実はIELTSを受ける3ヶ月前にTOEFLを受けて、大撃沈した経験がある、ライフタイムラーナー管理人のJINです。
TOEFLリーディングだからこその秘策もお伝えします
- パソコン上でリーディングする点を踏まえた対策を
- 専門的な単語の習得は必須
- 必ず戦略から立てて勉強をはじめよう
TOEFLリーディングは結構特殊で難しいです。
私もその気持ち痛いほどわかります、見ての通り実際に当時はうまくいきませんでした。
つまり特化した勉強法や教材が不可欠です
当時は失敗をしましたが、私もその後イギリスの大学に行き、講師として経験を積んだ上で当時のTOEFLリーディングで撃沈した自分に言いたいことはたくさんあります。
今回の記事は、当時の私のようにTOEFLリーディング対策で困っている方に向けて、勉強法からオススメ教材、参考書などを解説します。
【2024年】プロがオンライン英会話おすすめ30社徹底比較|目的別ランキング形式で紹介
- 実際にTOEFLを受けた筆者の反省を踏まえたうえでの対策法を知れる
- リーディングスキルを鍛えて実践できる
- 具体的な対策アクションプランを知れる
TOEFLに失敗したのにこんな記事書いてるのー?
大失敗をしてそれから英語ができるようになった今だからこその情報を伝えられると思うよ!
本記事における主な参考文献・情報源
リサーチに利用したプラットフォーム・情報元
Educational Testing Service | TOEFL 開発元組織。 |
Google Scholar | 論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできるGoogleプラットフォーム。 |
CiNii Articles | 学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービス |
CiNii Books | 大学図書館等が所蔵する本の情報検索サービス |
J-STAGE | 文部科学省所管の独立行政法人科学技術振興機構が運営する電子ジャーナル公開システム。 |
IRDB | 国内の学術機関リポジトリに登録されたコンテンツのメタデータを収集し、提供するデータベース・サービス。 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私がTOEFL記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
TOEFLのリーディング問題は難しい?問題数や点数などの概要を解説
まずは以下の表でTOEFLのテスト構成をザっと理解しましょう。
Part | 内容 | 問題数 | 配点 |
---|---|---|---|
1. リーディング | 700語前後のアカデミックな長文読解
(自然科学、社会科学、芸術など) | 3~4文章 | 30点 |
2. リスニング | 会話と講義の2種類の問題で構成
(大学での講義、学生と教授の会話など) | 2~3会話
3~4講義 | 30点 |
3. スピーキング | 【Independent Task】身近なトピックへの意見
【Integrated Tasks】読み聞きした内容の要約 | 4問 | 30点 |
4. ライティング | 【Integrated Task】読み聞きした内容の要約
【Independent Task】設問に対し自分の意見を書く | 2問 | 30点 |
TOEFLリーディング内容(解答時間:54~72分)
- 700から800ワードの学術的文章(通常3つ)
- 内容に合っているものを選択肢から選択
- 内容に合っていないものを選択肢から選択
- ボキャブラリー問題
- 文章の意図を汲み取る問題
- 追加文章を本文内の指定された場所に埋め込む問題(埋め込む場所を選択)
- 全体の内容把握
問題内容
700語前後のアカデミックな文章を3~4つ読み、それぞれ設問に解答します。
設問数は各文章につき12~14問程度です。
文章数は基本3つですが、ダミーの問題(採点されないが解く必要あり)も含めて4つ出題される場合もあります
ダミー問題なんてあるんだね!
問題数
3~4文章(※ダミー問題あり)
配点
30点 (1問あたり1~4点)
難易度
アメリカ大学の教科書レベル
TOEICテストのレベル・難易度
TOEFL iBT | TOEIC | 英検 | IELTS |
120 | ー | ー | 9.0 |
119 | ー | ー | 8.5 |
117-118 | ー | ー | 8.0 |
109-116 | 970-990 | ー | 7.5 |
100-108 | 870-970 | 1級 | 7.0 |
90-99 | 820-870 | ー | 6.5 |
80-89 | 740-820 | 準1級 | 6.0 |
69-79 | 600-740 | ー | 5.5 |
61-68 | 550-600 | 2級 | 5.0 |
52-60 | 500-550 | ー | 4.5 |
45-51 | 450-490 | 準2級 | 4.0 |
33-44 | 300-440 | ー | 3.5 |
29-32 | 291-299 | 3級 | 3.0 |
20-28 | 270-290 | ー | 2.5 |
12-19 | 260-269 | 4級 | 2.0 |
ー | 100-259 | 5級 | 1.5 |
満点近くとる人は相当なレベルです、仮に今自分が受けてもそこまで取れる自信は正直ありません
かなり難しいテストなんだね!
TOEFLリーディングでもっとも重要なのは単語力
ここではTOEFLリーディングにおける単語力の重要性やオススメの単語の覚え方を解説します。
TOEFLリーディングにおける単語の重要性
どんなテストにおいても英語力の基盤となるのは単語力です。
これはもはや不変の事実で、とくにリーディングにおいては単語力が7割。8割くらいモノをいう大切な力です。
英語4要素はすべて語彙力という基盤の上で成り立っています。
特殊なテストであるTOEFLではしっかりと専門単語を覚えよう
TOEFLはただ単に日常で使える英語力を測るテストではありません。
世界中の多くの大学や教育機関が採用している事を見てわかるように、かなりアカデミックな能力が問われるテストなのです。
つまり、TOEFLで登場するようなアカデミックな単語を習得する必要がある
TOEFLに対応した特別な単語集を用意する必要があります、適当な単語帳を買っていては高得点を取ることは出来ません。
そこでまず必要なのがこちらのTOEFL用の単語帳です。
こちらが一番定番で間違いのない単語帳です。
基本的にこの単語集無しに高得点は不可能です
私がおすすめする効果的な単語の覚え方
TOEFL受験者であれば私がこれまで累計15,000語を覚えた単語カード、もしくは暗記アプリを使った単語学習をオススメします。
ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
- TOEFLに特化した単語帳を1冊買う
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
TOEFLテストでも使えるリーディングテクニックを習得する方法
ここではTOEFLリーディングを解く上で非常に重要なテクニックについて紹介します。
一番起こってはいけない「時間切れ」
皆さんもこんな経験はありませんか?
「時間切れになって最後まで問題が解けなかったー」
私も経験あります、集中していて時間に気が回っていなかったり、単純に解くスピードが遅いのがで使用するパソコンで設原因です。
TOEFLリーディングで一番やってはいけないことです。
最後解けなかった設問を全問正解できる可能性があるかもしれない、そこで失った得点は痛すぎる
まずは単純に本番中に時間を気にしておくのはもちろんなのですが、それ以上にリーディングを素早くこなすテクニックの習得が必要なのです、いわゆる「英文速読法」です。
これを知っているか知っていないかではリーディングスピードに雲泥の差が出ます
次は時間切れを避ける為に知っておくべきリーディングテクニックを紹介します。
英文速読法を理解し鍛える
先ほど言った通り、読むスピードが速くなれば、それに比例して時間切れになる可能性は低くなり、時間に余裕を持ち、ゆったりと問題を解くことが出来ます。
そこで必要なのが英文速読です。
速読に関するご要望が多かったので、この度さまざまな側面から速読を理解できるよう、多くの記事を執筆しました
速読力を高めるうえで知っておきたい13のコツ
TOEFLリーディングに関わらず、文章を速く読むうえでのコツは以上の通りです。
しかし、TOEFLに特化して言うのであれば、特に重要なのが
- 返り読みしない
- 極力日本語に訳さない
- 1ワードずつ読まない
- スラッシュリーディング
- 頭の中で声に出して読まない
- 高校卒業レベルの英文法知識
- 問題の先読み
この辺でしょうか?
もっとも大事なのは「返り読みしない!」で間違いありません
返り読みをしないためのアイデアは、後に紹介します。
上記13個のコツをもっと詳しく知りたい、どのように実行できるかどうかは以下の記事で解説しています!
速読アプリの使用
英語学習者向けに作られている訳では無いので、中上級者向けになりますが、スピードリーディングアプリの使用も検討する価値があります。
私のオススメは断然SPRITZ!
- URLをコピペするだけで速読トレーニングできる
- 自由にスピード設定を変えられる
- ユーザー登録なども不要
TOEFLへの応用としては、アカデミックモジュールで頻出のトピックを扱うニュースサイト
以上のようなサイトに載っている記事を、SPRITZに落としてフラッシュリーディングすることもできます。
ただし、速読アプリの使用は中上級者向けですので、難しく感じる場合はやらなくてもオッケーです
Spritz App
Spritz Holding LLC無料posted withアプリーチ
- SPRITZをダウンロード
- National Geographicで興味がありそうな記事を見つける
- URLをSPRITZに入れてフラッシュリーディング
また、SPRITZの使い方や、それ以外のおすすめアプリは、以下の記事で解説しています。
演習問題と共に体系的に理解したい人は参考書もアリ
私がココでいくら説明したとしても、最終的には実際に問題を使ってトレーニングを積まなければなりません。
- もっと詳しく書籍を使って理解したい
- 演習問題と共に体系的に練習したい
- 筆者の言っていることが信じられない…
オススメの速読に関する参考書は次の通りです。
書籍名 | 英語の速読入門 | TOEIC TEST 速読WPMトレーニング | 大学入試 世界一わかりやすい 英文速読の特別講座 | 英語ネイティブスピードリーディング | 10 Days to Faster Reading | SPEED READING: The Complete Blueprint To Speed Reading | Speed Reading: Learn How to Read and Understand Faster in Just 2 hours |
オススメ度 | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (4.0) | (4.5) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (4.0) | (5.0) | (5.0) |
対象 | 初級者~中級者 | 中級者(TOEIC受験者) | 高校卒業レベル(大学受験者) | 初級者~中級者 | 上級者 | 上級者 | 上級者 |
個人的には、TOEFLで高スコアを目指すのであれば洋書を選んで欲しいところですが、難しすぎるものを選んでも逆効果なので、現段階のレベルに応じて参考書を選んでみましょう。
参考書の選び方や、各書籍の特徴は、以下の記事ですべて公開しています!
英語は必ず頭から読む練習をしよう
皆さんご存じの通り、英語と日本語では語順がまったく違います。
そのような側面から、日本語に訳しながら読もうとして、後ろから読んだり、前後行ったり来たりしている方もいるのではないでしょうか?
これを「返り読み」と言い、リーディングでは最大級の悪癖です
そんな悪癖を矯正するのが、スラッシュリーディングです。
英語を英語の語順で読むことを目的としており、母国語に訳してしまったり、返り読みをするのを防止します。
「英語を英語のまま読む訓練」というとわかりやすかもしれません。
たとえば、ハーバード大学にて、J・Kローリングが行ったスピーチの一部を使ってみます。
I was convinced / that the only thing / I wanted to do, ever, / was to write novels. / However, my parents, /both of whom came from impoverished backgrounds / and neither of whom had been to college, / took the view / that my overactive imagination / was an amusing personal quirk / that would never pay a mortgage, / or secure a pension. / I know that the irony strikes / with the force of a cartoon anvil, / now.
引用元:Text of J.K. Rowling’s speech – Harvard Gazette
1つの塊で何ワード入れるべき?といえば、脳のメモリーは5ワード~9ワードまで塊で処理できるとされており、これくらいの感覚で区切るのが理想です。
スラッシュを入れることが目的ではないので、慣れたらスラッシュの数は減らす、最終的にはスラッシュを入れなくても塊で読めるように
最初はルールを守るのも重要ですが、慣れていくうちにルールに縛られ過ぎないように!
より詳しいスラッシュリーディングのやり方や、スラッシュリーディングの効果、オススメの参考書やアプリについては以下の記事でガッツリ解説しています!
また、それ以外にも、通訳者が愛用する「サイトトランスレーション」という似たトレーニングもあります。
すべて一つひとつやる必要はない
ここまで、速読上達のアイデアをいくつか紹介しましたが、「すべてやれ!」という訳では決してありません。
まずは試してみて、合いそうなものを継続しましょう。
たくさんの方法に手を出し過ぎるのはよくない
とはいえ、私が一番オススメしておきたいトレーニングは、やはりスラッシュリーディング。
「英語を英語のまま読む」というのは、誰もが持っておきたい基礎的な技術だからです。
速読トレーニングに関しては、以下の記事ですべてまとめています!
TOEFLリーディングを効果的に解くための6つのコツ
ここではTOEFLリーディングを効果的に解くための5つのコツを紹介します。
まず各設問の種類を把握する
TOEFLリーディングでは10種類の設問が設定されています。
- どの種類の問題が得意なのか
- どの種類の問題が苦手なのか
- どこに時間を使うべきなのか
このようなことを考えながら問題集を解く過程で自分に合った自分だけの戦略を練って本番に挑みましょう
だからこそまず内容を把握しておくべきなのね
問題集を解くときは必ず時間を測る
本番のスピードに慣れることは非常に大切です。
問題集を解くときは必ずタイマーを設定してかけておきましょう。その間は途中で絶対に投げ出してはいけません、本番と同じように集中して解いてください。
これを行うと本番もとってもすんなり入ることができるし、時間配分の計画も立てやすくなる
もしタイムオーバーになってしまったら、タイムオーバーになった時点にしるしを付けてわかりやすいようにしてください。
これを続けていくことで自分に合った時間配分を頭に刻み込むことができ、本番中に焦らなくなります
もっとも適切な時間配分は自分にしかわからないよね!
設問飛ばしは絶対にしない
TOEFLでは、設問を飛ばしたり、戻ってきたり自由に行き来ができます。
しかし、パソコンを使用するTOEFL ibtで設問間を行き来する場合、NextおよびBackボタンを押さなければならず時間のムダii につながります。
TOEFL ibtでは順番通りに解いていくのがセオリー
ペーパーテストではないからこそ、覚えておきたい側面です。
なるほど、紙をめくるだけじゃないからこその問題なのね
そう、TOEFLではパソコンに特化した戦略を立てるのも重要だよ
日ごろからパソコンのリーディングに慣れておく
ここでTOEFLだからこそ使える対策のコツを紹介します。
まずリーディングが上手になる第一条件として「英文をたくさん読む」必要があります。
しかし、TOEFL ibtはパソコン上でのリーディング!だから英文を「パソコンで」たくさん読む経験が重要
上記のような、サイトを使用して日ごろからパソコン上でリーディングを行うのは、非常に効果的です。
さらに、書籍を使ってパソコンリーディングを練習したい場合は、Kindle UnlimitedというAmazonが運営する月額を払い100万冊を超える書籍を読み放題できるサービスがオススメ。
- TOEFL ibtはパソコン上で行うテストなのでリーディングもパソコン上で行われる
- パソコン上で読書できるKindle Unlimitedは最適なツール
- 150万冊を超える書籍から選べるので読書嫌いでも自分好みのタイトルを見つけられる
- 実際100万冊の中にTOEFL対策の本もあり一石二鳥
- 初回30日間は無料体験期間
- 無料体験期間中に解約オッケー
パソコン上で行われるTOEFLの性質を考えると、かなりお得な対策法だと思いませんか?
まず30日間は無料ですので、試してみる価値は十分にあります。
Kindle Unlimitedは私も日々愛用しています!
\ 日々の英語学習のレベルを一段上に /
※無料体験はいつでもキャンセル可能
また、あらゆる種類のリーディングを日ごろから行うトレーニングは、多読と言います。
「多読」とは、漢字のとおり英語で書かれたものを、大量に読むことを表し、英語では「Extensive reading」または「ER」と呼んでいます。
- 幅広く
- カンタンに
- 楽しめるものを
以上のような側面を特徴としています。
問題を解いたり、何かを暗記したりすることはなく、とにかくいろいろ読む!
辞書を頼らずに、テンポよく読んでいくことが重要
「多読」と言ってしまうと難しく聞こえますが、カンタンに言えば「読書趣味の習慣をつけよう」ということです。
だからこそ、簡単に楽しめるものを読むという側面も重要視されています。
TOEFLを目指す方であれば、さらにその先を見据えているかと思いますので、多読習慣はオススメです
多読は簡単に読めるものでなければならない
そこで私が提案したいのは、「BBC Learning English」と「SmartNews」
BBC Learning Englishは、英国BBCが作る英語学習者向けのコンテンツサイトで、SmartNewsは英語ニュースを手軽に読める無料ニュースアプリです。
多読素材を選ぶ際は「習慣として続けやすい×自分が楽に読めるレベル」のものを選んでみましょう!
- BBC Learning English、スマートニュースをチェック
- 上記でなくても自分が興味をもって、楽に読めるものを選択
- 毎日コツコツ、ムリなく習慣化させる
問題文を読む前にパッセージをスキミング
TOEFLのリーディングテキストは、非常に長く複雑なものが多いです。
設問を読む前に、本文をしっかり読むのはあまり得策ではなく、設問を読む前に「スキミング」するのが有効です。
スキミングとスキャニングとは
まず動詞であるSkimとScanの意味を今一度確認してみましょう
- Skim:すくい取る
- Scan:精査する
この時点でイメージ少し湧いてきたのではないでしょうか?
スキミング:文章の要点だけをすくい取り、全体像を把握するテクニック
スキャニング:たくさんの文の中から探しているキーワード(内容、情報)をスキャンするテクニック
スキミングの具体的な使い方
このテクニックをTOEFLに適用する方法としては、まず「見出しごと最初の段落だけを読む」という方法があります。
ほとんどの場合、TOEFLリーディングでは最初の段落にその物語の概要、導入が載っていますので、そこである程度どんなことについて書かれているのか、という所をすくい取れるという訳です。
本文を先にスキミング→設問を読む→スキャニング
つまり、TOEFLリーディングの解答例としては
- 設問を読む前に本文をスキミングして概要を掴む
- 設問を読む
- 答えを探す為にスキャニングして解答
つまり、問題を読むより先にスキミングをし、その後に問題文を読んでスキャニングの作業に入ると効率的に問題を解けるようになります。
TOEFLにはどう生かせばいいですか?
まずは問題集を使ってこの方法が自分に合うかどうか試してみてください
スキャニング&スキミングテクニックを理解する為の1冊
残念ながら日本語の書籍で細かくこのテクニックについて踏み込んで解説している書籍はありません。もっと掘り下げてスキャニング、スキミングテクニックを知りたい方は洋書の参考書を読むことになります。
スキミング、スキャニングの理解をより深めたい方はこちらの書籍がオススメです!
とはいえ、結構値段が高いので、無料で概要を掴みたい方はコチラの動画がオススメ!
さらに「動画を見るのも面倒!」と言う方のために、スキミングとスキャニングに特化した解説記事を書きました!
ぜひご覧ください!
すべての単語を理解しようとしない
リーディング内容を隅から隅まで理解する必要はありませんし、時間がなくなるのですべきではありません。
いかに要点を抜き取って正解を探せるかが焦点になります。
でも全部読まないと解けなくない?
要点を絞って読めば大丈夫、精読と速読を適切な場面で使いこなすんだ、すべて精読すると100%時間切れになるよ
TOEFLリーディング対策で使える問題集・教材・参考書
ここではTOEFLリーディング対策にオススメできる教材を目的別に一気に紹介していきます!
TOEFL単語を勉強するのにおすすめの単語帳・教材
書籍名 | TOEFLテスト英単語3800 | TOEFL TEST必須英単語5600 | TOEFLテスト英熟語700 |
オススメ | (5.0) | (4.5) | (4.0) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.5) | (4.5) |
特徴 | ・定番で間違いない単語帳 ・レベル別で掲載 ・手軽にはじめられる | ・より多くの単語を覚えたい方へ ・中・上級者向け ・リーディングにも効果 | ・忘れがちな熟語にフォーカス ・わかりやすい例文 |
『TOEFLテスト英単語3800』(旺文社)
内容・評価 | |
概要 | 頻出単語網羅の定番TOEFL単語帳 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 全レベル |
期待できる効果 | 効果的にTOEFL単語を覚えることができる |
TOEFLを受験すると決めたらまず手に入れたいのがこちらの単語帳です。
TOEFL頻出の単語がRank1~4のレベルごとにまとめられています
重要単語は例文付きなうえ、付属のCDで発音を確認しリスニング対策にも活用できます。
別冊の冊子にはリーディングでよく出題される分野の英文がまとめられており、基礎的な背景知識と単語を一緒に覚えることが出来ます!
- TOEFL単語帳ならこの一冊!
- Rank1~4のレベル別で例文付き
- 1日25単語からはじめられる手軽さも◎
『改訂新版 TOEFL TEST必須英単語5600』(ベレ出版)
内容・評価 | |
概要 | より多くのTOEFL単語を覚えることができる単語帳 |
オススメ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 中級者~上級者 |
期待できる効果 | より高いレベルのTOEFL単語を知ることができる |
「3800単語ではもの足りない!」そんな人にオススメしたいのが本書です。
こちらでは中~上級向けまで含むTOEFL頻出の単語を分野別の英文で覚えることが出来ます。
付属のCDや挿し絵も活用し、聴覚・視覚・発話という多角的アプローチで単語を身につけられる構成
収録されている英文は多ジャンルかつ高品質のものばかりで、語彙力とリーディング力を同時に鍛えたい人にもオススメです!
- 上級者向けのTOEFL単語帳
- 単調な単語帳だと飽きてしまう人に◎
- リーディング力も同時にアップ!
『TOEFLテスト英熟語700』(旺文社)
内容・評価 | |
概要 | TOEFL用の定番熟語帳 |
オススメ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 全レベル |
期待できる効果 | 効果的にTOEFLの頻出熟語を覚えることができる |
リーディング対策で単語と同じくらい大切なのが熟語力です。
ついつい後回しにしてしまいがち…そんな英熟語も、本書なら10週間でバッチリ対策できます!
TOEFLで頻出の熟語および口語表現を厳選して700個収録しており、わかりやすい例文つきで学習がサクサクはかどります
週の最後には習熟度チェックのクイズもついており楽しく勉強することが出来ます!
- TOEFL英熟語ならこれ!
- 確認クイズで習熟度もわかる
- 付属CDで聞き流しにも便利
TOEFLのリーディングに特化したおすすめ問題集
書籍名 | TOEFLテストリーディング問題270 | TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンス |
オススメ | (4.5) | (4.0) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) |
特徴 | ・基礎知識から模試まで収録 ・実力チェックあり | ・高スコアを目指す上級者向け ・解答のコツ掲載 |
『TOEFLテストリーディング問題270』(旺文社)
内容・評価 | |
概要 | TOEFLを網羅したリーディング参考書 |
オススメ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 初心者~中級者 |
期待できる効果 | 概要を知ったうえで着実にレベルアップ |
単語がひと通り頭に入ったら、リーディングの実践問題をどんどん解いていきましょう。
本書は全4章の構成で、TOEFLリーディングの基礎知識から模擬問題まですべてが収録されています。
第1章でリーディングの問題傾向や特徴を掴み、基礎問題から実践問題へとレベルアップしながら学習が進められます
最後のFinal Testでは本番形式の模試を使って実力チェックが行えます!
- TOEFLリーディング特化の問題集
- 基礎から本番レベルまで問題数が豊富
- TOEFL初心者でも使いやすい
『TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンス』(Z会編集部)
内容・評価 | |
概要 | 高レベルを目指す上級者向けのリーディング参考書 |
オススメ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 中級者~上級者 |
期待できる効果 | 上級者向けのテクニックを理解して高スコアを狙う |
TOEFL iBT80~100点レベルを目指す受験者にオススメなのがこちらです。
前半はリーディングセクションの簡単な説明で、後半に分野別18問と確認テスト2回分が収録されています。
本書ではリーディング頻出の設問を10パターンに分け、パターン別の解答のコツが丁寧に分析されている
問題ごとに解答時間の目安なども記載されているのでいつも本番で時間が足りない…という人にピッタリです!
- TOEFL80~100点を目指す上級者向け
- 分野別の問題+時間制限で学習がはかどる
- 設問パターン別の解答法が学べる
TOEFL対策を実戦形式で行うことができるおすすめ問題集・教材
書籍名 | The Official Guide to the TOEFL® Test | Official TOEFL iBT Tests (Vol. 1-2) |
オススメ | (5.0) | (5.0) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.5) |
特徴 | ・運営が出版する公式問題集・ガイド ・問題4回分付き | ・公式問題集 ・5回分収録 |
『The Official Guide to the TOEFL® Test』(ETS)
内容・評価 | |
概要 | 運営公式が出版する公式問題集 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 全レベル |
期待できる効果 | 公式が出す正しいレベル感の問題を解いてスコアアップを狙う |
TOEICと同じくTOEFLでも、公式問題集を解く大切さは変わりません。
単語→熟語→練習問題をひと通り終えたら、本書で本番へのラストスパートをかけましょう!
TOEFLを運営するETSが出版している本書には、全パート収録の練習問題が4回分とガイドがついています
リーディングはもちろんライティングの模範解答や、苦手な人が多いスピーキングの解答ポイントなど情報が満載です!
- ETSによる公式問題集+ガイド
- 日本語版と英語版あり
- 本番前の直前対策に◎
『Official TOEFL iBT Tests (Vol. 1-2)』 (ETS)
内容・評価 | |
概要 | TOEFL公式が作る問題を5回分収録 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 全レベル |
期待できる効果 | 公式問題集を解いて効果的な対策を行いスコアアップを狙う |
もっと多く公式の問題を解きたいのであれば、こちらの公式問題集がオススメです。
本書には実際に出題されたTOEFL問題が5回分収録されています。
Vol. 1と2で内容量は同じですが、収録問題は異なるので2冊買いもオススメ
付属のDVD-ROMを使えば実際のテストと同じようにパソコン上で問題を解くことが可能です!
- 公式作成の問題が収録された公式問題集
- DVD-ROMで本番の解答形式に慣れる
- とにかく本番に近い問題を解きたい人に
初心者向けにおすすめのTOEFLリーディング参考書・問題集・教材
上記でご紹介した参考書や問題集が難しく感じる初心者の方は、やさしいの参考書からはじめてみるのもアリです。
今回はとくにリーディングスコアが伸びない人にありがちな2つの視点から、オススメの参考書をご紹介します!
書籍名 | TOEFL iBTテスト必修英文法50 | 超基礎からのTOEFLテスト入門 | はじめてのTOEFLテスト完全対策 |
オススメ | (4.5) | (3.5) | (3.5) |
値段・コスパ | (4.5) | (4.0) | (3.5) |
特徴 | ・リーディングに使える書籍 ・必須の文法にフォーカス | ・もっともやさしい入門書 ・超初心者向け | ・超基礎からのTOEFLテスト入門よりもやや対象レベルが上 ・TOEFLの基礎情報を完全に理解 |
TOEFL iBTテスト必修英文法50
内容・評価 | |
概要 | TOEFLレベル必須の英文法に徹底フォーカス |
オススメ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 初心者~中級者 |
期待できる効果 | 基礎文法を理解してリーディング速度、理解を向上 |
リーディングのスコアが伸びない人は、単語力に加え文法力が不足している場合が多いです。
このタイプの人は高校レベルの英語を復習しなおすだけでスコアがグッと伸びる場合があります!
本書ではTOEFLでも頻出の必須文法に焦点を当て、初心者でもムリなくリーディングのレベルを上げることが可能
更にリーディング以外のパートにも活かせる知識の定着が期待できる構成なので、総合的なスコアアップが目指せます!
超基礎からのTOEFLテスト入門
内容・評価 | |
概要 | もっともやさしいTOEFL入門書 |
オススメ度/重要度 | (3.5) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 超初心者 |
期待できる効果 | まずTOEFLの基礎を知って対策をはじめることができる |
TOEFL初心者の人や苦手なパートがある人は、公式問題集などの前に以下のような入門向け教材に取り組むといいでしょう!
こちらはもっともやさしい入門書です。
まだなにもわからない初心者の方にオススメです
はじめてのTOEFLテスト完全対策CD付 改訂版
内容・評価 | |
概要 | TOEFLの入門書 |
オススメ度/重要度 | (3.5) |
料金/コスパ | (3.5) |
対象 | 初心者~中級者 |
期待できる効果 | TOEFLの基礎情報を知って対策方法を知ることができる |
基礎をつかみつつ幅広いスコアに対応しています。
先ほど紹介した「超基礎からのTOEFLテスト入門」よりもやや上のレベルの人を対象としています。
私も最初この書籍を購入しました
問題集や教材を使った効果的なTOEFLリーディング勉強法
最後に問題集や教材をどのように使うのがオススメなのかを紹介します。
私が飛躍的に英語力を伸ばすことができた勉強に対する考え方【音声解説付き】
今でも信じられないのですが、私は18歳のころ、TOEFLで49点という低いスコアをとってから、3ヶ月でIELTS 6.5(TOEFL ibt換算で約90-99)を取得しています。
勉強量はもちろん多かったのですが、それ以上に今重要だったと思うのが勉強と目標に対する考え方の部分です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメです
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
この記事ですべて紹介すると長くなってしまうので割愛しますが、私が当時行ったすべての行動、考え、目標設定の方法などはコチラの記事で解説しました。
TOEFL対策をはじめるまえに
- 具体的な目標スコア
- 目標達成日
- 目標を達成した後の目標
少なくとも、この3つを考えて、紙に書きだしましょう!(毎日見えるところに貼っておくとなおよし!)
まずは現在の実力と目標との差を実感する
試験勉強のセオリーは「まず公式問題集を1回解いてみる」
目標スコアを設定したうえで、まず自分の立ち位置を理解しておく必要があるからです。
- 目標スコアとの差が大きい→中期的に中間地点の目標も立てる
- 意外と目標スコアとの乖離が少ない→苦手部分を克服 or 得意を伸ばすなど特化した戦略を立てる
- まったく理解できない→まず基礎から固める必要がある
TOEFLには、公式問題集があるので、まずは公式問題集を手に入れて自分の立ち位置を理解しましょう。
- TOEFL公式問題集を手に入れる
- 本番と同じ時間で測って採点する
- 目標との差分を理解し、苦手ポイントや得意ポイントを理解する
この工程を踏まないと、目標に直進できるような対策はできません。
自分の苦手克服ポイントや、スコア稼ぎポイントは自分にしかわからないのです。
TOEFLレベルの単語を覚える
物事は一つひとつこなしていかないと結果的に最終的な目標にはたどり着けないものです。
とくに単語に関しては、足りないとスムーズに解くことすらままならないため、単語帳の5割、6割を覚えてから実践に入るのがオススメ。
何で最初から問題を解かないの?
満足に問題を解けないうちから問題を解いても時間のムダになる可能性があるからです
- TOEFLに特化した単語帳を1冊買う
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
基礎知識が足りないと感じる方は1冊日本語の教本を読もう
公式の過去問題集を解いてみて
- まだ英語力があまりないと感じる
- 1回受けたけどいいスコアが取れなかった
- まったく解けている感覚がない
このような場合は、問題集や公式問題集に入る前に必ず日本語で書かれた教本、攻略本を1冊読破するのがオススメ。
コチラがもっともやさしいレベルでTOEFLの形式に慣れることができる、日本語の参考書です。
知っておくべき情報が網羅されており、演習問題も付いています。
オススメする理由は、攻略本に載っている演習問題は本番とまったく同じ形式で作られているものの、難易度が本番よりも低く設定されているから
初心者でも解けるようなレベルで、本番さながらの形式を体験できるというのは初心者にとってメリットでしかないと考えます。
もうひとつレベルが上の参考書がほしい場合は、コチラがオススメ!
- 過去問が難しすぎると感じた方は、日本語の参考書を1冊手に入れる
- TOEFLの内容や要点を日本語で理解しながら、問題形式に慣れる
- 1冊終えたら、洋書や過去問にチャレンジ
公式過去問をまず解いて、まったく理解できなかったのにそのまま洋書で続けるのは遠回り!
文法力・構文力が足りない人は必ず土台を作っておく
最初に公式問題集を解いてみて、リーディングがあまり読めなかったという場合、文法や構文知識が足りていない可能性が非常に高いです。
- 単語の意味はなんとなくわかるけど、文章として理解できない→文法・構文力不足
- 単語もわからないし、文章としても理解できない→語彙・文法・構文力不足
TOEFLリーディングの文法には、さまざまな文法が使われています。
文法知識は読解力の助けになる
つまり、パッセージを読んでいる際にスラスラいかず、頭がこんがらがってしまったという場合は、英文法の勉強、再チェックが必須となります。
スコア90前後を狙うのであれば、高校卒業レベルの文法はカバーしておきたいです。
オススメの英文法テキストは「CEFRに基づく英文法」
CEFRのA1~B2レベルの文法を網羅し、問題を解いていくというテキストです。
TOEFL換算をするとB1は41~71、B2は72~94、そのレベルの英文法範囲が完全にカバーされています。
ちなみに日本語書籍っぽいカバーですが、中身は洋書です
問題形式ではなく、教科書のような日本語の解説本が欲しいという方は「総合英語 Evergreen」のような英文法書で基礎をつけるという形になります。
ただ、私は最初に紹介した問題集型である「CEFRに基づく英文法」の方が、TOEFLでの応用は利きやすいと感じます。
- 単語はなんとなく理解できるけど、文として読めないのは文法力不足!
- CEFRに基づく英文法または総合英語 Evergreenで最低限の文法知識をつける
手遅れになる前に、最低限レベルの文法・構文をカバーしておくのは非常に重要です!
多読を理解して英語を読む習慣をつけよう
「多読」とは、漢字のとおり英語で書かれたものを、大量に読むことを表し、英語では「Extensive reading」または「ER」と呼んでいます。
- 幅広く
- カンタンに
- 楽しめるものを
以上のような側面を特徴としています。
問題を解いたり、何かを暗記したりすることはなく、とにかくいろいろ読む!
辞書を頼らずに、テンポよく読んでいくことが重要
「多読」と言ってしまうと難しく聞こえますが、カンタンに言えば「読書趣味の習慣をつけよう」ということです。
だからこそ、簡単に楽しめるものを読むという側面も重要視されています。
ただし、TOEFL対策ではすべて「楽しく」という訳にはいかないので、応用した形で使います
まずセオリーとしては、TOEFLによく出題されているアカデミックなトピックを扱うニュースサイトを毎日チェックすること。
ただし、上記はネイティブ向けの専門サイトなので、難しすぎて逆効果という場合も考えられます。
多読は簡単に読めるものでなければならない
そこで私が提案したいのは、「VOA Learning English」と「SmartNews」
VOA Learning Englishは、ボイスオブアメリカが作る英語学習者向けのコンテンツサイトで、SmartNewsは英語ニュースを手軽に読める無料ニュースアプリです。
多読素材を選ぶ際は「TOEFL要素×自分が楽に読めるレベル」のものを選んでみましょう!
- National Geographicを覗いてみて楽に読めるかどうかチェック
- 難しいのであれば、VOA Learning English、スマートニュースをチェック
- 自分が楽に読めるものを見つけて、毎日習慣化させる
精読と音読はリスニングスクリプトを使って行う
「精読」とは、特定の学習目的や課題を持って、 漢字のとおり詳細に文章を読むこと。
The readers carefully and closely read a short text with the intention of gaining an understanding of as much as detail as possible.
訳:できるだけ多くの詳細を理解することを意図して、短いテキストを注意深く読むこと
引用元:Learning Teaching, 1994
英語では「Intensive reading」と呼び、大量に文章を読む多読(Extensive reading)とよく比較されています。
- ゆっくりと
- 注意深く
- 短く難しいものを
このような要素が主に重要と言われていますが、「多読」に比べるとかなり曖昧で、日本でいう「精読」はさらに複雑。
決まったルールはなく、英語講師でも全員細かいやり方は異なります。
私は、既に上級レベルがある人を除き、TOEFL対策の際はリスニングスクリプトの精読を推奨しています。
リスニングスクリプトを精読すれば、ムリなく行えるうえに、リスニングとの相乗効果も期待できる
やや奇抜なアイデアかもしれませんが、非常にオススメです。
ここから具体的なアクションプランを解説します!
音読は学校でもやるものなので、どんなものかイメージしやすいかと思いますが、実は間違った効果的ではないやり方をしてしまっている方が多いです。
「意味がない」とも思われがちですが、しっかり行えば効果は期待できます!
最後のリピーティングおよびシャドーイングは、主にリスニングのためのものです。
ただし、シャドーイングは正しく行えるようになるまで時間がかかるので、すでに上級者の方以外であればリピーティングの方がオススメ!
この手順を踏めば、リーディングとリスニングの両方で、大きな相乗効果を見込めます!
最終的には公式問題集をやり込むのが一番の対策
最後は完全に本番を想定した実践練習になります。
ここで使用する教材が、最初にも紹介した公式が出している問題集です。
正直なところ、公式問題集は他のテストの問題集と比べると安くはありませんが、TOEFLは特殊なテストなのでこの問題集無しに高得点を目指すことは困難です。
高い問題集だからこそ、擦り切れるくらいになるまで効率的に有効活用する方法をこれから伝授します
公式問題集、演習問題を使ったムダのない勉強の仕方
問題集はちゃんとしたやり方で使わなければ効果が半減以下になります。
やった気になって終わっていてはまったく身になりません。
1.答え合わせを答え合わせだけで終わらせない
答え合わせを答えを合わせて終わってしまっては教材代のムダですし、問題集をやる意味が無くなります。
必ず答え、解説と照らし合わせて
- 「なぜ間違えたのか」
- 「本当の答えは何だったのか」
- 「答えはどこにあったのか」
- 「どういう経緯でこの答えになったのか」
この4つを割り出すまでその設問から絶対に動いてはいけません
2.本文にもう一度目を通す
答え合わせが終わったら(または答え合わせ中)、TOEFLリーディングの本文にもう一度目を通してください。
この作業ではじっくりと読まなくても大丈夫です。
何でそんなことするの?
本文中で自分が分からなかった単語をすべて割り出し覚えなおしてください
3.同じリーディングは最低2回行う
「同じリーディングを一回やってそれで終わり」はやめてください!勿体なすぎます!
2周目に入るころには1周目に分からなかった単語はもう分かっているはずです。
- 正解率は上がったか
- 本文理解度は上がったか
- わからない単語は無くなっていたか
- 所要時間は減ったか
そして2周目では1周目と比べてこのような項目に注目をしてください。
99%の人が1周目より高い得点が取れているはずです。
1周目より低い人はしっかりと答え合わせをしなかった人や分からなかった単語の取得を怠っている人です。
答え合わせはちゃんとやらないと伸びません、これははっきり自信を持って言えます。
リーディングはとにかく反復練習が命です
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