こんにちは、元英語講師として英検を指導し、個人的には英検1級を初受験で一発で取得したJIN(@ScratchhEnglish)です。
悩みのタネ
- 英検1級のリスニングで高得点を取るには何が必要ですか?
- 1級のリスニングではどのような問題が出題されますか?
- リスニングが苦手過ぎます、どうしたら上達しますか?
今回はこのような疑問に全てお答えします。
リスニングはリーディングと比べるとある程度センスや実力との関連度が高い分野です。苦手な人も多いのではないでしょうか?
しかしコツさえ理解して対策をしっかり行えばセンスがある人に追いつき、追い越せます。
そして効果的な対策方法を知っているのと知らないのではテストの結果に大きな差が生まれます。
実際私も英語講師になる前はそこまで特化した対策というのは意識していなかったのですが、経験を積むごとにその重要性が身に染みて分かります。
この記事を読むメリット
- 実際に一発合格した筆者が考える対策法を実践できる
- 各セクションの解き方のコツを知る事ができる
- 恐らく他のどこにも紹介されていないパート3、パート4に特化した私が考えた奇抜なアプローチを紹介

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【保存版】英検1級対策に強い味方!合格者が知っておくべき情報を総まとめ
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英検1級リスニング試験の構成内容
会話内容確認 | 聞いた会話情報と一致するものを選択 | 10問 |
文の内容確認 | 聞いた文の情報と一致するものを選択 | 10問 |
Real-life形式の内容問題 | 実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択 | 5問 |
インタビュー形式の問題 | インタビューの内容に関する問題を解く | 2問 |
英検1級のリスニングに関する出題方法は35分で27問を解いていく形式です。
準1級からの変更点
- 所要時間が30分→35分
- 会話内容問題 12問→12問
- 文の内容問題 12問→10問
- インタビュー形式問題の追加

英検1級全体の問題数構成はこちらの記事でご確認いただけます。
関連 英検1級の配点は受験者には分からない・自己採点も不可!その理由を解説
英検1級リスニング第1部「会話内容問題」の概要・問題例・解き方コツ
まずは1級のリスニング試験大問1の「会話内容問題」の解き方や問題内容を解説します。
パート1「会話内容問題」の問題例
例題
A: Hi, James. Have you already bought a new car that you were talking about last time I saw you?
B: No, I haven’t yet actually. I’m still thinking because I heard a rumor that new model will be out soon.
A: Oh really? But is that rumor confirmed though?
B: I don’t know, my colleague Paul told me about it.
A: The Paul, Paul? I’ve known him for a long time but he’s always talking nonsense! You know what I think? Just ignore what Paul said and go for it!
B: Yeah you’re probably right. I should have followed my instinct in the first place.
Question: What will James probably do after?
1: He will wait until the new model come out
2: He will ask Paul for some advise
3: He will buy the car that he’s been talking about
4: He will go for lunch with Paul
※赤文字は音声で再生されます
リスニング中の会話は登場人物2人で5回、6回くらいの会話のキャッチボールの問題が多いです。
これまでの英検級と比べるとより会話らしく不自然さが減っているイメージです。英会話が得意な人は大問1で高得点を取れます。
例題の内容
- ジェームズが以前新しい車を買う事を考えていると言っていた
- その新しい車の新モデルが発売されるという噂があるらしいと同僚のポールに聞いた
- その噂が本当がどうかは分からない
- ポールは大体適当な事を言っている
- ポールの言う事は無視して買うべきだとジェームズに助言
結構な量のストーリー内容が盛り込まれています。
その上での質問文が「ジェームズはこの後何をするでしょうか?」という質問の選択肢が…
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新モデルが発売されるまで待つ
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ポールに助言を求めに行く
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以前から話していた新しい車を買う
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ポールと食事に行く

直近の英検1級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。
英検1級リスニングパート1「会話内容問題」の解き方
それでは大問1の解き方を見ていきましょう。
リスニングを通して流れに付いて行って全体像を理解できるか
英検1級のリスニングでは「重要キーワードを探す」と言ったやり方では通用しません。
基本的にはリスニング内容全体を理解していないと解けないからです。
必須ポイント
- 最初から最後までリスニングに置いて行かれずについていく事
- 物語の前後関係を頭の中で同時進行で理解する事
- リスニング音源が終了した時には大まかなストーリーが頭の中で作られている事
先ほど重要なキーワードを抜き出すような問題ではない、と言いましたが、逆を返せば物語全体の流れを大まかにでも掴んでいれば答えられるのです。
その代わり物語全体の中でどこかでも抜けていれば正答する事が難しくなります。

次の問題への準備は大切
1つの問題に考え込み過ぎてしまったり、気持ちが持ってかれていってしまっていると、その後に非常に大きな悪影響を及ぼし、ドミノ式に崩れていきます。
特に1回しか放送されない1級では一度崩れたら修正があまり効きません。リスニング中は必ず集中して次へ次への気持ちで準備していきましょう。
先ほど言ったように英検1級のリスニングは物語の全体像がつかめていなければ解けません。
つまり頭から捻り出そうとする時間は完全に無駄な時間です。

次の問題の選択肢を先読みする余裕を作る
まず大前提として「リスニングは答えが分からず考え込んでも絶対に頭から出てくることは無い」事を覚えておきましょう。
分からなくてグズグズ考え込むのは時間の無駄でしかありません。
分からないなら分からないで割り切って消去法で選ぶ、そして選んだら次の放送が始まるまで次の問題の選択肢を先読みしてリスニングが始まる前からおおよその物語の概要を予想しましょう。

英検1級リスニング第2部「文章内容確認」の概要・問題例・解き方コツ
次に英検1級リスニング試験の大問2「文章内容問題」の解き方や問題内容を解説します。
英検1級リスニングテスト大問1との違い
まずは大問1と大問2の違いを見ていきましょう。
パート2は1リスニング=1問ではない
英検1級リスニングパート1とパート2の一番大きな違いは
1リスニング≠1問ではないという点です。
パート2に振り分けられる問題数は10問ですが、リスニングは5種類しかなく、1つのリスニングに2問振り分けられているからです。
リスニング1つ1つが長く、その長いリスニングの全体を理解し、その上で出題される2種類の問題に答えなければなりません。

パート2は会話問題ではない
もう1つの大きな違いが「リスニング内容は会話ではなく文章である」という点です。
パート1では人と人の会話内容が問題になっていましたが、パート2では読み上げられる文章の内容を理解する問題です。
筆記試験の長文問題のような内容が読み上げられそれをリスニングするような形なのです。

英検1級リスニングパート2の解き方と対策
それでは大問2の解き方や対策方法を見ていきましょう。
音声だけの講義やセミナーを聞いているイメージで解く
- 講演会
- レクチャー
- 授業
このようなイベントに出席しているとしましょう。
この講演はプレゼンテーションや黒板、ホワイトボードは使われず、講演者の人が話すだけというタイプのものとします。
皆さんははどうやって内容を理解して内容を取り込みますか?
- 出来るだけたくさんの内容をノートに書き留める
- 内容の要点をノートに書き留める
- ノートは取らずとにかく耳を傾けて集中する
大体この3パターンに分かれるのではないでしょうか?
先ほども言ったように英検準1級の「文章内容問題」は短いレクチャー、講演の一部のようなものです。
つまり聞いた内容を一番理解して覚えるのに自分が一番得意な方法で挑みましょう。
対策例
- リスニングで聞いたものをとにかく書き留める
- リスニング内容の要点を書き留める
- リスニングにとにかく耳を傾けてノートは取らない
何でも自分に合うもので構いませんが、一番自分が内容を理解できて、後に出てくる問題を解けるような方法を使いましょう。

英検1級リスニング第3部「Real-life形式」の概要・問題例・解き方コツ
次に英検1級リスニングの大問3「Real-life形式問題」の解き方や問題内容を解説します。
パート3「Real-life形式」問題の特徴
「Real-life」という名前の通り、実生活の状況を想定したより想像力に富んだリスニング問題です。
簡単な流れを説明すると問題用紙に特定の状況(例:あなたは今~行きの飛行機に乗る為に~空港にいますなど)といった文章で記載されており、まずそれを読んで状況を頭の中で想像します。
ロールプレイングに近いものがあるかもしれませんね。
規定の時間(10秒)が過ぎたらその状況に関する音声が流れ、その後質問に対する正しい選択肢を選ぶという形です。
問われるスキル
- リーディング
- 状況想像力
- リスニング
このようなスキルが一気に問われる問題と言ってもいいでしょう。
実際に英検1級で過去に出題された問題は日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。
英検1級リスニングパート3「Real-life形式」問題の本番で気を付ける事
それではReal-life形式問題を解く上で気を付けなければならないことを紹介します。
最初の10秒以降絶対に状況を読み返さない事
状況と質問を読む時間が最初に10秒間与えられますが、この10秒が終わってから絶対に読み返さないようにしましょう。
リスニングが始まっても心配になって読み返したくなってしまいがちですが、確実に逆効果です。
音声に集中できなくなったら元も子もありません。

リスニングは長期戦、気持ちが切れたら終わり
筆記試験では自分のペースで一息ついてちょっとだけ休憩なんてことができますが、リスニングではそうはいきません。
一息ついたら置いて行かれます。
必ず気持ちを切らしたり緩めないように、常に次の1問1問に集中していきましょう。

英検1級リスニング第4部「インタビュー形式」の概要・問題例・解き方コツ
最後に英検1級から初めて導入される大問4「インタビュー形式問題」の解き方や問題内容を解説します。
英検1級リスニングパート4「インタビュー形式」の出題形式
英検1級リスニングパート4、インタビュー形式問題はまずインタビューの背景を説明する音声から始まります。
例題
This is an interview with Nathan Bowen, environment researcher at an university in London.
(こちらはロンドンにある大学で環境分野の研究をしているネイサン・ボーウェンさんとのインタビューです)
This is an interview with James Write, a script writer.
(こちらはスクリプトライターのジェームズ・ライトさんとのインタビューです)
This is an interview with Amy Cowell, who is a manager at one of the biggest environmental consulting companies in the UK.
(こちらはイギリス最大の環境コンサルティング会社の1つでマネージャーを務めるエイミー・コーウェルさんとのインタビューです)
最初の序文では
- 誰とのインタビューなのか
- その人はどんな人なのか
- 何をしている人なのか
このような情報を簡潔に説明してくれます。
この短い冒頭文が終わると長めのインタビューが始まります。
実際に英検1級で過去に出題された問題やスクリプトは日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認する事ができます。
英検1級リスニングパート4「インタビュー形式」の解き方
それではインタビュー形式問題の解き方について見ていきましょう。
自分がメディアジャーナリストになった気分で聞いていこう
抽象的な表現になりますが
「自分が有名人、著名人にインタビューするメディアジャーナリストになった気分で聞く」
このリスニングを聞くとき自分は聞く側の視点(インタビュアー)でなければなりません。
インタビュー形式問題のリスニングは非常に長いです、一言一句集中していては(もしくはメモ取していては)付いていけなくなります。
長いリスニング問題で一度置いていかれたら致命的です。
だからこそ自分がメディアジャーナリストになった気分で、すべての情報を羅列してメモしながら聞くのではなく、インタビューの中の要点をしっかりと効果的にメモ書きする必要があります。

最後の問題だからこそこの試験一番の集中力を使い果たそう
英検1級(筆記、リスニング合わせて)の合計所要時間は135分間です。
2時間を超える長丁場ですが、このリスニングテストパート4、インタビュー形式問題がこの日最後の問題となります。
温存する必要がない最後の問題だからこそその日一番の集中力を使って完全燃焼しましょう。
「そんな事分かっている」と思うかもしれませんが、意外といざこの状況になると気が抜けてしまったりしてしまうものです。

一発合格者おすすめの英検1級リスニングの対策方法・勉強法・参考書
ここでは英検1級リスニングの対策におすすめの勉強法や参考書などを紹介します。
リスニングの特訓をしてリスニングが上手くなる訳では無い
リスニングの対策=リスニング力を鍛える
そう勘違いしている人も多いと思うのですが、もちろんリスニングで高得点を取るにはリスニング力(耳の力)も必要ですが、ベースとなるのは単語やフレーズなどの知識です。
いくら耳が良い人でも会話中に出てくる単語や英会話フレーズを知らなければ意味がありません。

どうしてリスニングでも単語習得が重要なの?
リスニングと単語を結び付けて考えている人は意外と少ないかもしれませんがリスニングにおいても単語力は非常に必要です。
極端な例では薄っぺらい単語力の土台ではその上の4要素もガタガタになり最終的なあなたの総合英語力もぐちゃぐちゃになってしまいます。
言語において単語を知っていなければお話しにもなりません。

英検1級のリスニング単語をまず理解する為にすべき事
これまで英検1級レベルの単語取得にはパス単をおすすめして来ました。
もちろんこの単語帳は必要です、しかし筆記試験での話です。
1級用のパス単に出てくるような高いレベルの単語はさすがにリスニングではあまり出てこないからです。
英検1級の難易度レベル解説記事でも言いましたが、英検1級がとてつもなく難しいレベルだと思われている理由は筆記試験のパート1、語彙問題にあります。
筆記試験の語彙問題で出てくるような単語はリスニングでは基本的に使われません。
むしろそんな語彙がリスニング中に使われていたらとてつもない難易度になってしまいます。
なので、英検1級リスニング用の語彙力、フレーズ力をつけるためにおすすめなのが英検1級リスニング模擬試験の書籍を使うという方法です。
おすすめはこちら
リスニング問題集を使った勉強方法
- まず普通にリスニング問題を解く解き終わったらスクリプトを全部読む
- スクリプト内で知らない単語やフレーズは発音含め全部調べ上げて覚えなおす
- 同じ問題の2週目を行いリスニング内容を完全に理解したか試す
- それでも分からないリスニングはもう一度スクリプトを見直して、時間を空けて3週目を行う
リスニングを理解する為の前提として
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リスニングで出てくる単語やフレーズをそもそも知っている
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その単語やフレーズの正しい発音を知っている、自分で発音できる
-
その単語やフレーズを耳で聞いても認識できる
この3段階が必須です。
この3つの内1つでも欠けている単語やフレーズは、例え目で見て理解できるものでも耳で聞いたら全く理解ができないものと考えていいでしょう。

パート3のReal-life問題に特化した対策法
パート3の問題では最初に今自分が置かれている架空の状況を読むために10秒間が与えられます。
Real-life形式の問題ではこの10秒間がかなりの勝負だといってもいいでしょう。
一言一句しっかり理解して、頭の中で自分が今どこにいて、どんなことをしているのかなどを読みながらしっかりと状況を整理できなければなりません。
頭の中でその状況をいかにインプットして想像する事ができるのかが重要な勝負になってきます。
最初の10秒で失敗してしまうと…
- 状況がいまいち理解できない
- 音声に集中できない
このような致命的な問題が発生します。
10秒で状況を把握できる練習をしておく必要があるのです。
対策方法
- 英文速読を特訓する
- 過去問や問題集を使って特訓する
もちろん2つやったに越したことはありません、もし2つやる場合は英文速読→問題集→過去問がおすすめです。

おすすめ度 | 値段・コスパ | 特徴 | |
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(4.0)
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(4.0)
※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
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※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
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10 Days to Faster Reading
試験用の速読では無く、普段通常の洋書を読むときに適用する事ができるトレーニングを提供する書籍です。
内容・評価 | |
概要 | 英語のリーディングスピードを上げる為のトレーニングを掲載 |
おすすめ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 短期間で必要なテクニックを身に付けたい人 |
期待できる効果 | 10日間と短期でテクニックや知識を取得 |
掲載内容例
- リーディングをする際の目の動き
- 個々のワードではなくかたまりとして読む
- ささやきや頭の中で読むのをやめる
- 目的を持って読む
- 内容によってリーディングスタイルを変える
英語ネイティブを対象にしており、かなりテクニカルな所まで踏み込んでいる書籍です!

SPEED READING: The Complete Blueprint To Speed Reading
内容・評価 | |
概要 | 英語のリーディングスピードを上げる為の基礎知識・テクニックを掲載 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (5.0) ※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
対象 | リーディングが特に苦手な人 |
期待できる効果 | スピードリーディングの基礎知識を習得 |
先ほど紹介したもの同様、英文速読に関するヒントがたくさん載っている本ですが、1冊目よりやや易しめの内容となっています。
さらに電子書籍に抵抗が無い方であればKindle Unlimitedに加入して無料で読む事ができます。
関連 Kindle Unlimitedは英語学習に100%活用すべき|洋書を読み漁ろう!

Speed Reading: Learn How to Read and Understand Faster in Just 2 hours
最後に紹介するのはAmazonのSpeed Reading分野の中でベストセラーを獲得している鉄板の書籍です。
内容・評価 | |
概要 | 段階を追って速読に関するヒントを紹介 |
おすすめ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (5.0) ※Kindle Unlimitedの読み放題対象 |
対象 | 英文速読のテクニックをサクッと読みたい方 |
期待できる効果 | 少し違った視点で速読テクニックを習得 |
Amazon.comにてベストセラーを獲得している書籍なので、間違いのない書籍です。
長い本ではないのでサクッと読む事ができるのが非常におすすめな点です。
先ほどの書籍同様、Kindle Unlimitedに加入すれば無料で読む事ができます。
関連 Kindle Unlimitedは英語学習に100%活用すべき|洋書を読み漁ろう!
また、どうしても日本語の書籍を使いたいという方にはこちらの本がおすすめですが、英検1級レベルの方にとっては物足りない内容となっています。
パート4のインタビュー問題に特化した対策法
インタビュー形式問題の対策では
- インタビュー形式の英語に慣れて
- インタビューがどのように英語では進んでいき
- どのような表現が使われ
- どのように聞けば自分の中で情報が整理できるのか
このような対策法であるべきです。
インタビューを毎日1個ずつでもいいから聞く事でインタビュー内容を自分の中で整理する力が必ず培われます。
YouTubeでインタビュー動画を探して音声だけで聞くのも良いのですが、一番おすすめなのが月間英語学習雑誌の「イングリッシュジャーナル」です。
英語学習者向けの雑誌なのでスクリプトも揃っていますし、テレビインタビューのようにハプニングも無く聞きやすい解説も付いているのでこの英検1級インタビュー形式問題にうってつけと言えます。

最後はもちろん過去問で追い込む
受験するのは英検1級ですから、最後は必ず過去問を使って追い込みをかけましょう。
過去問での対策は避ける事ができません。
問題集も良いのですが、やはり最後は実際のレベルで問題を解くことが必要になります。

英検1級リスニング対策におすすめの問題集
過去問などの総合対策書を除いてリスニングに特化した問題集ではこちらの2つをおすすめしています。
最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇
内容・評価 | |
概要 | ジャパンタイムズ出版のリスニング特化問題集 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | リスニングに特化して対策をしたい |
期待できる効果 | 1級のリスニング形式に慣れてスコアアップを狙う |
まずおすすめしたいリスニング問題集の1つがこちらの「最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇」です。
基本的にこれまで旺文社の問題集をおすすめしてきましたが、1級のリスニング問題集に限ってはこちらの書籍もかなりおすすめできる内容です。
一方紹介する2冊間で大きな違いはありませんので、好きな方を選んでいただいて全く問題ありません。
英検1級リスニング問題150
内容・評価 | |
概要 | 旺文社出版のリスニング特化問題集 |
おすすめ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | リスニングに特化して対策をしたい |
期待できる効果 | 1級のリスニング形式に慣れてスコアアップを狙う |
こちらも英検1級のリスニングに特化した問題集です。
重複なりますがこの2冊に大きな違いはないので、旺文社の問題集に慣れている人はこちらを使っていく方向でいいのかなと思います。
英検1級対策全体でおすすめしているすべての教材や問題集、参考書はこちらの記事で徹底解説しています。
関連 英検1級の解決策!合格した私がおすすめしたいイチオシの参考書・問題集12選
総合的に1級を対策できるオンライン英会話がない…どうすればいい?
オンライン英会話で試験対策を行う人も多いかと思いますが、英検1級に限って言えば対策を提供しているオンライン英会話はほとんどありません。
1級レッスンがない理由
- 受験者数が他の級より少なくニーズが小さいため
- レベルが高すぎて非ネイティブ講師の場合レッスンを行えない可能性があるため
- 合格者が一握りなので教え方を知っている人が少ないため
実際準1級まで英検対策レッスンを提供していた大手オンライン英会話サービスもすべて準1級止まりで、1級レッスンを提供しているサービスはありません。
そこで私がおすすめしたいオンライン英会話は「数多くの子供を英検1級に合格させた実績」がある完全オーダーメイド授業を行うネイティブオンライン英会話サービスであるELT英会話です。
実際に私も受講した事がありますし、代表者の方ともお話をさせていただいた事もありますが、試験対策の内容とクオリティは他社を凌駕していると言っても差し支えないレベル。
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ELT英会話の評判は?実際に受講した私がIELTS対策で業界最高であると思う理由
- 英検1級の指導経験あり
- 講師は全員ロンドン在住かつ有資格のイギリス人
- 1レッスン50分・担任制
- 語学学校として35年以上の歴史
- 無料体験はたっぷり40分
- 他社と比較すると値段が高め
- 24時間可能なレッスン体系ではない
質や内容を見れば値段設定は納得以上ですが、他のオンライン英会話と比較すると高めの設定なのは否めません。
無料体験時には日本人カウンセラーの方と今後の目標や苦手分野、課題など細かく相談ができるので、まずは無料体験をしてみる事を私はおすすめします。
特におすすめできる人
- 英検1級の対策はもちろん自分だけに合ったレッスンを継続したい
- 安心できる間違いのないイギリス人講師に教えてもらいたい
- 苦手分野や課題を徹底的に矯正してほしい