こんにちは、今思えばイギリスのカレッジにも通ってみたかったなぁと思うJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 辞書ではCollageも大学となっていました
- イギリスではカレッジと大学は違いますか?
- CollageとUniversityはどう違うのですか?
みなさんカレッジと大学(University)って単語としてどんな違う意味を持っていると思いますか?
多くの人が恐らく「同じでしょ?」と答えるでしょう。
間違いではありませんし、アメリカ人は大学の事をカレッジと呼びますし大学生をカレッジスチューデントなんて言っています。
しかしイギリスでは話が別です。
イギリスではこのカレッジと大学は全く別の意味を持っており、全く別の教育施設なのです。
この記事を読むメリット
- イギリスにおけるカレッジと大学の違いが分かる
- 今後の決断に役立つ可能性がある
- 日本とは全然違うイギリスの教育制度を垣間見る事ができる

【間違えて留学したらヤバい】イギリスにおけるカレッジと大学の違い
今回は「カレッジ=大学」ではないイギリスにおける大学とカレッジの違いを紹介していきます。
イギリスでハイスクールは高校なの?
まずカレッジと大学の話に入る前にそれよりももう一つ前の段階の話を少しだけさせてください。
「ハイスクール」と聞くと「高校」と思い浮かべるのが普通ですよね。
日本でもアメリカでもそれが普通だからです。
しかしイギリスでハイスクールは高校ではありません。

イギリスでのハイスクールとカレッジの違い
ではイギリスでのカレッジとハイスクールは何が違うのでしょうか。
ハイスクールでの教育(11歳から16歳)は義務教育ですが、カレッジでの教育(16歳以降)は義務教育ではありません。
感覚でいえばカレッジの方が日本の高校の感覚に近いという事です。
そしてイギリスの教育制度はとっても複雑なところが「ハイスクールでもシックスフォームセンターという施設があるハイスクールではカレッジで勉強できるような義務教育後の勉強をすることも可能」と言う点。
簡単に言えばシックスフォームを持つハイスクールには11歳から16歳の義務教育の学生だけでなく、それ以降の人も一緒のキャンパスで勉強しているよという事です。
無理やり日本で例えるなら中高一貫校のようなものでしょうか…
ザックリ言うとカレッジは義務教育を終えた人しかいませんが、ハイスクールには義務教育を終えた人からまだ終えていない人までたくさん在籍しているという感じです。
もう一つの違いがカレッジはハイスクールと違い、義務教育を終えた人専用の教育機関になります。
GCSEsやAレベルと呼ばれる大学に行くために必要なコース(無理やり例えるなら高卒認定)を提供するほか、専門学校のような分野(アート系や料理系など)を扱っているカレッジも少なくありません。
そして入学する年齢に制限はありません。
一方シックスフォームを置いているハイスクールでは、基本的にGCSEsやAレベルしか提供していませんので専門学校のような分野を学ぶことは出来ません。
簡単なハイスクールとカレッジの違い
ハイスクールは11歳から16歳の義務教育を学ぶ場所であり、シックスフォームという施設を持っているハイスクールの場合はGCSEsやAレベルといった大学入学に必要な高卒資格のようなものを取ることが出来る。
カレッジでは義務教育は扱っておらず、GCSEsやAレベルを取得できる他専門学校のような側面も持っているので専門的な分野を学ぶことが出来る。

イギリスにおけるカレッジと大学の違い
カレッジがどのような人のためにあってどのような人がそこで勉強しているのか理解して頂けたでしょうか。
一番シンプルで分かりやすく説明します、カレッジは大学に行くための高校卒業資格のようなものを取得できると共に専門学校のように専門的な分野が学べる教育施設です。
そしてUniversityは文字通り大学の事を指します。
Universityの括りには皆さんご存知のオックスフォード大学やケンブリッジ大学が含まれていますが、このような大学はカレッジの括りの中には入りません。
一方でアカデミックではないアートや料理など専門的な事を義務教育後に学びたい場合は、ほとんどの人がカレッジに行くことになります。
イギリスにおけるカレッジと大学の違い理解していただけたでしょうか?

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