偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、TOEICは930点を持っている、ライフタイムラーナー管理人のJINです。
結論をいうと、目的なくやるのはあまりオススメしません
イギリスの大学を卒業したTOEIC 930点の筆者がTOEICのメリットや受ける意味について徹底解説!
高得点を取った時に手に入れられるメリットから、目的なしではあまりお勧めしない理由まで、まとめてわかりやすくご紹介します。
TOEICの受験を考えている方に、とくに読んでほしい内容です。
TOEICをこれからはじめようと思っている方、そしてTOEICをなんとなく勉強しているもののイマイチやっている勉強する理由が見えなくなってきてしまった方、「TOEICのメリット」を理解しているでしょうか?
たしかにTOEICは英検と同じくらい、年齢層によっては英検以上の認知がされているかもしれないテストです。
- 便利そうだから
- みんながやっているから
- 一番英語に役立ちそうだから
このようなあやふやな状態で勉強している人も少なくないです。
しかし、TOEICにはメリットがある一方でデメリットも存在します
今回の記事では、TOEICのメリットとデメリットにフォーカスして徹底解説していきます。
- TOEICが自分に合っているのか理解できる
- デメリットも知れる
- 何点を目標にすればいいのかわかる
とりあえずみんなやってるから私も受ける!
もちろん受けるのはいいけど、何のために受けるのか目的はあるの?
「TOEICを誰かに教えてもらいたい・・・」
TOEICコースを提供するオンライン英会話が少ないのは事実・・・
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そもそもTOEICってどんなテスト?
まずはTOEICがどんなテストなのかを簡単にわかりやすく解説します。
TOEICテストとは?
TOEICとはTest of English for International Communicationの略で、英語によるコミュニケーション能力を評価・測定するためのテストです。
アメリカの非営利テスト開発機関ETSが開発および制作をしており、世界共通の英語テストとして認知されています。
TOEICテストには実はいくつか種類がありますが、日本でもっとも有名なのはTOEIC Listening & Reading Test
場合によっては省略してTOEIC L & Rと表記されることもあります。
一般的に日本国内で「TOEIC」といえばこのテストを指すことがほとんどです(認知は低いもののスピーキングとライティングのみを問うTOEIC SWというテストもあります)
また、日本では英語力を図るための基準となるテストとして大変認知度が高く、
- 大学受験や留学の際の評価項目として用いられている
- 就職や昇進など、ビジネスの場でアピールポイントとして利用できる
大きなメリットが数多く存在しています。
TOEIC 900点越えについては、以下の記事でまとめて紹介しています。
次の項では「TOEICの概要」を超シンプルにまとめて紹介します。
TOEICテストの概要
TOEICについてのポイントをまとめると、次のような感じです。
- 問題数:200問 (Listening 100問/ Reading 100問)
- 試験時間:2時間 (Listening 45分/Reading 75分)
- 結果:10~990点のスコア換算 (Listening 495点満点/ Reading 495点満点)
- 解答形式:4択のマークシート方式 (Part2のみ3択問題)
- 試験日程:年に10回開催 (基本は2、8月以外の毎月開催)
- 試験会場:全国およそ80都市
- 受験者数:毎年約250万人(企業などの団体受験を含む)
- 受験料:6,490円(税込) 申し込みはインターネットまたはコンビニ端末で可能
- 結果:試験日から原則30日以内に郵送(申し込み時に希望すればインターネットでの確認も可)
非常に簡素的ではありますが、これでTOEICの概要を理解していただけたでしょう。
とくに大きなポイントとしては
- ListeningとReadingの問題のみで構成されたテストであること
- 合格・不合格ではなく990点を満点とした5点刻みのスコアで結果が出ること
以上が挙げられます。
2020年4月から公開テストの受験料が改定となりました
次の項ではテスト内のセクションごとの詳細を確認していきましょう!
TOEICリスニングテストの問題内容
TOEICのテストはListeningセクションから始まります。
制限時間は45分間です。
Listening Part | 内容 | 問題数 |
---|---|---|
1. 写真描写問題 | 1枚の写真について4つの説明文を聞き、正しく描写している選択肢を選ぶ | 6問 |
2. 応答問題 | ひとつの発言または質問を聞き、後に続く3つの応答から適切な選択肢を選ぶ | 25問 |
3. 会話問題 | 2~3人の会話を聞き、会話内容や図に基づいて適切な選択肢を選ぶ | 39問 |
4. 説明文問題 | アナウンスやナレーション形式の問題を聴き、設問に対して適切な選択肢を選ぶ | 30問 |
また、Listeningパートの注意点として以下のことを押さえておくといいでしょう。
- 会話・問題文はどの設問も1度しか放送されない
- パートごとの説明が事前に放送されるが、解答用紙にもすべて英語で書かれている
放送が一度ずつしかないので、必要な情報を聞き逃さないことがとても大切です。
説明文もすべて英語で書かれているのではじめて受験する際は慌ててしまいがちですから、先に各パートの問題形式をチェックしておくと気持ちに余裕が出来ますよ!
より詳しいTOEICリスニングの情報(対策・勉強法・参考書など)は以下の記事でご確認ください。
次の項ではTOEICリーディングの詳細を見ていきましょう。
TOEICリーディングテストの問題内容
Listeningセクションの次にReadingセクションを受けることとなります。
制限時間は75分です。
Reading Part | 内容 | 問題数 |
---|---|---|
5. 短文穴埋め問題 | 短文の空欄に当てはまるもっとも適切な選択肢を選ぶ (主に単語のみ) | 30問 |
6. 長文穴埋め問題 | 長文の空欄に当てはまるもっとも適切な選択肢を選ぶ (単語、句、文など) | 16問 |
7. ひとつの文章複数の文章 | さまざまな形式の文章(チャットやe-mail、広告など)を読み、設問に解答する。3つの関連文章を読んで解答する問題も含まれる | 29問25問 |
Readingパートの注意点としては、以下のことを押さえておくといいでしょう。
- Part7には2つの問題形式があり、総問題数も多い
- 全体的にスピード感の要求されるセクションである
Listeningに比べると解答時間は長いですが、情報量が多いためスピード感の求められるセクションです。
それぞれ問題形式や設問数などが異なるので、パートごとに適切な対策を行うことが大切になってきます
より詳しいTOEICリーディングの情報(対策・勉強法・参考書など)は以下の記事でご確認ください。
TOEIC初心者が注意すべき点
もうひとつTOEIC初心者さんが知っておくべきポイントとして、2016年5月に実施された出題形式の改定が挙げられます。
改定により、TOEIC各パートの問題数や出題形式に変更点が発生しました。
- 各パートの問題数の増減
- 新形式問題の設置(Part7のチャット形式や3つの関連文章など)
上記の理由から、いざ「TOEICの勉強をはじめよう!」と決心したら必ず新形式にテストに対応した参考書を使用するようにしましょう(使用されている単語に変化はないので、単語帳に関しては問題ありません)
TOEICのメリットと高得点を取ることで得られる利点
ここでは客観的に見たTOEICのメリットを解説します。
就職活動で有利になる
まずは大学生なら気になる就活についてです。
近年ではビジネスの場でも国際化が急速に進み、国内企業でも学生の英語力を重視して採用活動を行うところが増えている
こちらはTOEIC公式HPに掲載のTOEIC採用・導入を行っている企業や団体の一覧表です。
業種 | |
金融 | 株式会社三菱UFJ銀行 |
株式会社三井住友銀行 | |
電機 | ソニー株式会社 |
株式会社デンソー | |
パナソニックグループ | |
車両 | トヨタ自動車株式会社 |
日産自動車株式会社 | |
サービス | Yahoo株式会社 |
楽天株式会社 |
有名企業がズラリと並んでいますよね。
グローバル化をより視野に入れている企業であればあるほど、TOEICの重要性を理解し積極的に導入していることがわかります。
また、TOEIC Programを導入している企業の約半数が「採用活動においてTOEICスコアを採用時の判断材料としている」と回答
企業としては履歴書に記載されている情報を頼りに学生を採用する必要があります。
TOEICスコアを保有しているだけでも、企業によっては他の学生より優位に就職活動を進められる可能性も無いわけではありません。
就活を控えた学生の中には「TOEICは何点から履歴書に書いていいの?」と悩む人もいるでしょう
具体的に企業側が求めるTOEICスコアについてはTOEIC公式HPで以下のように公表されています。
- 新入社員…425~645点 (平均535点)
- 海外部門の社員…570~810点 (平均690点)
(※引用元:TOEIC公式HP 「企業・団体での導入事例」)
新卒の大学生であれば、最低でも500点前後を保有していることが理想的です。
とはいえ、点数がが問われるのが外資高ければ高いほど利点も大きいので、就活までに自分のベストスコアを達成できるように頑張りましょう!
ちなみに「英語を使う仕事でなければTOEICなんて受けても意味がない!」と考えるのは大きな間違いです。
どんな職業を選ぶにしてもスコアがあるに越したことはありませんし、将来転職活動を行う際の選択肢も広がります
転職や昇進で有利になる
TOEICで高スコアを保有していると、就職活動だけでなく転職や昇進でも利点になる場合があります。
実際、求人サイトを見てみると「応募条件:TOEIC〇〇点以上」という条件を掲載している場合もあります。
とくに、英語を使用する職種への転職を考える場合には、必ず履歴書に書けるレベルのTOEICスコアを保有しておくのがベスト
たとえば 、企業における社内翻訳家であれば「実務経験3年以上、またはTOEIC800点」など実務経験がなくてもTOEICのスコア次第で採用してもらえる可能性があります!
- グローバル化が進んでいる企業
- 英語を専門的に使う仕事 (海外赴任を含む)
- 外資系などの国際的な企業
中でも即戦力として、高い英語力が問われるのが外資系企業です。
たとえば 有名企業のP&Gでは、中途採用ポジションへの応募資格として次のTOEICスコアを挙げています。
P&G 中途採用 応募要件 (アシスタントブランドマネージャー)
TOEIC800点以上 (もしくは同等の英語でのコミュニケーション能力をお持ちの方)
(※引用元:P&G Recruiting Info 中途採用 )
以上の実例からも、外資系企業への転職を考えるのであればTOEIC800点がひとつの目安となることがわかります。
また、社内での昇進や昇格においてもTOEICは判断材料として扱われています
業種 | 昇進・昇格の要件 |
E社/情報通信・通信サービス | ・係長、主任へは500点が必要 ・課長へは600点が必要 ・部長以上へは720点が必要 |
課長や部長などの上級職になれば、当然要求されるTOEICスコアも自然と上がります。
将来のチャンスを広げる意味でも、若いうちから意識的にTOEICスコアを高めていくことがポイントになります!
給料や待遇がアップする
企業によっては福利厚生においてTOEICスコアが利点として扱われている場合も少なくありません。
TOEIC公式HPによれば「企業の約3割がTOEICスコアに応じ報奨金や資格手当を設けている」とされています。
(※引用元:TOEIC公式HP「報奨金・資格手当の基準」)
具体的な基準としては「TOEIC730点以上で10万円」など、企業によって対象スコアも金額もさまざま
詳細は入社後にわかることが多いので、新入社員の人などはぜひチェックするようにしてみてください!
周りから一目置かれる存在になれる
TOEICは日本でもっとも人気のある英語資格のひとつです。
英語にあまり興味のない人でも、TOEICの知名度やレベルくらいは知っている場合が多いです。
「TOEIC高得点=英語ができる人!」というのが世間一般の認識ですので、TOEICを持っているだけでも周りの評価は変わります
それと同時に相乗効果で自分の英語にも自信が持てるようになるのも嬉しいポイントです。
気持ち的な部分の大きい利点ではありますが、ぜひTOEICで高得点を獲得し優越感に浸ってみてください!
ここまでTOEICの利点についてご紹介してきましたが、デメリットについて知っておくことも大切ですよね。
次の項目では意外と知られていないTOEICのデメリットについてご紹介します!
意外と知られていないTOEICのデメリット
次はあまり語られないTOEICのデメリットをリアルに解説します。
英語がペラペラにはならない
残念ながらTOEICだけを受け続けても英語が完璧に話せるようにはなりません。
理由はTOEICテストの構成にあります。
- リスニングとリーディングの問題のみ
- 全問マーク式での解答
以上の点から、TOEICでは英語で書く、話すといったスキルを伸ばすことは困難です。
また解答はマーク方式ですので、「適当にマークしたら正解できちゃった…」なんてことも当然起こる
本物の英語力を身につけたいのであれば、TOEICに加えて4技能すべてを上達させる必要があります。
TOEICは、あくまで英語学習の通過点と捉える方が無難。
ちなみに、TOEICには「TOEIC Speaking & Writing Tests」という種類もあるので同時に行えばTOEICも本質的に意義も大きくなります。
TOEIC SWはスピーキングとライティングの能力を測定できるテストで、国内企業でも徐々に知名度が高まってきています
使われる単語の種類が限られている
TOEICで出題される英文や単語は、ビジネス関連のものがとても多いです(ビジネス関連と言ってもそこまで高いレベルの語彙は出てきません)
そこにプラスして日常生活で使える表現や英語力が試されます。
一方、学術的でアカデミックな英語に関しては問われません
英語表現や単語は、使用される場面やシチュエーションによって大きく変化します。
どんな場面にも対応できる英語力を獲得するには、基礎ビジネス英語中心のTOEICだけでは少々物足りない感じがするのも事実です。
総合的な英語力を伸ばしたいのであれば、他の資格を受けたり積極的に行動することが大切です!
受験費用が高い
TOEICは一度の受験に7,810円(税込)かかります。
決して安いとは言えないお値段ですよね。
TOEICは年に何回受けても自由ですが、受験の度に同じ金額を支払うことになるのは経済的負担に繋がります。
ムダな出費を避けるためにも、効率的に学習を進め少ない回数で目標スコアが達成できるといいですね!
TOEIC受験料や割引制度については、別の記事で詳しく紹介しています。
総括するとメリットは主に「広く使われていて高スコアを持っていればさまざまな場面で役に立つ」という点、デメリットは主に「TOEICだけでは英語力が上がる訳でも英語が総合的にできるようになるわけではない」です。
高スコアで無ければメリットが無いのは前提です。
次はTOEICのスコアと英語力、実用性の関係を紹介します。
【TOEICスコア別】日常やビジネスの場で出来る事
一体どれくらいの点数を取れたらどれくらいの英語レベルだと胸を張って言えるのか、日常会話やビジネスの場ではどのようなことが英語でできるようになるのか、そんなところをスコア別の目安として紹介していきます。
TOEICスコア(点数)が400点以下
- TOEICスコア10点~400点の英語レベルは基本的に中学校卒業レベルの英語力以下となります。
- 一般的にTOEIC400点ちょうどで英検3級(中学校卒業レベル)と同じようなレベルと言われています。
400点が大体英検3級レベルと考えると、普通の中学生が日常会話で出来ることと変わりないということです。
リスニングではゆっくり話してもらっても断片的にしか理解できず、スピーキングもジェスチャーを通して、やっと断片的に理解してもらえるかしてもらえないかの間。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
厳しいことをいうとまだTOEIC攻略のスタートラインにも立てていないレベルとも言えるわね
TOEICスコア(点数)が405点~500点
- TOEICスコア405点~500点のレベルはざっくりいうと普通の高校生1年、2年レベルの英語力と言えます。
- 英検で見てみると準2級(高校中級レベル)がこのスコア帯に属しており、500点であれば英検準2級よりも若干レベルが高いでしょう。
405点~500点レベルでは、単語の羅列を駆使して、最低限のコミュニケーションを行うことができる。
また、英語の標識などをみて、なんとなく意味を理解したりすることもできるでしょう。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
英語初心者にとってはまずここが目指すべきスタートラインと言えるわね
TOEICスコア(点数)が505点~600点
- 英検では2級と同等レベルと言われており、つまりはここが高校卒業までに習う英語を理解していると言った立ち位置でしょう。
- 505点~600点レベルから、英語でなんとなく考えることを話せるようになったり、理解できるようになったりします。
ブロークンイングリッシュながらある程度アイデアを伝えたり、相手の話す英語が徐々にわかるようになってきます。
また、基礎中の基礎の英単語は理解できているレベルです。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
ここまでこれば後は頑張り次第でどんどん伸びて行くわ!
TOEICスコア(点数)が605点~700点
- レベル的には英検2級よりは高く、英検準1級よりは低いと言った英語レベル。
- 「英語がある程度できます」と言えるようになる一歩手前のような段階です。
場面や状況によっては、ある程度スラスラ自分の言いたいことを表現できたり、相手の言っていることを自分の知っている単語やフレーズであれば理解できるようになります。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
英語が少し使えるようになる一歩手前といった所ね!
TOEIC600点のレベル感や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEICスコア(点数)が705点~800点
- 英検と比較すると準1級より少し低いくらいのレベルで、ここまできてはじめて少しだけ「英語ができる」と言えるようなレベルに突入します。
- しかしネイティブに近いレベルかと言ったらまったくそうではありません。
日常生活ではある程度困る状況や場面が減ってきて、自分の言いたいことを何とか文を作って言えるようなレベルです。
また、リスニングもコツを掴んで聞き取れるようになる場面が多くなります。
多くの外資企業におけるTOEICスコアの足きりが700点と言われています。
ここからやっとスコアを有効活用できるようになるわ!
TOEICスコア(点数)が805点~900点
- 805点~900点レベルは英検準1級と同等、または800点後半であれば英検準1級よりも若干高いレベルの英語力になります。
- ここが英語上級レベルの入り口と言ってもいいかもしれません。
スピーキングもリスニングも長文で発信および理解できるようになる人が多いです。
完璧とは遠いものの言いたいことを自分の言葉できちんということができ、相手の言っていることの多くを理解し、理解できない単語などがあった場合でも意味を汲み取れる。
ここから「英語が自分の強み」と言えるようになり、就労の際の足きり対象となることもほとんどないでしょう。
ここから「英語が自分の強み」と言えるようになる入口かしら!
TOEIC800点のレベル感や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEICスコア(点数)が905点~990点
- 英検と比較すると英検1級レベルになるものの、ここまで来るとテストの性質や内容のレベルが違うので、TOEIC900点以上だから英検1級を取れるかと言ったらそうではない(逆も然り)
- リーディング、リスニングにおいてより複雑な問題を解くことができる
- また、900点越えたからと言ってネイティブレベルかと言ったら決してそうではない
理論的にはかなり高度なレベルの英語を操り会話を行うことができ、リスニングでも相手の言っていることがほぼ理解できるようになる。
また、リスニングもコツを掴んで聞き取れるようになる場面が多くなります。
企業からしたらかなり希少な人材であり、英語を使う仕事の選択肢も広がる。
就活生としては資格として誇れるレベル。
TOEIC900点以降のレベル感や対策については、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEICスコア(点数)で気をつけるべき事
ここまでTOEICの点数帯ごとにある程度のレベル解説をしてきましたが、ここで気を付けておきたいのはTOEICというテストは基本的にリーディング、リスニングの2つの技能しか問われず、アウトプット能力が評価されない点です。
仮にTOEICで990点満点を取ったからと言ってネイティブレベルであるというのは間違いで、満点獲得者でも会話やライティングはそこまでできないという人も実際にいます
実務能力を問うものでもないので、TOEICテストのみに特化して勉強すれば意外と点数は簡単に伸びます。
しかし、逆に元々英語力があった人が勉強せずにTOEICテストを受けて、低い得点になるというパターンはまずありません。
TOEICスコアというのはあくまである程度不完全な指標であるという点には注意が必要です
※今回のレベル解説はあくまでイメージです
※※特定点数をとったら必ず上記のことができるというものではありません
TOEICスコア(点数)が400点以下
- TOEICスコア10点~400点の英語レベルは基本的に中学校卒業レベルの英語力以下となります。
- 一般的にTOEIC400点ちょうどで英検3級(中学校卒業レベル)と同じようなレベルと言われています。
関連記事:英検3級のレベル「中学卒業程度」に秘められた難易度|TOEICでいうと何点?
400点が大体英検3級レベルである点を考えると、普通の中学生が日常会話で出来ることとさほど変わりないということです。
リスニングではゆっくり話してもらっても断片的にしか理解できず、スピーキングもジェスチャーを通してやっと断片的に理解してもらえるくらい。
ビジネスではまだ英語が使えないレベルです。
厳しいことをいうとまだTOEIC攻略のスタートラインにも立てていないレベルとも言えるわね
独学できる気がしない!すぐサボってしまう人はどうすればいい?
ここまでは、ほぼ独学で行う対策を紹介しました。
独学はキホンすべてひとりで根気よくコツコツやらなければならない
費用を最小限に抑えて対策したいのであれば、独学が一番なのは変わりません。
しかし、独学というのは自宅で筋トレ器具を買ってトレーニングするようなもので、続ける難易度が高く、やめたくなる瞬間は毎日襲ってきます。
- 「本当に自分ではどうしようもなさそう」
- 「自分だけだと何をすればいいか一切わからない」
- 「先生的な存在がいないとサボってしまう」
このようなタイプの方も多いのではないでしょうか?
私も学生時代そういうタイプだったので、気持ちは痛いくらいわかりますし、そのことについて自分を責める必要もありません
ただし、その状況で何もやらない場合、当たり前ですがスコアアップの確率はかなり低いのも事実なんです。
「じゃあどうしたらいい!?」
そこでオススメなのが、とにかく格安でTOEIC対策ができるQQ English!
最大の特徴は、3種類のカリキュラムが組まれている点。
L&Rだけでなく、S&W、そしてボキャブラリーカリキュラムも搭載!
目的に合ったカリキュラムに沿って学べるのがメリット!
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ただし、レベル対象はすでに550点以上もっているユーザー
なので、すでに550点以上をもっていて、700点、800点を目指していきたい方にはとくにオススメできます!
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クレジットカード情報を入力せずにレッスンを2回も無料で受けられるので、受けてみない方が損です。
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また、TOEIC対策だけでなく英会話と並行してオンラインで学びたい方のために、オススメのオンライン英会話サービスをランキングでまとめました。
ひとりでの勉強モチベーションを維持しづらいと感じる方は、以上のようなオンライン英会話と並行して独学を進めると、学習効率も将来的な英語力も大幅にアップできます!
「ただ、どうしても人間相手とレッスンをしたくない」
そんな方に最後オススメしたいのが、国内TOEIC対策アプリナンバーワンのスタディサプリのTOEIC版です。
ただし、スタディサプリは教えてもらうものではなく、学習をさらに効率化させるような教材です
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TOEIC対策コースのシャドーイングは、率直にスゴイです!UberEatsがはじめて登場したときくらいの、衝撃的な便利さがあります。
TOEICのスコアアップ(とくにリスニング)を目指している人は、有料ながらマストアイテム。
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スタディサプリに関しては、レビュー記事を書いたので、気になる方はぜひ読んでからご検討ください。
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