偏差値40台の高校卒業後、イギリスの大学に進学し卒業したJINです。
- TOEFLには4種類のテストがある
- しかしその内2つはすでに廃止
- 勉強するならiBT一択
「TOEFLってやたら意味の分からない種類がたくさん…」
そう思ったことはありませんか?
実際私もそう考えていたのですが、実際に見てみると今使われているのはiBTとITPの2つ!
その中でも勉強するならiBTが一番
今回の記事では、TOEFLのテストタイプを紹介するとともに、なぜiBTが一番オススメなのかをご紹介します。
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- TOEFLの種類をわかりやすく比較
- なぜiBTが一番オススメなのか実例を挙げて紹介
- TOEFLの勉強法やオススメ教材も紹介
廃止されたテストにはどんなものがあるの?
TOEFL PBTとTOEFL CBTは廃止になったよ!
TOEFLは全部で4種類!各テストの違いを解説
結論、TOEFLは全部で4種類あります。
とはいえ、「4種類ある中からどのTOEFLを受けたらいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、それぞれのTOEFLの特徴や内容について詳しく説明していきます。
TOEFL iBT | TOEFL ITP | TOEFL PBT | TOEFL CBT | |
---|---|---|---|---|
試験項目 | ・リーディング ・リスニング ・ライティング ・スピーキング | ・リーディング ・リスニング ・文法問題 | ・リーディング ・リスニング ・文法問題 | ・リーディング ・リスニング ・文法問題 ・ライティング |
試験時間 | 約3時間 | Level1:約2時間Level2:約1時間10分 | 約2時間半 | 約3時間半 |
問題数 | 合計64〜85問 | Level1:合計140問Level2:合計95問 | 合計140問 | 合計95〜130問 |
満点スコア | 120点 | Level1:677点Level2:500点 | 677点 | 300点 |
活用用途 | 海外大学 大学院留学 | クラス分けや成績評価入試 留学など | 現在は廃止 | 現在は廃止 |
TOEFL iBT
TOEFL iBT(Internet-Based Test)とは「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4技能における英語力を測るテストです。
上記の合計64〜85問から構成されています。
試験時間は、途中の休憩を含め全部で約3時間ほど。
各分野それぞれ30点ずつ、合計120点満点
テストの内容は、実際に大学や大学院などで行われている授業の内容や、学校生活に関わるトピックが出題されています。
例えば、環境問題についてのディスカッションや、哲学の講義内容に関する設問など、アカデミックな環境における英語での対応力が問われます。
実際に、TOEFL iBTは英語圏内だけに止まらず、世界160カ国、11,500以上の大学・大学院・その他機関で、英語力を測る基準として活用されている
そのため、TOEFL iBTを受ける人は、海外の大学や大学院に留学する際に必要な英語力の証明としてテストを受けている方が多いのも特徴です。
海外のすべての国ってこと?
一概にはそうではないかな、たとえばイギリスやオーストラリアはIELTSの方が主流だね!TOEFLはとくにアメリカのイメージ!
TOEFL ITP
TOEFL ITP(Institutional Test Program)とはTOEFL iBTと同様、アカデミックな環境における英語力を測るテストとして世界50か国、2,500以上の団体で活用されています。
テストは「リーディング」「リスニング」「文法問題」と3つの要素で構成され、難易度によって2つのレベルに分けられています。
Level 1は中級から上級までのレベルで677点満点のテスト
約2時間の試験時間の中で合計140問を解いていきます。
一方で、Level 2のテストは初級から中級までと、Level 1と比べて易しめの問題構成。
約1時間10分の制限時間の中で合計95問を解き、満点は500点
また、TOEFL iBTと比べてTOEFL ITPでは「スピーキング」の項目がありません。
そのため、大学や大学院へ留学するため基準として活用されるよりも、大学のクラス分けや、成績評価の一部として活用されることが多いです。
スピーキングがないって大丈夫なの?
だからこそ、大学などの高等教育機関ではiBTを使っているんだよね!
TOEFL PBT
TOEFL PBT (Paper-Based Test)とは、1964年から実施され始めたTOEFLテストです。
Paper-Based とあるように、インターネットが普及されていない一部の国で活用されていましたが、2021年4月に廃止
TOEFL PBT は、TOEFL ITPと同じく「リーディング」「リスニング」「文法問題」の3つの項目、合計140問で構成されています。
試験時間は2時間半で、677点満点のテストでした。
TOEFL CBT
最後に紹介するのが、TOEFL CBT(Computer-Based Test)です。
TOEFL CBTは、TOEFL PBT で実施されていた「リーディング」「リスニング」「文法問題」の3つの項目の他に、「ライティング」も追加されたもの。
TOEFL PBTのペーパーテスト方式とは異なり、TOEFL CBTはコンピューター上で行われる試験
いわゆる、TOEFL iBTの前身のようなものといえます。
TOEFL CBTは合計95〜130問、300点満点のテストで、試験時間は約3時間半で行われていました。
TOEFL iBTの導入に伴い、TOEFL CBTは日本を含む全世界で廃止
なーんだ!もっといっぱいあると思ったら、廃止されているものもあったんだね
そうそう、だからあまり迷う必要はないんだよ!
TOEFLで迷ったらibtを選ぶべき理由
ここまで、4種類あるTOEFLについて説明してきました。
現在日本で受験できるTOEFLの試験は「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の2種類です。
TOEFL試験を受ける目的によってどちらの試験を受けるべきかは異なりますが、多くの人にオススメしたいのはTOEFL iBT
その理由は大きく分けて3つあります。それぞれについて解説していきます。
海外進学に必要になるケースが多い
アメリカをはじめとした英語圏での大学・大学院に入学する際には、英語力を証明するテストを受ける必要があります。
ほとんどの場合、TOEFL iBTのスコアの提出を求められることが多いので、TOEFL iBTの受験がオススメです。
英語圏のみならず、フランスやドイツなどのヨーロッパや、アジアのトップ大学などでもTOEFL iBTのスコアが受け入れられている
TOEFL ITPのスコアを受け入れている大学もありますが、TOEFL iBTほど広く受け入れられている訳ではありません。
そのため、海外の大学や大学院への留学を検討されている方はTOEFL iBT一択です。
英語力の証明として使うならiBT一択ってことね?
そうだね、実際スピーキングの成績がない証明って向こうからしても怖くない?
実践で使える英語力が身に付く
TOEFL ITPと違い、TOEFL iBTのテストではスピーキングやライティング問題が含まれています。
文法がわかり英文を理解できるだけでなく、英語でアウトプットする力が求められます。
そのため、TOEFL iBT対策の勉強をするだけでもより実践に近い高い英語力が身についていく
TOEFL iBTでは、大学の授業などアカデミックなシーンで使われる英語の問題が多く出題されるので、試験勉強や試験を通じて留学時の授業のシミュレーションもできるでしょう。
実際、海外の大学や大学院の授業では、英語でリサーチペーパーを作成したり、ディスカッションの中で自分の意見を述べたりする機会が多いです。
こうしたシーンでは、TOEFL iBTテストのために勉強したことがかなり役立つ
TOEFL iBTのために学習した内容は、単にテストで高得点を取るためだけでなく、留学中でも役立つ知識となるでしょう。
とはいえテスト英語なんでしょ?
いや、TOEFLのようなテストなら実際に経験が活きるよ!
国内外でも評価が高い
TOEFL iBTは、英語圏内だけでなく、世界160カ国、11,500以上の高等教育機関で、英語力を測定する基準として用いられています。
認知度がもっとも高い英語力テストの一つなので、留学のみならず、海外就職したい方にもTOEFL iBTテストのスコアが有効です。
オーストラリアおよびニュージーランドでは、移住ビザを取得する際にもTOEFL iBTテストのスコアが有効
日本国内では、まだまだ知名度は低いですが、就職や移住などの基準としても高く評価されているテストです。
TOEICはダメなの?
名前からすると確かに世界で使われていそうだけど、TOEICは基本国内でしか使えないよ
TOEFL ibtの効果的な勉強方法・オススメの参考書
私も身を持って感じたことですが、TOEFLは英検やTOEICのよりも勉強の難易度が高いテストです。
だからこそ、特化した勉強や教材が必ず必要になります。
各分野のオススメ勉強法やイチオシの教材は別の記事でかなり詳しく紹介しています
私は特化した勉強を怠ったことで失敗した経験があるからこそ、失敗した点も含めながらすべて解説しました。
TOEFL勉強法とオススメのTOEFL教材は以下からご覧ください。
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