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中上級者向けオンライン英会話SOLO(ソロ)グループの代表者とインタビュー

SOLO Language インタビュー

偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJINです。

JIN

中級者向け英語、TOEFL、IELTS、OETを専門にするSOLOグループの代表、ルークさんとのインタビューが実現しました

この記事のまとめ

イギリスの大学を卒業した筆者がSOLOグループの代表者、三峰ルークさんと独占インタビュー!

SOLOグループの事業内容から英語学習の心得、英語習得でもっとも重要なことなど盛りだくさんでいろいろお聞きしました。

本質的な英語上達を目指す方はぜひ読んでほしい内容です。

今回ご縁がありまして中上級者向け英会話、TOEFL、IELTSコーチングで有名なSOLO (ソロ) グループの代表、ルークさんと本音でサービスについて、そして深い英語学習についてインタビューしました。

私なんかがいうのも非常に恐縮ではありますが、ルークさんが掲げる言語学習における本質的な考え方は非常に共感できる部分が多く、1時間の濃いインタビューをさせていただきました。

インタビュー内容
  • SOLO (ソロ)サービスについて
  • 提供するIELTS、TOEFL対策について
  • 本質的な英語学習とは
この記事を読むメリット

  • SOLO (ソロ)グループについて深く知れる
  • 代表者であるルークさんの英語学習感を垣間見ることができる
  • 最後まで読めば自分がSOLO (ソロ) に合っているか必ずわかる
JIN

1時間終始本音で語りました

【2024年】プロがオンライン英会話おすすめ30社徹底比較|目的別ランキング形式で紹介

タップできる目次

SOLO (ソロ) 英会話って何?簡単に概要を説明

インタビューに入る前にまずはSOLO (ソロ) 英会話がどのようなサービスなのかを簡単に説明します。

ポイント
  • 中上級者特化のオンライン英会話サービス
  • IELTS、TOEFL、OET短期対策コースあり
  • 本質的な英語学習を促す密な完全サポート体制
  • 実戦で使える英語能力を重視
  • 無料カウンセリングあり

それではインタビュー内容に移っていきましょう!

話し手プロフィール

光峰ルーク (Luke Mitsumine)

日本とオーストラリアのハーフ。大学卒業後、オーストラリアでMitsubishi Heavy Industries Australiaに就職。マーケティングと駐在員の英語教育カリキュラムの統括を担当。

退職後、台湾に留学し半年で中国語を習得。帰国後Solo Group合同会社を設立。さまざまな事業を運営した経験をもとに、SOLO(ソロ)を展開する。日本語、英語、中国語、スペイン語を話すマルチリンガル。

出典:SOLO Language

SOLO (ソロ) 英会話代表のルークさんとのインタビュー内容

Solo Language インタビュー

ここからは1時間に及ぶ濃いインタビュー内容のダイジェストを皆様にお伝えします。

SOLO (ソロ) 英会話のバックグラウンドについて

ーーこの事業をはじめられた理由は何ですか?

5年も前なので途中で理由は変わったりしていますが、今でも変わらない気持ちとして持っているのは英語を通して、英語以外の学びを得て欲しいなということですね。

たとえば 、企業のマーケティング部門で働いている人であれば、いきなりマーケティングについてディスカッションするのではなく、マーケティングに関する新しい学びを「英語で」得た上で、英語でディスカッションする。

そうすると背景知識が日本語でなく英語でできるので、自信を持って表現できます。

英語ばかり勉強していてもずっとコンプレックスを抱き続けると思っています。 英語ができると思われている中上級者の人達で自信がない人は全員これです。

英語「を」勉強している。

ーーたしかに私も英語だけ勉強しても仕方ないというのは常々思っています

小さな枠で「本日はこのダイアログを学びましょう」といった具合で学んでいては終わりがないですよね。

だからこそ、ひとつのトピックについて英語で深く掘った上で、論理的に英語を話そうとすることこそ、中上級者の方が次のステップに進める解決策になるのではと思っています。

結局英語だけをやっていてもコンプレックスは消えないのだと思います。

ーールークさん自身は言語習得で挫折した経験はありますか?

挫折しかないですね。

英語と日本語に関しては、日本と豪州を幼少期から行き来して育ったので、15歳ぐらいまで周りと比べると常にどちらかが遅れている状態でした。

ーー周りからはバイリンガルと思われているけれど自分の中ではそうではないという感覚でしょうか?

正にその通りですね。

また24から26歳まで台北と上海にも住んでいたため、ゼロからの中国語でものすごく苦労しました。

ーー中国語を勉強したときはどのようなアプローチを取ったのですか?

はじめの3か月は音声だけをやりました。

当時は自分の中で体系的なアプローチを持っていなかったので、自分を実験台にしたという側面もありました。

さらにオーストラリアで働いていた頃には日本から出張で来る人のトレーニングをしていたのですが、その時音声教育が凄いなと思ったのがキッカケです。

弊社ではソリューションを3つ提供していて

  1. ロジック
  2. 表現・知識
  3. 音声

この3つを鍛えると相当レベルは上がると思っています。

SOLO (ソロ) 英会話のサービスについて

Solo IELTS TOEFL

ーー資格対策コースをIELTS、TOEFL、OETに絞っている理由は何ですか?

もともとはじめたSolo Languageは中上級者向けですので、こちらで IELTS、TOEFL、OETのような難易度の高い資格対策をやってもらえるかと連絡が来ていたことがキッカケです。

実際OETのオンライン対策を提供しているのは弊社だけですね。

すべての理由は単純に中上級者の英語を伸ばすノウハウを持っているからというところに行きつきます。

ーー教材はどのように選定していますか?

英会話のSolo Languageに関しては、教材はオンライン上に存在する生の英語です。

オンライン上の英語の記事やニュース、ブログやドラマを事前課題として読んだり聞いたりしたものに対して、あらかじめ考えをライティングで述べてもらっています。

その上でツッコミを入れてディスカッションしていくという形です。

IELTS TOEFL OETに関しては、模擬テストもしくは過去問です。

テストを作成している機関が提携をしている教材作成会社から模擬テストを購入しています。

ーー資格対策や海外進学において、ライティングはスピーキングと同等かそれ以上に重要かと個人的に思いますが、オンラインでのライティングレッスンはどのように行っていますか?

問題の解き方やコツを直接教えるようなレッスンは提供していません。

試験のライティングに必要な知識やテクニックは、事前に弊社ブログにて学んでもらいます。知識やテクニックは直接教える必要ないと思うんですね。

でも知っていることと、書けることって別次元だと思っているので、事前知識の上で書いてもらう所からスタートします。

そして提出してもらったものをGoogle Docs上で直接表現や論理についてツッコミを入れて突き詰めていきます。その後この文章では○○点ですよというのを伝えています。

SOLO IELTS2

最後に改善点のフィードバック、サンプル回答を提供してもう一度書き直してもらいます。このまま放置してもスコアは上がらないので書き直して貰うことが重要だと考えています。

SOLO IELTS

ーー添削だけで終わらずキャッチボールが続く点が素晴らしいと感じました

やはりキャッチボールをしないと伸びないです。

結局高スコアが取れていないということはナチュラルな文章ではないということですが、生徒自身でそのズレを認識することは困難です。

コミュニケーションのキャッチボールが無ければ100回書いても伸びないと思うので、このような仕組みにしています。

ーーちなみにリーディングはどのような形ですか?

復習の仕方を細かく伝えることと、質問し放題という形式です。

リーディングに関しては一文ずつきちんと読めることがスコアアップにつながります。

1文ずつきちんと読めるというのは「文章に対する背景知識がある、単語がわかる、構文がとれる」の3つが揃っていることを言います。

この三つをきちんと理解できるように復習の仕方を細かいステップに区切って指示して、その上で出てくる質問に対してすべて答えるというアプローチをかけています。

ーーIELTSやTOEFLの場合、初心者の方がいきなり入り込むのは困難なレベルの試験だと思いますが、もし初心者が入会された場合はどのようなレッスンスケジュールで進んでいきますか?

IELTS、TOEFLは95%が留学に行くために必要というパターンです。

初心者の方でも対応可能ですが、最低限中高レベルの英語ができるレベルを前提としています。

中高レベルの英語力があれば何とかできます。

基本的にコース期間は3ヶ月です。

たとえば 、TOEFLで30点ぐらいの方が入会されると、学習量によっては3ヶ月後には60点くらいまで上がることが多いです。

ーー3ヶ月でそこまでの伸び幅は凄いですね

その際、カリキュラムのフォーカスをスピーキングとライティングにおきます。

30点ぐらいの方は、難易度の高いリーディングやリスニングは短期でスコアを上げきることは難しいです。一方で、スピーキングやライティングは評価基準の関係で20点/30点満点ぐらいには上げられます。

ーーまずスピーキングとライティングに手をつける考えはなかったです…勉強になります

また、スピーキングやライティングにもリーディングやリスニングの要素が入っているのがTOEFLの特徴です。

スピーキング、ライティング問題の中にあるリーディングとリスニング要素は、リーディング、リスニング問題よりも 理解しやすいコンテンツになっているので、そちらで読む、聴くの練習も兼ねてやっていきます。

そうすれば挫折しないですよね。

ーー学習サポートの範囲はどこまで行っていますか?

サポートに関してはかなり徹底的にしているかと思います。

とくにコーチと生徒の皆さんの関わり方に関してはこだわりを持っています。

IELTSやTOEFLは短期でスコア上げるのは難しい試験です。ですので1日1日やることが明確で、目標スコアに向かってそれがどういう役割をはたしているのかを双方が理解しておく必要があります。

負荷が高いコースですので、コーチからの声かけなどは重要な要素のひとつだと認識しています。

ーーコーチの方というのはどのような基準で選んでいるのですか?

これは凄くシンプルで自分よりも教えるのが上手かどうかという点です。

あとは対人間のサービスなのでCompassionate(思いやりがある、共感ができる)な人を重視しています。

Solo Language講師

ーー日本語ができるコーチの方もいるのですか?

戦略的に日本語ができる人とできない人をあえて混ぜて採用しています。

たとえば TOEFL 90点以上、IELTS 7.0以上のレベルがある人は日本語でサービスを受ける必要はありませんが、TOEFL 70点以下、IELTS 6.0以下になると、英語の認識にズレが必ず生じるので、その場合はバイリンガルのコーチを適切に配置しています。

ーーここまで密にコミュニケーションを取るサービスって珍しいですよね

多分他社でもここまでやっているサービスはないのではないかと思います。

生徒ひとりに3人コーチをつけるというのはさすがにコストが高すぎると当初心配だったのですが、結果的に各コーチの負担も軽減されてポジティブな結果になっています。

一方生徒の方は常に3人のうちひとりのコーチとは繋がれるという環境を作り出しています。

ルークさんの英語学習論について

Solo Language3

ーー私は英語学習においてテクニックや、勉強法以上に自分で考えながら継続する自律的側面が重要であると考えていますが、ルークさんは英語習得でもっとも重要だと思うことは何ですか?

熱くて、鋭い良い質問ですね!

まずテクニックは必要ないですよね。テクニックを学んでも実際にスコアは上がりません。

ですので弊社ではレッスンというスタイルをとっておりません。

レッスンをしてしまうと、どうしても学んだ気にさせることが大切になってしまうので、テクニックやコツに走ってしまいがちです。

一方で、本人自身が気づいていないことを、きちんと指摘してあげるというのは非常に大切だと思っています。

ーー将来の課題を先回りして指摘するというイメージでしょうか?

正にその通りです。

勉強に関してはまったくJINさんと同じ意見なんですね。最終的には自分のための勉強法を編み出すというところです。

巷で出ている方法はすべて自己体験なので、本人以外に合わない可能性は十分にあると思います。

一方で弊社のポジショニングは「早くスコアをあげる」ですので、どうしても解像度の高い勉強をしてもらわないと困ります。

たとえば リーディングを読めたと思っている人に対して「じゃあ口頭で要約してみて」と聞いて要約できなかった場合、自分ができたと思った勉強法が全然できていないということを意味します。

勉強の解像度を上げるためにズレの指摘は非常に大切です。

ーー勉強法というよりは勉強の仕方の部分での指摘は重要ですよね

正にそうです。

たとえば、シャドーイングがいいとあちこちで言われているけれど、シャドーイングをしてもリスニングが上達しませんという人がいるとします。

でも、その場合シャドーイング自体をきちんと理解できていない場合が多いです。

そこの解像度のズレは致命的だと感じます。

ーーなるほど!ルークさんが英語学習という大枠で見たときもっとも重要なことは何だと思いますか?

実はこれに対しては明確な答えを持っています。

それは、他者との協働経験です。つまりひとつ大きな目標を自分以外の人と一緒に成し遂げる経験が大切であると思っています。

誰かと英語を介して共同作業をして深くつながる経験があることが重要で、そういった経験をすると必ず継続的に自分で英語を勉強していきます。

子どもだったら何かしらの課外活動であったり、短期での留学経験、逆ホームステイかもしれませんし、大人だったら共同プロジェクトなど、大きな仕事を一緒にやり遂げる、共通の趣味に基づくディスカッションする、何でも構わないんです。

一旦多言語を通して他者と深くつながるとヤミツキになると思っています。

ーーそういう経験から本当の意味で英語学習がスタートするという感じでしょうか?

そうです、言語はその人そのものじゃないですか。

母語以外で他者と深く繋がったことがある人は皆こう感じるはずです「きちんと英語を話せたら、相手をもっと理解できたかもしれない、きちんと意見を伝えられたのに、より自分を理解してもらえたかもしれない、悔しい」

ーーたしかに悔しいという感情は一番必要な感情かもしれません

結局そういった経験や感情があるかどうかがもっとも大きな推進力になると思っています。

インタビューを終えて

1時間のインタビューを通してSOLO (ソロ) のサービス内容だけでなく、代表であるルークさんの英語学習感についてもお伺いできたのではないかと思います。

私がもっともグッと来た部分
  • 英語だけ勉強をしていてもコンプレックスは消えない
  • 実践とフィードバックの繰り返して英語を伸ばす
  • 初心者のIELTS、TOEFLは比較的取りやすいスピーキングとライティングを徹底
  • 3人のコーチがひとりの生徒に密着
  • 勉強の解像度を上げるための指摘はとても重要
  • 英語学習でもっとも重要なのは他者との協働経験
  • 自由に話せない悔しさが将来の糧になる

ルークさんの英語学習に対する熱い思いが伝わる私にとっても非常に為になるインタビューでした。

そんなルークさんが運営するSOLO (ソロ) では無料カウンセリングを提供しています、もしこのインタビューを読んでルークさんやSOLO (ソロ) が気になった方はぜひカウンセリングだけでも受けてみてはいかがでしょうか。

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