こんにちは、元英語講師として英検を指導し、個人的には英検1級を初受験で一発で取得したJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 英検1級のリーディングで高得点を取るにはどうすればいいですか?
- どうすれば時間切れにならずに解く事ができますか?
- 長文読解が苦手です、効果的な戦略や対策方法はありますか?
今回はこのような質問にすべて答えます。
筆記試験は才能や経験に依存する面が少ないのでリスニング試験よりも対策でかなり高確率で高得点を狙う事ができます。これは長文読解でも同じで、コツを知っていれば誰でも伸ばす事ができます。
そして効果的な対策方法を知っているのと知らないのではテストの結果に大きな差が生まれます。
実際私も英語講師になる前はそこまで特化した対策というのは意識していなかったのですが、経験を積むごとにその重要性が身に染みて分かります。
この記事を読むメリット
- 実際に英検1級を一発で合格した私が考える対策法や勉強法を知る事ができる
- 実際に自分で簡単に実践する事が可能
- なぜ英検1級が難しすぎると言われているのかというトリックを理解できる

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英検1級筆記試験がとても難しいと思われている理由
まずはなぜ英検1級がそれほどまでに難しいと思われているかのトリックを解説します。
結論語彙問題の出題単語が難しいから
英検1級がなぜこれほどまでに難しいと考えられるのかという問いの結論が「語彙問題」です。
このセクションで出てくる単語は普段生活していて見ないような単語が多いです。
実際に過去問をネイティブである私の妻に見せた時も「うーんこんな感じの意味かな?正確には分からない」という単語もちょくちょくありました。
語彙問題単体で見た時はそれくらいのレベルです、超難しいです。
ただ、超難しい単語が出てくる語彙問題であっても頻出単語は毎回割と共通しています。
つまり単語単体がどんだけ難しかろうが事前に対策してしまえば大したこと無いんです。
現に私も英検1級の勉強を始める前に過去問を見た時最初の語彙はかなりヤバいな…と思いました、ほぼ当てずっぽうでしか無理と思ったほどです。
しかし英検1級用の単語帳で対策をしっかり進めた結果本番では語彙問題ほぼ満点でした。

語彙問題以外はそこまで難しくない
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- 二次試験:スピーキング
語彙問題以外だと4項目がありますが、リーディング、リスニングのレベルは特に難しいとは感じません。
語彙問題で出てくる単語にはビックリするかもしれませんが、語彙問題で出てくるような単語がリーディングやリスニングで出てくるかと言ったら全くそうではなくて、出てくる単語の多くは英検準1級レベルの単語ばかりなのです。

英検1級筆記試験の構成内容
英検1級の筆記試験は4つのパートに分けて構成されています。
- 語彙問題:25問
- 長文語句問題:6問
- 長文内容問題:10問
- ライティング:1問
下の級である英検準1級と全く同じ構成ですが、所要時間が10分増えています。
関連 英検1級の配点は受験者には分からない・自己採点も不可!その理由を解説
英検1級リーディング大問1「語彙問題」の概要・解き方・コツ
まずは最難関ともいえる大問1である「語彙問題」の解き方や問題内容を解説します。
語彙問題が難しいと思われている理由と対策は超簡単でシンプルな理由
先ほども少し触れましたが、まずはなぜ語彙問題がそこまで難しいと思われているのか、そして対策はシンプルで1つの方法しかないという点を解説します。
極論知っているか知っていないかの問題
英検各級の語彙問題記事を書く際に常にこう言っています
「語彙問題はほとんど知っているか知っていないかの問題」
選択肢4つすべての意味を知っていれば難なく答えられますし、4つ中2つ、3つ知っていれば消去法で解く事ができ、その逆にすべて知らない場合はあてずっぽう以外ほぼ不可能です。
英検1級はこれまでの級と比べても「知っているか知っていないか」という側面が非常に強いです。

どれだけ単語レベルが難しかろうが頻出単語が共通している
最初に「初見で見たら相当難しいレベル」と言いましたが、逆を言えば初見で無ければ非常に簡単に解けます。
いくら英検1級の語彙問題で出題される語彙が難しいと言っても頻出単語は共通しています。
つまり頻出単語をカバーしてしまえばいいのです。
私は英検1級一発で合格しましたが、勉強を始める前に語彙問題を解いてみた時ほとんどあてずっぽうしか解けず愕然としました。
見た事がない単語、予測すらできない単語は非常にたくさんありました。
しかし本番では25問中24問正解、つまりほぼ満点が取れました。
なぜかと言えば数カ月かけて英検1級用単語帳の頻出単語を覚えたからです、これ以外の対策法はありません。
どれだけレベルが難しい単語でも暗記作業の時間はこれまでと大して変わりませんし、特別な事をする必要もありません。

英検1級リーディング語彙問題の出題例
英検1級の語彙問題ではこのようなレベルの問題が出題されます
例題
As the crime rate has increased drastically for the past few years, the authority is trying to ( ) the condition around the area right now.
1: Repudiate 2: Perturb 3: Ameliorate 4: Waylay
ちなみに選択肢は
- 関与を否定する、拒絶する
- 動揺させる、混乱させる
- 改善する
- 待ち伏せする
英検1級をまだ勉強していない人がこのような選択肢を初見で見たら「とてつもないレベルだ」と思うのもおかしくありません。
しかし選択肢の意味さえ知っていれば簡単に解けますよね。
英検1級リーディング語彙問題の対策方法
もはや言うまでもありませんが、語彙問題の対策方法について解説します。
自分が効果があると思う方法で英検1級頻出単語を覚える
英検1級を受けようと考えている多くの人は過去の経験から自分に合った英単語の覚え方を持っているはずです、そのような方は何も方法を変える必要はありません。
これまで自分に効果があった方法で英検1級用の単語帳を使って頻出単語をとにかく覚えましょう。
英検1級用の単語帳で唯一おすすめしたいのはこちらのパス単です。
安心の旺文社英検書です、この1冊で十分で何冊も買う必要は一切ありません。

まだ自分独自の英単語の覚え方を持っていない人向けのおすすめ
まだしっくりくる覚え方を持っていない人にとっておすすめの英単語の覚え方を紹介します。
こちらは私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習です。
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方はこちらの記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
関連 【完全版】イギリスの大学を卒業した私がおすすめする英単語の覚え方
英検1級リーディング大問2「長文語句問題」の概要・解き方・コツ
次に英検1級リーディング大問2である「長文語句問題」の解き方や問題内容を解説します。
英検1級リーディングパート2「長文語句問題」の特徴
英検1級では2種類の長文問題に分かれている為、この2つの違いを知る事は非常に大切です。
2種類の長文における違い
- 長文語句問題=長文内の空所に適切な文を選ぶ
- 長文読解問題=長文全体の内容に関する質問に対して適切な答えを選ぶ
つまり長文語句問題は文法的にもある程度重点を置いており、長文内容問題はみなさんが良く知る長文読解問題です。
- 長文語句問題=文法的要素がより大きい問題+ピンポイント(段落ごと)での問題
- 長文内容問題=読解的要素がより大きい問題+リーディング全体の内容に関する問題
このような区別もできます。
語句問題では空所の前後関係理解が非常に重要である一方で、内容問題では長文全体の大まかな理解が必要になります。

英検1級の長文語句問題で扱われる文章は2種類
英検1級の長文語句問題ではショートストーリーなどの短い文章が2種類用意されており、各長文3問ずつを解く事になります。
問われる能力
- 単語力
- 熟語力
- 文法力
- 前後関係の理解
以上が主に挙げられます。
直近の英検1級級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。
英検1級リーディングパート2「長文語句問題」の解き方
それでは長文語句問題の解き方を見ていきましょう。
各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取る
長文語句問題のもう一つの特徴として「段落ごとに問題が1つ振り分けられている」という特徴があります。
つまり空所に合う文を選ぶ問題なので、その段落、もっといえばその段落にある空所の前後関係さえ分かっていれば解けます。

長文語句問題では問題の先読みはしなくてもいい
長文読解では常に「問題の先読みをするべき」と常に言ってきましたが、長文語句問題では先読みの必要性はそこまで高くありません。
普通の長文読解問題とは異なり、長文語句問題では文章全体に対する設問では無く段落ごとの空所に適切な文を当てはめる問題だからです。

一気読みはおすすめできない
先ほども言いましたが、英検1級の長文語句問題は各段落に割り振られています。
段落ごとに読んだ流れで解いていくようにしましょう。
例えば第1段落に割り振られた問題を解くために文章全体を最後まで読む必要は基本的に無いからです、答えはその段落に隠されていることがほとんどです。
物語を最初から最後まで一気に読んでから問題に移って、もう一回その段落を読み返していては時間のロスが発生し、効率的ではありません。

一気読みをしない代わりに文章全体を読み終わったら見直し
一気読みをする必要はありませんが、1文章3問の問題を解いて、物語を最後まで読み、物語全体の知識がついたうえでもう一度設問と回答を見直しましょう。
「最初からしっかり読み返せ」という訳では全くありません、むしろ読み返しも厳禁です。
ストーリーを全部読み終わったうえで、先に解答した問題で選んだ選択肢と物語全体の内容にズレがないか、矛盾がないかどうかササっと確認するという事です。
考えすぎは時間の無駄
どのテストでも同じですが、考えすぎは結果的に時間の無駄になる事がほとんどです。「もう少しで頭から出てきそうなんだけど…」という考え方は基本的にしない方がいいでしょう。
最後に時間が余ったら戻ってこれます、一番最悪なのは頭から出てくるか出てこないかもわからない問題に時間を使って結局最後の方にある正解する可能性があった問題に時間を使えなくなる事です。
英検1級リーディング大問3「長文内容問題」の概要・解き方・コツ
最後に大問3である「長文内容問題」の解き方や問題内容を解説します。
英検1級の長文内容問題で扱われる内容は3種類
英検1級の長文内容問題は長文語句問題と同様基本的に3つの文章(大問3A, B, C)から構成されています。
所要時間が英検準1級と比べて10分増えた事もあり、英検準1級と比べると英検1級の長文内容はかなり濃く、長くなっています。
直近の英検1級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。
英検1級リーディングパート3「長文内容問題」の解き方
それでは長文内容問題の解き方を見ていきましょう。
本文を読み始める前に問題文に目を通すのは鉄則
長文読解を解く上でこのテクニックは必須です。
長文語句問題の記事ではこれと全く逆の事を言いましたが、最初に解説した通り長文語句問題と長文内容問題は同じ「長文」が付いている問題でも求められていることが違います。
長文内容問題では物語の全体像を把握した上で設問に回答しなければなりません。
必ず問題の先読みをする必要があります。
基本的に全体像を把握しなければならないタイプの長文問題はまず問題文に目を通しておくべきです。

問題文の中のキーワードを見つけ出す
問題文を先読みする際に必ずするべきなのは問題文の中で出てくるキーワードを抜き出すという所です。
キーワード例
- 数字
- 人物名
- 名称
- 色
- 時間
- 値段
問題を解く上で重要なキーワードでありそうなものを本文を読む前に問題文から抜き出せば、初見で本文を読み始めるよりもより進んだ状態で本文のリーディングに入る事ができます。
問題文を先読みする際にキーワードを抜き出しておけば本文でそのキーワードが出てきたときにすぐ対応する事ができます。

大問4のライティング問題に関してはコチラの個別記事で詳しく解説しています。
関連 英検1級ライティング対策のコツは添削しかない!その前にやるべき事と併せて紹介
英検1級リーディング問題の対策法・勉強法
次は英検1級リーディングの対策法について合格者である筆者が解説します。
英検1級レベルの単語、熟語、文法の習得
何度も何度も聞き飽きたかもしれませんが、これは言わずもがなです。
英検1級レベルの語彙力と言うベースがあってこそさらにアドバンスな対策を打つ事ができますし、問題を解く事ができます。
全要素で共通して必要な知識なのでまずこの部分の特訓から始めましょう。
英検1級用の単語帳でおすすめなのはこちらです。
安心の旺文社英検書です、この1冊で十分で何冊も買う必要は一切ありません。

英検1級リーディングは多読、速読を重ねて上達しよう
英検1級まで来た方々はもう既に一定以上の英語力があると言っていいでしょう。
語彙力の積み重ねの他にここから筆記試験で違いを生み出すのはリーディング慣れ(多読)とリーディングスピード(速読)です。
多読はもちろん速読も努力でカバーできます。
速読は読解能力が高くないとできないと考えている方もいるかもしれませんがそれは間違っています。

速読は洋書を使ってトレーニング
英検1級の筆記試験には英文の多読、速読が効果的な対策になります。
日本語のものではなく、英語で書かれた洋書の「英文速読法テクニック書籍」を使いましょう。
英検1級を受けようと考えている人であれば必ず読めます、ここまでのレベルまで来たら英語の書籍や教材を使って鍛えましょう。

おすすめ度 | 値段・コスパ | 特徴 | |
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(4.5)
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※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
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※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
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10 Days to Faster Reading
試験用の速読では無く、普段通常の洋書を読むときに適用する事ができるトレーニングを提供する書籍です。
内容・評価 | |
概要 | 英語のリーディングスピードを上げる為のトレーニングを掲載 |
おすすめ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 短期間で必要なテクニックを身に付けたい人 |
期待できる効果 | 10日間と短期でテクニックや知識を取得 |
掲載内容例
- リーディングをする際の目の動き
- 個々のワードではなくかたまりとして読む
- ささやきや頭の中で読むのをやめる
- 目的を持って読む
- 内容によってリーディングスタイルを変える
英語ネイティブを対象にしており、かなりテクニカルな所まで踏み込んでいる書籍です!

SPEED READING: The Complete Blueprint To Speed Reading
内容・評価 | |
概要 | 英語のリーディングスピードを上げる為の基礎知識・テクニックを掲載 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (5.0) ※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
対象 | リーディングが特に苦手な人 |
期待できる効果 | スピードリーディングの基礎知識を習得 |
先ほど紹介したもの同様、英文速読に関するヒントがたくさん載っている本ですが、1冊目よりやや易しめの内容となっています。
さらに電子書籍に抵抗が無い方であればKindle Unlimitedに加入して無料で読む事ができます。
関連 Kindle Unlimitedは英語学習に100%活用すべき|洋書を読み漁ろう!

Speed Reading: Learn How to Read and Understand Faster in Just 2 hours
最後に紹介するのはAmazonのSpeed Reading分野の中でベストセラーを獲得している鉄板の書籍です。
内容・評価 | |
概要 | 段階を追って速読に関するヒントを紹介 |
おすすめ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (5.0) ※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
対象 | 英文速読のテクニックをサクッと読みたい方 |
期待できる効果 | 少し違った視点で速読テクニックを習得 |
Amazon.comにてベストセラーを獲得している書籍なので、間違いのない書籍です。
長い本ではないのでサクッと読む事ができるのが非常におすすめな点です。
先ほどの書籍同様、Kindle Unlimitedに加入すれば無料で読む事ができます。
関連 Kindle Unlimitedは英語学習に100%活用すべき|洋書を読み漁ろう!
また、どうしても日本語の書籍を使いたいという方にはこちらの本がおすすめですが、英検1級レベルの方にとっては物足りない内容となっています。
長文読解ではスキミングとスキャニングテクニックも使える
リーディングテクニックの「スキミングとスキャニング」を聞いたことがありますか?
これはネイティブが英語問題(彼らにとっては国語の問題)を解く際にも使うリーディングテクニックです。

スキミングとスキャニングとは
まず動詞であるSkimとScanの意味を今一度確認してみましょう
- Skim:すくい取る
- Scan:精査する
この時点でイメージ少し湧いてきたのではないでしょうか?
ポイント
スキミングとスキャニングのテクニックをもっと詳しく知り、特訓できるおすすめの書籍がこちらです。
問題慣れするために問題集をこなす
語彙、文法、リーディングテクニックというのは野球でいう素振りのようなもので、本番前は実際に実践練習をこなしていく必要があります。
事前に実践慣れする事で本番よりスムーズに無駄な時間を作らず解答を進める事ができます。
おすすめの問題集はこの2冊
より多くの実戦経験を積みたい方は集中ゼミの方がおすすめです。

最後の追い込み対策は必ず英検1級の過去問で行う
ここでは英検1級対策になぜ過去問が必須なのか、そして正しい使い方を紹介します。
過去問対策だけは絶対に外せない
受験するのは英検1級ですから、最後は必ず過去問を使って追い込みをかけましょう。
過去問での対策は避ける事ができません。
問題集も良いのですが、実際レベルで問題を解くことは必須です。

過去問を解く際に必ず気を付けなければいけない注意点
過去問はただただ解いているだけでは何も意味がありません、ここでは過去問を解く際に最低限やっておきたい手順を解説します。
過去問を解くときは必ず時間を計る
問題集をやる時はやらなくても良いですが、過去問を解くときは必ず時間を計って過去問を解きましょう。
きっちり時間を計る事で本番でもスムーズに時間切れになる確率を大幅に軽減できます(英検1級筆記試験の所要時間は100分です)

同じ問題は最低2回はやる
少し退屈だと思うかもしれませんが同じ問題を2回は解いてみてください。
一度解いた問題は時間を空けてもう一度解いてみましょう。
それは1回目に間違えたところを覚えなおして解けるようになっているのか自分を試すためです。
2回同じ間違いをしてしまうようならば覚えが足らなかった証拠です、3回目の間違えを犯さないように必ず2回で覚えましょう。

答え合わせを必ずしっかりやろう
答え合わせを答え合わせだけで必ず終わらせないようにしましょう。
過去問や問題集には答えだけでなく解説も付いてきますし、リスニングの原稿だって付いてきます。
間違えた時に確認すべき事
- どの単語を知らなかったのか(聞き取れなかったのか)
- どの部分で解答(聞き)間違いをしたのか
- どういう経緯で間違えてしまったのか
最低でもこの3つはクリアにしておきましょう。
知らない単語が出てきたならその単語を覚えましょう、リスニングであれば解説と答えを読んだ後もう一度聴いてみましょう。
この質の高い答え合わせが出来ないのであれば過去問や問題集を買った意味がありません。

英検1級合格を目指すためのおすすめ学習スケジュール公開
英検1級に一発合格した筆者が無理のない6ヶ月スパンの学習計画で勉強プランを独自に設計しました。
どのような勉強をどのタイミングですればいいのか分からないという方は参考にしていただければと思います。
関連 独学でもできる!実際に合格した私が英検1級の勉強法全部見せます|6ヶ月学習計画
総合的に1級を対策できるオンライン英会話がない…どうすればいい?
オンライン英会話で試験対策を行う人も多いかと思いますが、英検1級に限って言えば対策を提供しているオンライン英会話はほとんどありません。
1級レッスンがない理由
- 受験者数が他の級より少なくニーズが小さいため
- レベルが高すぎて非ネイティブ講師の場合レッスンを行えない可能性があるため
- 合格者が一握りなので教え方を知っている人が少ないため
実際準1級まで英検対策レッスンを提供していた大手オンライン英会話サービスもすべて準1級止まりで、1級レッスンを提供しているサービスはありません。
そこで私がおすすめしたいオンライン英会話は「数多くの子供を英検1級に合格させた実績」がある完全オーダーメイド授業を行うネイティブオンライン英会話サービスであるELT英会話です。
実際に私も受講した事がありますし、代表者の方ともお話をさせていただいた事もありますが、試験対策の内容とクオリティは他社を凌駕していると言っても差し支えないレベル。
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ELT英会話の評判は?実際に受講した私がIELTS対策で業界最高であると思う理由
- 英検1級の指導経験あり
- 講師は全員ロンドン在住かつ有資格のイギリス人
- 1レッスン50分・担任制
- 語学学校として35年以上の歴史
- 無料体験はたっぷり40分
- 他社と比較すると値段が高め
- 24時間可能なレッスン体系ではない
質や内容を見れば値段設定は納得以上ですが、他のオンライン英会話と比較すると高めの設定なのは否めません。
無料体験時には日本人カウンセラーの方と今後の目標や苦手分野、課題など細かく相談ができるので、まずは無料体験をしてみる事を私はおすすめします。
特におすすめできる人
- 英検1級の対策はもちろん自分だけに合ったレッスンを継続したい
- 安心できる間違いのないイギリス人講師に教えてもらいたい
- 苦手分野や課題を徹底的に矯正してほしい