2級筆記対策

【英検2級ライティング】元講師が問題例・書き方・参考書などを徹底解説

2019年7月20日

英検2級 ライティング 問題

こんにちは、数多くの生徒たちに英検2級を指導して合格させ、そして自らも高校時代偏差値40から数カ月で英検2級に一発合格した英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。

英検1級 合格証

  • ライティングってどう書けばいいのか分かりません
  • 気を付けた方が良い事ってありますか?
  • どうやって対策をしたらいいか全くわかりません。

まず前提として学校英語ではライティングに触れることがほとんどありません。「英作文」という問題がありますが、あれはライティングではなく文法問題です。

なのでライティングに苦手意識を持っていたりどうしたらいいのか分からないというのは当然の事です。

しかし英検2級のライティングはしっかりとコツを掴んで対策を行えば難しい事はありません!

実は私も昔はライティングがとても苦手で、どうすればいいのか全く分かりませんでしたが、要点とコツを学んで対策を行い、最終的にはイギリスの大学で論文を書くまでに上達する事ができました。

今回はそんな私を経験を基に記事を書いていきます。

今日の記事内容

  • ライティングに苦手意識を持っている人が多い理由
  • 英検2級のライティング問題例
  • 英検2級ライティングの評価基準と書き方
  • 筆者が最も有効だと思う対策法

この記事を読むメリット

  • なぜライティングに苦手意識があるのか理解できる
  • 英検2級ライティングの書き方や注意点が分かる
  • 明日から対策を実践できる

本気で英検2級に一発合格を目指したい方はこちらの完全攻略ガイドからお読みください!

さらに詳しく

多くの人がライティングに苦手意識を持つ理由

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知らないものに苦手意識がある

まず、日本で教育を受けた人は大学や英語特化の高校に行かない限り英語のライティングをしっかり学ぶことはありません。

「英作文」と呼ばれる一見ライティングのような事を教えられることもありますが、ライティングとは別物です。

日本語の文章を英語に直して作文するような問題をこなしても1から自分で英文を書いて作り上げるライティングではさほど役に立ちません。

ほとんどの人が英文ライティング技術は持っていないものとしてみてもおかしくないと言えるでしょう。

自分の言葉で自分の思いや考えを英語でアウトプットする能力は残念ながら学校の英語ではあまり教えられず、それにより多くの人がライティングに苦手意識を持っています。

自分のアイデアを英語で文章化できるかどうか

1から作り上げるライティングで必要なのは「自分のアイデアを英文で表現できるかどうか」です。

日本語で一旦書いて英語に直す翻訳的な感覚とはまた違います。

英検2級よりももっと上のレベルになってくるとアイデアを英語で考えて英語で書くという能力が必要になりますが、英検2級ライティングでそこまで高度なレベルを求められるわけではありません。

今回は日本だけでなく、英語圏でも教育を受け、とてつもない量の英語文章を書き批評されてきた私が英検2級ライティングに対するおすすめのアプローチを紹介します。

英検2級ライティングで出題される問題例

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英検2級ライティングの出題例

2級のライティングのトピックは3級や準2級と比べるとより議論の余地があり、多くの事を書けるトピックになっています。

問題例

Today, some countries try to reduce plastic consumption by charging for plastic bags. Do you think it will be common in your country in the future?(近年レジ袋を有料化する事でプラスチックの消費を削減しようとする国があります。あなたの国でもこのトレンドが一般化すると思いますか?)

Some people say that people should spend less time on smartphone. Do you agree with that?(スマートフォンに使う時間を減らすべきだという人がいますが、あなたは賛成ですか?)

このようにより教育的、アカデミックな題材を取り扱い、英検準2級と比べるとトピックの文字数もかなり上がってより狭い範囲のトピックになっています。

トピックが狭まった事で書きやすいという面もある一方で、お題について知識が乏しい、もしくは考えを文章化するのが苦手な人にとってはネガティブに働く場合もあるでしょう。

英検2級ライティングから導入されるポイントシステム

準2級と2級が違うもう一つの点がトピックの下にPOINTSという欄が追加されたことです。

先ほどの例を使ってみると

Today, some countries try to reduce plastic consumption by charging for plastic bags. Do you think it will be common in your country in the future?(近年レジ袋を有料化する事でプラスチックの消費を削減しようとする国があります。あなたの国でもこのトレンドが一般化すると思いますか?)

POINTS

Environment(環境)

Changing habit(習慣を変える)

Alternative(代替)

Some people say that people should spend less time on smartphone. Do you agree with that?(スマートフォンに使う時間を減らすべきだという人がいますが、あなたは賛成ですか?)

POINTS

Communication(コミュニケーション)

Health(健康)

Addiction(依存)

このような感じでPoints to make(触れるべき要点)をあらかじめ提示してくれています。

例えば後者の問題であれば、スマホに関する自分の意見にコミュニケーション、健康、依存などの要点を入れて議論しましょうという事です。

しかし問題用紙にはこのような事も記載されています。

POINTSは理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし,これら以外の観点から理由を書いてもかまいません。

この要点以外に触れても構いませんという事ですが、提示されているという事は提示された要点に沿って自分の意見を書くのがセオリーです。

英検2級ライティングの解き方と評価基準・減点対象・基本ルール

語数は80~100単語程度

英検2級ライティングでは80~100単語程度を含む文章を書くことが求められています。

これは一つ下の準2級の目安語数よりも50語ほど増えています。

トピックで求められる意見や理由が述べられているか

トピックに沿って自分の考えを論理的に理由付けする必要があります。

深い説得力のある理由が好まれ、単純な理由(レジ袋は環境に悪いから)などは減点対象です。

レジ袋は環境に悪いから、という事を言いたいのであれば、環境に悪くて最終的にどのような悪影響を及ぼすのか、そしてどうすれば改善できるのかなど深掘りする必要があります。

ココがポイント

単純で浅い理由付け→その理由に沿った理由をさらに深掘りすべき

ライティング構成の流れは分かりやすいか

途切れ途切れではなくしっかりとした滑らかな流れの文章で書かれているか(接続詞や副詞を使って)

自分の言いたい意見を1行1行ではなく、作文全体として主張して議論できているかが大切です。

例えば極論自分の意見をたくさん羅列しているだけではだめです。

ココがポイント

途切れ途切れで色々な意見を述べてまとまりがない→文章の流れを考えて作文全体として議論をして自分の意見を主張するべき

トピックに沿った単語や熟語が使えているか

トピックに沿った専門用語を使えるかどうかも非常に重要です。

さらに同じ単語ばかりを使わずに、多様な語彙を駆使して適切にしようできるかどうかも評価対象です。

しかし頑張って難しい単語ばかりを使ってそれが間違った使用である場合逆効果にもなり得ます。

これは英検2級レベルの単語力を事前に付けておくことで上手くいきます。

ココがポイント

適切な語句を使えていない、同じ単語ばかり使っている→できる限り多様な語彙を披露して、適切な単語を使う

文法や構造のバリエーションは豊富かどうか

同じような文法を使い過ぎないのも注意点です。

例えば I think~ I think~ I think~ と何度も何度も羅列するのは好まれません。

先ほど単語のバリエーションが重要である、という話をしましたが、文法でもバリエーションは求められています。

とにかく同じような言い回しを並べるのはやめましょう。

ココがポイント

同じ文法を続けざまに使っている→できる限り多様な文法を使って構造を豊かにする

聞かれたことに忠実に答える

聞かれた質問にストレートで答えましょう。

回りくどく説明したり、遠回りし過ぎたり、脱線してしまってはいけません。

ココがポイント

聞かれた質問に答えられていない→忠実に脱線しないように意見を述べる

矛盾した文章はダメ

I agreeと同意したにも関わらず否定の意見も述べるというのはNGです。

ライティングで絶対ダメなのは矛盾した文章を書く、そして結局何が言いたいのか分からなくなる事です。

ココがポイント

文章内で矛盾が生じている→賛成か反対を決めたらその立ち位置から絶対に動かない

具体例を挙げて説得力を高める

例えば「子供はもっと早くから英語を勉強するべきだと思いますか?」というトピックに対して

「はい、もっと早くから勉強すれば、より多くの日本人が英語を話せるようになると思います」

というだけでなく

「日本人は世界的に見て英語ができないと言われています」

「日本では英語のクラスでスピーキングの練習をする機会があまりありません」

このような一般的な補足情報を加えて構成していくと説得力が増します。

ココがポイント

具体例がなく説得力がない→トピックとあなたの意見に沿った具体例を挙げる

だけど関係のない補足はダメ

自分の意見を肉付けするような補足は説得力を高めますが、関係のない補足は一貫性がないので減点対象です。

例えば先ほどの続きで「子供はもっと早くから英語を勉強するべきだと思いますか?」というトピックに対して

「はい、もっと早くから勉強すれば、より多くの日本人が英語を話せるようになると思います。私は海外ドラマを観ていても全く理解できません」

結構極端な例ですが「海外ドラマ」なんてこの問題で組み入れる必要は全くない事ですし、さらに自分の経験を語っているだけなのでこんな補足なら書かない方がマシなレベルです。

ココがポイント

関係のない蛇足的な補足→関係のない事はとにかく書かない

自分の経験しか話さないのはダメ

アカデミックライティングは日記ではありません、自分の世界が全てと思い込んだり、賛成反対を決めるうえで自分の気持ちや経験だけを基にしたものはダメです。

私が英語圏で論文を書いていたときは基本的に「I(私)」という単語を使うなと言われたくらいです。

もちろん英検2級では「I」という単語は使っていいのですが、自分の意見をライティングで主張する際にその意見を正当化するために使う根拠は自分の経験ではなく必ず一般的な根拠で無ければありません。

あなたの事を一切知らない、トピックにあまり知識のない人にあてて書くように書きましょう。

「私は~だったので、賛成だと思います」

こんな事を言っても何の根拠にもなりません。

ココがポイント

自分の経験ばかり話す→根拠や理由付けは自分の経験以外から極力探そう

元講師おすすめの英検2級ライティング問題の対策

ライティングの対策は難しい

ライティングのトレーニングって基本的に添削してくれる人がいなければ成り立たない難しいものとなっています。

なので学校の先生などでライティングを添削してくれるような先生がいたらぜひ定期的に英検2級レベルの作文を自分で書いて先生のところに持っていき、添削してもらいましょう。

自分でライティング問題を解いてみて、答えの例題と照らし合わせてみるというのを何回もやっていくという方法もあります。

英検2級レベルの単語や熟語、文法を覚える

あとは本当にシンプルですが英検2級レベルの単語や熟語、フレーズさらには文法をたくさん覚えて自信を持って書ける表現の幅を広げましょう。

ちなみに私が一貫しておすすめしている英検2級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。

正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。

自分自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません。

おすすめの英検2級単語の覚え方

英検2級レベルとなると受験者の方はほとんど中学生以上になるでしょう。

中学生以上であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習を強くお勧めします。

ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。

なぜそのような覚え方がダメな覚え方なのか、そして私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!

さらに詳しく

ライティングが苦手な人はライティングの書籍を1冊手に入れる

最初に説明した通り英文ライティングは基本的に学校で学びません。

学ばないことをやれと言われても不可能ですよね。

そういう時はライティングに特化した問題集や書籍を手に入れてトレーニングする必要があります。

英検2級に特化した物であればこちらがおすすめです

本気で一発合格を狙う人にのみにおすすめの「英検ネットドリル」

本気で一発合格を狙っている方に私がおすすめしたいのがこのサイトでも至るところでおすすめしている旺文社の英検教材のデジタル版である「英検ネットドリル」です。

実際に自腹を切ってレビュー記事を書きました、気になる方はぜひ記事を読んでからご検討ください。

英検ネットドリルのメリット

  • 対策に絶対必要な「でる順パス単シリーズ」で音声使用可能
  • トレーニング問題機能で対策効率アップ
  • 弱点チェック機能で弱点を克服できる
  • 二次試験対策に使えるバーチャル試験官機能
  • 辞書機能でいつでもどこでもワンクリックで単語の意味を確認可能

本気の人だけにおすすめ

英検ネットドリル

安心の旺文社教材

効率的で身になる対策

便利なデジタル機能

9

機能

9

学習効率

6

値段

8

総合評価

今日のおさらい

  • 英語ライティングは学校でなかなか教えてもらえない
  • 英検2級のライティングは80~100単語程度の解答
  • 英検2級のライティングにはルールがたくさんある(上参照)
  • 英作文を添削してもらうのが一番のトレーニング
  • 苦手な人は英作文に特化した問題集を買うべき
  • 英検2級レベルの単語、熟語、フレーズ、文法の量を増やして表現の幅を広げよう







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JIN

1993年生まれ愛知県出身、偏差値40台の公立高校から独学勉強の末イギリスにあるイーストアングリア大学を正規で卒業、元英会話講師。 英検1級も取得し、今はなんとなくイタリア語をゆるーく勉強中。 現在は翻訳、英語、イギリスといった分野を軸に様々な活動を展開しています!

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