偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJINです。
結論、私が思う最大のデメリットは、疲れるのでやった気になってしまうこと
- ノートに書くのは脳と手の無駄遣い
- 今どきスペルを覚える必要性はかなり低いので切り捨てる
- そもそも英単語は覚えることがゴールではない
中学生の頃に英語の宿題でひたすら英単語をノートに書く、ということをやらされた人も多いのではないでしょうか。
少なくとも私の頃はありました。
結論、個人的にノートに英単語を書いて覚えるという方法はあまりオススメしていないだけでなく、オススメしない覚え方のナンバーワンを争うくらい
本記事では、その理由と代替案を提示します。
- 明日からすぐに自分で実践可能
- なぜノートに書くのが非効率的なのかを理解
- NGを知って次に生かせる
オススメできない一番の理由は?
ひたすらノートに書くと手が疲れるでしょ?疲れたことで「やった気」になるのが一番悪い所だと思う
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理由1:順番で覚える事による脳内容量のムダ使い
まずノートに書いて覚えることによる大きな弊害はさまざまな側面でムダ使いが生じてしまう点です。
誰もが経験したノートに書いた時に起こる状況
学生時代に誰もが経験したことでしょう。
英単語を覚えると同時に順番でも覚えてしまっている状況
「あーこの単語が来たから次はこの単語だな」
順番が変えられない方法で覚えていると、英単語自体を覚えると同時に覚える単語列の順番もダブルで知らず知らずに覚えていきます。
しかし、その順番が役に立つことは一生ありません
時間とエネルギーと容量のムダ
英単語自体と単語列の順番をダブルで覚えていると
- 時間
- エネルギー
- 脳内容量
この3つがムダになると私は考えます。
「この方法でやっていては英単語が覚わらない」と言っている訳では決して無く、あくまで非常に非効率的だと思うのです。
たしかに順番が変わって出てくると思い出せないことあるかも…
そう、その順番って一生役に立たない情報と言っていいよね
理由2:スペルや書き順覚えてもあまり実生活で使う場面はない
スペルや書き順を重要視する人もいますが、私としては第二言語の英語を覚える上ではかなりのムダだと考えています。
もう小学校に通っている訳じゃない
- 「スペルはどうするの?」
- 「スペルを覚えなきゃダメでしょ」
- 「書き順はしっかり覚えないと」
そんな質問をいただくことが多々あるのですが、スペルを覚えたところで今の時代あまり役に立ちません。
知っているに越したことはありませんが、私はこれもムダだと考えます。
極論知らなくても生きていけるからです
書き順や漢字の書きを学ぶ小学校教育を批判するわけではありません、小学生ならそういうことも学ぶべきだと思います。
もう一度言いますが知っているに越したことはないんです。
しかし大人になって、学校に毎日朝から夕方まで通っているわけでも無く割く時間は限られていて…
このような状況でわざわざ時間を書きや正しいスペルの勉強に充てるのはもったいないと私は考えます
6年間通して毎日学校に行って書き順や漢字の書きを学べる小学生とはもう違います、英語がもつすべての要素に時間を使っていたらいつまで経っても先に進めません。
たとえば 日本語を勉強している方に「書き順をしっかり覚えろ!」「漢字をちゃんと書け!」と指導しますか?効率悪くないですか?
たしかにその時間を別のリスニングやスピーキングに使った方がよさそう
そもそもスペルチェッカーではじかれる
私自身イギリスに4年強住んで大学の論文を書いたり、今は仕事で英語文章を作成しますが、スペルの重要性を身に染みて感じたことは今のところありません。
論文含めて文書作成といっても大体Officeのソフトで作ります。
WordやExcelはすでにスペルチェッカーが実装されているので、もしスペルが間違っていたらその場で教えてくれる
そこで指摘されたら、調べて覚えられればいいんです。
イギリスに住んでいたころ、手書きで書いたといえばクリスマスカードや署名など本当にそれくらいです。
でも書くときはあるっちゃあるんでしょ?
これほど必要頻度が低いものをムリして勉強しても労力のムダではないか?という考えです
理由3:ノートや暗記シートは一夜漬けには効果的かもしれない
暗記の際には必ずと言っていいほど使われる暗記シートですが、私はこれもあまりおオススメしていません。
たしかに一夜漬けの効果はあったかもしれない
学生時代、私もノートに書きだしたり暗記シートを使って一夜漬けをして、歴史の中間テストに挑んだことは何度もあります。
たしかに効果はありました、やらないより全然マシな結果が返ってきました。
でも、そこで覚えたことは1週間で忘れました、まったく定着しなかった
私は当時その場しのぎで赤点を取らないという目標だったので、それはそれで満足な結果だったのですが、英単語では話が変わってきます
覚えるのがゴールじゃない…だよね
英単語は記憶することが目的ではない
英語が話せるようになりたい、英語が出来るようになりたくて英単語を覚えている場合、英単語学習の目標は記憶ではありません。
目標にするべきは「記憶」ではなく「取得」であり、記憶したうえで自分が使えるようにならなければ本当の意味でその英単語が覚えて使えるとは言えません。
英単語を忘れてしまう原因については、別の記事で解説しています
私がおすすめする英単語の覚え方
私は一貫してひとつの英単語の覚え方しか推奨していません。
これまで偏差値40からイギリスの大学を卒業して英検1級も取得しましたが、その過程でかなりの数の単語学習法を試してみましたが結局この方法に行きついてからはこれ一本です。
ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
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