偏差値40の高校に通っていた頃に、3ヶ月でIELTSのスコアを4.5から6.5まで伸ばしてイギリスの大学を卒業したJINです。
結論、IELTSの為にイギリス英語を覚えなおす必要はありません
- イギリス英語を覚え直す必要はない
- ただし知識があるとリスニングで役に立つ
- スピーキングやライティングでアメリカ英語を使っても問題ない
- TOEFL(アメリカ系)
- IELTS(イギリス系)
アメリカ留学ではTOEFLを求められることが多く、イギリス留学やオーストラリア留学だとIELTSを求められるケースが多いです(最近は両方受け入れている場所も多いですが)
私もかつてはそんな疑問を感じ、不安に思っていたこともあります
結論からいうと「IELTSのためにイギリス英語を勉強しなければならないということはありません」
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- イギリス英語が必須では無い理由がわかる
- イギリス英語を知っておくと便利な理由を理解できる
- 今後の対策に活かせる
じゃあイギリス英語をやる必要はないんですね!
いや、覚えなおすまでしなくても、少しくらい知識を付けておくことは結構重要だよ
本記事における主な参考文献・情報源
作成元・著者 | 題名 |
文部科学省 | 各資格・検定試験とCEFRとの対照表 |
文部科学省 | 大学入試改革における英語資格・検定試験の活用について(関係資料集) |
ヴァミューレン服部美香 | 名古屋外国語大学におけるTOEIC・TOEFL・IELTS(T・T・I)授業実践報告 |
片岡 宜子 | 多文化社会学部における IELTS スピーキング対策に関する現状報告 |
OSEI ABE, ASUKA MATSUZAKI, MARIKO WAKITA, RIE KOIZUMI | Which Should Be Dominant in Japan, the TOEFL iBT or the IELTS? (Course name: What Does a Test Measure?) |
Ian Wash | IELTS Preparation as an Undergraduate University Course : A Case Study |
リサーチに利用したプラットフォーム・情報元
IELTS | IELTS Japan公式サイト。 |
日本英語検定協会 | 日本におけるIELTS運営組織のひとつ。 |
British Council | 日本におけるIELTS運営組織のひとつ。 |
JSAF | 日本におけるIELTS公式テストセンターのひとつ。 |
UK PLUS | 名古屋のIELTS公式テストセンター。 |
Cambridge English | IELTSテスト開発元。 |
Cambridge University Press | ケンブリッジ大学出版。 |
Google Scholar | 論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできるGoogleプラットフォーム。 |
CiNii Articles | 学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービス |
CiNii Books | 大学図書館等が所蔵する本の情報検索サービス |
J-STAGE | 文部科学省所管の独立行政法人科学技術振興機構が運営する電子ジャーナル公開システム。 |
IRDB | 国内の学術機関リポジトリに登録されたコンテンツのメタデータを収集し、提供するデータベース・サービス。 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私がIELTS記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
IELTSに向けてイギリス英語の勉強は必須?【結論:必須じゃない】
それではIELTS対策をするうえでイギリス英語に精通している必要はない理由を解説します。
スピーキングとライティングではアメリカ英語を使っても問題ない
まずはアウトプットスキルのスピーキングとライティングでイギリス英語の必要性を考えていきましょう。
前提としてスピーキングとライティングでアメリカ英語を使ったから減点される、イギリス英語を使ったから優遇される、ということは一切ありません。
- 発音
- 英語表現
- 語彙(Lift VS Elevatorなど)
- スペル(ze/seの違いなど)
- 文法など
このような場面でアメリカ英語を使っても問題ありません。
つまり、IELTSのライティングやスピーキングに関して言えば、わざわざイギリス英語を覚えなおす必要はありません。
しかし、ライティングでアメリカ英語とイギリス英語をごちゃ混ぜにするのだけはやめましょう。
同じライティング内でオーガナイズという単語をOrganizeとOrganiseの両方で使うなど
アメリカ英語に慣れているのにもかかわらず、所々でイギリス英語を挟むのはやめましょう。
「統一性」のほうがより重要です
Speakingセクションの詳細や対策法を知りたい方はコチラ
リーディングやリスニングではある程度イギリス英語の知識があるといい
次はインプット分野のリーディングとリスニング面を見ていきましょう。
- リーディングは基本イギリス式(スペルなど)
- リスニングの多くはイギリスに寄った発音や表現(ただイギリス以外の英語圏の英語も使われる)
つまり「少なくとも少しばかりの知識はあった方が便利だよね」ということです。
結論「自分でイギリス英語を使えるようになる必要はないけど、インプットの際に理解できるくらいの知識は欲しい」と言ったところです。
Listeningセクションの詳細や対策法を知りたい方はコチラ
IELTSに向けて知っておくべきイギリス英語の側面
それでは、インプット科目(リーディングとリスニング)でイギリス英語が出てきても戸惑わないように、知っておくべきイギリス英語の側面を紹介していきます。
イギリス英語のスペル
アメリカ英語とイギリス英語で、スペルが異なる単語はいくつかあります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
Analyse | Analyze | 分析する |
Travelled | Traveled | 旅をした |
Traveller | Traveler | 旅人 |
Manoeuvre | Maneuver | 誘導する、軍事演習 |
Oestrogen | Estrogen | エストロゲン |
Paediatric | Pediatric | 小児科 |
Defence | Defense | 防御 |
Licence | License | ライセンス |
ただ基本的にイギリス英語とアメリカ英語間のスペル違いには法則があります
イギリス英語とアメリカ英語のスペリングの違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
イギリス英語とアメリカ英語の使用単語の違い
スペリングだけでなくイギリス英語では同じ物でも、アメリカ英語と違う単語を使うことがあります。
イギリス英語 | アメリカ英語 | 意味 |
Holiday | Vacation | 休暇 |
City Centre | Downtown | 中心街 |
Queue | Line | 列 |
Postcode | Zip code | 郵便番号 |
Car Park | Parking Lot | 駐車場 |
Petrol Station | Gas Station | ガソリンスタンド |
Jumper | Sweater | セーター |
Trainers | Sneakers | スニーカー |
よくあるボキャブラリーの違いは覚えておいた方がいいかもしれませんね
イギリス英語を学ぶのにおすすめの記事
ここではイギリス英語を学びたい方のために、私が書いたイギリス英語に関するオススメ記事を紹介します。
【学校で習うアメリカ英語とは違う!】本場イギリス英語の特徴9選
こちらの記事では、イギリス英語とアメリカ英語の違いを簡単に説明しています。
なにが違うのかまったくわからない!という方にオススメします。
発音練習にも効果アリ!イギリス英語に特化したおすすめの無料アプリ7選
こちらの記事ではイギリス英語を学ぶ為、慣れるために使える無料アプリを7個紹介しています。
手軽にダウンロードできるものばかりなので、アプリで気軽に慣れてみたいという人にオススメしたい記事になっています。
イギリス英語を勉強したい人におすすめしたいイギリス映画15選
こちらの記事ではアプリよりもより気楽に、カジュアルにイギリス英語になじめるイギリス英語を使う映画を15個紹介しています。
ある程度すでに英語力がある方にオススメです。
イギリス英語ではA・T・R・O発音が全然違う!動画付きでコツを8つ解説
こちらはさらに自分の英語の発音をイギリス英語に寄せたい、イギリス英語の発音を知っておきたいという人に向けたイギリス英語の発音に付いて解説している記事です。
IELTS以降もイギリス英語の勉強を続けたいという方や、将来イギリス英語を喋れるようになりたいという方にオススメです。
自分が将来的にもイギリス英語を極めていきたいのか、それともとにかくIELTSで高いスコアを出したいのかで優先順位を考えてきましょう
IELTS対策にオススメのオンラインサービス完全まとめ
「自分ではどうしようもできない…」
そんな気持ちになることもありますよね、でも心配しないでください!IELTSで人の手を借りるというのは普通のことです。
実際のところ、ライティングとスピーキングに限ってはひとりでできないのは事実なのです。
なぜなら、間違いを直してもらわなければ、正解がいつまでもわからないから
だからといって、高額な英会話スクールに通う必要はありません、今の時代インターネットで解決できます!
- IELTS対策が得意なオンライン英会話
- IELTSのライティング添削サービス
- オンライン講座・通信講座
すべてやる必要はなく、どの学び方が合っているか考えてサービスを選ぶとムダのない選択が可能!
それでは、それぞれのオンラインのIELTS対策サービスのオススメを紹介します。
IELTS対策にオススメのオンライン英会話
英語学習方法の主流にもなりつつオンライン英会話ですが、もちろんIELTSにも活用できます。
一般的な固有メリットやデメリットは以下のとおり。
「そもそもオンライン英会話が何かわからない…」という方は、以下の記事をまず見るのがオススメ!
また、IELTS対策目的でオンライン英会話を活用するメリットとデメリットは以下のとおり。
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値段 | 月額 14,300円~ | コースによって大幅に異なる | 月額 2,217円~ | 月額 16,500円(資格対策コース) | 講師によって異なる |
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さらにサービスを選ぶ際に気をつけるべき点や、ランキング外のIELTSサービスを提供しているオンライン英会話については、コチラの記事で詳しく解説しています。
ELT英会話は、今でも実際に継続受講しているので、少しだけ中身を紹介しておきますね!
結論、ここまで継続受講してきて、まったく後悔はありませんし、本会員になる前に見えなかったこともたくさん見えてきました。
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レッスン外でもEdmodoという教育向けプラットフォームで、練習問題や読んでおくべき資料などを送ってくれますし、質問があればいつでもそこで回答してくれます。
担当講師によってはEdmondoを使用して質問に回答する場合もありますが、すべての講師が同じようなアプローチを取っている訳ではありません
宿題に関しても、私の生活に合わせて仕事が忙しいときは少な目、ガッツリやりたいときには多めに出してくれるのでタイムマネジメントも非常にやりやすいと感じます。
ちなみに、資格対策の場合、スピーキングだけでなくライティング、リスニング、リーディングとオールインワンで総合対策。
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- 自分で自分の改善点は見つけられないから
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