こんにちは、数多くの生徒たちに英検2級を指導して合格させ、そして自らも高校時代偏差値40から数カ月で英検2級に一発合格した英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 英検2級の問題数はどれくらい?
- 試験時間は何分?
- どんな問題が出題されるの?
驚かれるかもしれませんが、実際本番を受けるまで詳しいテスト内容や試験時間を理解していないという方々も結構いるんです。
「実力さえあれば大丈夫」
そう思っている方が多いのですが、実際その通りであると同時に、もったいない事をしているのも事実です。
受験勉強でも資格勉強でもなんでも試験に向けて勉強するタイプのテストを攻略するにおいて「テストの構造・特徴を知っておく」というのは必須だからです。
とはいえ実は私もかつては「実力があればぶっつけ本番でも大丈夫」と思っていたタイプの人間でした。
しかしいざ自分が教える側に立った時、構造を知って全体像を理解した上でやっと効果的な対策が取れる→結果に繋がるという事が明確に分かったのです。
この記事を読むメリット
- 英検2級という敵の全体像を掴んで対策に活用できるようになる
- 2級の問題数がどれくらいなのか分かる
- 試験時間を知って時間配分を考えられる

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英検2級一次試験のテスト内容・試験時間
まずは英検2級一次試験の内容についてみていきましょう。
英検2級の筆記テストは85分の配分
語彙問題 | 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択 | 20問 |
長文語句問題 | 長文問題内にある空所の語句を埋める | 6問 |
長文内容問題 | 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択 | 12問 |
ライティング | 質問に対する答えを英作文する | 1問 |
合計39問を85分で解く計算なのが英検2級の筆記試験です。
一つ下の準2級は、合計38問の75分設定だったので、問題数が1問増えて時間が10分増えた計算になります。
つまり英検2級の方が1問1問の難易度が増加していると考える事ができます。

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英検2級のリスニングテストは25分
会話内容確認 | 聞いた会話情報と一致するものを選択 | 15問 |
文の内容確認 | 聞いた文の情報と一致するものを選択 | 15問 |
リスニングに関する出題方法は英検準2級と同じで25分で30問を解いていく形式です。
しかし準2級と比べると項目が一つ減っており、リスニングにおいて一番シンプルだった会話応答文問題が排除されています。
つまり英検2級からはより純粋なリスニング力試される事になります。

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英検2級の一次試験は合計1時間50分の69問
先ほどの内訳をつなぎ合わせるとこのようになります
筆記試験
語彙問題 | 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択 | 20問 |
長文語句問題 | 長文問題内にある空所の語句を埋める | 6問 |
長文内容問題 | 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択 | 12問 |
ライティング | 質問に対する答えを英作文する | 1問 |
リスニング
会話内容確認 | 聞いた会話情報と一致するものを選択 | 15問 |
文の内容確認 | 聞いた文の情報と一致するものを選択 | 15問 |
英検2級スピーキング二次試験面接
次にスピーキング試験である英検2級の二次試験内容について見ていきましょう。
音読 | 短い文章を音読する | 1問 |
文章に関する質問 | 音読した文章に関する質問に答える | 1問 |
イラストに関する質問 | 3コマのイラストについて描写する | 1問 |
自身の意見について(トピック) | 与えられたトピックに関連する質問に答える | 1問 |
自身の意見について(日常生活) | 日常生活に関連する質問に答える | 1問 |
準2級とほぼ変わりませんが、イラストの部分が3コマを説明する方式になっています。
二次試験の面接は基本的に7分間で設定されていますが、受験者のスピードや能力によって若干前後する可能性もあります。
スピーキングの面接はとにかく平常心で居られるかどうかがパフォーマンスに大きく影響します。
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