッスンを受けたい…」
「だけど音がしっかり聞き取れるのか心配…」
そんな悩みを抱えていませんか?その気持ちスゴクわかります!
というのも、私の場合はなぜか耳だけかなり小さい、かつ敏感なのでイヤホンなら10分つけるともうダメ…ヘッドホンは大丈夫でも時間が経つと痛くなってくる…
オンライン英会話講師をしていた頃はかなりツラかった
そういう背景もあり、私はオンライン会議もオンラインレッスンもできる限りスピーカーを使いたい派です。
そこで目に留まったのが、語学学習に特化したBluetoothスピーカー「BenQ treVolo U」!
本記事では、実際にBenQ treVolo Uをオンライン英会話で利用してみたレビューをご紹介します。
- 実際にオンライン英会話で使用
- メリット・デメリットをしっかり解説
- 元オンライン英会話講師の視点で執筆
本当に音質は違うの?
実際に使ってみてもやっぱり違うね、音量も最適化されているし、何よりも出てくる声がクリアなんだ!
BenQ treVolo Uの外観と付属品
BenQ treVolo Uは、オンライン語学学習に最適化された設計のBluetoothスピーカーです。
3種類の音声モードでシーンに合わせて使えるのが特徴!
- 娯楽モード(通常のスピーカー使用)
- 動画学習モード
- ライブ学習モード
外観は、風呂やアウトドアで使うようなスピーカーと同じような形です。
正確な寸法は174×95.34×81.36 mm
小型設計とまではいきませんが、片手で持てるようなサイズです。
横から見てみると思ったより奥行きがあります。
とはいえ、このタイプのスピーカーとしては普通かなという感じです。
ちなみにこの独特な傾斜角度(12°)も語学学習に最適化するための設計
重さはピッタリ740グラム。
およそ大きなリンゴ2個分、350mlの缶飲料2本分に相当します。
見た目より重量感はある
片手持ちでちょっと重いなと感じる具合です。
安心モードで最適な音量に自動調整できるのはオンライン英会話でうれしいですよね!
同封品はスピーカー本体、Micro USBケーブル、オーディオケーブル、充電器です。
フル充電状態で、最大12時間連続再生できる仕様!
デスクの上でスペースを取られるとイヤなんだけど…
全然そこまで大きくはないよ!本当に風呂用のスピーカーとほぼ同じ大きさだね
BenQ treVolo Uで解決できる5つの悩み
treVolo Uは、語学学習専用というユニークな側面があるからこそ、英語学習者が抱えるシャープな悩みを解決できるような仕組みになっています。
ここからは、オンライン英語学習者だからこそ起きる5つの問題を、treVolo Uがどのように解決するのかを解説します。
イヤホンやヘッドホン・ヘッドセットが苦手
実際に私もそうなのですが、耳の形や敏感さでイヤホンが苦手という方も多いはずです。
長時間のオンラインミーティングでも「できればスピーカーを使えたら…」常にそう思っています。
オンライン学習だとそのような違和感で集中できないことも
しかし、パソコン内蔵のスピーカーだとハウリングやエコーなどの問題が発生することも多い。
とくにお子様は確実に集中力が削がれてしまいます。
そんな「どうしてもオンライン英会話でスピーカーを使いたい」人にオススメできるのがtreVolo U
treVolo Uには「全指向高感度マイクとエコーキャンセラー技術」が駆使されており、スピーカーでも最高の学習環境を整えられるよう設計されています。
対面で会っているかのような臨場感を味わえるのも特徴です。
たしかに、イヤホンは長時間になると集中できなくなってくるね
そうそう、ボクなんかはさらに敏感だから25分使ったら違和感がたまらなくなってしまう…
相手の声が聞き取りづらい
オンライン英会話をあきらめてしまう理由として「相手の声が聞こえづらい」というものがあります。
もちろん音声以外にもインターネット状況にもよりますが、音声品質の問題はtreVolo Uで解決可能。
「ハッキリ聞こえること」「完全に聞こえること」に特化して設計
具体的な方法としては
- 独自のチューニング技術
- 高品質素材
- BenQの専門技術
上記をはじめとする優れた音声処理機能よって実現されています。
母国語の日本語であれば多少の聞き取りづらさは「予測」で補えますが、学習中の言語ではそうもいきません。
だからこそオンラインの語学学習には「ちゃんと聞こえる環境」が重要
通常のスピーカーが音楽を聞くために設計されている一方、treVolo Uでは「人の声を聞く」に特化して設計されているわけです。
人間の声が聞き取りやすくなることで、リスニングだけでなく発音にも効果が生まれます。
日本語ならそれなりに音質がわかるけど、英語じゃ難しい…
そうそう、日本語なら「恐らくこの単語でしょ」と予測できるけど、英語だとそこまで予測の精度は高くないからね
大音量にせざるを得ない
「聞き取りづらい」からといってボリュームを上げてしまっていませんか?
音声品質の根本的な原因はネット環境によるもので、音量の問題ではありません。
大音量にすると自分の声もどんどん大きくなってしまう
treVolo Uは高品質な音声を再現するだけでなく、「安心モード」を使えば自動的に最適な音量に調節してくれます。
私も実際オンライン英会話でボリュームコントロールを上下させて最適な音量を探そうとする場合が多いです。
相手の声の大きさやマイクによって聞こえるボリュームは異なるため、自分側で調節しなければならない
そこを自動的に調節してくれるので、毎レッスン一定の音量で受講できるのが魅力です。
音量を最適化ってどういうこと!?
ボタンひとつでボリュームを調節してくれるよ!
自分の英語を聞き取ってもらえない
大前提として、自分の英語を相手に聞き取ってもらえない理由は3つしかありません。
- 使った英語が間違っている
- 英語は合っていても発音やイントネーションが間違っている
- マイクやインターネットの問題で聞き取りづらい
当然ながら、1と2の理由は自分の英語力を上げるほか改善方法はありません。
ただ、3が理由で聞き取ってもらえないがゆえに、モチベーションが下がってしまうのは一番もったいない!
でもスピーカーにマイクはついていないのでは?
いえ、treVolo Uは声用スピーカーだけでなく、聞き取ってもらえるためのマイクでもあるのです。
全指向高感度マイク、全指向性環境音マイクを搭載しており、「聞き取られやすい」にも配慮されています。
スピーカーについてるマイクって信用ならないんだけど…
いや、実際にオンライン英会話で使ったけど相手が聞き取れなかった状況はゼロだったよ!
オンライン英会話だけのために高価なものは買えない
treVolo Uがもつ唯一のデメリットと言えば、値段が高いところ(29,990円)。
それだけの機能と技術が詰め込まれているので当然ですが、人それぞれ価値観は違います。
オンライン英会話だけのためだけにはさすがに…と思う人もいるはず
とはいえ、treVolo Uはオンライン英会話レッスンだけでなく、他の用途でも使用できます。
- オンライン会議
- 友人や家族とのスカイプなど
- 対人ではない音声(リスニング)や動画での学習など
とくに動画学習用のモードも搭載されているので、リスニング学習にも使えます。
他にも通常のマイク内蔵スピーカーとしても使えるので、用途は「オンライン英会話レッスンだけ」ではありません。
なるほどねー「語学学習専用」といっても、スピーカーはスピーカーだもんね!
1対1のオンラインミーティングとかでボクも重宝しているよ!
実際にtreVolo Uをオンライン英会話で使用してみた
ここまでtreVolo Uの解説をしてきたわけですが、最後に本機の設定方法から実際に使ってみた感想まですべてまとめて紹介します。
とくにオススメしたい人の特徴も紹介していますので、ぜひご覧ください!
最初の設定方法
Bluetoothスピーカーをすでにお持ちの方なら、問題なく直感的に設定できます。
とはいえ、一応使用する前にどう設定するのかを簡潔に紹介します!
Bluetooth機器の設定に慣れている方は飛ばしてください!
赤枠で囲ったボタンを長押しすると、音とともに電源が入ります(事前に充電必要)
次に赤枠で囲ったBluetoothボタンが青色に点滅します。
点滅が消えてしまった場合、Bluetoothボタンを長押しすれば再度点滅します
私はWindowsのパソコンで使用したので、「Bluetoothとデバイス」からBluetoothをオンにします。
iPhoneやAndroidなど、スマホやタブレットを使う場合でも基本的にはBluetoothページに行ってオンにするだけです。
Windowsで使う場合は「デバイスの追加」をクリックして、「treVolo U…」を選択して接続させます。
iPhoneでつなぐ方が操作はシンプルです。
接続が完了すると、音とともにBluetoothボタンの点滅が点灯に変わります。
これで準備は万端です!
マイクを使いたい場合は、音声モードを「ライブ学習モード」に設定すると、マイク機能がオンになる
他にも、専用のアプリ「treVolo U」を使うことで、使用体験がさらに便利に!
アプリを開くと勝手に検出されるので、アプリとスピーカーを接続します。
「アプリを使うメリットなんてあるの?」
そう思われるかもしれませんが、モード変更をワンタップででき、今どのモードが使われているのかがすぐわかる点が非常に便利です。
アプリなしだと今どのモードがオンになっているのか音だけで判断しづらい
その他の機能もアプリ上ですべて制御できるので、treVolo Uを使うなら必ず併用すべきだと実感しました。
専用アプリがあるのは安心ね!
とてもシンプルで使いやすいよ!
実際のオンライン英会話レッスンで使ってみた
「語学学習専用」というからには、実践の場で使ってみるのが一番!
ということで、今回はKimini英会話さんのレッスンでtreVolo Uの実力を試してみました。
もちろん使用するモードはライブ学習モード!
使用してみる前の心配ポイントとしては
- スピーカーのマイクで自分の声が伝わるのか
- 音が小さすぎないか
- 本当に音質は違うのか
上記のようなものがありました。
結論から言うと、今までで一番快適なオンライン英会話レッスンでした。
とにかくイヤホンやヘッドセットから解放されたのが大きすぎる!
耳が痛くなってしまう状況から解放されました。
さらに、少し心配していたマイクの性能とスピーカー性能は「語学学習専用」とうたっているだけあり申し分ありません。
相手の聞き漏れは25分のレッスンを通してゼロ!
音質に関しても、レッスンを通してクリアで非常に聞きやすかったです。
スピーカーでこれほどクリアな英語を聞き取れるの技術の進化がスゴイ!
かつて私が講師をしていたときに支給されたヘッドセットの何倍も快適で聞き取りやすかった
ヘッドセットで耳が痛くなっり、違和感が拭えない方にとって、treVolo Uはゲームチェンジャーになり得る存在だと実際に使ってみて感じました。
やっぱりイヤホンやヘッドセットを避けたい人って多いのかな?
多いとは思うけど、もしイヤホンの方が好きな人はもちろんそのままでもいいと思うよ!
treVolo Uはこんな人にオススメしたい!
treVolo Uは、スピーカーとしてはそれなりの値段がするので、万人に対して問答無用でオススメする!というわけではありません。
しかし、以下のような悩みを抱えている人にとっては非常にオススメなので、その特徴を紹介します。
ヘッドセットやイヤホンが苦手
- 耳がすぐ痛くなってしまう
- 長時間の使用ができない
- 違和感で集中できない
私は上記すべて当てはまるタイプの人間です。
どんな形のイヤホンでも、長時間着用できません。
ずっとつけている人って耳どうなってるの!?と思うくらい
そんな私と同じタイプの人に、treVolo Uはピッタリ!
違和感や不快感から解放されるだけで、オンライン英会話がはかどります。
レッスンの質をもう一段階上げたい
英語の勉強をしている人や元講師から視点で言うと、実際に英語を使う場面でイヤホンをつけている状況って少ないですよね?
たとえば、英語圏で旅行をしてイヤホンを通して会話をすることはないわけです。
その観点でいうとスピーカーで受講した方がより現実に近く、臨場感がある
とくに常に高めの音量でオンライン英会話を受講している場合、現実とのギャップがかなりある状態です。
ある程度の距離をとって、クリアな音声を出してくれるtreVolo Uであれば解決できます。
簡単に言えば「ワンランク上のオンライン英会話環境」が作れる
動画学習をすることも多い
treVolo Uはオンライン学習だけに焦点を当てているわけではありません。
「動画学習モード」というモードを使えば、快適な環境で動画学習できます。
英語に限らずどんな動画学習にも最適!
オンライン英会話と動画学習を並行して行っている人にはかなりオススメです!
BenQ treVolo Uレビューのまとめ
本記事では、語学学習専用のBluetoothスピーカー「BenQ treVolo U」について書きました。
価格は29,900円なので決して安いものではありません。
しかし欠点と言える欠点は値段くらい
- イヤホンやヘッドセットが苦手な学習者
- より快適にオンライン英会話を受講したい人
- ワンランク上の学習環境を作りたい方
こんな方には非常にオススメできます!
私も今後もオンラインレッスンやオンライン会議では「BenQ treVolo U」を愛用して使用していきます。
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