数多くの子どもたちに英検3級を指導して合格させてきた、英検1級元英語講師のJINです。
結論、英検3級リーディングにはコツがあります!
- 3級の筆記はとにかく単語が命
- 各設問のコツをしっかり理解しておこう
- しっかりとした問題集を使って特訓
筆記試験は、才能や経験に依存する面が少ないので、リスニング試験よりも対策で高得点を狙いやすいところです。
そして、効果的な対策方法を知っているのと知らないのでは大きな差が生まれます
実際私も英語講師になる前はそこまで特化した対策というのは意識していなかったのですが、経験を積むごとにその重要性が身に染みてわかります。
- 実際に英検3級を指導した元講師が考える対策法や勉強法がわかる
- 英検1級を持っている筆者の考える英検の攻略方法を知れる
- アクションプラン付きだから簡単に実践可能
長文読解問題が怖いんですが…どうすれば…?
心配いりません、3級の長文問題は長文というほど長いものではありません
英検3級レベルの単語力が無いと合格できない理由
まずは単語力が無いと英検3級には合格できない理由を紹介します。
英検3級の筆記試験は単語力で7~8割決まる
単語力が無ければ筆記試験は話になりません、英検3級の筆記試験は単語力で7~8割決まると言っても大げさな表現ではありません。
単語がいらない場面なんてひとつもありません。
つまり、ある程度英検3級レベルの単語力が無ければ、過去問や問題集を解いても仕方ない
まず取り組むべきなのは単語。
単語をある程度覚えられたら、実践的なトレーニングに進みましょう。
英検3級レベルの単語力が無い=英検3級に落ちるという考えを持ちましょう
3級受験者におすすめの単語の覚え方
まだ単語の覚え方に迷っているのであれば、私が累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習をオススメします。
ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではダメです
ずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
ちなみに私が一貫しておすすめしている英検3級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。
正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。
自分自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません
また、単語帳以外の必須アイテムについては、以下で一覧としてまとめています。
- 英検3級 でる順パス単を手に入れる
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
英検3級筆記試験の問題内容・試験時間・問題数
英検3級の筆記試験は4つのパートに分けて構成されています。
- 語彙問題:15問
- 会話問題:5問
- 長文内容理解:10問
- ライティング問題:1問
英検3級からこれまで無かったライティング問題が追加されています。
英検4級と比べるとかなり適切な時間配分が重要になってきます。
リスニングを合わせた英検3級の構造を詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
英検3級リーディング大問1「語彙問題」の概要・解き方・コツ
まずは英検3級筆記試験の大問1である「語彙問題」の解き方や問題形式を解説します。
2種類の出題パターン
- 登場人物がひとりでその文章の穴埋め
- 登場人物が二人で会話に応対する文章の穴埋め
基本的に英検3級の語彙問題では15問がこの2種類で構成されています。
ここでの形式は英検4級とまったく同じなのですでに英検4級を取得している人にとってはより対策しやすく、解きやすいものになっています
登場人物がひとりの場合の出題例
たとえば 前者の登場人物がひとりの場合、こんなような形式で問題が出されます。
This photo was taken early in the 20th ( ), it is amazing to see old photos like that.
1. field 2. century 3. number 4. area
登場人物が二人の場合の出題例
A: Karen runs every morning, ( ) she?
B: Yes, that’s why she keeps fit.
1. isn’t 2. hasn’t 3. couldn’t 4. doesn’t
なぜここで点を稼げるのかわかりましたか?
知ってさえすれば問題なくサクサク答えていけるような問題です
「語彙問題」というだけあってここで必要なのは「ボキャブラリー力」つまりどれだけ英検3級レベルの単語を知っているかに尽きます。
この語彙問題にいかに時間を使わずに素早く進められるかも筆記試験全体を考えると重要です
直近の英検3級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
元講師が考える英検3級筆記試験第1部「語彙問題」の解き方
ここでは英検指導経験のある元講師の私が考える大問1の解き方を解説します。
絶対に落としてはいけない語彙問題
This photo was taken early in the 20th ( ), it is amazing to see old photos like that.
1. field 2. century 3. number 4. area
この4つの単語の意味を知っていたらわかるかと思いますが、知っていれば迷う必要も無く答えは2だとわかる問題です。
Century(世紀)以外の選択肢はあり得ない
たとえば 長文問題であれば「それっぽい」選択肢も含まれるのですが、語彙問題では答え以外の3つは論外です。
最初にも言いましたが「語彙問題は英検3級レベルの単語を知っているかどうか」これだけなのです。
知っていれば解き方も何も問答無用で答えられるんですね
4つの選択肢でわからない単語があった場合の対処
ただもちろん選択肢4つあった中でひとつわからない単語がある、2つわからないのがある、という場面は出てくるかと思います。
知っている2つの単語の中に答えだと思うやつがあるのであれば間髪入れずにその選択肢を選びましょう。
先ほども言いましたが答え以外の3つの選択肢は議論の余地すらない論外だから
知っている2つの中に答えだと思う単語が無い場合は残りの知らない単語の選択肢に答えがあるはずです。
そういう場合は50%の確率に賭けるか、出来るのであれば消去法で削って答えましょう
何も理解できないならすぐにあきらめる、時間のムダを省こう
どうしてもわからない問題はすぐに諦めましょう。
先ほども言いましたが語彙問題は時間を使うような場所ではありません
何も理解できないのであればその時点で25%の確率に賭けましょう。
語彙問題は単語を知らなければ考え込んだって答えが出てくるような問題では無いからです
英検3級リーディング大問2「会話問題」の概要・解き方・コツ
次は英検3級筆記試験の大問2である「会話問題」の解き方や問題形式を解説していきます。
英検3級語彙問題と会話問題の決定的な違い
先ほどの語彙問題と会話問題はほぼ同じと思われがちですが、それは間違っています。
ここでは大問1と大問2の決定的な違いをまず見ていきましょう。
問われている能力が違う
- 語彙問題=文章を基にした問題
- 会話問題=会話を基にした問題
大問1で何を求められているのかというと文字通り「語彙力」つまり単語、熟語を中心にしたボキャブラリー力が問われている訳です。
日本の英語テストらしい問題なので多くの人も馴染みがあるでしょう。
しかし会話問題で問われるのは単語力、熟語力といったシンプルなものではなく「会話フレーズ力」どれだけ会話で使われるフレーズや言い回しを知っているかどうか
解答者は「単語」や「熟語」だけを知っておけばいいような問題では無いんです。
英会話を文章化した問題なので、筆記とはいえ英会話的な知識も必要なのです
たった5問が命取りという可能性十分にある
英検3級において会話問題はたった5/31です。
戦略としては、会話問題をあまり対策せずに、他の配点の高い対策を重点的にやるという戦略もあるでしょう。
それはそれで悪くない選択肢です。
しかしこの5問を侮っていると足元をすくわれる可能性も十分に考えられます
会話問題を重点的に対策する必要性は高くありませんが、しっかりと押さえておくべき項目なのです
英検3級筆記試験の「会話問題」の問題形式
会話問題の形式では登場人物が2人常に登場します。
英検3級会話問題の出題例
Man: Could you tell me how to get to the post office?
Woman: ( ). Go straight and turn right at the next traffic light then you’ll see it on your left.
1. It’s a taxi 2. Please show me your passport 3. This bus goes to the station 4. No problem
少し難し目かもしれませんが、会話の流れを掴めていれば迷うような問題ではありません。
しかし流れを掴めなければ選択肢1や3を間違えて選んでしまう可能性も十分あるでしょう。
ただの文章では無く会話を文章化したものなので、会話の流れを掴めるか掴めないかが正解と不正解の分かれ道となります
直近の英検3級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
元講師が考える英検3級筆記試験第2部「会話問題」の解き方
Man: Could you tell me how to get to the post office?
Woman: ( ). Go straight and turn right at the next traffic light then you’ll see it on your left.
1. It’s a taxi 2. Please show me your passport 3. This bus goes to the station 4. No problem
問題文、選択肢に出てくるすべての単語や会話フレーズを知っていれば、問題なくサクッと答えられるような問題です。
ところどころでわからない単語やフレーズが出てきたら、一旦知らない単語やフレーズを除いて知っている単語のみで会話のストーリーを自分なりに立ててみましょう
そのストーリーを元に選択肢を4つから3つ、3つから2つへと削っていくと正答率はあてずっぽうで解くよりも上がるはずです。
しかし知っているか知っていないかの問題なので、解き方のテクニックというよりは、どれだけ英検3級に向けてフレーズや単語を覚えたのかに懸かっています
質問に対する答えが問われているならその疑問詞に注目
こちらのテクニックは使える問題と使えない問題があるのですが、先ほどの例のように質問に対する答えの第一声が問題になっている時にはその質問の疑問詞に注目しましょう。
- How long~(どれくらいの時間、期間を聞いている)→期間を答える
- When~(いつ)→物事がいつ起こったのかを答える
- Do you~ Does he~など→答えはYesかNo
- What time~(時間)→1pm、3 o’clockなど時間で答えるなど
もう一度先ほどの例文を見てみましょう
Man: Could you tell me how to get to the post office?
Woman: ( ). Go straight and turn right at the next traffic light then you’ll see it on your left.
1. It’s a taxi 2. Please show me your passport 3. This bus goes to the station 4. No problem
疑問詞に注目するとCould you~?で始まっていますよね。
Could youで聞かれたら答えはYesかNoのニュアンスをもつものが答えです
例文でいうなら「No problem(問題ないですよ、いいですよ)」これ以外ありえません。
「~してもいいですか?」という応対に「いいですよ、だめですよ」以外の返し以外だと会話自体がまともに成立していないからです。
会話の流れを掴むセンスも必要というのはこういうことです
英検3級リーディング大問3「長文問題」の概要・解き方・コツ
次は英検3級筆記試験の大問3の「長文読解」について深堀りします。
英検3級の長文読解はいうほど怖くない
「長文読解」
名前を聞くと、非常に長い英文を読むイメージをしがちですが、英検3級の長文はそんなことありません。
- 掲示板などの内容理解
- Eメールなどの内容理解
- 短い物語の内容理解
上記のように長さはかなり短いものです。
さらに最初2つに関して言えば、掲示板やEメールは短くてわかりやすいため、とても解きやすい問題です。
解き方さえ覚えてしまえば、最初の2つで点を稼げます
- A=2問
- B=3問
- C=5問
このような問題数で構成されています。
直近の英検3級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
元講師が考える英検3級筆記試験第3部「長文問題」の解き方
ここでは英検指導経験のある元講師の私が考える大問3の解き方を解説します。
本文を読みはじめる前に問題文に目を通すのは鉄則
長文読解を解く上でこのテクニックは必須。
私も英検1級だけでなく、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの英語試験を受けてきましたが、基本的に長文問題はまず問題文に目を通しておきましょう。
とくに英検3級はそこまで長い文章では無いのでなおさら問題文を先読みしておくべき
そうすることで、より効率的に答えが書いてあるところを見つけられます
問題文の中のキーワードを見つけ出す
問題文を先読みする際に必ずするべきなのは問題文の中で出てくるキーワードを抜き出すという所です。
- 数字
- 人物名
- 名称
- 色
- 時間
- 値段
このようなものが、ありがちなキーワードです。
問題文を先読みする際にキーワードを抜き出しておけば、本文でそのキーワードが出てきたときにすぐ対応できます。
問題文すべてに気を取られていては時間が余計にかかって意味が無いので、自分が重要だと思うキーワードは先読みの時点でいくつか押さえておきましょう
時間がない切羽詰まった時の対応策
英検3級の長文読解はライティング問題の前に出てくる問題です。
問題文も本文も一語一語しっかり読んでいてはそこで時間切れになります。
本当に時間がない時はまず本文にある各段落の最初の1文だけ読みましょう、基本的に段落の最初の一文は段落の概要が書いてあることが多いからです
各段落の一文目を読めば本当になんとなくですがその物語の概要がつかめます。
あてずっぽうに回答してしまうよりかは正答率が上がるはずです、しかしこの方法は本当に時間がない時の最後の手段ですので時間がある時にはしっかりと読みましょう
掲示の問題やEメールの問題はまず数字を探す
問題文を先読みする際にはキーワードを探すべき、と先ほど言いましたが、ちらしや張り紙問題が出てきた場合、本文のちらしや張り紙の中からキーワードをまず探しましょう。
- 数字
- 人物名
- 名称
- 色
- 時間
- 値段
このようなものが張り紙の中には含まれている事が多く、高確率で問われます。
まずこのようなキーワードを探せば、スムーズに効率よく解いていくことができます
英検3級リーディング大問4「ライティング問題」の概要・解き方・コツ
最後は英検3級筆記試験の最終問題であるライティング問題の解き方や問題内容を解説していきます。
英検3級ライティング問題の出題パターン
英検3級のライティングでは誰もが書けるようなトピックがひとつ用意されています。
- Which do you like better, playing outside or playing inside?(外で遊ぶのと中で遊ぶのどちらが好きですか?)
- Which do you like better, dogs or cats?(犬と猫どちらが好きですか?)
- Which do you like better, PE or Math?(数学と体育どちらが好きですか?)
基本的にどちらが好きですか、どれが一番好きですか?というお題が出されます。
英検3級のライティングでは誰もが意見をもって答えられるように専門的なトピックではなく、一般的なトピックが出題されます
英検3級ライティング問題の解き方
ここでは英検3級のライティングにおける簡単な注意点を網羅しておきます。
語数は25~35単語程度
英検3級ライティングでは25~35単語程度を含む文章を書くことが求められています。
自分の考えとその理由を2つ書く
どちらが好きですか?という問いに対して自分の意見を述べて、その理由を2つ書く必要があります。
「犬と猫どっちが好きですか?」という問いに対して「どっちも好きです」というどっちつかずの解答をするのは基本的にダメで、どっちが好きか決めてから文章を書きだしましょう。
2つ以上書くのは悪くないですが、理由をひとつにするのは減点材料です。「I like dogs. Dogs are cute.(犬が好きです、犬はかわいいから)」みたいな短すぎるのも減点になります
理由ははっきり書く
理由を2つ書く必要がありますが、その理由は必ずはっきり書きましょう。
最悪な例を出すならI like dogs because I like them.(犬が好きです、なぜなら好きだからです)みたいな好きだから好きなんです!みたいな理由にならない理由はダメです。
形容詞、副詞、接続詞などでしっかりとした文章にする
形容詞、副詞、接続詞を使わない英文は単調すぎます。
単調にたくさんの文を積み重ねるだけではだめです。
それよりも、より補足情報を入れて、自分のアイデアを強化して長い文章に変えるとよりよいでしょう。
シンプルな文章ですがBecauseやFor exampleを使う事によってより具体的に流れ良くアイデアを伝えることができ、ある程度の構成を作ることができます
日本語の単語をアルファベットで書くと減点
Karaokeなど世界的に日本語が語源でも英語で通じるものは別として、その他の日本語単語をアルファベットで書くと減点されます。
ムリやりアルファベット化して文章に加えるのはやめましょう。
どうしても使いたい時は英語でその単語がどんな意味でどんなものなのか説明する必要があります
矛盾した文章はダメ
ライティングで絶対ダメなのは矛盾した文章を書く、そして結局何が言いたいのか分からなくなる状況。
英検3級は25~35単語の短い文章のライティングなので、基本的にButを使うような文章を書くのはやめましょう。
短いからこそ複雑な構成にしない方がいいです
難しい単語をムリに使おうとしない
難しい単語をムリして使うのは逆効果になってしまう可能性もあります。
何回も言いますが英検3級のライティングは25~35単語程度の凄く短いライティングなので、とにかくシンプルでもいいので自分の意見をシンプルにわかりやすく、論理的に伝えましょう。
わざわざ難しい文法を使ってその文法が間違っていると減点対象になるので、自分が自信を持って書ける範囲の単語、熟語、フレーズ、文法を使って文章を組み立てましょう
英検3級ライティング問題の更なる対策法や心構えは以下の記事で詳しく紹介しています。
元講師が考える英検3級筆記試験のおすすめ対策法・勉強法・参考書
最後に英検3級リーディング対策にオススメの勉強法や教材を紹介します。
オススメの英検3級用問題集・参考書
書籍名 | でる順パス単 英検3級 | 英検3級 過去6回全問題集 | 7日間完成 英検3級予想問題ドリル | 英検3級総合対策教本 |
オススメ度 | (5.0) | (5.0) | (4.0) | (3.5) |
値段・コスパ | (5.0) | (5.0) | (4.5) | (4.0) |
特徴 | ・定番で間違いない単語帳 ・対策に必須 ・データを基に頻出単語を網羅 | ・実際の過去問6回分収録 ・対策に必須 | ・定番の英検3級問題集 | ・初心者向けの入門書 |
とりあえずこの4冊が元講師として、オススメできるキホンの問題集や参考書です。
各書籍の詳しい内容やオススメの理由などは以下の記事で完全に解説しています。
英検3級レベルの頻出単語をとにかく覚える
もっとも重要な対策です。
英検3級レベルの単語を知っておくことで筆記試験の問題だけでなく、リスニング試験、ライティング試験の得点アップにも大幅に繋がります。
私が一貫してオススメしている英検3級用の単語帳は、こちらのでる順パス単です。
正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。
自分自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません
15,000単語以上覚えた私がおすすめする英検3級単語の覚え方
中学生以上の受験者であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習を強くオススメします。
- ノートに書く
- 暗記シートを使う
- 単語帳をただ眺める
ずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
- 英検3級 でる順パス単を手に入れる
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
キーフレーズ(疑問文の先頭)とその応答を必ずまず覚える
大問2では「疑問文の先頭」と「それに対する応答」をきっちりとクリアしておく必要があります。
- How long~(どれくらいの時間、期間を聞いている)→期間を答える
- When~(いつ)→物事がいつ起こったのかを答える
- Do you~ Does he~など→答えはYesかNo
- What time~(時間)→1pm、3 o’clockなど時間で答える
英検3級レベルでよく出てくる各疑問詞の意味と、それに対する応答パターンを覚えておけば、会話問題は少なくとも3つくらいは正解できます
長文問題はまず英語の文章に慣れることからはじめよう
英会話において会話の流れやフレーズ、意味を汲み取るのが大切なのと同じで、英文読解でももちろん文章から意味を汲み取ったり、内容を頭で整理するのは大切です。
この能力は単語やフレーズを覚えて対策するだけでは身に付きません。
慣れの部分が大きいので、いろいろな英文と触れ合ったり、英文読解問題をたくさん解くことで徐々に身に付いていきます
英検3級の長文演習問題をたくさん解くのもよし、英検3級以外の英文読解問題を解くのもよし、英語で本を読むのもよし、高校受験の長文対策だって意味がある、そんな感じです。
とくに長文読解に苦手意識がある人は、復習も兼ねながら積み上げていけるのでオススメ。
- ハイパー英語教室中学英語長文などを使って、英語の長文に慣れる
- スラスラ読めるようなトレーニングを重ねる(次の項で解説します)
英語は必ず前から読む練習をしよう
皆さんご存じの通り、英語と日本語では語順がまったく違います。
そのような側面から、日本語に訳しながら読もうとして、後ろから読んだり、前後行ったり来たりしている方もいるのではないでしょうか?
これを「返り読み」と言い、リーディングでは最大級の悪癖です
そんな悪癖を矯正するのが、スラッシュリーディング、今のうちに直しておくと今後もかなり役立ちます!
英語を英語の語順で読むことを目的としており、母国語に訳してしまったり、返り読みをするのを防止します。
「英語を英語のまま読む訓練」というとわかりやすかもしれません。
たとえば、こんな文章があったら、このようにスラッシュを入れます。
Go straight / and turn right / at the next traffic light / then you’ll see it / on the right.
スラッシュを入れることが目的ではないので、慣れたらスラッシュの数は減らす、最終的にはスラッシュを入れなくても塊で読めるように
最初はルールを守るのも重要ですが、慣れていくうちにルールに縛られ過ぎないように!
より詳しいスラッシュリーディングのやり方や、スラッシュリーディングの効果、オススメの参考書やアプリについては以下の記事でガッツリ解説しています!
さらに、リーディングをするときに訳してしまう…という方は、後ろから訳すのではなく、前から訳すようにしましょう。
「サイトトランスレーション」といい、通訳者が使うようなトレーニングです。
Go straight (前進して)/ and turn right(右に曲がる)/ at the next traffic light(次の信号で)/ then you’ll see it(そうすれば見える)/ on the right.(右手に)
ここでもスラッシュを入れるとスムーズです、
3級の時点で絶対にやるべき!とはいいませんが、今後役に立つ読み方なので、ぜひ挑戦してみてください!
- スラッシュリーディングとサイトトランスレーションの記事を読んでみる
- 効果やメリット、やり方を理解
- 時間があるときは、スラッシュを入れて読んでみよう!
英語の長文読解は速読も鍵
英検3級だけに関わらず、英語の長文問題を解く際には「速読」も鍵となります。
文字通り「文章を速く読む力」のことです。
国語のテストだって本を速く読んで内容をつかめる人の方が有利
速読に関するご要望が多かったので、この度さまざまな側面から速読を理解できるよう、速読のコツをまとめました。
文章を速く読むうえでのコツは以上の通りです。
しかし、英検3級に特化して言うのであれば、特に重要なのが
- 返り読みしない
- 指や鉛筆で追う
- 1ワードずつ読まない
- 頭の中で声に出して読まない
- 問題の先読み
この辺でしょうか?
もっとも大事なのは「返り読みしない!」で間違いありません
返り読みをしないためのアイデアは、後に紹介します。
上記13個のコツをもっと詳しく知りたい、どのように実行できるかどうかは以下の記事で解説しています!
最後は過去問で追い込みをかける
これまで紹介した対策法である
- 本を読む
- 長文問題集を使う
- 速読を身に付けてみる
これらをある程度こなして、英語の文章やストーリーを読むことに慣れたら、ここで英検3級の過去問で追い込みをかけるのが効果的です。
受験するのは英検3級なので、最終的には過去問での対策は避ける事ができません。
筆記だけでなくリスニングでも使えるので、合格したいのであれば必ず1冊は持っておくべきです
- 最新の3級過去問を手に入れる
- 時間を測って解いてみる
- 間違えたところは、なぜ?どうすれば正解できた?を考える
どの勉強をどの時期にやればいい?学習スケジュールを提案
ここまで、3級のリーディングに特化した対策法を紹介してきました。
ただし、対策法を知るだけでなく、適切な勉強を適切な時期に行うのも非常に重要
「でもどの勉強をどの時期にやればいいかわからない…」
そんな方のために、私の経験を詰め込んだ3ヶ月間のオリジナル学習スケジュールを作りました。
誰でも無料で見れるように、記事にしましたのでぜひ以下からチェックしてみてください。
しかし、独学というのは自宅で筋トレ器具を買ってトレーニングするようなもので、続ける難易度が高く、やめたくなる瞬間は毎日襲ってきます。
- 「本当に自分ではどうしようもなさそう」
- 「自分だけだと何をすればいいか一切わからない」
- 「先生的な存在がいないとサボってしまう」
このようなタイプの方も多いのではないでしょうか?
私も学生時代そういうタイプだったので、気持ちは痛いくらいわかりますし、そのことについて自分を責める必要もありません
ただし、その状況で何もやらない場合、当たり前ですが合格する確率はかなり低いのも事実なんです。
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英検3級の筆記試験に関連するよくある質問
最後に、英検3級の筆記試験に疑問を持っている方が抱かれがちのよくある質問をまとめて解答します。
コメント
コメント一覧 (2件)
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