こんにちは、数多くの子供たちに英検準2級を指導して合格させてきた英検1級元英語講師のJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 英検準2級を受験しようと思います。 どのように勉強すればいいのでしょう?
- 中学生です、準2級の効果的な勉強法教えてください!
- 単語や熟語はどのように覚えればいいですか?
講師時代によく聞かれた質問です。
実際とりあえずなんとなく問題集を買って解いてみるだけという方も多いです。
しかし適当に問題集を適当に解いているだけでは効果がありません。
実のところ私は元々中学、高校と英語が得意な訳でもなく、高校も偏差値40の公立高校に通っていましたし、計画的な勉強なんてした事もありませんでした。
そんな私でも英検1級まで全部一発で合格して来ました。
それは「目標から逆算して計画を立てて忠実に遂行してやり抜くことができたから」これだけです。
今回は準2級の勉強法に関して悩みを持つ方々のために元英語講師の私が「効果的に合格に直結するような英検準2級おすすめ勉強法」を紹介していきます!
この記事を読むメリット
- 英検準2級指導経験のある元講師が考える勉強方法
- 必要な問題集や教材が分かる
- 元講師が考えた完全学習スケジュールを公開
本気で一発合格を目指している人向けの完全攻略ガイドはコチラ
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【保存版】英検準2級の対策が丸わかり!元講師が作る知っておくべき情報まとめ
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おすすめの対策本だけを知りたい!という方はこちらの分かりやすい表を用意しましたのでぜひご活用ください。
書籍名をタップ(クリック)すると詳細を確認できます
おすすめ度/重要度 | 値段・コスパ | 特徴 | |
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でる順パス単 英検準2級
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(5.0)
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(5.0)
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英検準2級 過去6回全問題集
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(5.0)
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(5.0)
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7日間完成 英検準2級予想問題ドリル
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(3.5)
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(4.0)
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英検準2級総合対策教本
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(3.5)
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(4.0)
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3週間で英文速読の基礎が身につく本
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(3.5)
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(4.0)
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英検準2級の勉強で最優先すべきは単語学習
まずは英検準2級の対策において単語学習が最も重要である理由を解説します。
英検では単語学習が一番重要
常々言っていますが、英検各級レベルの単語力が無いという事はその級に落ちるという事を意味していると真剣に思っています。
筆記試験もリスニング試験も、もっと言うならライティング試験も全て単語が絡んできます。
もちろん文法なども全ての試験で必要ですが、単語と比べると重要度が桁違いです、筆記試験の中には単語だけに特化した語彙問題なんて言うのもありますからね。
単語力が無いと起こる事
- 英検準2級レベルの単語力がない=英検準2級に受からない
- 英検準2級レベルの単語力がない=過去問も満足に解けない
- 英検準2級レベルの単語力がない=英検準2級の実践的対策ができない
このような考えです。

単語学習対策で使うべきたった1冊の本
私も英検1級まで取得しましたが、この本は合格するために無くてはならない存在だと胸を張って言えます。
むしろこの本なしで受かった人ってどうやって単語勉強したの?とすら思います。
この本の凄いところは過去のデータが凄く分析されていて正確なところ、パス単で重要、頻出とされている単語は本番でもたくさん出てきます。

英検準2級受験者におすすめの英単語の覚え方
中学生以上の受験者であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習を強くお勧めします。
ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです。
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
関連 【完全版】イギリスの大学を卒業した私がおすすめする英単語の覚え方
問題集もしくは過去問で実践練習を積む
単語の次に手を付けるべきなのは問題集を使った実践学習です。
ここではおすすめの問題集と過去問集を紹介します。
単語学習→問題集→過去問が理想的
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パス単での単語学習
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問題集で練習
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過去問で追い込み
この順序が一番効果的です。
パス単を5割、6割終えた時点で次のステップである2に進む事ができます。
試験まで日にちがあまりない、思うように時間が取れない、という方は2を飛ばして3に飛んでも構いません。
問題集での練習よりも過去問での学習の方が重要だからです。
出題形式が似ていると言っても問題集の多くは実際の問題よりもレベルが易し目に作られているケースが多く、問題集で出来ても実際のテストではそれほど…という事もあるからです。
英検準2級におすすめの過去問と問題集
講師時代から私がおすすめしている過去問と問題集はこちらの2冊です。
英検準2級 過去6回全問題集
内容・評価 | |
概要 | 過去6回分の過去問を収録する問題集 |
おすすめ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 実際に過去に出された問題で対策をして合格に近づける |
こちらも合格したいのであれば必ず1冊です。
過去問を使って傾向や内容を掴んだり、スピード感に慣れる事は必須です。
大学受験をする人はセンター試験の過去問を必ず事前に解きますよね?高校受験をする人は必ず事前に過去問を解きますよね?英検もそれと全く同じです。
問題集と過去問は別物と考えてください。
過去問を事前に解いておかないと本番で予期しないアクシデントが発生する確率も高まります。
過去問を事前にこなしておけば冷静にいつも通りの力を発揮できます。

7日間完成 英検準2級予想問題ドリル
内容・評価 | |
概要 | 定番の7日間で完成できる英検準2級問題集 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 全受験者 |
期待できる効果 | より多くの実践問題を解いて合格を狙う |
こちらは過去問に取り組む前にまず取り組んでみるべき英検準2級のドリルです。
つまりこれを過去問の前にやる事で、よりスムーズに無理なく実践に近い状況に持っていく事ができるのです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、全て旺文社さんの英検対策本です。
英検対策の教材は基本的に旺文社さんのものがナンバーワンだと感じていますし、分析とそのクオリティが素晴らしいです。
そして私が推奨する3冊のセットがお得にネット販売されていることに最近気づきました!
ぜひ私の推奨する方法で、本を使って計画的に英検準2級合格を目指したいという方は3冊セットでご購入されるとよりお得です。
英検準2級合格に向けた過去問や問題集を使った正しい勉強方法
ここでは問題集や過去問を使って勉強する際に絶対に気を付けなければならない点を解説します。
答え合わせは必ずしっかりとやろう
過去問や問題集をせっかく買っても問題を解いて、丸付けをしてやった気になった終わりにしてはダメです。
チェックポイント
- 普通に解く、丸付けをする
- どこで、どうして、どんな経緯で間違えたのか、知らなかった単語を割り出す
- どうすれば正答できたのかを考える
- 知らなかった単語は覚えなおす
- 一定期間を空けてもう一度同じ問題の2週目をする
少なくともこれくらいするべきです。
そうする事で知らなかった新しい事も過去問から学べますし、今後同じシチュエーションでどのように対処すればいいのか分かります。

英検準2級合格を目指すために私がおすすめする教材や本を厳選してこちらの記事でまとめましたのでぜひどうぞ。
関連 英検準2級合格に強い味方!おすすめ問題集・参考書を元講師が5つ厳選して紹介
過去問を解くときは時間を測る
過去問をやる時には本番にタイマーを合わせて解いていくと本番でのペース配分などに慣れていく事ができます。
ペース配分が分からないと時間切れになって解けなかった問題があるなんてよくある事です。
関連 英検準2級の配点を知るのは不可能!知っておきたいその理由と試験構造
元講師が超おすすめする最適な3ヶ月勉強計画を公開!
ここでは英検1級取得の元英語講師の私が独自に考えた英検準2級の合格を目指すための3ヵ月学習プランを公開します!
英検準2級合格を目指すための学習計画1ヶ月目
まずは学習開始1ヶ月目にやるべきことをすべてまとめます。
1ヶ月目は単語と熟語学習のみ
英検の学習計画を立てる際にまず教材や問題集を買って始めようと考える人も多いかと思うのですが、私は反対です。なぜなら英検準2級レベルの単語を知らないうちに問題集をやっても満足に解けないからです。
理解できないものをひたすらやるほど人間にとって苦痛で非効率なものはありません。
また、英検準2級レベルの単語量はほぼ一定で決まっており、終わりが無い訳ではありません。
関連 【英検準2級】元講師が必要な単語数を徹底解説【頻出単語150選付き】
まず単語を固めて問題集なり過去問なりをしっかりと解けるようになるのが最優先です。

英検準2級学習プラン1ヶ月目で必要な本
まず英検準2級レベルの単語力をつけるために単語学習をする際は必ず英検準2級専用の「単語帳」が必要になります。
ちなみに私が一貫しておすすめしている英検準2級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。
正直こちらのパス単以外の単語帳は思いつかないくらい!
自分自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません。
1ヶ月目に必要なのはこのたった1冊です。

1ヶ月目は先ほど紹介した単語帳の4~5割程を覚えられるように頑張ろう
何度も言うようですが、このプラン最初の1ヶ月目は単語学習一本です。
目標を一本に絞っているからこそなんとか単語帳に載っている単語の4~5割は覚えられるように頑張りましょう。
「そんなの無理だよ」
そう思うかもしれませんが、英検準2級を受けようとする方ならあの単語帳に載っている単語が全て見たことのない単語だけ何てことは絶対にありません。

英検準2級合格を目指すための学習計画2ヶ月目
次は学習プラン2ヶ月目にやるべきことを全て網羅します。
単語学習は継続しつつ別の対策も始める
先ほどの学習計画に沿ってくれた方はこの時点で単語帳の4割~5割覚えてくれたことでしょう。
2ヶ月目の単語目標は「単語帳の7割覚える」です。
2ヶ月目では他の事もやりたいので、ペースを少し落とします。

英検準2級の内容を頭に叩き込む
試験を受ける前に熟知すべきこと
- 何分のテストなのか
- 何問のテストなのか
- どんな問題が出題されるのか
2ヶ月目では必ず英検準2級の問題内容をしっかりと頭に入れておきましょう。これは合格を目指すために必要なステップです。
英検準2級全体の簡単な問題数構成はこちらの記事でご確認いただけます。
関連 英検準2級の配点を知るのは不可能!知っておきたいその理由と試験構造
私の書いた上の記事はかなり簡略的に書かれており、全てを紹介しきれている訳では無いので、2ヶ月目に買いたい本の1つとしてこちらの参考書をおすすめします。
2ヶ月目の1ヶ月を通してこの本を読破しましょう。
そうすればあなたが対峙する事になる英検準2級と言う敵を知る事ができ、自分がどこで点を稼げそうなのか、どこが苦手でどこを重点的に対策するべきなのかなど役に立つ情報をたくさん得る事ができます。
2ヶ月目はこれだけです。

英検準2級合格を目指すための学習計画3ヶ月目
最後に試験直前の3ヶ月目では遂に実戦練習で追い込みをかけていきます!
最後の1ヶ月にやるべきことを全て解説します。
英検準2級合格の為の実践演習①:問題集を使用
まずは過去問ではなく予想問題集からやっていきます。
その理由と言うのが、過去問よりも問題集の方が比較的易し目のレベルで作られている場合が多いからです。
本番の問題よりもレベルが少し設定されている場合が多いという事です。
対策としては簡単な問題→難しい問題に移っていくべきなので、問題集から先に手を付けるという訳です。
私がおすすめする問題集は2つあるのですが、どちらかをやるのも良いですし、両方やるのももちろん素晴らしいです。
割ける時間を考慮しながら決めてください。
英検準2級合格の為の実践演習②:過去問で最後の追い込み
問題集をしっかり終えたら次にやるべきなのは「過去問」です。
これだけは確実に言える事なのですが、テスト対策をする上で過去問をやらないで挑むのはあり得ません。
問題集を終えたらちゃんと過去問に取り組んで本番に備えましょう。
本番まで3ヶ月も無い場合
この学習プランは3ヶ月で設定されているので、本番まで3ヶ月も無い場合はどこかを削ったり減らす、もしくは3ヶ月で設定したものを2ヶ月で急ピッチで完了する必要があります。
削減例
- 教本の部分を飛ばす
- 問題集を通らずに過去問に進む
- 単語の取得数を下げる
以上のような対策ができますが、効果は大幅に落ちます。
本番まで1週間でも何もやってない、どうする?
物事を先回しにしてしまいがちな人にとっては本番の1週間前に何もやっていない、どうしよう!?という状況に陥る可能性は否定できません。
実際にも私も学生時代はかなり物事を先回しにして忘れてしまいがちな人間だったからです。
そんな状況で諦めたり、自分を責めたり自己嫌悪には陥らないでください!
まだ1週間あるのです、出来る事をやりましょう。
反省は必ずすべきです、でも反省すべき時は本番1週間前ではなく英検準2級の合否が出た後に猛省してください。
何もやらずに合格できる確率がその時点で5%なら1週間頑張ってそれを10%まで上げる努力をしましょう。

関連 【緊急】英検準2級で一夜漬けは可能?残り1週間でもできる応急勉強法
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【保存版】英検準2級の対策が丸わかり!元講師が作る知っておくべき情報まとめ
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本気で一発合格を狙う人にのみにおすすめの「英検ネットドリル」
本気で一発合格を狙っている方に私がおすすめしたいのがこのサイトでも至るところでおすすめしている旺文社の英検教材のデジタル版である「英検ネットドリル」です。
実際に自腹を切ってレビュー記事を書きました、気になる方はぜひ記事を読んでからご検討ください。
英検ネットドリルのメリット
- 対策に絶対必要な「でる順パス単シリーズ」で音声使用可能
- トレーニング問題機能で対策効率アップ
- 弱点チェック機能で弱点を克服できる
- 二次試験対策に使えるバーチャル試験官機能
- 辞書機能でいつでもどこでもワンクリックで単語の意味を確認可能