偏差値40の高校に通っていた頃に、3ヶ月でIELTSのスコアを4.5から6.5まで伸ばしてイギリスの大学を卒業したJINです。
結論からいうと、最短はコンピューター試験の3-5日後です
- ペーパー試験は13日後
- コンピューターなら3~5日後
- IELTS for UKVIの場合も同じ
「IELTSの結果いつ発表されるのか気になる…」
恐らく受験した方であれば、できる限り早く結果を知りたいと思っている方がほとんどでしょう。
結果発表はコンピューター試験の方が早い
本記事では、「IELTS試験結果をいつ知れるのか」「いつ届くのか」に特化して、さまざまなシチュエーションごとに解説していきます。
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- IELTS試験の結果発表までの日数がわかる
- 再採点やスコアの有効期限などの豆知識も網羅
- この記事を読めば大体の情報はすべて知れます
なんでコンピューター試験とペーパー試験で日数が違うの?
やっぱり、コンピューター上で行われた試験の方が、採点が簡単だからだと思うよ!
本記事における主な参考文献・情報源
作成元・著者 | 題名 |
文部科学省 | 各資格・検定試験とCEFRとの対照表 |
文部科学省 | 大学入試改革における英語資格・検定試験の活用について(関係資料集) |
ヴァミューレン服部美香 | 名古屋外国語大学におけるTOEIC・TOEFL・IELTS(T・T・I)授業実践報告 |
片岡 宜子 | 多文化社会学部における IELTS スピーキング対策に関する現状報告 |
OSEI ABE, ASUKA MATSUZAKI, MARIKO WAKITA, RIE KOIZUMI | Which Should Be Dominant in Japan, the TOEFL iBT or the IELTS? (Course name: What Does a Test Measure?) |
Ian Wash | IELTS Preparation as an Undergraduate University Course : A Case Study |
リサーチに利用したプラットフォーム・情報元
IELTS | IELTS Japan公式サイト。 |
日本英語検定協会 | 日本におけるIELTS運営組織のひとつ。 |
British Council | 日本におけるIELTS運営組織のひとつ。 |
JSAF | 日本におけるIELTS公式テストセンターのひとつ。 |
UK PLUS | 名古屋のIELTS公式テストセンター。 |
Cambridge English | IELTSテスト開発元。 |
Cambridge University Press | ケンブリッジ大学出版。 |
Google Scholar | 論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできるGoogleプラットフォーム。 |
CiNii Articles | 学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービス |
CiNii Books | 大学図書館等が所蔵する本の情報検索サービス |
J-STAGE | 文部科学省所管の独立行政法人科学技術振興機構が運営する電子ジャーナル公開システム。 |
IRDB | 国内の学術機関リポジトリに登録されたコンテンツのメタデータを収集し、提供するデータベース・サービス。 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私がIELTS記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
IELTSの結果はいつわかる?
IELTSの試験結果、成績証明書(Test Report Foam)は郵送、またはオンライン上でもスコアを確認することも可能です。
オンラインでの確認、郵送ともに筆記テストから下記の日数がかかります。
IELTSペーパー試験 | 13日後 |
IELTSコンピューター試験 | 3~5日後 |
IELTS for UKVI ペーパー試験 | 13日後 |
IELTS for UKVI コンピューター試験 | 3~5日後 |
IELTS for Life Skills | 6日後 |
公式の成績証明書は郵送のみ
E-mailやFAXで問い合わせても教えてもらえない
ペーパー試験は13日後
ペーパー試験は受験日から13日後にオンライン上で結果を確認できます。
また、成績証明書も同じく13日後に投函され、手元に届くのはその数日後です。
コンピューター試験(CD IELTS)は3~5日後
コンピューター試験の結果は、受験日の3~5日後にオンライン上で結果を確認できます。
また、3~5日後に成績証明書が投函されます。
コンピューター試験の方がペーパー試験に比べて1週間から10日程早く出る!
IELTS for UKVIの結果
IELTS for UKVIの試験結果は、通常のIELTSと同じ流れです。
オンライン上でスコアの確認ができ、成績証明書は指定の日数で郵送されます。
- ペーパー試験: 筆記試験の13日後
- コンピューター試験: 試験日の3~5日後
ビザ用という旨が成績証明書に記載されるという点が通常のIELTS異なる点です。
通常のIELTSとの主な違いは、以下の記事で詳しく解説しています!
IELTS Life Skillsの結果は6日後
IELTS Life Skillsの結果は、筆記試験の6日後に投函されます。
手元に届くまで数日待ちましょう。
1日でも早くスコアを受け取る方法はある?
残念ながらありません。
早く結果が必要という人はCD IELTS(コンピューター試験) を選ぶしかありません。
試験後に、速達のような形で郵送してもらうことはできません
IELTSの採点はどうやって行われている?
IELTSの採点は、正答率や採点基準によって決まり、スコアは0.5点刻みで1.0~9.0となります。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各スコアと、その4つの平均スコア(オーバーオールスコア)があります。
平均スコアが0.25以上であれば繰り上がり、0.24以下であれば繰り下がる
19.5÷4=4.875
平均は4.875なので繰り上がり、オーバーオール5.0
24.5÷4=6.125
平均は6.125なので繰り下がり、オーバーオール6.0
IELTSのスコアに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
IELTSリーディングとリスニングの採点方法
IELTSの採点は、リーディングとリスニングは各40問。
正答数によりスコアが決まります(参考:IELTSバンドスコア・採点方法 | 英語検定・試験のIELTS公式サイト)
ジェネラルの場合は、アカデミックよりも高い正答率が求められる
たとえば、アカデミックで30問正解するとバンドスコアは7.0ですが、ジェネラルでは6.0です。
スコア | 9.0 | 8.5 | 8.0 | 7.5 | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 5.5 | 5.0 | 4.5 | 4.0 | 3.5 | 3.0 | 2.5 | 2.0 |
正答数 | 39-40 | 37-38 | 35-36 | 33-34 | 30-32 | 27-29 | 23-26 | 19-22 | 15-18 | 13-14 | 10-12 | 8-9 | 6-7 | 4-5 | 3 |
スコア | 9.0 | 8.5 | 8.0 | 7.5 | 7.0 | 6.5 | 6.0 | 5.5 | 5.0 | 4.5 | 4.0 | 3.5 | 3.0 | 2.5 | 2.0 |
正答数 | 39-40 | 37-38 | 35-36 | 32-34 | 30-321 | 26-29 | 23-25 | 18-22 | 16-17 | 13-15 | 10-12 | 8-9 | 6-7 | 4-5 | 3 |
IELTSライティングの採点方法
ライティングは最低でも2~4名の試験官が採点を行います。
- 課題の達成度
- 一貫性とまとまり
- 語彙力
- 文法知識と正確さ
より公正で質を保った採点をするために、複数の試験官がひとつのテストを採点するんですね。
IELTSスピーキングの採点方法
IELTSのスピーキング試験は試験官と1対1の面接形式で行われ、録音されます。
- 流暢さと一貫性
- 語彙力
- 発音
- 文法知識と正確さ
結果に不服なら再採点の申し込みができる
試験では「よし、うまくいった!」
手ごたえがあったのに、実際のスコアが思ったよりも低い。こんな時はショックだし納得がいかないですよね。
IELTS試験では、有料で再採点を申請することが可能
手数料は、技能数に関わらず一律9,000~11,000円(申し込み団体による)
約2~4週間で再採点の結果がでます。
再採点でスコアが下がることはないと言われている(噂ベース)
もしスコアがあがった場合、手数料は返金されるため、まったく納得いかない場合は、試してみる価値はあります。
ただし、スコアが変わらなければ、手数料は返金されません。
再採点を希望する場合は、受験したテストセンターへメールで連絡をしてみましょう
IELTS試験のスコアは2年間有効
「IELTSのスコアは一生ものですか?」
こう聞かれることもありますが、IELTSスコアの有効期限は2年間と決まっています。
つまり、僕が昔取ったIELTSスコアも、公式には有効期限が切れています
追加成績証明書とは?
大学受験や永住権申請などにIELTSの成績証明書は必要な場合、追加で発行してもらえます。
- 筆記テストから2年以内
- 5通までは無料、それ以上は1通ごとに1,100~1,200円の手数料がかかる
- 大学や移民局へ直接送付される
有効期限の2年間なら追加の成績証明書を発行してもらえる
自分宛や留学斡旋会社には送ってもらえない
追加成績証明書の手続き
申込時に追加の成績証明書を申し込む場合は、送付先を指定できます。
受験後に申し込む場合は、受験したテストセンターに問い合わせをするか、オンラインから申し込みをしてください。
テストセンターにより手続きが若干異なる
英検を通して受験した場合、受験日から1ヶ月以上経過すると手数料がかかるので注意しましょう。
- 受験から1カ月以内、5通までは無料
- 受験から1カ月以上、6通目からは1通1,100円
- 申し込み方法:受験後にマイページから
- 受験から2年以内、5通までは無料
- 受験から2年以内、6通目からは1通1,200円
- 申し込み先:申込時に送付先を指定可能。試験後の申し込みは各センターへ直接連絡
日本で受けた結果を海外の大学や移民局に送付してもらうことも可能です。
その場合、国際宅急便費用がかかる場合もあります。
手続きには時間がかかる場合もあるため、余裕をもって申し込みをしましょう
IELTS対策にオススメのオンラインサービス完全まとめ
「自分ではどうしようもできない…」
そんな気持ちになることもありますよね、でも心配しないでください!IELTSで人の手を借りるというのは普通のことです。
実際のところ、ライティングとスピーキングに限ってはひとりでできないのは事実なのです。
なぜなら、間違いを直してもらわなければ、正解がいつまでもわからないから
だからといって、高額な英会話スクールに通う必要はありません、今の時代インターネットで解決できます!
- IELTS対策が得意なオンライン英会話
- IELTSのライティング添削サービス
- オンライン講座・通信講座
すべてやる必要はなく、どの学び方が合っているか考えてサービスを選ぶとムダのない選択が可能!
それでは、それぞれのオンラインのIELTS対策サービスのオススメを紹介します。
IELTS対策にオススメのオンライン英会話
英語学習方法の主流にもなりつつオンライン英会話ですが、もちろんIELTSにも活用できます。
一般的な固有メリットやデメリットは以下のとおり。
「そもそもオンライン英会話が何かわからない…」という方は、以下の記事をまず見るのがオススメ!
また、IELTS対策目的でオンライン英会話を活用するメリットとデメリットは以下のとおり。
「興味があるけど変なサービスには入りたくない…」
そんな悩みを抱えている方のために、ド素人からIELTSを猛勉強した経験があり、元オンライン英会話講師でもある私が、IELTS向けに特化してオンライン英会話ランキングを作りました。
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サービス名 | ELT英会話 | バークレーハウス | キャンブリー | ベストティーチャー | Preply |
おすすめ度 | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (3.5) |
体験レッスン | レッスン1回 | レッスン1回 | レッスン1回 | レッスン1回 | 値引き価格のトライアル |
値段 | 月額 14,300円~ | コースによって大幅に異なる | 月額 2,217円~ | 月額 16,500円(資格対策コース) | 講師によって異なる |
講師 | 有資格イギリス人のみ | 日本人+ネイティブ | ネイティブのみ | ネイティブ含む世界50ヶ国以上 | ネイティブ |
IELTSの専門性 | ◎ | ◎ | ○ | 〇 | 〇 |
ポイント | IELTS試験官が在籍! | 日本語でわかりやすいノウハウ共有が売り | ネイティブオンリーの人気オンライン英会話 | ライティング指導がイイ! | 単発で使えるオススメ穴場 |
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さらにサービスを選ぶ際に気をつけるべき点や、ランキング外のIELTSサービスを提供しているオンライン英会話については、コチラの記事で詳しく解説しています。
ELT英会話は、今でも実際に継続受講しているので、少しだけ中身を紹介しておきますね!
結論、ここまで継続受講してきて、まったく後悔はありませんし、本会員になる前に見えなかったこともたくさん見えてきました。
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- 私は今まで気にもしなかった細かいところまでしっかりと気づいて、正しい方向性で対策できるようになった
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レッスン外でもEdmodoという教育向けプラットフォームで、練習問題や読んでおくべき資料などを送ってくれますし、質問があればいつでもそこで回答してくれます。
担当講師によってはEdmondoを使用して質問に回答する場合もありますが、すべての講師が同じようなアプローチを取っている訳ではありません
宿題に関しても、私の生活に合わせて仕事が忙しいときは少な目、ガッツリやりたいときには多めに出してくれるのでタイムマネジメントも非常にやりやすいと感じます。
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結論からいうと、IELTSライティングのスコアは添削を挟まないと上がらないです。
- 自分で自分の改善点は見つけられないから
- 完全独学でできることは極端に少ないから
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